【自己顕示録】


1999年8月


08/29

8/23-10:30(14530:36075)、20:30(14570:36135)、8/25-13:45(14630:36250)、8/26-11:30(14655:36325)、21:30(14660:36355)。

/雑記 /

*PC-UNIX書籍チェック *
*今日の悲しい誤変換 *

日替わり定職。


8/22

/物欲日記:PalmOS本、thinkpad240、ついでにe-one/

*WorkPad/PalmOS*

今一番興味があるモノは、WorkPad/PalmOSです。自分自身はPDAってものには関係ない職務(原則は社内にいて、細かいスケジュール管理は必要ない)だし、性格としてもPDAは合わない。しかし、本としてPalmOSプログラム本を立ち上げようと思ってWWWで情報を漁るうちに、WorkPadを欲しくなってしまった。だって、みな楽しそうに使ってるんだもん。知り合いにも使ってるのヒトはいるが、たしかに皆してウキウキして使ってたよなー。うーむ。僕に使いこなせるのか(機能的にじゃなくて、興味をキープできるのかどうか)自信がないのだが、このまま企画が通ったら、それをいいわけにして購入してしまうと思われる。うーむ。

WorkPadには30Jと40J(c3)があって、30Jのほうがメモリも多くて実務的、c3のほうがメモリが少ないけど金属製で手触りがよくて、かつ軽くて薄い。本の意図からすると30Jをターゲットにするべきなのだが、自分ではc3を買ってしまうような気がする。

(うーむ、困った。俺、最近物欲出てきたのかな。)

とりあえず、参考としてオライリーの洋書「Palm Programming」を購入。ちょうど自分が作ろうと考えている内容とダブる。これの翻訳は出ていないのだから、構成立てはしっかりとイイトコドリさせてもらおう^-^

ところで、PalmOSプログラミングの環境として、CodeWarriorをベースにするのとgccをベースにするのと、どちらが正しい選択なのだろう。調査を進めねば。

*thinkpad240、かなり欲しい*

店頭でthinkpad240を触る。キーボードの打ちやすさに驚いた。ノーマルキーボードと同じ感覚で打てる。普段のタッチタイピングで無理なく打てる。ここまでなじむノートは初めて見た。実際には、Altの横に半角/全角キーがあったり、ファンクションキーの間隔が4つごとのまとまりになっていなかったりと、ルックス的には通常のキーとはかなり違う(この辺がIBMらしくない)。でも、実際に触っていると、かなり打ちやすいのだ。ちなみに、VAIOも打ちやすいと言われているし、実際に私も打ちやすいと思った。でも、確実に240のほうが上を行っている。

しかも、240はモバイルセレロン300MHz+HD6G+RAM64で23万円。RAMさえ増設すれば、僕のメインマシンと変わらないスペックだ。これがノートなんだから、恐ろしい時代だ。しかも安いし。

でも、私は235持っている。235から240に乗り換えってのは、なんか中途半端かな。下宿にある535をリプレースするって考えもあるけど、用途としてメール+WWW原稿がき専用マシンだから、こちらは535で十分なんだよなー。うーむ。

それよりもworkpadを買うべきなー。うーむ、悩むよー。

*e-one:でも訴えるのはどうかなー*

秋葉原で、ソーテックのe-oneを見た。例の「iMAC激似のAT互換機」だ。LAOXコンピュータ館のすべての階のエスカレーター脇ショーコーナーに配備されていたのだが、2Fにあがりきるまで私はiMACが置いてあるのだと思っていた。意味を理解したときの衝撃は、ズバリ「こりゃあiMAC似じゃなくて、iMACそのものやんけ」だった。

Appleが訴えてしまう経緯は分かるのだが、でも、実際に訴えちゃうってのはカッコワルイと思う。デザインを意匠登録しているのかな? よくわからんけど。…うーむ、ソーテックがthinkpad激似ノートを出したら、IBMは訴えるかな?

