5/29-17:30(24330:60645)、5/28-22:30(24270:60550)。
アシモフ 科学エッセイ(5)「わが惑星、そは汝のもの」p124にて学んだ。
月面での重さは はるかに小さいけれども、それを操作するのに擁する努力は(静止しているのを動かしたり、動いているのを止めたりするには)月面でも地球上でもまったく同じなのだ。
月面では、重力が地球の1/6になる。したがって、感じる「重さ」は1/6になる。しかし、質量は変化していない。
力は、質量×加速度に比例する(F〜ma)。重さがどうだろうと、この関係は変わらない。だから、月の上だろうと、真空中だろうと、ある鉄の梁を動かすのに必要な力は同じだ(摩擦の違いが影響するだろうけど)。
速く動いている2本の梁に挟まれたら、梁には重さがないにもかかわらず、我々は(挟まれた結果、潰れて−−角追記)死ぬだろう。梁の重さは(地球上の−−角追記)羽毛よりも軽いにもかかわらず、我々はそれを指先で止めるわけにはいかないのである。
昔にドラえもんの映画などで観た月世界とは様相が違うようだ。ガーン。
(まだちゃんと理解してないかも。難しいぜ>初等物理とはいえ)
5/21ー23:30(23925:59745)、5/22-12:00(23980:59825)、5/26-21:30(24145:60265)、5/29-13:30(24245:60505)、。
http://www.ascii.co.jp/ascii24/より。
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せめて「Windows98 ME」と名づければよかったのに…
いきなりUniversal(超汎用)を想定して始めると、なにやったってコケる気がする。JavaもXMLも、いつになったら実体になるんだろう。
そういう意味では、Buletoothだって怪しい。「家電を含めた夢のネットワーク」みたいなのを謳うのは後にして、まずはPCと周辺機器の連結で地力を貯えたほうがいいと思うけどなあ。
新宿紀伊国屋サザン 詣で。
ひさびさに広告批評を買う(No.238)。多田琢氏の特集。「むじんくん(宇宙人 らららら編)」「写ルンです(歌編)−−失恋レストランなど」「モルツ(疑問編)−−天ぷらの“ぷら”ってなに?」「BOSS(ガツン編)」「JRA(キムタク編)」。総じてクセが強いのばかり。けっこう好きなやつが多い。でも、キライなヤツもある。
ちなみに、佐藤雅彦(ポリンキー、モルツモルツモルツモルツ、など)は、キライなやつはひとつも無い。彼の改革CM期がちょうど僕の小中学生のころにあたるので、それをベースに人格整形されちゃったんだろうから、この評価の差は致しかたないところかな。
帰り道、御輿と山車に出会う。去年もこんなシーンに出くわした。あいかわらず交通規制が中途半端で、車の隣を山車が練り歩く。
僕の地元では、祭りになれば車を締め出すのが当たり前で、バスだけが例外だった。それくらいしたっていいじゃないか、祭りなんだから。−−とはいえ、新宿のどまんなかで交通を寸断したら、ひどいことになるんだろうなあ。あれ、でもど真ん中は もともと歩行者天国だぞ???
お祭り気分を楽しむため、そのまま花園神社に参詣。屋台のタコヤキやソースヤキソバの香りが心地よい。焼き鳥や牛串焼き(これは東京で始めて見た)もヒトを引き込む。また、水玉釣りや金魚すくい、はては射撃まで、縁日遊びが揃っている。何もしなかったが、楽しむ子供を見れただけで満足した。
出店の店員さんの多くは、腕や胸に刺青があった。テキヤさんなんだから不思議じゃないかもしれないが、愛知にいた頃は顧客には見えないようにしていた気がする。東京だからか、それとも暑いからか?
