デジカメを買い換えました。これまではCamedia D-460Zoom。今日からはminolta DiMAGE F100。試し撮りをかねて。
（注：もっとも、最高で400万画素のカメラなのだが、実際には110万画素モードで撮影した。それ以上はデータの無駄使いだ。）
ネコ系のイラスト屋さん《吉沢深雪》（すでにうろ覚え）の直営店で買った陶器のmike。親指サイズ。蛍光灯のスイッチ紐の長さ調整グッズである。D-460Zoomでは、こういう小物（白く、しかも光る）をマクロ撮影するのは無理だった。−−ついでに、jackとしんちゃんも。
いつもどおり元気に鳴き、駆け寄ろうとノビをする。今日は撮影モードのためにマッサージしてあげられないので、寄ってくる前に立ち去る。半端でゴメンな。
［写真ボツ］
実は、対面の家に、別のネコ（お友達くん）がいた。デブより濃い茶色（こげ茶）で、デブより痩せているが、基本的なルックスは類似。いつもいっしょにいるし、血縁なのだろうか。ただ、彼は私になれていないため、カメラを構えたらサっと逃げた。まだ撮影できる場所にいるが、遠慮した。
元の定位置である美容院が改装のため、最近はこちらにいるねえ。暑いためかなんなのか、不機嫌そうにノビている。前身と後ろ身を、ポートレートモードで撮影。後ろ身は、手前のケーブルがぼやけていて、個人的に気持ちよい（意図どおりだから）。ただ、撮影時にピントを足肉球に合わせてしまったのは失敗かも。顔狙いのほうが絵がきれいだったと思う。
あまりに不機嫌そうなので、カメラを仕舞って利き手でマッサージ。だが、室外機からの熱風で私がすぐに辟易する。そそくさと立ち去る。
撮影中、家族連れが後ろを通る。子供が「ネコだよー」と叫ぶ。
いつものことだが、オレンジはじーーーっとしていて動かないなぁ。後ろにシロクロがいることを意識したうえで、背景をボカして撮影。もうちょっとボケて欲しいが、そのためには照度が足りない。
［写真ボツ］
オレンジの不満顔があまりに不憫で、本格的に両手でマッサージ。あいかわらずの小さな頭。そして乱れた毛並み。右肩の傷は酷くなっている。ノラの掟なので病院には連れて行かないが、ここまで情が移った状態でオレンジが死んだら、かなり悲しいだろうな。
唐沢俊一氏（マニア道ライター）が2001年の日記にて、こんなことを述べている。数年の療養寝たきりだった父が死に、1度目の法事を済ませて帰宅したころのことだ。
玄関に入ると、ふとネコが寄ってきた。見て思う。父親が死んだだけでこんなに悲しいのだから、ネコが死んだらどんなに悲しいだろう。
なんてことを思いながらマッサージしていると、見知らぬオバアサンが私を眺めて微笑んでいた。会釈で挨拶をかわす。方南町はこういう街ですな、はい。
手前の道路で、小さなシロクロくん。アゴが黒いのがダンス☆マンみたい。なお、撮影中にオバアサンがやってきて、スルメ足をあげていた。最初の写真は、それを食べている真っ最中だ。（ピントは手前の壁にあっちゃったなあ。）
彼はずっとこちらを睨み付けていた。怖がらせてゴメン。
方南町から中野富士見町圏に少し踏み込んだあたりの中華屋前。晩飯を食べるつもりで行ったのだが、改装工事中。かわりに入り口に かなりでかいネコがいて、ニャーニャーと鳴いて出迎えてくれる。
私は奉仕しようとしゃがみ、手を伸ばしてジっと待つ。するとデカネコは猛スピードで寄ってきて、手のひらに額を付けたかと思うと、そのまま回りこんで背中にカバンにアタックしはじめる。あわてて抑えようと手を回すと、サっと戻っていく。見ると傘立てに体当たりして、そこに身を擦り付けようとして、結局は傘立てを倒してしまった。ほかにも、改装のために外に出したいくつかの荷物に体当たりをかまし続ける。そんなに痒いのか? それとも、こういう性格なのか。工事担当のオッチャンらが笑って見ている。
落ち着いたころを見計らって、ようやく接触成功。定番の首筋からマッサージしてやると、急にトロンとして頭を床に押し付けて固まる。極端なネコだなあ。そのまましばらく、喉・首筋・額そして背中をマッサージ。
そろそろ写真を撮らせてもらおうと手を離すと、これまた急激に荷物にアタックを始めた。いくつか写真に収めたが、どれも動きが激しすぎて像になっていない。
彼は私にかまいもせずに隣の家にまで駆け込み、半開きの玄関でスリスリと背中をかいていた。体もでかいが、ふぐりも大きくたくましい。ノラではこうはいかないだろうなあ。−−そもそもノラはこんなふうには寄ってこないが。
猫写真020721も どうぞ。