群れの中でひときわめだつ、山猫風貌のトラジマ。シッポまでフサフサ。こいつは人を睨みながら近寄ってきて、餌をくれるかどうかしばらく見定める。チェック中は柵を越えてこちらにくるが、くれないと分かるとさっさと戻る。
そういえば、ここのネコとはいまだ直接の接触がない。
会社で撮影。流行っているらしく、3人持っていた。ひさびさにマクロ撮影。
21時ごろ、マンガ喫茶からの帰り道、玲瓏脇の細道を通る。ひさかたぶりにロシアンブルーに遭遇。2m離れた位置でしゃがみこむと、彼女のほうから寄ってくる。私の膝に頭を擦り付けてマーキングしたあと、コテンと引っくり返っておねだりポーズだ。仰向けのまま腕を曲げて上に固定するとは…野良ネコにはありえない行動。たまには人なれた猫もいいもんだ。
一度くらい昼に遭遇したいものだが…考えてみると、土曜日の夜に限定して出会っている気がする。その時間にだけこの街にやってくる人が連れているのか。あのへんの住民の親戚かなにかか?
−−その直後に美人サバトラさんにも会ったが、ほかのネコの臭いをつけているせいか、ちいとも気を向けてくれなんだ。
夕方。自炊する気力がないので、街を徘徊してネコ写真をとりつつ、適当に食事を済ます。空は真っ暗。風は強い。湿気も重い。今にも雷が落ちそう。
普段は行かない釜寺のほうに足を向ける。そこから環七に抜けるよう歩いたところのマンションの駐車場。細い棒を組み合わせて作った円筒(言葉足りず:写真みておくんなまし)の柵が。その上に、2匹のネコがしがみついていた。どちらも首輪あり。
足でしっかりと筒をつかんだ状態で、器用にも全身の毛づくろいをしたり、こちらを気にしたりしている。が、2匹とも人を恐れる感じもなければ、媚びて寄る気配もなし。−−暗いのでシャッター開放時間が長く、ブレ写真ばかりになってしまった。掲載したのは色補正済み。
美人サバトラが不思議そうに上を眺めている。空ではゴロゴロと雷が鳴り始めている。雨よけのあるところに行かないと大変だぜ。
それにしても、シェイプのよいネコだ…
猫写真020728も どうぞ。