こんな事件があったんだ。ガキが「自分は偉いんだ、俺を尊重しろ」って勘違いしているのが怖い。
児童 僕たちの卒業式なんだから、僕たちに聞かないでいきなりやるのはおかしい。旗を降ろしてほしい
児童 基本的人権に違反する
すでにお笑いの域に達してしまっている(;_;) ひどいゴネだ。
児童 多数決で多い方に決めるのが民主主義じゃないか
多数決と民主主義は無関係だよー。民主に主権があるのが民主主義っつーだけ。「大勢の声」が間違っていたら、民主主義であろうと、その指導者は民をいさめるべきだ。多数決で決めていたら、「税金が無いほうが良い」って意見が通っちゃう。
だいいち、民主主義は「国政」の話であって、団体の運営の方針とは無関係。持ち出す意味すらない。
校長 卒業式で国旗を揚げて、国歌を歌ってほしいという人たちもいるんだよ
児童 戦争で多くの人が死んだりしている。だからやってほしくない
ぜんぜん関係ないところに飛んでいる。後述の教師のおかしな教育が垣間見られる。
児童 謝れ
児童 土下座しろ
保護者 子供たちに謝ってほしい
保護者もバカか…
校長「小学生にとって国旗国歌はその国固有のものがあり理解する必要がある。国旗国歌に対するマナーも知ってほしい。そのための体験の場が卒業式などである」
教師「歴史の事実を知らせてこなかったことが問題だ。旗は目印。占領の印。正しい認識を子供たちに持ってもらうことが大事だ」
教師「ドイツの学校でハーケンクロイツ(かぎ十字=一時ナチスの党旗やドイツの国旗に使われた)が掲げられたことを想像してほしい。その旗を見て悲しむ子が一人でもいたら、それはやめるべきだ…」
教師めちゃくちゃ…
Palm用ゲームで、「熱血教師佐伯」を発見。
画面に、問題と解答記入、および正しい解答が表示される。プレイヤーは、それを見比べて、「○」「バツ」を付ける。60秒間に、何個の問題を正しく処理できたかを競う。
このゲームは、ペン デバイスを活かした操作体系になっている。ネタは冗談系だが、すごく面白い。プログラム的にも、「○」「バツ」をどういう法則で見分けているのか、興味深い。
ゲームを楽しむ演出として、つぎのようにつぶやきながら遊んでみてはどうだろう。
「うーん、佐藤はいつも この計算でつまづくんだよなあ。お、佐々木はできるようになったな。偉いぞ。しかし、全生徒で見ても、この問題は正解率低いなあ。俺の教えかたに問題があるのかなあ…」
余談だが、僕は大学生のときに、進研模試の採点のバイトをやっていた。このゲームで、そのころをちょこっと思い出した。
5/15-0:00(23625:59040)、5/16-19:00(23780:59280)、5/18-15:30(23840:59455)、5/21ー23:30(23925:59745)。
Strata 3dがダウンロードフリーになった。こうでもしないとshadeに対抗できないのかなあ。
ふと思った。MSは、「X-BOX」出すよりは、「NTや9xと共存可能な、ATマシン上ゲームOS」を出すほうが賢いと思う。
gnutella、なぜ今ごろニュースに? 買収額が出たからかな。<AOL>検索業者いらずの革命的ソフト、1億ドルで買収(毎日新聞)
事情があって、会社マシンのOSをWin2000にした。
Win9xからの移行インストール。診断プログラムが「サウンドとモニターのドライバをメーカーから貰ってこないと動かないよ」と警告を出したが、実際には何もしないでも稼動した。最初の起動時にネットワークカードを誤認識していたが、それもドライバを入れ替えるだけで正常になった。大したもんだ>MS。
インストール中に「操作は一切必要ありません」とでる。実際、何もすることはなかった。optionは何も選べない。すべてのカスタマイズはインストール後に行う。
処理には1時間30分ほどかかった。
Win2000ユーザの同僚に聞いていたので知っていたが、さすがにWin2000は通常の用途じゃ落ちない。タスクに巻き込まれてシェルやカーネルが落ちることはない。デスクトップ用OSとして、かなり都合のよいOSだと思う。(サーバー用途は知らんが…)
(こんな「あたりまえ」のことに感動せねばならぬとは、Win98は罪なシステムだ。Win95のころは、あんなには落ちなかったのに…)
まえにWin9xでIE5を入れたときは、「設定を引き継がない」「CSSの対応がおかしくなった」などの問題点があったのだが、Win2000のIE5ではこの問題は発生しなかった。
管理ツールをいじっているうちに、NTFSにはmountという概念があることを知った。
嬉しくて、"c:\program files"
に専用パーティションを割り当てて、既存のファイルを移動させてようとしたんだが、OSが使っているsharedファイルを移動させられないためにムリだと判明した。NTには(UNIXでいうところの)single modeは無いようだ。mountの利点はデータ部分でしか得られないのだろうか。
結局"c:\program files\2"
にtreeを繋いだ。あまり意味ないが、操作が楽になるだろう。
(余談:ファイルシステム変換のメモ。convert c: /FS:NTSF
だったかな??)
