【自己顕示録】


2002年


12/30

/休暇活かして:魔法:四谷三丁目/

12月30日(月)14:30 魔法

朝からクビが痛くて、また回らない。今度のは寝違え。寒いしな。14時ごろコリが昂じて首コリ・肩コリが昂じて頭痛になってきたので、バファリンを飲む。 飲む前には呪文を忘れない。

「プラセボ、プラセボ。コリも直るよね。」

実際、30分後にはコリも直った。魔法を信じるかい?

12月30日(月)15:30 和平飯店@曙橋

油淋鶏
ごはん ザーサイ スープ
(サービス)杏仁豆腐 ジャスミン

遅めの昼飯。

鶏。かなり大きい。皮はパリっと。身はしなやかに。ソースは酸っぱ辛く。…そりゃ油淋鶏だからこれで当然なんだが、ここまで綺麗においしく整った油淋鶏は今年はじめてだ。来てよかった。

杏仁豆腐。フルーツカクテル系。上品な薄味で、寒天系の食感が心地よい。風味がジャスミン茶とよくあう。こうして食べると、これもこんなにおいしいのだな。

いつもどおり、おかあさんに無性に感謝される。いくら珍しい客とはいえ、3ヶ月に1度くらいは顔をだしている計算になるので、そうそうサービスせんでもいいのに。


東京ミレナリオ。おかあさんがチラシを出して、「これ行きたい、こんなの私みたことないの。でも漢字が半分くらいしか分からないから、行くのちょっと不安。」と。地図の見方など説明する。「明日なら空いてるかな?」逆に今日のほうが空いてるんじゃないかね。「でも今日も12時まで仕事で、そのあとお店じまいして、みんなで忘年会なの。」おお、今年はめずらしく30日で終わりなんだな。不況だなあ。−−返答としては「みんながいてにぎわっているほうがお祭りっぽくて楽しいよ」と発言。

店内に、鏡餅の脇に、いかにも中国ふうなカステラ饅頭のお供えがある。聞いてみると、お母さんの故郷である上海の風習だとか。「饅頭みたいに、お金もプクンと膨らめ」ということで、肉まん系饅頭を手を変え具を変えたくさんつくって、みなで交換しあうそうな。あとは餃子。昔の貨幣の形をかたどった食べ物なので、縁起物だそうな。

爆竹についても聞いてみた。「ちゃんとやるよ! あれが楽しみ。でも、怪我したりヒトが死んだり危ないから、北京では政府が禁止したって。わたしかに私も、小さいころはよくヤケドしたから分かるけど。でも、どうせみんな隠れてやるけどね。」

なぜか話題が名古屋の結婚式や「新幹線の個室ってスゴイね!」などに移る。お母さんにしてみると、違う地方の話は珍しくて面白くてたまらないらしい。

おかあさんは店員さんといっしょになって、正月飾りなどはじめる。赤バックに金文字でめでたい文句を描いたもの。この色合いを見ると「中国だ」と感じる。−−福(を逆さにしたもの)はフーと読むらしい。これが一番重要な札だそうで、お店の入り口の中央上に、バランスを気をつけながら張っていた。

12月30日(月)16:00 

散歩しながら猫撮影。オレンジ・黒マダラ・焦げ茶の3匹が某宅前でジャレながらたむろっていた。往路でも復路でも撮影。かなりかわいい。よく鳴き、媚びる姿勢はあるのだが、2m以内に近寄ると逃げる。

12月30日(月)17:30 おやつ la vie douce曙橋 持ち帰り

フレジェ

帰りによる。帰省みやげの乾菓子を2000円ほど買い込み、あと生ケーキを1つ。いちばん普通の苺のショート。店内にいた子供が全品を見渡した後「僕はコレで決まり、コレじゃないとヤダ!」といった。苺の魔力か。木苺なんだけど。

味は。木苺ってずいぶん酸っぱいなぁ。これのおかげで全体がキリっとする。生クリームかわらず無敵。ひさびさにいいもの食べた。


12/29

/土日:八明園麻婆豆腐:QY70トラブル/

12月29日(日)13:00 八明園

マーボーナス
ごはん ザーサイ サラダ 中華スープ 杏仁豆腐

赤茶色の薄いスープ。挽肉が濃い旨味アンに囲まれて浮かんでいる。その部分は濃厚に甘く美味く。残りの部分はサラっとした液体で微妙に辛く美味く。上品に炒めたナスを添えて。−−前に麻婆豆腐を食べたときも同じ感動をしたのだが。またしても。この2層構造、美味すぎる。基本的に味は広東風のはずなんだが、あっちはこういう食べ方なのかな。

