【自己顕示録】


2000年6月


6/26

6/18-23:00(25100:62560)、6/19-17:30(25180:62680)、6/21-14:30(25260:62870)、6/24-19:30(25325:63160)、6/25-23:00(25350:63255)。

/雑記:C++ジョーク/

*猛烈ジョーク*

Bjarne StroustrupのC++設計理念

ちょっとでもコーディングに携わったことのあるひとは読むべし。

*ニュース*

だんだんとアメリカナイズ(悪い意味で)が進んでいく。

寝ていたらいいということではなく、よく考えてもらわないといけないという意味だ

その言い訳には無理がありすぎる…


6/24

/南台探索記/

選挙だというのに、雨だ。うーん、うざったい。15:00になったら雨も小休止になったので、投票に行く。その後、普段は行かない南台のほうを探索してきた。

余談:小沢んところの公約の「全国民に携帯インターネット端末を無料配布」っつーの、冗談にもほどがある。老人でもオッチャンでも小学生でも使える何かを実装しようってのか?)

*カラス*

方南通りから南台交差点に向かう。途中で、頭上をカラスがかすめて飛んでいった。かなりスレスレだったと思う。「うわー、恐いな」と思った瞬間、2匹目のカラスが後ろからやってきて、僕の頭を踏み台にしてホップしていった。「ドカッ!」 けっこう勢いよくぶつかられたため、正直いって痛かった。

カラスの実害にあったのは始めてた。−−害なんていうのは大袈裟だけど。

補足:ERKさん曰く、「2匹きたんなら、つがいだね。近くに巣があったんだよ。」とのこと。)

*南台図書館*

帰路途中、南台図書館で1時間過ごした。これも計画のうちで、実は「ラジオの仕組みと録音の仕組みを理解したい」というテーマがあった。

僕は電気物理が苦手で、その応用も極端に理解できない。SONYの井深さんはトランジスタを見て「これは原理的にラジオになるはずだ」とおっしゃったんだが、僕はそれを全然理解できない。というか、真空管がトランジスタに置き換わるっつーのがどういう意味なのか分かっていない。それ以前に、実はどうしてもコンデンサの仕組みが理解できない。

くやしいので、初歩の回路理論と実装くらい把握できるようになろうと思い、本を探しているのだ。ついでに、磁気に音を録音する仕組みも知りたい。

しかし、実際には、雑誌コーナーで広告批評を読み、マスコミ論コーナーになぜかあったVOWを読み、最後にCDのコーナーでエラやベイシーやエリントンのラインナップを確認しただけだった。だって、物理・機械系の本なんて、ほとんどないんだもん。せめて中野ゼロにある大きな図書館に行くべきだったか…


6/22

/悪夢:窓からの圧迫者/

めずらしく現在の自宅アパートが舞台。

誰かが窓を叩く。五分刈りのいかついトッチャンだ。部屋を覗き込んでいる。「Macのモデムポート番号を教えろ。でないと訴えるぞ。」(:私の夢はサイレント。言葉は直接脳裏に入ってくる)

ふと気付くと、今度はオバチャンが立っている。小熊を抱えている。小熊のわりには狂暴で、爪を振り回している。オバチャンは大丈夫なんだろうか?

なんだか不安を感じ、玄関扉を頑丈なものに付け替える。派手な鍵が付いている。しかし、鍵の体系や位置が変わったため、もとから(内側からの)チェーンロックが不能になってしまったばかりか、ドアが閉まらない。これでは意味がない。

もう夕方。おなか空いた。冷蔵庫を開ける。なぜか新型の大きな冷蔵庫だ。開けようとすると、音声で操作説明が流れる。僕は指示されるままに、自分の脳みそは使わずに、冷蔵庫を操作した。つーか開けた。

開けると、冷凍室には凍り付いた明太子がぎっしり。しかも上等品で、とても大きい。すべて凍り付いているため、ひとつだけを取り出すのは不可能。

僕はお菓子を食べた。−−どこから湧いて出たんだろう?

