【自己顕示録】


1998年12月


12/31

12/12-21:00(7550:15750)、12/13-14:30(7590:15785)、12/14-20:30(7680:15960)、12/22-23:15(7835:16610)、12/27-17:00(7900:16915)、12/29-18:00(7910:17050)、12/30-00:00(7915:17065)、12/31-9:30(7950:17150)。

結局、12月30日23時45分まで働いたぜ。今日の午前中も、著者にメールを一本おくったぜ。なんだ、このスケジューリングは。うぎー!

/業界日記/

*「破壊メール」自動排除するソフト^^;*

12月28日の[日経産業新聞]より。

マキエンタープライズ、「破壊メール」自動排除するソフト

 【徳島】ソフト開発のマキエンタープライズ(徳島県池田町、野原由紀代社長)は、開封しただけでパソコンのハードディスクを破壊するような電子メールを自動的に排除できるソフトを発売した。同社の従来の迷惑電子メール防止ソフトの機能を大幅に向上させ、メールの文章だけでなく組み込まれたプログラムも解析し、受け手にとって有害なメールの受信を拒否する。

 新たに売り出したのは「Mail GoGoGo(メールゴーゴーゴー)1.1」。今年6月に発売した「Mail GoGoGo」の基本機能に加え、開封時に受け手のパソコンを攻撃するメールや誤って重複して送られてきたメールを排除する機能などを新たに付けた。処理速度も従来の2倍に速め、1秒当たり1本のメールを処理できるようにした。価格は標準パッケージで8800円。[日経産業新聞]

おーう、馬鹿すぎるぜ。なんだよ、「開封しただけでパソコンのハードディスクを破壊するような電子メール」って。そんなもの、存在しないよ。

ただ、MSのメールソフトだと、「メールを読んだだけで、自動的に(いわいる)添付ファイルを開封(?)し、あまつさえ実行する」のは事実。これって、メールが危険なんじゃなくて、MSのメールソフトが危険なんだけどね。

すると、かの「Mail GoGoGo」ってのは、MSメールソフトへのPluginなのかな? 

でも、なんかサーバサイドのプログラムみたいにもよめる。すると、これは「メール検閲」をやってるわけだし、ユーザに無断(?)でスプールからメールを削除しちゃうわけだ。もちろん、そうじゃないかもしれないけど。

そもそも、どういう基準で「危険メール」と判断してるんだろう。たんに「添付ファイルの拡張子がexeだったらカット」とかやってたらどうしよう^-^ 友人に正当なアプリを渡すこともできなくなっちゃう^-^ でも、ひょっとすると、anti virus的な解析をしているかもしれないから、一方的に馬鹿にしちゃあいけないな。

でも、メールが暗号化されてたらどうするんだろうね^-^ 興味津々。


(余談)

WIN版ユードラも、かなりキライ。

やっぱり、winbiffがいいと思う。でも、2.xじゃなくて、1.xね。



いま、多くのシロウトさんはOutlookExpress(OS付録)を使っている。そのちょっとまえは、NetscapeMailを使っていたようだ。知恵のある人はBecky! InternetMailを使うが、いまでもAlMailなどは人気アリ。

Winbiffはいまでも無名。私は、大学時代の先生が使っていたので、ずっとコレを使っている。不便に感じる点もいくつかあるが、いまさら変えられない…−−なぜかなぜかウチの営業部はコレを使っている。不思議だ。

ユードラは、2000年にはフリーになった。ラジオなどでCMまでやってる。「A君のメール、整理されてるねえ」「ユードラなら、自動でやってくれるから、カンタンだよ」「ユードラ?」「メールソフトだよ、フリーだよ」「ねえねえ、他にはどんな機能があんの??」「…オマエもダウンロードしてみれば」。うーむ、イヤなエゴ主張だ。


*MSのMACへの態度^-^*

28 Dec 1998のfj.sys.macのvoid@merope.opus.or.jp (Kusakabe Youichi)さんの記事がすごくすさまじかったので、void氏の許可のもとに転載します。

Newsgroups: fj.sys.mac,fj.os.ms-windows.misc,japan.comp.windows98
From: void@merope.opus.or.jp (Kusakabe Youichi)
Subject: Excel98 again
Followup-To: fj.sys.mac
Organization: Macintosh User Group PLEIADES in opus
Date: Mon, 28 Dec 1998 19:15:41 JST
Message-ID: <1998Dec28.101541.29793@merope.opus.or.jp>

