海の日。夕方。今日は2グループの子猫と遭遇した。そのうちのノラ。
方南公園脇に子猫と親猫が寄り添って寝ている。狂喜して撮影。黒猫が母親。この黒猫は、たしかによくこの場所にいる。数週間前に子猫をチラっとみたが、親子だったか…
Cyber-shot F717 感度ISO 200
当然がなら、起こしてしまった。母親はストンと降り、奥に移動。ポリゴミ箱の脇に別の1匹が。母親はそのあたりに陣取る。室外機にいた子猫のうち、トラのほうはストンと降りて付いていく。白トラのほうが動かない。母親は心配になったのか、特殊な鳴き方をする。子猫を呼ぶ独特の鳴き方。白トラもヨロヨロと動きだす。
母親は私を警戒してシャーッと吼えているが、ジっとしているのが功を奏したか、だんだんと気にしなくなる。2mまでは近寄れる。撮影中にメモリースティック(カメラ付属の32MB)がfullになり困るほど撮影(結局2度満杯になった)。
動き始めてみると、この白トラはかなり活発。軍団を外れて1人で遊ぶ。
そうこうするうちに母親は移動。例の独特鳴きをして残り2匹を呼ぶ。母は子に乳をやりつつ、丹念に毛を舐めてやる。なかなかグッとくる光景。
チビトラも遊びたいようで、機会をみて白トラに飛び掛ろうとする。が、あまり母のそばは離れない。つごう、白トラが1人遊ぶことになる。
軍団は柵の裏側にいるのだが、白トラだけ表に出てしまう。写真のバリエーションが増えるので嬉しいが、事故を思うとこちらがハラハラする。「車・自転車・ヒトなど、ここは危険だよー」といいつつストーカー撮影。
母親が飛び出し、泣き声や体捌きで元に戻そうとするが、すぐまた出て行ってしまうので効果なし。−−母はついでに肛門を舐めてやっていた。こうしないと子猫は大便をもよおさない。
小さいくせに、ジャンプもできる。塀の上にも乗れる。立派だが、危ないので私も協力して柵の中に押し戻す。
子猫は全員顔に病気が出ている。白トラは片目がほとんど潰れているんじゃないかな。写真に写っていない3匹目(白猫)は、まったく動かないほどおとなしいし、顔が妙に腫れて、手足ガリガリ、毛がボサボサ。つらい。
このなかから強く育ってくれる子が残ることを祈る。
いつもの。子猫のあとなので、こうやってドシンと構えている被写体はやりやすいわ。
猫写真030706も どうぞ。