その"c:\program files\2"
(実体はCとは別パーティション)にVisual Studioを入れようとしたら、2つの問題にぶつかった。
Setup.exeが起動しない
Win2000のUpdateファイルのうちの「font問題パッチ」を当てていると、setup.exeとコンフリクトする。外したら入った。
http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/J053/6/53.htm
「C:の空き容量」を調べるシステムコールは、「Cのルートのパーティションの空き容量」を返答する。したがって、"c:\program files\2"
の空き容量は計算してくれない。setup.exeは「空き容量が足りません」と報告する。
うーむ、はやく「Win2000フル対応」のソフトが揃わないかなあ。
ふとしたことから、普段は入らない店にランチを食べに入った。前に1度だけ入ったことがあるのだが、700円くらいで無難な料理を出す喫茶店風のお店のはずだった。
客は(僕らも含めて)15人くらいいて、ほぼ満席。対して店員は1人しかおらず、料理も接客(水だしとか)も全部やっているので、対処しきれていない。まだ料理が出ていない客が10人ほどいる。
カウンターの客が、漬け込み酒に関して質問していた。マスターの返事が、ちょっと不穏だった。
「トカゲです。ただ(無料)なんですよ。」
一瞬「自分で捕まえたトカゲだから、材料費ただ」と言ったのかと思ったが、そうじゃないようだ。
「夜いらっしゃったら、無料で振る舞いますよ。なんせ、このお店が今週いっぱいでオシマイですからね。」
あらま。わたしは「今週で潰れるお店」にランチに入ったらしい。
そうこうするうちに、オムライスが出てきた。あとからお店に入った客の分も作られていて、別の客が「俺のが先に入ったんだけど」と文句を付けた。
「ごめんねえ。同じ料理はいっきに作っちゃってるから。」
常連っぽい客が、マスターの今後について尋ねた。
「サンフランシスコ(うろ覚え)に行きます。船旅ですよ。いいでしょう。お金が込み込みだから、船中は料理も洗濯もタダ。でも、アルコールとギャンブルは別料金なんです。」
「そういえば、床が汚いでしょ。ごめんね。来週になったらフル改装するらしいんで、掃除するのがバカバカしくって。」
床を見ると、たしかにかなり大きなゴミがある。壁を見ると、掛けてある額が斜めになっている…
多くのお客が帰って、残っているのが僕等+常連1になったとき、マスターがTVを切ってラジオにした。流れるのは、おまんた節(三波春男センセイ)。ひととおりきいたあと、マスターが僕らのほうをみて、「なんだこりゃ」と笑ってTVを付ける。ニュースにするのかとおもいきや、レーザーディスクをPlay。カラオケかなんかとおもったら、Tina Turnerのライブが^-^
値段も安い、味も普通。なのに潰れたのは、このマスターの性向の問題か?? すげー面白かったんだが、落ち着いて食事をできる環境でないことは確かだ。
5/9-10:30(23440:58540)、5/10-15:30(23510:58665)、5/11-14:15(23540:58750)、5/13-00:15(23580:58890)、5/15-0:00(23625:59040)。
ファイヤウォールの限界をあらわにするワーム (ZdNet)より。
AP通信が,「どうやってファイヤウォールを突破したのか分からない」というダウ・ジョーンズの女性スポークスマンの言葉を引用しているのだ。
このあと、レビューアはfire wallの限界について語るんだが、問題はそこにはないと思う… 電子メールをfire wallでどうしろってんだ。
…ひょっとして、全メールをfire wall段階でvirus scanするところもあるのかな。ないとは言えないか。こんな御時世だもの。
最終巻を読んだ。閉じずに終わったか… しかたないだろうけど。
3巻まで(新幹線の中)が一番面白くて、あとは蛇足だったのかなあ。
5/2-21:00(23145:57980)、5/3-12:00(23180:58035)、5/4-22:30(23225:58125)、5/8-0:00(23305:58340)、5/9-0:00(23405:58495)。
被害妄想。
実家。僕は中学生。
友人Eに誘われて、盆踊り@小学校校庭に参加。空は真っ暗。無数の提灯あかりのなか、莫大な数の有象無象が踊る。
やがて祭りは果てる。安っぽい拡声器が、客だしアピールを始める。ウーウーとサイレンが鳴る。皆は逃げるように校庭を後にする。高まるサイレン。
僕は学校を出たところで、友人Eが出てくるのを待っていた。時間までに出られなかった人間は、収容車にて監禁所に連れ去られてしまう! もう最初の車が幾人かをさらっていった。友人Eはどうしたのだろう。また、僕はここにいても巻き込まれないのだろうか?