杏仁豆腐、やはり味が落ちた。ミルク分が減り、モノも硬くなっている。採算あわなくなっちゃったのかな。お店潰れると私とても困るんだけど。


午前から夕方まで、えんえんと新曲録音。洗濯と昼食で中断したのみは、えんえんと楽器/MTRに向かう。それで完成する曲はたったの4分。これでも早いほうだと思うが… 1人作業の限界なり。

基礎トラックは打ち込み済みで完全自動演奏なので、それの録音の間は暇。思い立って桟の上などを拭き掃除する。

12月29日(日)21:30 in trouble

演奏やりまくり…と思ったのだが、PCとQY-70が接続できなくなった。ノートPCのほうが半日以上電源入れっぱなしなので熱ノイズかと思い30分覚ましたが、症状は同じ。最初のコントロール時に「リストを正しく受信できません」と出てQY-70がフリーズする。こりゃ困ったな。

12月29日(日)24:30 solution

ドライバの再インストール、意味ナシ。接続ソフトの再インストール、意味ナシ。最新版ドライバのダウンロード、再インストール、意味ナシ。MIDIバルク汎用受け取りソフトを探すが、見つからず。

QY-70データをよく見る。songのなかに、ズタズタに壊れて再生できない曲が1つある。幸いにもpresetで遊んだときのデータで、これは削除しても損害ナシ。これを消したら通信できるようになった−−が、その直後おなじ現象が発生。今度はpatternのほうをつぶさにみたら、本来とは正しくない位置に曲データが登録されており、やはりこれが再生できないデータ。これを消し、症状回復。

ところが。本来そのデータエリアには別の曲が入っていた。それを昔のダンプデータから復旧させようとする。おとといのデータから復旧…させると、また「リストを正しく受信できません」となる。2ヶ月前のものならOKだった。

そういえば、前にも一度、1つだけデータが壊れたことがあった。あのときはたいして気にしなかったが、これはRAM劣化によるメモリー物理破損なんだろうか。それは困るな。

:2chで指摘された。データ処理まっさいちゅうに不運にも(あるいは不注意にも)電源が切れたりMIDIケーブルが抜けたりしてデータが死んだ可能性もある。)


12/27

/年末休み:昆布おにぎり:キヨシ/

23日に休日出勤して前倒しで仕事したので、金曜日に有休を使う。一足お先に年末休み。

12月26日(木)22:30 夜食 コンビニ

ミニお握り5個セット中2つ(おかか、シャケ)
インスタントお吸い物

ごめんなさい どうしてもお腹が空いて… 見逃してください体重に加算しないでください

12月27日(金)10:15 残りもの残りもの

ミニお握り5個セット中3つ(焼きタラコ、昆布、梅干)
永谷園のお茶漬けをスープ代わりに

高校生までは、この味付け昆布のおにぎりはどうしても食べられなかった。香りも味も、なぜか気持ち悪くなった。大学生を超えたある日、これを美味として食べられることに気がついた。昆布だしに対するセンサーが昔は過敏だったのかな。

12月27日(金)13:30 魚料理 十八番@方南町

魚介の掻き揚げ
ごはん つけもの 春菊おひたし 青菜おひたし キノコの味噌汁

バカでかい掻き揚げが1つ、ドーンと出てきた。えび、いか、アジを判別できた。あとタマネギ。アジがシッポ付きのまま入っているのに苦笑。そりゃ食べれるけどね。−−やはりこれだけデカイと、とちゅうから胸焼けする。衣もネチャっとしてくるし。

副菜がおひたしばっかりで、すこし辟易。


TV-CM、キヨシっぽい声がすると思ったら、ノーメイクでフォークギターをかき鳴らすキヨシが本当にいた。しかも川辺で。黒木瞳がやってきて「お上手ですね」とか声かけてんの。「いや、けっこう売れてるんですけど」と寂しそうに返答。ショートコントとして味がなくもないが…

キヨシがこんなことする時代になったんだな。まあ、10年前ですでに筒井康隆や鈴木慶一がお父さん役でCMに出てたわけだから。キヨシもこういう順番か。


往路復路それぞれで、久々に猫撮影。今日は綺麗に晴れていて、影の具合がよい。風があると寒いが、猫は風が無いところに逃げ込んでいるので、わたしも寒くなくて澄む。猫に学ぼう。

フェニックス裏の片目猫ギルバルスがまだ生きていることを確認。あいかわらず倉庫脇におとなしく鎮座し、ヒトに向かって少し媚びて鳴いていた。かわいい。毛が短く整っているから、倉庫のヒトが手入れしてあげているのかもしれない。

/悪夢:死の願望/

(12月26日(木)25:45)