(そういう衝撃は置いておいても、セレロン300MHz(くらい)+HD4G+メモリ64MBで128000円なのだから、ソーテックは安い。価格破壊だなー。)


8/21

8/12-17:00(14280:35430)、8/16-9:00(14385:35645)、21:00(14410:35695)、 8/17-21:00(14440:35760)、8/19-11:30(14470:35855)、8/20-20:45(14490:35955)。

/自由が丘 cafe & pie MAX/

自由が丘のwachfieldの本家の店に行った。

その帰り道、お茶でも飲もうと店を探っていたら、「展示棚にパイ菓子が8つくらい飾ってあって、しかもパイ以外は展示がない」という強烈な店を発見した。よほど自信があるに違いないと踏んで、そのお店に入った。

店の名はcafe & pie MAX。展示棚も店の造りも、一昔前の上品な喫茶店である。店内に緩くかかっているBGMのモダンジャズが心地よい。

お店は、喫茶とパイの専門店。パイは10数種類ほどあったが、幾つかは季節モノのようで「品切れ」だった。パイ以外のものは、たしかチーズケーキだけだと思う。私はパイの上にクリームとマロンが乗ったものを、同行人はアップルパイを頼んだ。頼んでから出てくるまでにかなり時間がかかったので、同行人は「まさか、いまから焼いているのでは」と焦っていたが、さすがにそれはなかった。ただし、デコレーティングは注文よりも後のようだし、注文を受けてからパイ生地は焼き直しているようだ。

私はお菓子の味にはビンカンでないので正しい評価ではないかもしれないが、私にはマロンのパイはこの上なく美味しく感じた。クリームは癖なくあまやかで、栗は…実に栗らしい味(というか、ふつうの栗として美味い:こういう場合は言えばいいんだろう)。パイはカリカリで、ふうわりとしていて…つまりは美味かったのだよ。

アップルパイのほうは、同行人の感想を書きとめておく。

「リンゴとパイの間に、普通はスポンジを入れる。スポンジは、余分な水分を吸わせるために入れる。そうしないと、パイが持つ時間が短くなる。でも、この店のものにはスポンジが入っていない。ほぼ作りたてのものが出ている。だから、余分な味を混ぜないまま、リンゴはリンゴの味が濃く、パイはサクサクをキープしている。というわけで、おいしい。」

場所は自由が丘2-9-3 志村ビル2F。

/チェコアニメ祭、パットとマット/

patとmat 中野武蔵野ホールにて、チェコアニメ祭1999のプログラムAを鑑賞。実際には「パットとマット」を期待して見に行った。人形を用いたストップモーションアニメーションだ。なぜ期待していたかといえば、ケラが誉めているからだ。(チェコアニメ祭の紹介コメンテータは、ケラと佐藤雅彦と手塚眞の3人。なんて突拍子もない取り合わせなのだろう!)

実際見て、とてもよくできていると感じた。期待していたほどは破壊的コメディではなかったが、落ち着いた雰囲気と盲進性という相反するものの融合が微笑ましい。劇中にはセリフは1つもなく、すべて人形たちの行為だけで表現される。その動きとBGMのゆったり感が、作品の温かさをキープしているに違いない(私見)。

Aプログラムの1つから、パットとマットの「家具」を、主観付きで紹介しよう。

(舞台は、箱庭的に並んだ2軒の家。一方にはパットが、他方にはマットが棲んでいる。)

パットが、車に複数の木箱をつめて帰ってきた。バタバタと玄関を開け、パットは箱を家の中に入れ始める。途中で、パットは暖炉のスイッチを入れ、暖まる。(スイッチ? 暖炉にはオモチャのような火が点いているのだが、それが作品中の暖炉の表現なのか、実際には電気仕掛けの暖炉風ウォーマーなのかは、視聴者には窺い知れない。)

箱は、車の荷台に高ーく高ーく積んである。パットは、一人では上に手が届かない。そこで、積んであるハコを斜めにずらして、上から滑り落ちてくるものを一人で受け止め、ひとつずつ運ぶ。(この落ちてくるカンジ、崩れそうなカンジが、とてもスリリング。このテンポの良さは、実際に見ないと分からない)

大きな箱を運ぶ段になると、玄関が狭くて、箱がつっかえてしまう。突っかかったため、箱はパットの手から滑り落ちて、庭へ。でも、パットはそれに気づかず、テクテクとお部屋まで歩く。ようやくパットは自分が何も持っていないことに気が付き、驚く。(そんな馬鹿な! 的なイキオイが可愛かった)

パットは入り口に戻り、何度も何度も箱を玄関にぶつけて、箱が玄関を通らないことをようやく理解する。うーむ、と悩んだ結果、ハコが長方形だということに気づき、縦横を入れ替えて、なんとかやり過ごす。

このようにバタバタしているうちに、隣の家のマットがパットの騒動に気付く。マットは、庭に椅子を置き、パットがバタバタしているのを面白そうに見ている。

パットが購入した最後の木箱は、とても長いために、玄関から部屋に入れるも曲がれなくて、ゴーンとつっかかってしまった。パットは、イキオイ余って飛ばされ、窓をぶち破って庭まで飛んできて、気絶している。