だんだんと恐くなり、先に帰ることにした。大通りを歩く。散開する人々が、てんでに「怪盗パープル豆腐」について噂している。プリンスな豆腐? 良く分からないまま、僕は歩く。
途中で、僕を後ろから呼び止めるヤツがいた。友人Eだ。Eはなぜか中学校指定の白い体操着(半袖)で、丁寧に体操帽まで被っている。極端に息を切らしながらも、Eは汗ひとつ書いていない。
もちまえのギョロ目を光らせながら、Eは言う。
「いやね、Mっつぁんらと一緒に帰ろうかと思って。」僕はなんとなく気持ち悪く感じたので、「じゃあ、僕はひとりで別に行くよ」と断った。そのとき、後ろから警官がやってきた。
「まて、パープル豆腐!」逃げ出すE。すると、Eが豆腐だったんだ!
警官はEだけを追いかける。僕は追われていない。しかし、面倒なことに巻き込まれるのはゴメンだったので、大通りから裏道へ抜ける。
裏通りは真っ暗で、しかも下草が高く茂っている。鈴虫とコオロギがリーリーと声を立てている。ガサゴソという謎の移動音も聞こえる。闇夜にあいまって、僕は少しずつ恐怖を感じる。早く家に入りたい!
そんなとき、白人夫婦が荷物をまとめて焦っているのに遭遇した。荷物を車に詰め込み、寝ぼけまなこの子供(4歳くらい?)をあやしながら車を出そうとしている。目が血走っている。どうも夜逃げのようだ。
僕は夜逃げ夫婦と目があった。ひょっとして、僕が通報するとか思われて、前もって刺し殺そうとか思われたら どうしよう! 僕は心底慌てて走り出す。
実家に戻る。実家の鍵は古びていて、なかなか掛からない。ガチャガチャ、ガチャガチャと何度も試みるが、どうしても掛からない。そのうち誰かが追ってくるんじゃないか。僕は鍵をかけられないまま、何度もガチャガチャと鍵を試み、でもドアが閉まらなくて…
ここで目が覚めた。
−−ちなみに、前日の帰宅時、中学生時代の友人Eに似たアジア系異国人と同じ車両になった。方南町に着き、駅前のロイヤルホストで手抜き夕食を済ませたのち、あらためて帰路を歩き出したところ、なぜかそのEがロイホ前でケータイで喋くっていた。「なぜ何度も遭遇してしまうのだろう」と不思議に思った。この結果、夢にEが登場したのだろう。
今日ははじめから平常展狙いです。本館をじっくり見てきました。
第1室第2室が陶磁器。荒々しくて力強いものから繊細でなまめかしいものまで、なんでもあり。大きな壷、茶碗、皿が中心。
僕は「丸くない茶碗」が好きです。ひねりかた、色味、上薬の融けかた、ひびの入りかたなどを見ていると、時を忘れます。
最も奇麗だったのは、青磁のお皿。足の部分が3枚の葉型の立体で、この部分の釉(ゆう)の艶がたまらない。また、皿面にある大きな一枚葉の紋様も奇麗。「はんなり」の極致を見ました。
第3室。衣類中心。あまり興味を持てたなったんだが、それでも貴族の襌(ひとえ)などは分かりやすく奇麗だった。
面白かったのは、信長が部下に与えた室内着。ケモノの毛による首周り飾りがハデハデで、これぞ「傾き者(かぶきもの)」の逸品。
第4〜第6室。
実は僕は剣本体の良さはちっとも理解できない。難しい。
一方、鞘や装飾具の凄さは、見れば分かる−−と思う。好きだ。『柿塗り』だったかな、漆に金粉をまぶして塗るっつー手法を始めて意識的にみた。表面に粒の粗い金がまぶさたようになり、色が様々に変化する。でも、艶は均一。ものすごく奇麗っす。感動しました。
甲冑も分かりません。無知。
ラウンジから庭園を眺めた。よい茶室と、池がある。「日本庭園」ですな。かなり広く、木々が「自然」に茂っていた。
カラスが我が物顔で闊歩していた。飛ぶだけじゃなく、走っていた。水浴びをするカラスもいる。−−なんだか物語を覗き見ているような錯覚に捉えられた。
第8室は仏像中心。法隆寺宝物殿の像は小さなもの(30cm程度)ばかりだったのだが、ここでは大きな像(1.5m以上)が中心。このサイズだと、服(袈裟?)のうねりや筋肉の様子など、細かいところまで確認できて、嬉しい。