そうこうしているうちに、さきほどの五分刈りのトッチャンがまた窓を叩いている。「Macのモデムポート番号を教えろ。でないと訴えるぞ。」

恐くなって、僕は110番した。しかし、対応がおかしい。

へんな人が僕を脅しています。制圧に来てください。

「いま、誘拐やらなんやらで忙しいから、そんな手間は掛けられない。」

こちらの住所はかくかくしかじかです。

「その番地は、こちらの帳簿では加藤さんになっている。あんた、イタズラだな。」

いえ違います。きっと僕が入居するまえは加藤さんだったのでしょう。ああ、そうこうするまに、このトッチャンが僕を脅します。

ここで目が覚めた。

ラスト部分、俺のセリフ回しがなんだか「ねじ式」みたいだ。−−そういえば、あれも作者(つげ義春)がみた夢をもとに描いたマンガか。僕も、書き溜めている悪夢ネタをまとめて、ガロに投稿してみよう。

ちなみに、『明太子』は、数日前に新宿のデパートでやたら立派なものを見たので、この記憶が出たのだと思う。普段僕が近所のスーパーで買うのは、4cm*1cmくらいの小物切れ端。新宿で見たのは、15cm*4cmくらいの超大物。デカイから美味いのかどうかは分からないが、立派なことだけは確かだ。


6/18

6/11-22:45(24870:61880)、6/13-14:00(24980:62080)、6/18-23:00(25100:62560)。

/金襴緞子@根津美術館/

http://www.nezu-muse.or.jp/

*本展*

昨日の東武美術館でみたビラのなかに、根津「金襴緞子展」が6月18日で終わりだと知った。暁斎展の表装の良さに浮かれたこともあり、ぜひ根津のセンスによる「表装の展覧会」を見たいと感じた。つらいながらも3連日で美術館に行くことにした。

が、ちょっと期待ハズレに終わった。なぜなら、根津特有の「古いもので歴史を知る」というポリシーの結果、保存状態のあまりよくないものが多くなってしまったからだ。金襴は、時間が経てば金が落ちて、ただの縫い物になってしまう。それでは美しくない。

また、模様が大きくて派手目のものが多く集められており、僕が普段感じる「表装の美しさ」からはちょっと逸脱したところの展覧会になってしまった。−−そりゃそうだ、あくまでも「金襴緞子」展だからなあ。

*みやげもの*

根津に行くと、いつもみやげものが楽しみ。展覧会とは無関係に所蔵品から選ばれたみやげがいっぱい。いつも絵葉書や色紙がよくできているし、レプリカ系も凄い。

今回は、2900円の巻き物式色紙掛けが気に入った。現代家屋を意識してか、広げても1mくらい。絵を縫い込むわけじゃないから「表装」じゃないんだけど、雰囲気はバッリチ。でも、今の下宿にはそれですら飾る場所がなさそうなので、断念。

:いま室内を見渡すと、アレなら何とか飾れそうだ。次回行ったときに買っちゃえ!)

レプリカもので、「墨絵のフナの絵」表装済み2万円というのがあった。これがまたすんごくカッコイイものなんだが、値段もキツイし、床の間なんか無いし(;_;) というわけで、また「引越し後の野望」がひとつ増えてしまった。


6/17

/河鍋暁斎展@池袋東武美術館/

*暁斎とは*

日本画の鬼才、暁斎(きょうさい)の展示。芸術新潮1998年6月号での特集で知って以来、一度は見たいと思ってました。

暁斎は、海外では北斎と1・2を争う日本画家。狩野派をベースとしながら、それに捕らわれない技法と主題の広がりを持っています。墨絵、能画、町人絵、浮世絵、いわいる狩野派、仏画、漫画、春画、何でも書きました。動物の躍動感を描かせたら、こりゃもう比類なき天才です。

彼は明治初期に政府批判的な戯画を描いており、投獄を受けています。その後、国内のアカデミックな権威によって、日本画会から抹殺されました。本人の絵を受け入れなくしただけではなく、過去の作品まで黙殺されるようになったようです。

しかし、お孫さんの努力と海外評価により、だんだんと地位を回復してきています。−−芸術新潮の記事によると。

*本展*

今回の展示は、かなり幅広いジャンルで暁斎を集めています。

全般に満足。

余談:ちなみに、表装もセンスのよいモノが多く、ずいぶん見とれてしまった。)

*娘さん*

後半は、業際の弟子である娘さん(暁翠:きょうすい)の作品展になっている。もうしわけないが、暁翠のほうが絵にパワーが足りないので面白くない。「やさしい絵」といってあげるべきだろうが、僕の趣味じゃないことには変わりがない。

娘さん、本名をトヨ。暁斎の絵日記(マンガ風)のなかに、たびたびトヨが出てくる。5歳ごろの「トヨ カク」(絵を描くトヨ)。厳しい師匠だったらしいが、父の愛は隠し切れないものだ。