マットは「やれやれ」という調子でパットのところにやってくる。パットのポケットに入っている紙を見ると、どうもこれらは家具セットのようだ。なるほど、というカンジで、マットは何気なくその紙を自分のポケットにしまう。

マットがパットを起こすと、パットはマットに「おお、友よ」というカンジで抱き着く(毎回やっているジェスチャーなのだ)。2人で大きな箱を抱え、なんとかパットの部屋に入れる。


部屋で、2人は箱を開ける。中から、組み立て式の家具のための足や板が多数出てくる。

パットはポケットを漁るが、探しているものを見つけられないようだ。焦って、家具の部材の下や箱を漁るが、やはり目的のものは出てこない。マットが「探し物は何? 僕も探すよ」といわんばかりに、かがんで床を漁る。と、お尻のポケットに組み立て説明用紙がある。パットはマットから用紙を取り、「これだよ」といわんばかりにマットの肩を叩く。マットは「そうか」とようやく納得。探し物が見つかってすっきりした2人は、腕をクロスさせるようにガッツポーズを取る(これもいつもやっているジェスチャーだ)。

2人は組み立てを始めるが、上手く行かない。マットは椅子を組み立てるが、3つまでは同じ長さの足を発見できるが、最後の1つが長すぎたり短すぎたりする。ふとみると、パットは机を組み立てていて、やはり長さの合わない足を組みあわせており、しかも何の疑問もなくノコギリで長い足を切り始めている。お約束通り、切った足が短くなりすぎて、今度は別の足を切らなければ行けなくなる。他の部材を組み立てるにはクギが必要なのだが、クギをうっているうちに木を割ってしまう。こんなカンジで、組み立ては破壊作業に終わる。部屋を見渡して現状に気づき、「オウ、ノー」というカンジでショックを受けるパット。

マットはそんなパットをみて気の毒になり、解決案を探す。ふと見ると、部屋には暖炉があるではないか! そちらを指差すと、パットも「なるほど!」と大喜び。なんと、家具になるはずだった木切れを、すべて暖炉の種にしようというのだ。

パットは、無言で(もともとセリフはないんだけど)暖炉の種の部分をはずす。やはり、ホンモノの暖炉ではなく、電気式ウォーマーだったようだ。当然ながら、燃えかすなどが出て行くべきところはない。

しかし、パットとマットは意思の人だった。互いにあうんの呼吸で壁を壊しだし、鉄のパイプ間を通し、立派なエントツを作ってしまった。家具の部材を燃やせるようになって、めでたしめでたし。

コトバでは分からないと思うが、テンポの良さ、表情の良さ、マヌケ感、どれをとっても素晴らしかった。


(余談)

このときにみた他の作品は、たいして楽しめなかった。つーか、「文明からのレポート」も「手」も、思想表現というか批判表現があからさまで、楽しめなかった。もっとも、「手」における帝国主義批判的な表現は、そういう環境下に置かれている人間がみれば衝撃的なのかもしれない。けど、僕にとっては暗い話題なだけ。好みに合わない。

オバカなストーリーの「草原の歌」は、それなりに楽しめた。内容は「駅馬車」(ジョン=フォード助演の有名な映画)のパロディらしいんだが、僕はオリジナルを見ていないので、真意は分からない。しかし、わざわざ見に行くほどの作品ではないと思う。



8/16

/J-WAVEの朝を返して欲しい/

ジョン=カビラが去ってはや4ヶ月以上。来年には戻ってくるはずだが、寂しさは募るばかり。それというのも、やはり代打の大倉氏が気に入らないからだろう。

僕は以前、他の人にメールで「大倉さんでも、まあいんじゃない。はじめはイヤだったけど、なんとなく慣れたよ」と書いた経歴がある。今は、その発言を取り消したい気持ちでいっぱいだ。

4月は、大倉氏もおとなしかったと思う。「こんな朝では起きられなーい」とは感じたものの、5月には慣れた。なんとなく妥協点を発見できた。

しかし、7月ごろから、大倉氏も個性を出してきたのだろうか、だんだんとイヤなところが見つかってきた。いったん見つかると、そのイヤな点ばかりが気になる。たとえば…

というわけで、僕は大倉氏を嫌いになった。

(追記2001年1月14日)その後、だんだん許容できるようになった。スケベオヤジなのはしかたない。それをおいても、ブエナ ビスタ ソシアルクラブを呼んじゃうなどの企画力は凄い。朝以外のJ-WAVEで復帰して欲しいものだ。


8/10

/夢日記:ほたる/

夢の中で、さだまさしがハミングしていた。「北の国から」のテーマだ。これがずっとBGMだった。登場人物(自分)は、その番組にでてくる妹「ほたる」であるようだ。しかし、僕はこの番組自体を見たことがないので、設定などはメチャクチャ。そもそも「ほたる」であってるのか?