−−満喫しました。全体のなかで、ここがいちばん興奮しました。もともと好きなんですが、最近とくに仏像を面白く感じます。
全般によかったんですが、あえてあげるなら−−
第9室。
高村光雲「老猿」が抜群に凄い。圧倒的だ。1.5m程度の木彫りの猿が岩山に腰掛けている。シチュエーションとしては、鷹と闘った直後だそうな。毛並みの表現、ポーズや目つきの力強さが凄い。まさに神境。
他にも凄い作品がたくさんあったと思うが、かなりかすんでしまった。
−−覚えているのは、どなかたの作った「竹の上のトカゲ」。彩色作品で、何度見ても生きているように見えた。彫りの細かさ・滑らかさに脱帽。−−たぶん夜な夜な動き出すに違いない。
第10室。基本的には法具ですね。他には、茶器・アクセサリーなど。
面白かったのは「自在」シリーズ。竜とヘビがありました。すごく細かい部分が可動(ただし固定解除と再固定が必要)で、違和感無く多くのポーズを取れます。ヘビは、とぐろを巻いている格好から這い進む格好まで、数バリエーションの写真がありました。これがすべて同じ金工の変化したものだとしたら、まさに驚嘆です。
時間の都合で、かなりすっ飛ばした(ろくに鑑賞してません)。画・書が中心。他には漆器など。−−螺鈿(らでん)細工はよかったなー。
画は、平安絵巻きみたいなのばかり。新しめのものはほとんどない。作品価値というよりは古代伝達価値のためのものが多い気がする。−−たんに僕の趣味に合わなかっただけかもしれないが。−−もっとも、「博物館」なんだから、この姿勢は当然かもしれない。
特別展示コーナーでは、「今年新たに認定された国宝」が並んでました。このなかでは、「古代式の狛犬」がとてもよい。日本の今の狛犬は「ずんぐりむっくり」ですが、これはスリムで顔長。また、サイズ自体も1.5m程度と大きく、足のつめ(犬の場合はなんて言うんだろう)が力強くガッチリしていて、大変プリティでした。−−ひっくり返したら、やっぱり肉球あるのかな??
まだ病後の違和感があったが、待望の「国宝展」が5月7日に終わってしまうし、薬でごまかして上野に向かう。15:00。しかし、国宝展は長蛇の列、想定待ち時間20分とのこと。きっぱり諦め、かわりに平常展を見る。
国立博物館は「本館」「平成館」「東洋館」「法隆寺宝物殿」「表慶館」に分かれる。平成館には企画展と常設が、他の館にはそれぞれ常設展示室がある(表慶館は現在は使用されていない)。どれも独立したひとつの美術館として通用するほど広く、展示品の質も高い。
「今日はすべての常設を見切ってやる」と意気込んで入った…のだが。
ガラス張りの奇麗な外観の建物。入り口前の池と噴水がきれい。『法隆寺』とはかけ離れた、近代的な建物だ。
1F第1室には、いきなり《国宝》の仏教道具が飾られている。−−そう、「国立博物館」では、国宝展であろうとなかろうと、国宝や重要文化財の山なのだ。−−名称は忘れてしまったが、高いところから吊るすもので、金メッキの短冊のようなものの組み合わせ。下からお香の煙が立ち昇っていたら、似合うだろうなあ。
第2室は、法具と観音菩薩像。いくつかは如来もあったが、たいていは菩薩。それが6列*6行=36体(たぶん)、整然とならべられている。
−−法隆寺だけあって飛鳥時代のものが中心で、ほとんどが重要文化財(古いものはみな保護下に置くんだろうか)。重文だからよいってわけじゃないが、この数には圧倒されてしまう。
第3室は面。能面のような新しいものは少なく、もっときつい感じの荒々しいものが多かった。
中でも印象に残っているのが、「鬼」。赤い顔、黒い線による化粧、つの… これって[スターウォーズ episode1]に出てくる敵ではなかろうか。そういえば、episode1自体が中国竹林っぽい舞台がいくつかでてくる。スピルバーグはこのへんを参考にしたんだろうか?