Excel 5.0 (Mac版)で保存したファイルをExcel98で読み込むとき、
どうやらそのブックにマクロが含まれていると、
        Microsoft Visual Basic
        「DLL読み込み時のエラーです。」
というエラーが出てファイルが開けないようです。

マイクロソフトに電話して聞いてみたところ、
やはり知られているトラブルなようです。

「一旦、Windows版のExcel95かExcel97で読み込んで
  Project名を簡単なASCII文字数文字の名前に変更し、
  保存しなおしてから MacのExcel98で開いてください」

とのこと。

Windows版のExcelなんか持ってないぞ!
と思ったのですが、ここで温厚な私は怒ったりせずに、
なんとかWindows版のExcelを起動し、いわれた通りやってみました。

プロジェクト名は別に変更せずとも、ただWindows版のExcel97で読み込んで
終了しなおすだけで、そのエラーは出なくなりました。

これで一安心。

  ヘ_ヘ   ________________________
ミ・・ ミ  void@merope.opus.or.jp
 (  ° )〜            日下部陽一
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なにがどうスサマジイのかを自分の言葉で説明してもよかったんだけど、このオリジナル記事のセンスが好きなので、あえて転載しました。

しかし、MSは「MAC版のOFFICEは、WIN版のトレースではなく、MAC版として独自に力を入れていきます」とか表明したはずなのに、何やってるんだろうねえ。ひでえ会社だなあ(酷いというか、無能というか)。


12/25

/サンタさんが来たよ/

みなさんのところにはサンタさんはきましたか? 私のところには、なんとめずらしくサンタさんがきました。

  1. クリスマスイブの日に帰宅すると、大学時代からの大事な友人(女性)が手紙が届いていた。
  2. クリスマスの日の0:00に、また別の友人(高校時代からの友人、男性、私の尊敬する人間−−彼については、そのうち日記に書こう−−)から電話がかかってきた。

というわけで、サンタさんがプレゼントをくれたのだと信じます。どうも今年は良い子だったみたいだ^-^

毎年書いてるけど、サンタさんは実在するんですよ。ただ、悪い子のところにはやってこないだけで^-^ (「サンタさん、プレイステーション買って」なんていってる子は悪い子でしょう。)(さらに、それをきいて親がこっそりプレイステーションなぞあげちゃった日にゃあ、サンタさんはこないよ。)

「サンタさんはいる。」「クリスマスは家族で過ごすべきだ。」というわけで、原理主義者のすみけんたろうでした。


12/23

/オジン日記:ココロがブサイクじゃイケナイぜ/

23時くらいのことだが、地下鉄に乗っていたとき、目の前で30くらいのブサイクなおねえちゃん二人組みが、まわりをきょろきょろしながら車内つり広告を剥がし始めた。SMAPとジャニーズJRの写っているソレをgetしたいらしい。

二人はそれをgetし、丸めて手に持ったまま、二人で席にかけてニタニタと戦利品について会話していた。

すんげえモラルの欠如だな、と思った。顔がブサイクなだけじゃなく、心までブサイクでは救われないぜ。


12/18

/読書日記:ポケモンの秘密/

本屋に入ったら、欲しいと思っていた本が文庫化or増刷で平台に積んであったので、つい買ってしまった。

*ポケモンの秘密*

ポケモンビジネス研究会著、小学館文庫、1998年6月1日初版。

ポケモンがここまでのヒットにいたった過程を、マーケティング/もの作りの観点からまとめた本。インタビューをもとに構成されている。

たぶん、この本はポケモンをまったく知らないオジサンが読む本なのだろう。私もポケモンについては(ピカチュウの可愛さ以外は)何もしらないオジサン状態だったので、勉強になった^-^「いやー、ポケモンって、ゲームではピカチュウは主役キャラでもなんでもないんだね。しらなかったよ。」

でも、もの作りにかける意欲とかこだわり、戦略のハナシは結構面白いと思う。

(これも、そういうところに勤めていない人間−−シロウト−−の勘違いかも)

*ソニーの法則*

片山修著、小学館文庫、1998年3月初版。

これは完全なインタビュー本。いや、ある種の「偉人伝」かもしれない。あるいは「ソニーに就職したいと考えている学生むけの本」だと捉えてよいかもしれない。しかし、私がまたこれを楽しんで読んでしまった。もの作りにかける意欲とかこだわり、戦略のハナシは面白い^-^