6/16

/(宇治)平等院展@国立博物館/

http://www.tnm.go.jp/

宇治平等院の鳳凰堂にある鳳凰と、52体の空中供養菩薩が、取り外されて東京に。

*宇治の特徴*

僕は宇治には行ったことがなく、平等院がなにものなのかも知らなかった。現場で得た知識を簡潔にまとめれば、「極楽を模して作った」お寺だ。阿弥陀堂が中心。

阿弥陀如来(坐像)と、その周りを飛び交う小さな菩薩が52体(空中供養菩薩)。菩薩は音楽を奏でつ踊りつして、阿弥陀の悟りを祝っている。−−その阿弥陀堂の屋上には1対の鳳凰がいるため、別名を「鳳凰堂」という。

その鳳凰と菩薩を間近に見られる。−−平等院に行けば、もともと内部まで参詣できるのかな? 実は知らないんだが^-^

*本展*

展覧室は2つに分けられており、1室目は、鬼瓦やら巻き物といった資料系と、「平等院修復過程のビデオ」放映。2室目が、メインの展示。

2室目から正面を眺めると、入り口付近に鳳凰が対で、その左右に数列に分かれて菩薩が舞っている。会場の最後部には、パネル写真で阿弥陀が鎮座している。−−たんなる写真とはいえ、かなり質のよい印刷で、照明具合との溶け込み具合もあいまって、実に「そこにある」感じがした。−−僕はこの光景をみたときに、意識せず涙を流していた。不思議なもんだが、僕の中の無自覚の仏教感がこれを喜んでいるらしい。

菩薩はそれぞれ50cmくらいの木彫り。みな雲に乗っている。「太鼓を叩くもの」「琵琶を弾くもの」「笙を吹くもの」「謡うもの」「舞うもの」といった様々なポーズを取っている。“すべてが”とは言わないが、ほとんどのものが動きに溢れた力づよい彫りで、「筋肉の動きの表現」「流動的なポーズに合わせた衣装の流れの彫り込み」「表情のふくよかさ」など、見ていて惚れ惚れする要素でいっぱいだ。よくある言葉だが、「掘って作ったんじゃないんだよ、はじめから中にいたんだよ」とは このことではないかと感じた。大満足。

余談:購入した解説書によると、担当チームのリーダーである定朝は、「仏の本様」として後年のリファレンスとなった偉人だそうな。ちなみに、寄木細工を完成させた人物でもある。)

方法は青銅細工。羽根や尾の作りをみていて、「ああ、テクノだ」と感じた。僕はいまだに平沢の呪縛から逃れられていない^-^

*みやげもの*

図録、関連出版物、絵葉書、など普通のものばかりだった。鳳凰のレプリカが目玉、かな。でも小さいので興味無し。色紙の印刷具合が素晴らしかったが、1枚1600円と高いので放棄。けっきょく平等院作成の関連図書をひとつ買っただけ。

画像データ入りのCD-ROMとDVD-ROMが売られていた。CDは3000円くらいだが、なんとDVDは2万円!(もっと高かったかも)。デモ機があったので確認したところ、実際にそれだけのデータ差とソフト機能差があったのは確か。でも高いよー。

6/12

6/8-23:00(24735:61590)、6/9-20:00(24805:61710)、6/11-22:45(24870:61880)。

吉田聡の『荒くれKNIGHT』、つまらない(;_;)

/雑記:分割案/

*PS One*

忘れないように。

*分割案*

ここんとこ、asahi.comが「マ社」と書くんだが、一度も(以下、マ社と略)とは書いていない。「マ社」と「イクロソフト社」に分割なのだろうか。



6/9

/校長土下座事件 続報/

5月の「土下座」事件の続報。どれも産経新聞Webより。

きた東京都国立市立第二小学校(沢幡勇治校長)で、共産党系の教職員組合に所属する教員らが、平成八年から四年間にわたり、教室の一つを占有し、組合活動の拠点としていたことが七日、明らかになった。

前回のアレには、「この生徒の意見と全体の意見は、ほんとうに一致するのか」「この教師の異様さはなんだ」という疑問があった。それが、共産党のなかのおかしな人による偏狭な事件だったとしたら、共産党には悪いが、納得の結末だ。うーん。


6/8

/医者をはしご/

*おかしな複合症状*

今週月曜から、毎食後かならず腹痛が酷い。昨日に至っては、かならず下っていた。ヤバイと思って夕飯を雑炊にしたが、それでも下る。−−そういえば、先月くらいから、ビール2杯飲んだだけで翌日胃がいたむようになった。かなり前から、起床1時間以内に朝食を採ってしまうと、確実に下痢するし、午前中は体調不良が続く。全体に胃弱のようだ。

さらに、おとといくらいから、唐突に歯茎出血が続く。ジワジワと染み出るのではなく、あるとき突然に口の中に血が溢れる。デキモノが潰れたみたいな感じ。個所は前歯。ついに歯槽膿漏か… 心なしか、噛む力も弱くなった気がする。