2F第4室には、高さ50cm*幅100cmほどある(目測)香木があって、驚いた。白檀と伽羅。これは(値段が)高いぞー^-^
5室以降は、書と画だったかな。写経のうち、厚手の紙(紺色)に金泥で書いたものがあった。墨と異なり、文字に盛りがでて、面白い。また、草書ではなく楷書で書かれていたので、僕でも読めた^-^ その他はあまり印象に残ってない。
(手もとの資料によると、ここには「聖徳太子の肖像のうち、現存する最古のものい」があるらしい。教科書に載っているアレだと思う。見れなかったのは残念。)
宝物殿には、図書館もある。Winマシンも配備されており、マシン上で展示物の説明ソフトを利用できる。喫茶室もあったが、込んでいたので未チェック。
備え付けの階表示に従うと3階建てなんですが、1.5Fなどの存在を加味すれば、5階建てです。それぞれが普通の美術館の常設に相当する広さで、しかも質はすべて高い。全てを見るのに2時間かかりました。−−対比まで。私は、通常の美術館なら、企画展を45分、付属の常設を20分程度で見ます。
1Fはインドと中国の仏像。インドのは、顔つきが西洋風っつーかペルシャ風だねえ。あちらは西洋との文化相互交流があるからなあ。
(余談:出土地をみると、「ガンダーラ」とある。おお、三蔵… 「どうしたら 行けるのだろう 教えてほしい」
か。僕らは、夏目雅子とゴダイゴによって、「ガンダーラは遥かな理想境、あるいは空想の産物だ」と思い込んでいないだろうか。でも、実在するのだな^-^)
姿勢として、「半架」(はんか)というのが多い。座って、片足を膝に乗せて、手をアゴにもっていって考え込む姿。流行ってたんだろうか。
(余談:如来はたいてい蓮の台座に立っている。半架の場合は、座っている台座が蓮であるだけでなく、投げ出した足の先にもニョロっと蓮の小台があった。如来が歩くと、その先々に自然に蓮が生え出でるんだろうか??)
1.5Fは、西アジア〜東南アジア、およびエジプト。エジプトのトキの神様とお魚の神様がかわいかった。あとは… 特に記憶無し。印象は良かったんだが、とにかくモノが多すぎる。
ペルシャの織物もあったが、あまり感銘は受けなかった。
1.5F-2F通路には、中国小物が。鼎(てい)がいくつか。名称を忘れたが、大きな瓶(1.5mくらい?)で、怪しい紋様と守護獣が彫り込まれているもの、これが良かった。魔力が強そうだ。
2Fは中国工芸。一点一点は覚えていないのだが、皿や杯がとてもよかった。青磁の皿、木彫りの盆が凄かったという漠然とした印象がある。
(余談:陶器の杯で、内側に詩歌が刻んであるものがあった。これを見て、僕は「これで日本酒飲んだら、さいっこうに美味いだろうなあ」と感じた。それほど酒飲みでもないのに>自分。「生活の幅が変わると、鑑賞や感想も変わるんだなあ」と自分で自分に感心してしまった。)
2F〜2.5F通路には、石に彫られた仏が。2.5Fには、中国の絵画や書が。2.5F〜3F通路には、古代朝鮮の小物が。−−もう体力切れで、感想がありません。
3Fには、朝鮮および中央アジアのさまざまな工芸が。
ここでは複数の壷に強く打たれた。なかでも、壷自身が小さくて、そのうえに木の枝をかたどった金属器が乗っているものが面白かった。お墓に埋めたとされるもので、枝の先には詩人や詩歌が、枝の付け根には「銭」(日本の五銭文のような四角い穴があった)が多数付けられていた。不思議な空気を感じた。