10年かけてモノをつくったり、それをきちんとしたマーケティング戦略を持って売ったりするのって、カッコイイ。あこがれちゃう。こちとら、「3ヶ月で本を作らなきゃいけない、しかも半年しか販売が続かない、あげくにガンガン新刊を出さないと他社にほされちゃう」なんていうコンピュータ出版社だから、世界が違う。

「技術屋の誇り」ってのもカッコイイ。

「これだけの高い周波帯の精密音叉を安定して作れるのは、世界ひろしと言えども私しかいない。」

「私に旋盤を使わせれば、1ミリの狂いも無い型を起こしてみせますよ。」

といっても、僕は技術屋の下地も素質もないから、転職はできない。そういう「自分にでいないこと」にあこがれてないで、ちゃんと「自分に出来ること−今の商売−」についてきちんと実力を付けていかないとイケナイな。(ここで、「今の商売、ほんとに自分に出来るのか??」などと突き詰めていくのは、ブルーになるだけだから、ヤメ。)


12/13

12/6-23:00(7365:15220)、12/7-16:30(7420:15310)、12/8-20:00(7460:15425)、12/11-21:00(7540:15705)、12/12-21:00(7550:15750)。

/ただの日記/

*0*
*1*

MS、win98に2000年問題を認め、パッチを無料リリース。会社の先輩WTNB氏の独白。

MSのOSに、MSのソフトを入れると、動作が不安定になる。これって最低だよね。

トヨタの車に、トヨタ製のオプションをつけたら、車が走らなくなった。なんてことが起こったら、シャレにならないよね。コンピュータのハードだって、「周辺機器は自社のコレを使いなさい。これならば動作保証します。でも、保証しません。」とやってるよね。

MSのOSに、他社製品をいれても、おかしくなることはあまりない。一太郎6をいれたwin95をwin98にアップグレードしても、おかしなことは何も無い。にもかかわらず、office95を入れたwin95をwin98にアップグレードすると、おかしくなる。これって最低だよね。

クリスタルドラゴンの16巻がでた、と教えてもらった。読まなきゃ。

/苦悩 /

僕は結果を出すのを恐れている。けじめを取らなくて済むならばそのほうがよいと思っている。モラトリアムだ。なあなあで過ごせていけるならそれがいいと思っている。判断など人に任せてしまえばいいと思っている。なぜなら、自分でそれを行うのが恐いからだ。最低だ。これでは人間としての価値は最低だ。

自分でやり始めたことには、自分でけじめをつけねば。自分の発案であれば、自分で説明せねば。がんばろう。


12/12

/本屋放浪記/

ひさびさに神保の三省堂へいった。1万5千円も浪費してしまった(ToT)

*淀川さんがらみ*

淀川長治さんの追悼コーナーがあった。立ち読みしたが、どれもこれも愛らしくてたまらない。

悩んだ結果として、マドラ出版(広告批評)の「淀川長治の遺言」のみを購入。未来感、人間感などを語ったインタビュー収録。安っぽい「平等」思想はがっかりだけど、映画/人間への愛情を語る部分は素晴らしいと感じた。1000円。

*Linux/FreeBSDがらみ*

やたらにLinux本がでている。ここまで出して大丈夫なのだろうか。といいながら、自分もPC-UNIXがらみの本を作りつづけるのであった^^; うーむ。

-新刊-

翔泳社から「Window Manager 完全攻略 for Linux」が出ていた。fvwm、同95、qvwm、mlvwm、afterstep、window maker、KDE、enlightenmentを紹介。3400円。購入してじっくり読んでみると、結局はインストールと設定の初歩に始終していることが判明。いまひとつかな。

ソフトバンクからDebian-jpメンバーによるDebian/Linuxインストール本が出ていた。でも、内容はありきたりのインストール本。つまんないぜ。

-既刊-

mycomからでているFreeBSDの本(古いほうのデーモン君が表紙)を薦められたので、内容を確認。なるほど、「booteasyだけのインストール」など、シロウトを脱却しはじめたくらい人間がインストール後に知りたいと思うあたりまでをきちんとまとめられている。つまり、本当のシロウトから脱却したあともしばらく役に立つ本になっている。こういう本を作らなきゃな。

