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●2002年9月22日(日)実家

/ノラネコ天国/

ひさびさに実家に戻ると、街はノラネコ天国になっていた。

朝10:30、母とともに諏訪神社(氏神)へ。その途中、(1)自宅裏を出てすぐの個人宅で、(2)祖母宅手前の路地で*2、(3)祖母宅脇で、(4)通り過ぎたところの駐車場で*3、合計7匹みた。−−母はアンチネコなので、このときは写真を撮れなかった。残念。

/祖母宅まわり/

11:30と14時に散歩するが、なかなか出会えない。16時・18時の散歩でようやく邂逅。

この祖母宅周りのネコは真にノラのようで、どれも毛並み悪く、人に脅え、すぐ逃げてしまう。6匹見たが、かろうじて絵になったのはコレのみ。−−1枚目を見れば、いかにネコが脅えているか分かる。

祖母宅の前は、かつては沼であり、食用ガエルの成れの果てとザリガニの天国だった。夏はこのカエルの泣き声がうるさくて辛かった。私が中学生のころに埋め立てられ、いまは家2軒+放置荒地だ。−−人が来なくて草だらけの場所なのだから、そりゃネコも棲むわな。

逃げた猫の中には、子猫兄弟もいた。ジャレながら草むらに消える様は、なかなか見ものだった。

余談:2枚目の写真はレタッチの嵐。夕方に手持ち撮影のためにブレブレだった。ここまで見られる状態に修復できるとは思わなかった。)

/飼われネコ@某宅前/

白とオレンジの美麗なネコ。シッポの太さ・長さ・柄が素敵。

この家で飼っているのかどうかは不明。

/東邦ガス社宅の駐車場/

見事なミケ! すでに夕方で暗いため、手持ちでの写真は辛い。地面に据え置いて見上げ撮影を試みる。この2枚目は、非常にうまくいった結果。

脇に白もいたが、据え置き撮影できる位置にいない。手ブレばかりなので割愛。

/田中屋脇/

焼けネコ。はじめはお店の入り口で寝ていたが、カメラを構えたら逃げてしまった。脇の花壇の間で振り返り、こちらの様子を見ている。

:田中屋=駄菓子屋さん。ふとみると、棚はほとんどからで、申し訳程度にポテチが4袋ほど置いてある。それでも営業しているようで、お祭り用のオハギなど「できたて」と張り紙がしてある。商売じゃなくて、昔から付き合いがある近所のひとだけに配るのだろうな。)

/夕景/

夕焼けがきれいだったので、ついでに見てくださいませ。

/考察/

それにしても、私が幼少のときは見なかったはずだ。実家周りに限定すれば、庭に犬がいたから近くに寄ってこなかったのかもしれない。しかし、街にこれだけネコがいれば、いかに当時ネコ好きではなかったとはいえ、記憶に残っているだろう。

いつから変化したのかはわからないが、類推すると、駅前の畑や平屋がつぶされ、マンションが建ってからではないか(10年くらい前)。そこの住民の飼い猫が逃げたり、外で交尾したり…と。根拠は何も無いが、ほかに特に変化のない街なので。

●2002年9月23日(月)

朝9:30には家を出るつもり。それでも8時〜9時に撮影。意地だ。

/実家隣/

そう都合よく出会えるものか…と自信はなかったが、意外にも家を出てすぐ出会った。自宅隣は、おばあさん2人(姉妹?)が住む静かな家。そことウチのあいさの通路に、兄弟らしきトラネコが数匹。写真には3匹しか写っていないが、もっといたと思う。

余談:「あいさ」って名古屋弁なのだろうか。変換しない。間。国語辞典にも載ってないや。)

彼らは非常に臆病で、目をあわさなくても、人間の存在を感知するだけですぐ逃げる。たぶん、実家庭に出没するさいに、母にキツく追われるからだろう。

それなのに、通るたびにこのあたりに1匹はいる。棲んでいるのだろう。母が知ったら半狂乱に怒るだろうなあ。

すこし違う時間帯になると、反対側の通路にもいた。小さなサバトラ。かわいい。

この写真の情景には、思わず《はつこい》などと名づけたくなった。−−古いつくりの木造家屋。土のある小道。奥には桃色の小さな花をつける低木が。そこだけにスポットライト……君がいるから。−−主演は田中麗奈でお願いします。

/田中屋脇/

昨日とは違うネコが…こいつデブだなあ。表情わるいなあ。しっぽ太いなあ。ノッソリだなあ。可愛いなあ(自嘲)。

●2002年9月21日(土)高山

/精肉屋前/

えらく欲望の高まるところにおるネコだな、もし。

白い長毛ネコ。シャムくずれか。飼い猫だろうな。 ヒトにはなれているようだが、寄ってはこない。気高く遠くを見ている。が、店から店員が出てくると、絡まりによっていった。選択眼もありますか。むむむ。


猫写真020918も どうぞ。

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