ほたるは高校生だった。道を歩いていると、子供時代の恋人に再会。この昔の恋人がふざけたすかした野郎で、公道を歩いているにもかかわらずにベタベタとまとわりついてくる。すごくイヤな感じだ。あんまりイヤなので、とある強いアンチャンをけしかけて、そのオトコを追い払った。追い払ったというか、暴力でケチョンケチョンにさせてしまった。オトコは救急車で運ばれていった。

シーンが変わると、ほたるはインターネット(WWW)で調べものをしていた。自分が絡まれたときに助けてくれるようなサービスをしている屈強のオトコを探していた。どうも、タイムテーブル的には1日ほど前のようだ。ひたるは用意周到で、あらかじめこういうサービスを探していたらしい。

いっしょに「ボロボロになったオトコを収容していくれる救急病院」を全国規模で探していた。そこにお母さんが入ってきて、言った。「馬鹿ねえ、そういうのは地元で探さないと意味ないわよ。」

−−ここで夢から覚めた。久々に意味不明な夢なので、書き留めておいた。

/神宮外苑花火でみた醜い女/

青焼きの処理で大変だったにもかかわらず、7時から9時までは神宮外苑の花火大会に行った。というか、先輩に強制連行されたのだ。花火は奇麗で楽しかったが、それを表現するようなコトバは持たないので、省略。

花火・縁日といえばヤキソバである。僕はヤキソバを買うために、10分近く行列に並んだ。このときに、僕の後ろにいた高校生くらいのお姉ちゃん2人連れは、待つことに我慢しきれなかったようで、カリカリと醜い会話をしていた。

「なんかー、前にいるガキー、ムカツクよねー。」

「ああ、マジメちゃん?」

(と、中学生くらいのメガネのおんなのこを指差す。いわいる「学級委員風」のこだ。)

「ああいうの見ると、イライラするよねー。」

「帯引っ張ってひん剥いちゃおうか」

んー、10分待てない性根も情けないが、回りの無関係の人に当たる性根はもっと情けない。困ったもんだ。

ちなみに、「浴衣姿」のお姉ちゃんがたくさんいた。ほとんどが「浴衣」っぽくない着こなしなので悲しかった。浴衣に茶髪はあきらめるとして、浴衣にキティちゃん、浴衣にケイタイ、浴衣の袖まくり、ってのは止めて欲しかった。これまた言っても詮無いことか。浴衣に伝統を求めるワシが馬鹿なんだろう。浴衣だって最終的にはone of ファッションなんだから。


8/9

/ハンガリー料理:キッチンカントリー/

本日仕事が一区切りしたので、自分のために美味しいものを食べに行こうとおもった。偶然にもハンガリー料理のお店の話題を見つけた。そのお店はキッチンカントリー。場所は東横線自由が丘駅すぐ近く。ハンガリー料理は、名古屋のグアーシュ以来。グアーシュでは「安くて美味い」料理に感動したものだ。はたして今回はどうだろう。

お店に付いてみると、事前の情報(http://member.nifty.ne.jp/windyfield/index.htmlの読書日記の1999年8月9日のアタリ)どおりに、ビルも店の外装も胡散臭い。でも、中に入ってみると、これまた事前の情報どおりににこやかなお母さんが出迎えてくれた。うーむ、この時点で期待大。

お金と料理のバランスが分からなかったので、お母さんに頼んで「ひとり4000円でおまかせ」にした。お盆のためかちょうど空いていたので、お母さんが「じゃあ、大判振る舞いしちゃおう」と約束してくれた。

1品目はオードブル。生ハム、薫製ハム、テリーヌと冷静コンソメ。どれも美味しかった。ハムの塩気がビールによく合い、けっこう飲みも進んだ。2品目は、カニクリームコロッケのえび1本まるまる入り。これが絶品。衣のサクサク感もクリームの深みもエビのぷりぷり感も、すべてたまらない。あまりに美味しいので同行人と「オイシイねえ」と騒いでいると、お店のお母さんが喜んでくれた。次にグアーシュ(煮込みスープ)。酸味と辛味がよくマッチしていて、野菜やお肉の甘味を引き立てている。その後、バターライスとロールキャベツシチューが出て、オシマイ。

どの品も味がよいし、量もある。たぶん5000円分くらいは出してくださったと思う。感謝。また、お母さんがちょこちょことやってきては、料理のハナシやワインのハナシをしてくださった。とても雰囲気のよいお店。また行こう。