立体感のまったくない夢。スクリーンのようなものを眺め、その平面のなかで完結している。位置感覚が一度たりとも変化しない。

珍しく朝はやく目が覚めた。空は紫。冷たい空気。中央に木。樹皮は白く、しわは多い。素直に伸び、左右に広く枝を張る。葉はない。

右下隅を眺める。MSN Messengerのオンライン状況一覧。いつも朝早いはずの同僚Iは、今日はまだ出ていないようだ。ふと思うことがあり、メッセージを書き込む。

出勤を考える。今日はどの経路で行こう。XXに用を残しているから、わざと遠回りして先にXXに寄るほうがいいだろか。

ここで通話がある。母からだ。−−最初はMSN Messenger的文字通知だった気がするが、途中から完全に音声会話だった。

母「あと2時間くらいで帰るから。」

舞台は急転、いまもう夕方。そういえば、母は旅行に行ったのだった。1年に1度、そういう自由な時間を持つ。

母「元気にしとるかね。」
角「大丈夫だよ。それより楽しかったかね。」
母「うん…(3秒くらいの間、重い間)けっこう寒いね」

私はボンヤリを視界を振る。水槽に大きな魚が泳いでいる。視界は濃いブルー。暗い室内で、水槽だけが煌々と光る。

母「お願いがあるんだけど。(また間)」
角「(待ってから)なに?」
母「(急に明るい声で)あのね、スーパーでXX洗剤が安いから、買っといて欲しいのよ。」
角「わかった。」

内心、なぜこんなどうでもいいことを言うのか分からず、イライラする。時間をもてあまし、魚に餌をやる。

無言。

電話の向こうに、どこかの百貨店の内部だと思われる軽い賑わい雑音と、店内の呼び出し放送の声が聞える。おかしいな。移動中じゃないのか。こんな状況で、その遠くの旅行先から2時間で帰れるのかな?

母「(ひどく震えた声)あのね健太郎」
角「どしたの?」
母「ほんとは(嗚咽)、大きな手紙を書いて、ちゃんと相談しようと思ったんだけど(吸引音)」
角「どしたの?(やばい予感、身を正す)いってごらん。ちゃんと聞くから」
母「(絶望的に長い間、電話の向こうにデパートノイズ)し、」
角「?」
母「死んでもいい?」

母がそれを言い終わえ前に、声に出して「ダメだ」と言った。判断する理性など必要なかった。同時に、かつ瞬時に目が覚めた。心臓が酷い高鳴りを見せている。意識はすでに現実にフィードバックしている。その意識の中で、自分が実際に現実に「ダメだ」と発言したことをはっきりと自覚した。

なんでこう縁起でもない夢を見るのか。なんでこう非現実的な夢を見るのか。現実には類似のことすら経験していないし、とくにこういう小説を読んだわけでもないのに。

関連する事実:昨日同僚Iは、ふだんは9:10には来るのに、10:00まで来なかった。上司Sが2日前に仙台に出張した。私は寝る前にギルジエフ版[春の祭典]をバックグラウンドノイズとして再生して寝た。

記録しないほうがいいかと思ったが、別に書いて不吉が現実になるわけでもなし、どちらかというと いまのこの胸の酷い高まりを記録するほうが価値があると判断した。


12/26

/雑記:集中化・分散化/

*国立国語研究所「外来語」委員会*

(12月26日(木)13:30)

今朝のニュースで知った。活動自体はいいと思うし、訳語もそこそこ妥当だと思うが。

なんで結果配布がPDFやねん。

ちなみに、アクセス性など、わざと多様に使っているものは、訳語がそれぞれに用意される。言葉の分化は悪いことじゃないが、汎化だってこの範囲ならいいと思うんだがねぇ。もともと和語は「みる」で見る・診る・看るなどの汎意を伴っておるわけだし。

*集中化・分散化*

(12月26日(木)12:30)

IBM、Storage Tank普及に向けてオープンソース戦略を計画

ストレージの仮想化は必然の流れ。それにともない、ユーザーがデータを指定するための新しい概念が必要だし、それに応えるべくバックエンドにルーティング技術が必要となる。Internetでいうところの、URL+ドメイン名およびDNSのことだ。

−−こういうスタックは、5年後にはOS内蔵の当然の機能になる。−−かつてtcp/ipはOSとは別売りだったのだが、いまそんなの想像できないでしょ。

MSは次世代OSでHDDをFileSystemじゃなくてDBMS型にしようとしているのが、その理由は「もうプレーンなFSの時代が終わると実感しているから」だろう。メタ情報を埋め込めなければ分散仮想化には対応できない。