そのわりには、2日前から原因不明の空腹感が続く。上記の理由で一食の量を減らしているのが原因だろうか。

*当日の朝…*

さすがに歯茎出血は放っておけないと思い、会社の午前を休み、歯医者に…行こうとして、朝飯を食べてしまったのが運の尽き。食べないで歯医者に行こうと思ったのだが、空腹を限度を超えたため、ドトールに入った。食べ終えて5分で、やはり下った。全身が重くなり、冷汗が酷くなり、下る。しばらくは立っているのが辛い。トホホな気分で帰宅し、仮眠を取る。

1時間ほど休んだら、だいぶスッキリした。これで歯医者へ…と歩き始めて1分、またサシコミが… 近所のパチンコ屋で用を足させていただいた。

「だるい。やばい。内科が先か? 歯医者が先か? 」

内科を覗くと、すごくたくさんの患者がいた。待ち時間が辛いと思い、先に歯医者へ。「この体力の無い状態では、間違っても抜歯はできんなあ」と思ったが、歯茎だから大丈夫だろう。

*歯医者にて*

歯医者は待ちがひとりいただけ。10分ほどで診断。

歯茎ですか。腫れてますね。

うーん、歯石が酷いので、それを採って、歯茎に薬塗りますね。たぶん、原因は歯槽膿漏とか歯周病じゃなくて、歯石だと思います。でも、念のためにレントゲン採りますね。

大学の頃から、歯の裏に、茶渋みたいなものが溜まっていた。実際、紅茶やコーヒーの消費が増えていたので、茶渋だと思い込んでいた。これは歯石だったらしい。

というわけで、歯石をゴリゴリと取ることになった。

あー、これは結構深いなあ。歯と歯の付け根の部分の隙間に、歯石が溜まってますね。歯茎の中まで食い込んでいて、ここで炎症が起こってます。

レントゲンの結果を見る限り、歯の骨は大丈夫ですから、歯槽膿漏は心配しなくていいですよ。そのかわり、きっちりと歯石をとって、歯茎ケアしましょう。あと数回はかかりますよ。

ついでなので、奥の親知らず(上)が下の歯肉に当たっていたいことを報告。抜いたほうがいいのだろうか?

「おかしな角度に生えているわけじゃないから、抜くことはないと思いますよ。ちょっと噛んでみてくれますか? ああ、確かに噛み込んでますね。これだと痛いでしょう。当たっている部分をちょっと削ります。それだけで楽になりますよ。」

え、そんな簡単なもんなんですか?

「ええ、カンタンです。歯石を取るのと、たいして変わりませんよ。」

歯石を取るのと同じような感じで、歯の尖った部分を削った。たったそれだけで、見事に痛くなくなった。なんつーか、現代医学バンサイだ。うん。

*内科医にて*

続いて内科医に。実際には、専門を胃腸としつつも、外科も整形外科もなんでもありの、いわいる町医者さんだった。愛想の悪いオバサン看護婦と、マンガに出てきそうな荒っぽそうな医者がいた。スーパードクターKの鬼軍曹みたいだ。消毒として、日本酒を傷口に吹きかけそうなイキオイ。

待合室には10人ほど。その中で、「長期療養証明を取りにきた20代女性と、その母」「足を痛めて松葉杖の20代女性と、その母」の二組が目立った。けっこう大きな声の江戸っ子口調で会話していて、まるでケンカしてるみたいに聞こえる。TVで「関西の人の会話を聞くと、漫才してるかケンカしてるか、どっちかみたい」と誰かが言っていたが、それと似たような印象を受けた。

診察室では、狭いなかに各種の機具が満載。カンタンな切開機具。洗い場(ここは実験室か?)。血圧測定器。腰痛処理機(錘で伸ばすやつね)。診察台。加えて、あと二つばかり、用途の分からないものがあった。

診察問診もそっけない。

ここ数日、毎食後に必ず下るんです。胃が荒れているんでしょうか。お薬か何かいただけないかと思いまして。

「ふーん、いつから? 月曜から。あっそう。そこに寝てお腹出して。ここは痛い? 痛いか。こっちは? 痛くないか。ふむ。(と聴診器をあて)なるほどね。とくに過大な心配個所はないから、お薬3日分出しとくよ。それで改善しないなら、また来て。」

おー、診察前はかなり待ったのに、2分程度しかかかってないぞ^-^ そして胃の炎症を押さえる薬4種をgetした。

*全てを終えて*

この時すでに13:15。午後から出社するつもりだったんだが、まだ胃が痛むし、そもそもバカバカしいし、というわけで一日休息することにした。

*追記*

(6月11日追記)