(関係ないけど、現在の可愛いデーモン君は、かの「ほそかわたつみ」先生の画だそうな。)

会社は忘れたが、「Turbo Linuxで始めるプログラミング」があった。こりゃあだめだろうな。内容は、シェルスクリプトからCまで。悪いことはないんだけど、タボリナ入れる人はプログラミングなぞしないと思うよ。コピーは「今のマシンで、立派なプログラム環境を実現できる」とあるが、今やGNU toolsはwin32にもあるのだから(cygwin32)、わざわざLinuxを入れる必要はない。

そういえば、主婦の友社からLinux本が複数でているのだが、内容も酷ければ表紙も情けない。あの会社、大丈夫かな。

(追記2001年1月5日)Linuxバブルは去って、インストール本や入門書は減った。でもLinux本は定期的にでる。ローカスはいまでも元気だ。

*Visual C++6.0がらみ*

秀和からVC++6.0がらみのAPIリファレンスがでていた。ぶあつい。6000円。技術評論社のMFC完全リファレンスとどういう勝負になるだろう。

VC++6.0そのものの本は見当たらない。ソフトバンクから、龍が表紙の入門書がでていた。1冊だけ。どうなってるんだろう。売れないという判断なんだろうか。VCユーザだと、純粋にC++の本を買うんだろうか。(ちなみに、龍の本は、恥ずかしいことにVCで素のウィンドウにPLOTやLINEで絵を描いていた。昔のBASIC本みたいな作りだ。)

(追記2001年1月5日)どっちも売れなかった。。

*アルゴリズムがらみ*

ゆえあってアルゴリズム関係の本をチェック。

JAVAのものは、邦書には無い。洋書にはあった。

言語はともかく、ネタとしてクラシカルなところではエイホやヴィルトのものが代表だろう。が、文章が難しすぎて把握しきれなかった(ToT) しっかし、今のこの本の内容の現実味はどれくらいあるのかな。理論が役に立たなくなることはなくとも、「コンピュータリソースが沢山あるから、劣ったアルゴリズムでも力ずくでやっちゃったほうが楽」なんてことにはならないのかしら。心配。現実との設定を探さなきゃ。

個人的には、CQ出版から出ている「データ構造とアルゴリズム」シリーズ5冊が一番分かりやすかった。もっとも、冷静な判断ではない。なぜなら、大学生の時にこの本でアルゴリズムを勉強したという過去があるからだ^-^ これは単に「お母さんのカレーライスが一番美味しいや」という状態にすぎない。

*Java1.2がらみ*

JAVA関係の洋書は充実している。すでにJFCものも1.2ベースのものも大量にある。もちろん、正式リリースより先に手を出しているわけだ。和書は弱いなあ。

Java1.2のAPIシリーズは、JFCや2Dなど、新規部分のものしか見当たらない。つまり、1.2のcoreのものは見当たらない。ひょっとすると、変更されてないのかな? ちゃんと勉強せずに書店に向かった私がうかつだったのか? 

*宮台がらみ*

宮台真二の新刊がでていた。宮台は嫌いなんだけど、この新刊は本人の顔写真アップを表紙にしたので、「何を考えてるんだろう」と思い、つい手によってしまった。ちなみに、宣伝ポップは上半身裸の宮台だった(ToT)

あいかわらず恥ずかしい内容。「まったり革命はいかにして成就したか」だとさ。「お母さんからの手紙」に答える−−「息子の部屋でえっちな本を見つけてしまいました。どうしたらいいでしょう。」「これを期に、自然に性について語り合えるようにしていくとよいでしょう。“こんなSM、現実にはありえないわよ”などといって、作りものと現実の違いを教えてあげてください、”」と来たもんだ。うひゃあ。

*その他*

企画書の書きかたの本を立ち読み。

必要なのはわかっちゃいるけど、予想部数は調査できない。これじゃいかんと思いつつも、努力の仕方がわからない。だからガキなんだ>自分

経済関係では、「キャッシュフロー」というネタが盛り上がっているらしい。収支管理をいろいろな側面から分析して、真の現状を把握する方法らしい。こちら業界のネタとして取り込めるだろうか。


12/5

/UNIX実験は続く/

何のために実験しているかといえば、WIN出身者向けのUNIX本のネタを探すために実験しているのです。

*XEmacs*

XEmacsを試してみた。Emacs/MuleのGUI対応上位バージョンである。昔のEmacs/Muleでも、X上ではマウスが使えたりツールバーがでたりしたのだが、XEmacsでは根本的なGUI対応が練られている。