−−考えてみれば、メインフレームはプレーンなFSなど採用していない。そして中央集中型だった。その後UNIXなどによる分散サーバー+プレーンFSが来て、ダウンサイジングが謳われた。そのうちにPCレベルですら高級になり、それが繋がるようになると、逆にサーバー側は集中化が謳われるようになる。物理集中(ブレード)+論理分割。そして今、仮想化による論理集中まで始まる(CPUグリッド、SAN/NAS、P2P)。

初期のメインフレーム集中が嫌われたのは、機能が悪いからじゃなく、高すぎたから。値段の壁が崩れた今、さらに発想を練った状態で、昔に戻ったうえでの進化をしている。面白いじゃないか。


12/25

/クリスマス界隈:首が痛い:お腹プクン/

寒さゆえか、精神ストレスか。この12月はずーっと体調悪かった。

12月25日(水)20:15 麺たま川

醤油らー麺

本当は《田丸》のキャベツラーメンを食べたかったのだが、例によって売り切れ閉店。いつもなら《揚州商人》に移動するのだが、さすがにいつもソレなのはなんなので、2軒となりへ。

水だのダシだのにこだわっているという表張り紙を読み、いちおう期待して入る。食券を買わされる。ずいぶん待たされる。…しまったな。ヤな店だな。店名や商品名の変な位置をひらがなにしている時点で性が合わんと気がつくべきだった。

味は。知らん。美味いんかねコレは。不味くはないわな。ラーメンなんてそんなもんだな。ソバなら不味けりゃ腹も立つし美味けりゃ嬉しいが。−−なんでこうラーメン自慢の店ってえのは腹が立つのだろう。

12月25日(水)21:00 口直し

(セブンイレブン)杏仁豆腐
(TWINING)アールグレイ

ブラマンジェ系。ほとんど固めていない。余分な食感なし。ミルク分大目。コンビニ売りとしては奇跡のように良質。

普段はアールグレイはまったく飲まないのだが、いま家で紅茶を切らしていて、このコンビニにはダージリンとコレしかなかった。「たまには」と選んでみたが、やっぱり香料(ベルガモ)苦手。ここまで拒絶反応が出るとは思わんかった。会社に寄贈しちゃおう。

余談:翌日、ちゃんと注意しながらいれたら、かなりおいしく飲めた。期待して飲めば、このベルガモもいいもんだ。)

12月25日(水)15:30 “クリスマス”いろいろ

ようまとまってるな。

Xmasのギリシャ語うんぬんは、キリストの音から考えてΧ(カイ)なのかな。じゃあ英語ならエックス(eks)じゃなくてK(kei)だね。

ということは、Kmasのほうが正しい。−−ローマ字表記っぽくてイイ!

12月25日(水)15:30 プクン

ここんところ腹具合がおかしい。

昨晩苦しくて、ふと腹を見たら、プクンと膨らんでいた。いままで見た自分の腹の中で一番でかい。いつのまにか太ったか。−−だが、去年ケーキにハマって太ったときは下腹部がゆるんでいたが、昨晩は上腹部というか肋骨下あたりのみプクンと膨らんでいる。

今日の昼にトイレで気になって確認したが、あんな腫れかたはしていない、というか平常。ということは、食事直後で胃が膨らんでいたわけでもない模様。

さて、あれはなんだったんだろう。

12月25日(水)09:30 

目黒駅のホームで、オッサン2人が寄り合っていた。AがBにマンガ雑誌を渡す。Bは5冊ほど抱えて去ってゆく。Aはまた山手線に乗る。

こうやって集められたマンガが、新宿駅の路上で100円で再販売されるのかな。


出社すると、いきなり机の上に給料明細が。いつもはちゃんと手渡しなのに、今日は無用心な。そして、年末調整で3万円戻ってきた。メリィ給料日。


ところで、サンタが靴下にプレゼントを入れるのは、日本だけだろうか。海外のお菓子とか、靴下じゃなくてブーツだよな。

ふと思いついてgoogleで漁る。このtopのLycosのメモにそれらしい由来が。いちおう全世界なのかな。

12月24日(火)22:00 

まだクビが効かないので、方南町駅前のマッサージ屋に寄ろうと算段。が、21時まで。もう22時だ。話にならん>自分。

しかし、20時には会社を出てるのに、なんでこんなに遅いのかな。移動45分、食事1時間以上? あ、クレしんを読み終えるまでネバったからか。

12月24日(火)21:30 もうやんカレー@成子坂下

チキンみそカレー(甘口)(ごはん小)
じゃがいも*2

ハレとして食べたいものがコレしか思い浮かばんかった。今日はやたらでかいカタマリのチキンソテーとして登場しおった。スプーンで切れる柔らかさではあるが、はじめから小分けしといてほしいな。カレーの具なんだから。−−美味いのに文句つけて申し訳ない。