今回はデザートを食べなかったので、次はデザートに挑戦だ。名古屋のグアーシュではデザートが多数あったが、このお店には2つしかないらしい。ヨーグルトケーキとクレープ。クレープに期待。


8/1

7/26-23:45(13845:34215)、7/29-0:00(13925:34375)。

なお、7月31日土曜日も8月1日日曜日も出勤。土日の片方は恒常的に出勤していたが、両方出たのはひさしぶり。しかし、やはり無理があったらしく、日曜日は18時には退勤にして、映画「life is beautiful」を観てきてしまった。

映画の感想は…また今度書こう。疲れた。

/超雑記:買ってはいけない、ドラえもんマウスパッド/

*「買ってはいけない」*

週間金曜日別冊(だったかな)「買ってはいけない」がとてもよく売れている。「これはこういう添加物があって、こう危ない」ってのコトを詳しく書いた本。かなり恣意的に煽っている部分が多々ある。こういうのが流行るところが、やぱり世紀末かなー。

ERKはん(いちおうバイオテクノロジー系の研究室で修士を修めている)は「間違いが堂々と書かれている」ともいっていた。たとえば、高温殺菌の牛乳。「低温のを飲めば、おなかが下らなくなる可能性がある」っぽいことが書いてあるらしい(伝聞)。酵素が足りない病気で下る症状の人は低温殺菌でも下るんだが、その病気の人でも低温のものを飲むように進めているようだ(伝聞)。

あと、根本的には「あんなにたくさん“ダメ”があったら、結局みなひとつも守らない可能性がある。本当に大事なのとそうじゃないのを選り分けて欲しかった。」とも。…あっちは本を売るのが商売で、正しい情報を流すことが目的じゃないからなー。

ちなみに、「白地に真っ黒の大きな文字でタイトルを書く」というデザインは、やはり目立つ。参考にしなきゃ。−−が、それよりも、いろんな店でワゴン大量販売をしているから、さらに目立つ。たまごが先か、ニワトリが先か。ネズミが先か、チーズが先か。

*食生活*

7月31日、喫茶店で朝日と読売と日経を読んだ。人間クローン技術を法的に取り締まろうとしているらしい。へー。知らなかった。だめだなー、完全に時事に疎い。電子決済で協力をはかろうとしてたのは、「さくらと富士通」でいいんだっけ? …調べる気力が足りない。

朝日だったと思うが、食生活インタビューが載っていた。「美味しいものには貪欲だが、食について基本的なことを知らなすぎる人が増えている」とか書いてあった。「高い食材を漬かった料理を作るために、別の日はパン1つで我慢する」「“やきそばは野菜が入っているから、体によい”と思っている若者がいる」「朝食という概念の存在を知らない子供がいる」などとも書いてあった。本当か? それは捏造しているか、特殊事例を一般であるかのように情報操作してないだろうか。

:上記のカッコがきは、正確な引用ではなくて、すべて大意)

ERKはんに聞いたんだが、「遺伝子組換の食品が含まれているか否か」をシールで明示させようとする動きがあるらしい。醤油みたいに油になったものでも(つまり遺伝子もオリジナルの蛋白質も含まれてないのに)、「遺伝子組換食品かどうか」を明示するんだとさ。馬鹿らしい。そんなん貼ってどうすんだ。ERKはん曰く、「たしかに、害虫を殺すための遺伝子が生成した蛋白質が人間やそれ以外のモノにも害を及ぼす可能性はないとはいえない。けど、反対運動はかなり飛び火して、関係ないところにまで行っている。“遺伝子組換”という未知のものに過剰反応している。遺伝子を食べると体がおかしくなると思っている人すらいるらしい。」とのこと。遺伝子なんて、にんじんにも豚にも含まれてるじゃん^-^ 遺伝子自体を食べない日はないよ。

もっとも、未知との遭遇だから、そういうヒステリカルな反応があるのは当然なんだろうなあ。でも、なんかいかにも世紀末っぽい。

*2000年問題*

いまだに「2000年問題とは、コンピュータが2000年1月1日0時0分に誤作動すること」だと思っているような記事を見る。「2000年1月1日には飛行機に乗るな」とか、「その日は多くのエンジニアが自宅待機になり、いつ呼び出されるか分からない」など。

一般的な認知度はどうなんだろう。

*ドラえもんマウスパッド*

ふと「ドラえもんマウスパッド」をみて、感じた。ドラえもんはネズミが嫌いだから、これはマズイのでは?






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