東洋館を出たところで、すでに18:00。まだ本館が残っているのに… 最近は、美術館は金曜日には20:00まで空いている。とはいえ、この広さの美術館の常設をあと1つ見るのはムリだと判断し、みやげもの屋に移動。
このショップがまた優れもので、大量の美術書からオリジナル土産まで、幅広く、しかも大量においてある。通常「みやげ」といえば絵葉書とポスターなのだが、ここには「バッグ」「シャツ」「ポジフィルム(スライド)」「ハンコ」「ふうりん」「屏風」「印刷色紙」「うちわ」「マウスパッド」など(もう思い出せない)。復元ものでは、埴輪や版画があった。オリジナルグッズとしては、古代綴じの記帳、硯と筆… (もう思い出せない)。
このショップにて、埴輪の「犬」に遭遇。これまで「馬」は(「おーい はにまる」のジンベイとして)知っていたのだが、犬は始めてみた。目がカワイイ。突き出した舌がかわいい。よだれと息遣いで「いまにも主人を迎えそう」なイキオイだ。かわいい。すんげー気に入った。−−これの複製埴輪が950円。口の再現がいまいちなので、買わなかった。−−ホンモノは平成館常設にいるはず(前回入ったが、犬には気付かなかった)。見たいー。
せっかくの連休だというのに、寝込んでしまった。扁桃腺がパンパンに腫れている。体全体が熱を持っている。鼻が詰まる。悪寒が耐えない。寝転がっていても起き上がっていても状態は同じで、少しでも動くと筋肉がきしむように痛く、偏頭痛に襲われる。しかし、咳はない。吐き気もない。下痢もない。
強制的にお茶を飲み、利尿作用を期待する。しかし、それほど尿意が来ない。そもそも、液体を飲むのがつらい。水を口に含むまではなんとかなるが、それを飲み込む体力がない。脱水症状のようなものが出ているのはアタマで分かるのだが…
偶然ERKさんが上京していたので、看病してもらう。私は体温計を持っていなかったので、買ってきたもらった。38.5度あった。自分でも驚いた。
氷水+ビニールで氷嚢を作ってもらい、タオルに巻いて頭に乗せる。意外にもこの単純な処置が効いたようで、一気に痛みが緩和され、イキオイよく大量の汗を流す(発汗による放熱は、回復の証拠)。37.2度まで下がった。
(余談:5月7日現在、いまだに痰が出る。しかも血が混ざる… 結核? といっても、咳は出ない。喀血でもない。−−血が混ざるのは、喉が荒れているからだろう。)
4/29-15:00(23010:57705)、5/2-21:00(23145:57980)。
会社に詫びの電話をいれようとしたんだが、どうしてもダイアルできない。恐いようだ。−−自分のおかしさにもどかしさを覚える。悲しいながら、メールで連絡。こまったもんだ。
気分転換のため、散歩。南台に歩む。−−とある会社の入り口がツツジ畑になっていた。ちょうど色とりどりの花が咲いている時期なので、とても奇麗だった。
南台では、前にもみた「科学装備研究所」をチェックした。やはり実在した。表札の英語表記をみると「police science equipment labo.」。なーんだ、警察関係か。
途中で神社を2つ参詣。後者は高い楠(くすのき)がいくつかあって、よい感じ。−−また、ここにある絵馬の文面がよかった(覗き見は悪い趣味か^-^)
だるまおとしが うまくなりますように
あと さかあがりもね
(ピカチュウの絵)
おお、子供の願いのなんと無垢なことか!