1つ目のジャガイモが非常に甘くて美味く(サツマイモとのハーフみたい)、調子に乗ってもう1ついったが、量が多くて閉口するハメに。なんのためにご飯少量にしてんだか>自分


となりのカップル、女性がスタイルも顔もなかなかいいんだが、男のほうはずっと叶精作画の劇画を読んでいる。セックスシーン満載。それを黙々と読んでいて、女が話しかけても返事すらしない。どういう仲だ…

私は島本和彦[仮面ボクサー]を読むが、2話目で脱落。つまらん。[ギャラリーフェイク]は片付けられてしまった。[クレヨンしんちゃん24]で時間を潰す。


ついこのあいだまで、成子坂下の交差点には福音協会(gospel church)があった。クリスマスイブだし寄ろうかと思っていたのだが、建物だけを残して中身が消えていた。教会も潰れるんだな。

12月24日(火)18:10 

新品のシップを張ったら、効く効く。気分が健やかになる。すごいもんだな。

もっとも、前に腰痛で整形外科に行ったときに医者が言ったことだが。

市販のシップ、ジンジンと染みる感じがするので効いているような誤解を受けるひとがいるが、あれはたんに表面が蒸発して冷えているだけ。痛みの緩和とは関係ない。(この医者配布のシップの表面がソレとぜんぜん違うが、緩和成分はちゃんと出ているから気にするな。)

とはいえ、気分も大事だとしみじみ思う。プラセボ万歳。

12月24日(火)18:00 首いたい

今日はシップを、服からはみ出す部分の首にまで張っていた。それをいま剥がしたのだが…1分で痛みが倍増した。シップって効いてるんだな。また新しいの1つ卸さなきゃ。

12月24日(火)15:45 電波2chで発見

プラモ魂を傷つけられた一言(´・ω・`)

そこからたどって、完成させた模型を壊された奴らはここに集合!!

12月24日(火)15:00 追記

ヨーロッパの昔の暦は太陰暦で、日暮れが1日の始まりだった。だからクリスマス当日のお祝い御祭も夜から始まる。

(知識の出典:[アシモフの科学エッセイ]のどれか)

12月24日(火)14:00 いつものまとめ

日本人としては、キリスト教徒でなくても便乗して楽しむが良し。でも、けして恋人とホテルに行く日ではない。それはバブル時代が生み出した悪しき風習。どちらかというと家族と集うべし。


今年もやってますな>NORAD サンタ追跡プログラム

サンタクロースって本当にいるの?]−−ちなみに私はこのfake版のほうが好きです。

12月24日(火)13:30 cafe trattoria grifONE

simpleサラダ/スモークサーモン ケッパー添え/ラタトゥユ/パン
鯛のムニエル フレッシュトマトとバジルのソース 蒸しブロッコリ添え
(追加)即席ミネストローネ カボチャのペースト+バニラアイスクリーム/紅茶(アッサム)

まだ首の調子が悪い。横を向くと痛い。胃も弱っているので、割烹九重でお魚…と思ったが、すでに昼の部は年末休暇に入っていた。そりゃ困るぜダンナ! 途方にくれつつ、でも魚を食べたいので遠出。クリスマス=イブにここ来るのは「いかにも」だからイヤだったんだがなぁ。

味だが。今日のラタティユはイマイチ。鯛は、焼き具合もソースも見事。トマトもバジルも美味しい。けど、魚の旨みとはなにか違うような気もする。

量として満足度がまったく足りない。給仕と相談。スパゲティ追加という手も合ったが、寒いのでズッパにしてもらう。ランチには存在しないので、ラタティユとベーコンを加工して作ったみたい。かなり塩辛いので味付けとしては失敗だと思うが、空腹を補うにはgood。

ドルチェ。カボチャに少しシナモンが練りこんであるようで、それが個人的に苦手だが、バニラと合わせると味わい豊か。濃い目のアッサムともよくあうし。幸福なり。


隣の席、40代男+20代女。私が入店時、すでに男の元にはペンネが出ていた。まったく手をつけていない。10分後、女のほうにリゾットが届く。男「じゃ、食おうか!」−−パスタを延ばしてどうする。お店に申し訳なかろうに。

