春の正午。大漁。
毎春、このビルの前は数色のツツジで綺麗に埋まる。−−まだちょっと早かった。
ネコの世界では高いところに登ったネコほど偉いので、今日の彼は見事な落ちつきっぷり。
(注:彼の毛がいまだに長いのは、たぶん自分で処理できなくなったためだろう。老化が原因。)(ネコは、自分で毛を舐めて毛を抜く。舐めた毛玉は、あとで反芻して吐き出す。この吐き出す作業はかなり体力を消耗する。これができなくなると、環境変化に対応できず、また毛についた虫も処理できず、だんだんと弱って、ついには氏に至る。)(飼われているネコならば、人間が変わりに毛づくろいすることで生命力を回復させられる。ネコは大事に。)
綺麗な紫のしだれ。藤だっけ?(私、観賞植物はとんとわからん)。香りも甘くて心地よい。
オレンジと白の縞の子猫。入り口脇のブロック区画の内側で出会う。あまりのキュートさにしばらく足を止めていたら、こちらに寄ってくるではないか。あとはなすがままに遊ばれる。噛まれ、ひっかかれ、いいかんじ。
これで帰ろうとしたら、道路までついてきた。「もうちょっと遊べ」ということらしい。立っていたら、ズボンに頭をすり寄せ。においつけ「俺のもの」マーキングだ。少し遊んでやる。毛づくろいやマッサージには興味ないようで、とにかく「動くものを出せ」「噛ませろ」「ひっかかせろ」一本槍だった。若いねえ。
背景のぼかしかたがいい感じ(自画自賛)。auto focusのデジカメなんで、こういうのが撮りにくいのよ。
猫写真020321も どうぞ。