WorkPad/Palmの支払メモには、「医療代」に類する項目が無い。項目を自由に変更できれば便利なのに。

そもそも、項目が全体に日本人の生活には合ってないと思う。英語版のExpenseを見るとより明らかだが、あれは出張中のビジネスマン向けの項目だ。

だれか変更できるようにしておくれ(;_;) (自分専用ローカライザーでも作るしかないのか…)


6/4

6/2-0:00(24400:60875)、13:30(24455:60945)、6/3-15:00(24505:61005)、6/4-22:30(24535:61115)。

/雑記:C99/

*Zappa*

ひさびさにZappaをヘッドフォンで大音響で聞いた。[one size fits all][怒りのボンゴ]。プログレと前衛とブルースとロックの奇跡的な共存。興奮するなあ^-^

テクニック的に上の曲は他にあるんと思うけど(たとえば、YCNDT6に入っているaerien orifice)、この時期の濃さは特別だ(と思う)。

*コンピュータがらみ雑記*
*C99*

C99企画に関するメモ。ANSI CはC89。最近のISOがC99。でも、「最新の標準規格」よりも「デファクト スタンダード」のほうが強いよなー。gccはC99を実装するべく頑張っているようだが、MSとかはどうなのかな。


6/3

/あとだしジャンケン

ジャンケンのルール改造。

やってみると、長年ジャンケンで培った本能から、守る人は「ジャンケンとして勝とう」としてしまう。負けなきゃいけないのに、勝ってしまう。この苦悩^-^ けっこう面白い。

:私の情報源はERKさん。ERKさんの情報源は「伊藤家の食卓」らしい。)


6/2

5/28-22:30(24270:60550)、6/2-0:00(24400:60875)。

/ごく私的/

母から電話が掛かってきた。第百生命が潰れた件。親が僕に掛けていた生命保険は、第百のものだったらしい。「お金は戻ってくるんだろうか。次の保険はどうしよう。事故で入院などの「イザ」というとき、保険がないと不安で…」

弟は相変わらずのモラトリアム生活の模様。就職が無くても、大学はちゃんと卒業して、あとはバイトでもなんでもして生計はたてる、とのこと。でも、そんな「ハリのなさそうな人生」でいいんだろうか>弟。なにか目標とか信念を見つけられるよう、頑張って欲しい。


6/1

/イエスタデイをうたって/

イエスタデイをうたって」(ビジネスジャンプ連載)、現在2巻まで。

ストーリーは、短絡にまとめてしまえば、「モラトリアム世代の恋愛物語」。

主人公の男(名前忘れた)にも、彼が好きな女性(名前忘れた)にも、主人公を好きなおんなのこ(ハル)にも、それぞれに果たされぬ夢があり、終わったにもかかわらず諦められない恋があり、自分のやるせなさへの怒りがあり、だからといって覆せない日常がある。愛したい。傷つきたくない。傷つけたくない。でも、このままでは、もっといけない。

ありがちで何気ない感じの物語。それを、奇麗にまとめてパッキングしてある。好意的に読めた。たぶん、僕も含めた最近のナヨナヨ人間の多くは、この境遇に自然な共感を覚えると思う。

うん、ハルちゃんがかわいい。


余談

冬目景の絵が好きだ。どんなストーリーを書く漫画家なのは知る前に、単純に絵で興味を持った。はじめて読んだのは、「羊のうた(1999年12月)」。このとき、物語の進めかたも好みだと思った。

でも、一番はじめの出会いは、ヤングジャンプに載っていた「イエスタデイをうたって」の広告だ。絵を見る前に、タイトルに目が行った。即座に歌が浮かんだ。

イエスタデイをうたって
イエスタデイをうたって

忘れられない言葉さ 悲しそうな瞳で 悲しそうな唇で

イエスタデイをうたって
イエスタデイをうたって
あのこは 僕に “イエスタデイをうたって”と言った

「イエスタデイをうたって」は、RCサクセションの曲のタイトル。しかも初期、フォーク期の逸品。いわいる暗めのフォークなのに、湿っぽいものではなくて、でも切なくて好きだった。

「RCの本歌どりをやるとは、冬目景っちゃあナニモンよ?」というのが第一印象。でも、気に入ったから、それでヨシ。

さらに余談:よく考えれば、RCこそが本家イエスタデイ(beatles)の本歌どりだな。僕はbeatlesよりも先にRCを聞き、「イエスタデイってカッコイイ歌なのかな」と思っていた。本家を聞いたら、あまりにもつまんねーヤツだったので、悲しかった。)







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