12月24日(火)09:30 

けっきょく3時間しか寝てない。いや、「3時間も寝てるじゃないか」とお怒りの向きもあるやもしれん。

朝、目黒駅で新幹線おさえ。3日from名古屋to東京。グリーン車も辞さぬつもりだったが、ひかり一般指定をかんたんに取れた。

12月23日(月)26:30 

眠れないです。左肩がパンパンに張っていて痛いです。どぎゃんしたらよかとですか。

12/23

/休日出勤:2ch言語板[最近使われだした言葉って?]/

年末の関連業者労働期間確保のために、私は前倒しで23日出勤。そのかわり27日に有休とって、みなさんより1日早く長期休暇に入りまする。

12月23日(月)13:00 しゃぶしゃぶ 大和路

牛焼きしゃぶ丼 味噌汁

チェーン店。祭日ということもあるだろうが、客がいない。ドアを開けると給仕方のアンチャンが客席に座って内職系(ナプキン折りなど)をしていたので、今日はもうランチ終わりなのかとビビってしまった。

みりん醤油で煮しめた牛肉の細切れがドンブリにドーンと。これを「焼きしゃぶ」と称しているが、ただの甘露煮なんでないかいな。それはそれとして、ご飯のうえにガリと肉しかないという、この割り切りがすごい。サラダもなし。味を緩和する道具はガリだけ。不味くは無いが、もうこれについていける年ではないような気がする。


レジにて。

「850円ちょうどいただきます」といわれた。 私が850円出したわけではない。 料金が850円だと告げられたシーンだ。

税込み850円といいたかったのか。 それとも、1円のたぐいは必要ないといいたかったのか。


それにしても風が冷たい。風邪の体にはキツい。背中がギシギシと痛む。胸も痛い、胃もシクシク。もっとも、4日前と比べたら天国か。−−医者に貰った薬を飲みつつ、コンビニでビタシーゴールドを購入。

社内が寒いのに耐えられず、暖房on。社長ごめんね。

12月23日(月)13:30 恋人はサンタクロース 手の早いサンタクロース

最近寝つきが悪く、朝方の調子も悪く、そのせいかヤな夢を見る。しかも、その夢を反芻しながら改良しつつ何度も見る。朝は覚えているのだが、ラジオをつけたり、あるいは朝出社して仕事をすると忘れてしまう。なんかもったいない。

22日は、「祖母宅前で尋問され、なんかわからんが嘘を付いてその場を去り、あとで自宅で非常に苦しむ」というシチュエーションを5つばかり見た。11時くらいまで覚えていたんだが、そのあとヒトと合ったために忘れた。もったいない。

12月23日(月)15:00 2chプログラマ板

ずっとゲラを見ている。ボロボロ。目がいてえわ。といっても1時間半程度のはずなんだが。おかしいな。

サンタクロースですが、欲しいもの言えやゴルァ! −−途中で変身して286を蹴るスレになっててチョト悲惨。でも、仕事で疲れた脳で読んでいたら、これで乾いたワライをもらしてしまった。

同スレ335。サンタってことになってまつ。

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  ミ"""""''.;; .:::ヽ ,,,,
  (゚Д゚,,ミ,,,,''---ミ,,,ミ
  ミ''""""''ミ    .___/''-、
  /'.::::::::.."つ  /  ⌒ー、
. ミ''""""""''ミ  /..::.  ...::::::|
  "''U'"U''" (,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;ノ
12月23日(月)15:30 電波2chで発見

最近使われだした言葉って?

言葉とか社会って面白いな。このスレ中でも勘違いしているヒトがいるが、別に新語やら言葉のユレ・乱れを「悪い」とは言ってない。「消えゆく言葉に目くじらたてんでも」という指摘は的外れ。楽しむ姿勢が欠けてますな。

12月23日(月)21:30 そんなんだからモグタンはヒヤヒヤ=ドキッチョなんだよ

帰りの電車。渋谷で乗り込んできた大学生らしき女性2人の会話。

イ「O型なの?」
ロ「そうです。親はAとB、でも私はOなの。」
イ「そんなんできるの?」
ロ、あいまいに笑って「できるみたいですよ」
イ「そうそう、親関係ないんだよね。じゃあ、AとBの特徴両方持ってんだね」
ロ「AとBとOですねぇ、勢ぞろいって感じで」

指摘するのも無粋かもしれないが、血液型は複合遺伝で、O型は劣勢なのでOOしかありえない。親がAOとBOの場合、OOの組み合わせなら子はOになる。OOには(見てのとおり)AもBもない、というかAB揃っているのはAB型。

いやもう、血液型類型には性格特徴の意味はないから、何を言っても無粋なんだが。−−輸血適合以外にとくに意味はない。だったと思う。


12/20

/田中圭一[神罰]/

同僚のs10先輩に進められたマンガ。カバー表1だけで大笑い。前半はパロディ漫画だが、後半はただの田中圭一漫画(ドクター秩父山とか)。パロ部分がいろんな意味で面白すぎるので、ただの田中節onlyでは能無しエロ漫画にすぎなく…