別の絵馬には、母親と思われるひとからの祈りが。
シンジが立派な中学生になりますように
愛のある祈り。けっこううたれた。頑張れ。僕ももっと頑張らねば。
−−帰りに南台図書館に寄るつもりだったんだが、月曜日なので公共機関はお休みだった。失敗。
お茶の水−神保をうろつく。disk unionに行くが、収穫ゼロ。三省堂は、のんびり見物しただけで、具体的な成果はなし。
(余談:そういえば、ゴーマニズム宣言の8巻の表紙がよかった。黒の烏帽子装束の「よしりん」、肩がいかつく大きく、頭身も恐ろしく高い。源頼朝風? 藤原風? −−いまこれほど「威圧感を見せ付け、嫌悪感を呼び起こす」絵を意図的に描ける人間はいないんではないだろうか。主張に文句の出ることの多いゴー宣だが、特異なマンガであることだけは事実だ。−−買ってないけど。)
新宿に戻り、hawkinsの靴を探しに百貨店をうろつく。三越にはなし。小田急もダメ。京王にいっぱいあった。
ルックスの気に入った2点を試し履きさせてもらった。
いきつ戻りつして悩んだ結果、Traveler(GT-7922)を購入。毎日履くものだからね。
(注:この「毎日履く」っつー発想が、靴にとっては良くないらしい。2つを交互に履くほうがよいらしい。んな面倒な… と思うんだが、実践してみようかなー。)
(注:「Hawkinsにフィットする」理由は、大学時代からずっとHawkinsを履いているからだろう。)
なお、試し履きの間、店員のお姉さんとおしゃべりさせていただいた。百貨店だからかな、対応がとてもよい。要望や注文を明確に伝えれば、それにみあう在庫を出してきてくれる。長時間試し履きしても、笑顔を崩さない。
「色のバリエーション、いっぱいありますよ」
「このWorldWalkerは、表記の足サイズより一回り大きいのを買ってくださいね」
「爪先のあたり具合、よーく確認してくださいね」
「どうです? どういう感じで違います?」
いやね、Travelerは平均点で、ある意味つまんないんですわ。WorldWakerは、止まった状態ではカンペキなんですけど、歩くとちょっと突っかかる気が。
「そうですねえ、普段からよく歩くなら、Travelerのほうが良いと思いますよ、クッションとか本格的ですから。個人的には、ルックスだけでWorldWalkerのほうが好きですけど。ただ、見てくれば違うけど、どちらも3Eなんで、基礎的なサイズは同じなんですよ。」
「突っかかるように感じる場所は、どのへんですか?」
うーん、後ろ半分ですね。底が堅すぎるのかも。
「なるほど、これは変わった素材ですからね」
「大丈夫、いいですよー、じっくり履き比べてください」
−−30分ほどお付き合いいただき、ありがとう>お姉さん。
他のお客の様子も見物してみた。紳士用品売り場だから、スーツなどの仕立てが主。そこでは確実に店員さんとのやりとりが有用そうだ。ただ、「どのブースにもひとり以上店員が待ち構えている」っつー百貨店臭さが、僕にはいまいち威圧的に感じる。不慣れだからなあ。
先週鎌倉でトレッキングをダメにして以来、ひさびさに登山靴を履いている。くるぶしまで完全に足を固定するもので、底が厚く、重い。
(注:Hawkins GT-8221か6221。かすれてしまって読めない。)
大学時代に同僚(山歩きの先輩)に仕込まれるまで知らなかったが、歩きかたは靴に合わせて(状況に合わせて)変えなければいけない。登山靴の場合、膝のクッションで歩くのではなく、足を根元から振子のように振って歩く。登山靴は重いので、この重さによって振子は自然に(人間の意志とは別の力で)振れる。結果として、どんなに足が疲れていても、靴が勝手に前に進んでくれる。
(余談:その結果、地面にも靴にも、それなりの衝撃が走る。もちろん、靴はそれに耐えるように作られている。土なら撹乱されるだけで、被害はない。−−この歩き方を無意識にオフィスでやったら、床が抜けるかと思うくらいゴンゴン音がして、焦った)。
この靴とはもう8年の付き合い。たまにしか履かないが、完全に足にフィットするし、歩きやすいし、とても好きな靴だ。ただ、ひもを結ぶのが大変だし、一度結んだらほどくのが困難…
4/24-10:30(22870:57290)、4/26-14:00(22940:57475)、4/29-15:00(23010:57705)
精神疾患があまりにも酷いので、強行的に休暇を取った。日曜に会社に行き、休暇届だけ出してきた。結局は、勝手に休んだのと同じ。月火と休めば、1週間の休暇に。ゴールデンウィークっぽいカンジだ。
その分 明日も更新しようっと^-^ 鎌倉日記書かないとね。
エゴグラム、当たりまくっていて恐い。俺はこうやって狂ってきたのか。
(どちらもZdNet)
僕の先輩が、WACOMのペン=タブレットを使っている。やはり、Painterとセットで購入していた(付いていた???)。たしかに便利そうだ。