驚いたことに、右クリックでポップアップメニューが出る。しかも状況感知型だ。ツールバーに「カット」「ペースト」などのボタンも存在する。メニュー構成も。左端が「File」に変更された(X上Emacsの時は、左端が「Buffer」だった)。あげくに、「File→Open(C-x C-f)」で「ファイルを開く」ダイアログが出るのだ。これなら、Win出身者でも安心して使えるだろう。

また、XEmacsでは画像も表示可能。built-inのw3(Gnuscape Navigator)でも画像表示可能になっている。うーむ、まさに「統合環境」だ。これにくらべたら、IE4.0のシェル統合など子供のようなものだ。−−といっても、IE4.0は「融合、分離不可」であって、XEmacs/Emacsは「連携」だから、中身の自由度はずいぶんちがう。また、OSと統合されているわけじゃないから、使いたくない人は使わないでもokだしね。

しかし、XEmacsはでかい。30MBくらいあったかな? これはMS-WORD95並みだ。たしかに便利だけど、どうなのかなあ。

とかなんとかいいながら、私はコンソール上でjvimを使うのであった。やっぱvi系だよなー(でも、これからのユーザにviをすすめていいのかどうかは分からない)。

*KDE*

KDEも使ってみた。X上で「Win並みの」統合デスクトップ環境を提供するモノである。はっきり言えばWin95クローンで、そっくりのコントロールパネルまである。

でも、これは間違ったモノだと感じた。そこにUNIXの良さはないだろう。fvwm95をいじっても感じるんだが、どうしてこういうモノを作ろうとする輩がいるんだろう。そんなにWin95にあこがれているんだろうか? 

*enlightenment*

enlightenmentは、現存する「もっとも派手な」「もっともいじれる」ウィンドウマネージャ。

昔にPentium75MHzマシンでversion0.9bを使った時は、重くて使い物にならなかった。今回は、Pentium233MHzマシンでversion0.14を使ってみた。defaultの画面がシンプルになったせいもあり、マシンスペックのおかげもあり、ずいぶん快適に使えた。でも、たぶん比較的重いんだろうな^^;

defaultの設定は大きく変更されていた。前よりもこちらのほうが数段面白い。装飾の派手さは抑えるものの、工夫は大きい。たとえば、新しいウィンドウを開くと、それが画面の外から飛んでくるようになっている。ひゅーんとね。エラーメッセージのダイアログは、画面の中心からグルグルと回転しながら登場する。たったそれだけのことだが、使うのが楽しい。

他のthemeも試してみようと思ったのだが、替えかたが分からなかった。helpはLinuxを前提に書いてあるのに、試したマシンはFreeBSDだからな^-^

*xlock*

xlockは、パスワード制御付きスクリーンセーバを呼び出すソフト。スクリーンセーバの種類は、「-mode」指定で変更できる。2種類ほど、とても気に入ったモノがあった。

やっぱ、シロウトさんに進める時は、こういうオモチャが大事だと思う。Win出身者にとってもれば、テキストさえ書ければ、他に余分な機能はイラナイはず。KDEみたいに余分な気を回す必要はない。−−と思う。


(追記2001年1月5日)

このあとGNOMEつーものが出て、Xはさらにデスクトップを目指した。

でも、僕はやっぱりGNOMEもKDEも嫌い。というか、UNIXをデスクトップ用途で使う気にはならない。FreeBSDは大好きだが、メインマシンとは別にインストールし、Winマシンからtelnetで入ってperl処理やらなんやらで使うのが好きだ。viが好きだ。



12/4

/Macだってえばるほど使いやすいシステムじゃない、と思う/

(僕がmacになじめない理由の考察、訂正版)

旧版は、11月7日の【自己顕示録】として記述した。が、まとめ方がうまくなく、意図に反して「Win賛歌」になっている。きちんとした改訂版を書こうと思ったのだが、まとまらないし時間が無い。そのため、まったく別の形の改訂版を用意した。(旧版はHTML文書としてはコメントアウトしてあるので、興味のある人はソースを覗いてください。)

*趣旨*
*比較事例*
マウスのボタンの数について
標準仕様を守らないアプリはいくらでもある





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