業界用語:置いたときに見えるほうが表1、裏表紙が表4)

*パロディ漫画としてのカミングアウト*

カバー表1部分、いかにも手塚キャラのウサギ女が、しなやかな肢体(といってもウサギ)の曲線美を見せながら、胸の前で手を寄り合わせて泣いている。「お願い、訴えないでください!」−−本書はまさにこういうマンガだ。見事な抽象化。

これとマッチするオビがすごい。黒バックに黄色で手書き文字。「訴えます! 手塚るみ子(怒) ライオンキングは許せても、田中圭一は許せない」。るみ子さんつうのは奥さんだったか娘さんだったか忘れたが、この文脈でライオンキングを出すあたり、内容と趣旨をかなり理解したうえでのオビ文句だと思う。これをgetしたら、もう本書の宣伝としてはカンペキだろう。

*感想*

そのパロ部分。ものすごい読後感。爽快のような苦笑のような。最初は筋までパロしたうえでオチ破壊だったが、中盤からはただの絵似せになる。作者は後半が気に入っているようだが、わたしは前半が好き。

次の3つの記号化に泣けた。(1)わけもなく服を裂かれる女性、(2)「カンニンしてぇ」のセリフ、(3)なぜかブラせず乳房丸出し。バカバカしいようだが、実際の手塚マンガもこうなのだ。見事な分析だと思う。

他にも、キャラの表情、バックの墨打ち、セリフの書き文字など、「よくここまでコピーした!」と感心。

手塚以外にもパロしているのだが、本宮ひろ志は明らかに失敗。キャラをもらっただけで、これではパロとはいえない。藤子Fはギリギリ成功かな。

*装丁のしかけ*

表2(カバー巻き込み部分)には、たぶん田中氏と思われるひとの写真が。でも、宴会芸グッズの鼻メガネをつけている。もちろん手塚風味。田中氏の優しそうな はにかみとマッチして、非常にgoodな印象。

カバーを裏返すと、そこにも4Cのマンガが。ネタバレ紹介は止めるが、とんでもなく笑えた。笑っていて良いのか>自分

そしてカバー表4を見ると…煌々とかがやくbook off。本物の看板と同じく、[お売りください]の文字。にこやかな女性。−−おお、なんとすごいコマでこのマンガは終わるのか! 


12/19

/床屋で続・非マス=プロダクトの時代/

床屋にてカット中、唐突にトッチャンが言う。

「マクドナルドはご利用になりますか?」

トッチャン、マクド赤字転落に絡めて、今後の新時代の経済のやりかたについて思うところを語る。

おお大将、そのへんは偶然私がこの間書いた[非マス=プロダクトの時代]に非常に似てますな。心強いですよ。

−−って、一介の床屋と一介のPC書籍編集者がなに語ってんだろ^-^


12/19

/雑記:PC以外/

*テクノロジー*

(12月20日(金)17:30)

アクセスした時刻を覚えている引き出し――ユビキタスのリアルな形−−WISSのやつが更新された。

「コンピューティングはPCのためのものじゃないし。テクノロジーはコンピュータのためのものじゃない。」あたりまえのことなんだが、たまに復唱しないと忘れてしまう。

*2chプログラム/マ板*

(12月20日(金)16:00)

( ゚д゚)寝る!

サンタクロースですが、欲しいもの言えやゴルァ! −−479の元ネタはなんだろ

*電波2chで発見*

(12月18日(水)12:15)

あぁ、勘違い…ゴールはまだ50m先

19発言以降スレが変わる。ひさびさに2ch醍醐味をみた。


12/19

/風邪休暇:悪夢:揃わない時刻:海馬と電位変化/

12月19日(木)11:45 悪夢:揃わない時刻

8:00、ゴミ出しのため起床。朝9時に医者に行こうと思ったのだが、布団があまりに気持ち良いので寝続けることにする。ノドと腰・背筋が非常に痛いのに、布団に包まれると痛みが和らぐ。半覚醒状態でずっとすごしたが、寝すぎの気持ち悪さが一縷も無く、ごく自然な感じ。疲労と病気が睡眠を欲したか。

半覚醒独特の怪しい夢を見たが、ほとんど忘れた。

時計を見ると、デジタル時計はみな20時で、アナログ時計は15:30なのだ。外は真っ暗。20:00だと食事の選択肢がないので慌て、なんとか確認しようと思う。ラジオの番組で確認しようと思うが、どちらにせよこの時間にナニが流れているのかなど知らない。「電話の時報サービスは何番だっけ…」と177に掛ける。「はい、救急消防特設対応室です」「す、すいません間違えました」。しかし110でも119でもないのに。あ、だから特設なのか。

