2003年5月31日〜6月1日。Cyber-shot F717、DiMAGE F100、Exilim S1。
Cyber-shotマクロ
すべて絞り開放、テレ端マクロ、3cmくらいのごく接写。どちらもほどよく被写界を浅くできている。そのほかネコ写真が作例。
Exilimを写した構図:Exilim機能紹介サイトを漁っているときに皆がこう撮影していたので、つい。テレ端の描画歪みがカッコよく見える1枚。
Cyber-shot|DiMAGE|Exilim
Exilimは色飽和している(これはしょうがない)。葉・バイクボディともに確認されたし。
葉を見ると、Cyber-shotは輪郭強調が強め。DiMAGEは微妙に暗いが、金属光沢の出方が好き(とくに前輪)。もっとも、両機種ともとくに極端というほどでもないので、たんに慣れの問題かも。
Cyber-shot|Exilim
Cyber-shotはワイド端でも開放F2.4。望遠手持ちでも十分撮れる(ISO100、f2.4、1/13s)。夕景の色再現も十分。
Exilimは開いても1/4sまで。夕景〜夜景で正しい色は出ないが、このカメラはそんなことを求める機種じゃない。このように意外な結果(現実よりも明るすぎ)のキレイな絵が撮れることがあるから儲けものだ。下半分は電灯の緑をモロにカブっているが、空には影響なし。
Cyber-shotノーマル|緑抜き|DiMAGE|Cyber-shot赤外線
Cyber-shotはシャッター時間が1/25を超えると強制的にノイズリダクションが入る。のっぺりした感じになる…が、想像したほど極端ではない。ノーマルのままだと微妙に蛍光灯の緑をカブっているので、抜いたものと比較されたし。−−exifデータを無くした。たぶんf2.0の1s、ISO100。
DiMAGEはまったく無補正。青が綺麗で、このほうが夜景っぽい。ISO100、f2.8、s1.5s。
Cyber-shot|DiMAGE
Cyber-shot f2.0 1/500s。DiAMGE F2.8、1/250s。印象として正しいのはDiMAGE。Cyber-shotは明るすぎ。ただし、いろんな色を潰さずにちゃんと描画しているのはCyber-shotのほう。暗く取りたければEV補正すればいい…ともいえる。
全般に、Cyber-shotは標準のままだと明るくクッキリハッキリ写りすぎる。微妙な色も変えられ気味(薄紫→白、赤紫→青紫、深緑→黄緑、etc)。そのクセは把握しておく必要がある。微妙な色は潰れる。−−いまの私は常にシャープネス-1。常にEV補正(状況調整)。
追記6月15日:輪郭強調が強すぎで、ネコだと毛が妙に目立つ。気に入らない。
誰が撮影しても、どこで、何を対象に、どんな光状態で撮影しても、だいたい同じ絵が出てくる。場所も対象も違うのに、だ。すんごい不思議。昼に撮ろうが、夕焼け時に撮ろうが。白猫を撮ろうが黒猫を撮ろうが。
それ自体はカメラの特徴だと考えてもいいとして。これを「素晴らしきオート調整機能」を是とするべきか、状況・人間の気持ちを無視した蛮行と考えるか。
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