ここで夢だと気づいた。「しょうがないなぁ」とエッチラオッチラ起きる。今度は時計はすべてが15:30をさしている。どちらにせよランチを逃したか…

と気がつくと、自分はまだ布団の中にいる。苦笑しながらラジオをつける。11:25。ちょうどクリス智子が番組を終わるところ。こんどこそ現実だ。

鏡でノドを覗く。真っ赤に荒れていて、潰瘍もできている。穴あきだ。痛い。腰も力はいらないし。でもハナは出ないし熱もない。目は変わらずショボショボする。

12月19日(木)14:00 広東料理 香苑

木須肉(きくらげ+細切り豚肉+細切りタケノコ+卵焼き)
ごはん スープ ザーサイ 杏仁豆腐

昨日のリベンジでウドンを…でも近いところで…と駅前商店街を奥に行く(昨日とは違う店)。なんと木曜日定休であった。負けっぱなし。

商店街入ってすぐの中華屋が、別の名前になっていた。外装内装同じだが、別の店になった模様。広東ならOKだと思い、試す。結果。料理の味まあまあ。ご飯べっちゃり。ザーサイ、なぜか中華ハムの味がする−−私の舌が壊れてる? スープ味感じず。680円だし、これはこれでOK。

中国人っぽいオバチャンがちょこちょこと話しかけてくる。

「はじめて?」
「そうなの。お店変わったんだねぇ。お客さん入る?」
「忘年会で使ってもらえたりして、ぼちぼちよ。お兄さんは、会社がこの近く?」
「今日は風邪で休みなの」
「あら、ご飯だいじょうぶ?」
「今日は辛いのはダメだねー。何食べても下っちゃう」
「お水いっぱい飲んで寝るのがいいよ」

帰り、秀文堂書店に寄る。なんとなくアサヒカメラ1月号を手に取る。綴じ込み付録が[岩合光昭 日本の猫2003]。彼の未発表テイクによる特製カレンダー。これ欲しさに本体を買ってしまった。

帰り道、いつもの集会場1脇エアコン室外機でオレンジ発見。手前の木の間からの構図がいいので写真を撮ろうとゴソゴソしていたら、珍しくオレンジがニャーと鳴いて呼ぶ。見ているうちに、室外機から飛び降りて寄ってきて、さらにニャーと呼ぶ。アサヒカメラの入ったビニール袋がカサカサ揺れるのを「エサだ」と勘違いしたのか。餌じゃないと詫びても諦めないので、しばらくマッサージしてやる。ひさびさだ。

ジャレつかせているうちに、舌チロ黒もやってくる。ネコも「餌はここだぜ」フェロモンを出して、仲間のネコを呼ぶのだろか?

後日談:「木須肉」の発音が分からない。日本語としては「きくらげにく」なのか? 店のオバチャンに聞くと、あちらとしては「むーしゅろぅ」だそうな。そか、木蘭がムーランだしね。)

12月19日(木)16:45 海馬と電位変化

医者へ。お母さんと幼児が山ほどいてビックリだが、すぐ診療室に通される。ここは小児科と内科が別なのだった。診療即。ノド以外はとくに目だった悪い点なし。消炎剤と胃を整える薬をもらう。

調薬屋のTVで、脳の研究のお話を見る。司会は落語家、客が山瀬まみなど。NHKだろうと思う。中身はなかなか面白くて、海馬に刺激を与えた後の電位の電波の模様。

こんな分かりやすい結果があるとは思わんかった。脳や神経、遺伝、タンパク合成など、生命のしくみは面白いな。

/ナイロン100℃[東京のSF]/

19:00〜22:30、@シアターアプル

予約取るのがあんなに大変だったのだ、多少は無理してでも見なければならん。

しかし、3時間もやるとは思わんかった。会場の広さに驚く。KERAんとこは、こんな規模の公演の予約が一瞬で埋まるほどの人気集団になったか。

*全体として*

あいかわらずの断片劇で、断片そのものは面白い部分も多いんだが。根源ネタであるはずの「書いた小説がすべて真実になってしまう作家」がまったく活きていない。それが残念。

後半開始で、前半の話を80%くらいまで投げ捨てて破壊したあたり、かなり高く評価したい。「侵略者は土星人、でも非常に気弱。レジスタンスは金星人、では地球人はどこに?」…というハジケ具合。

だが、最後をまとめないで半端に丸めて閉じたのはいただけないなあ。どうせ発散するのならば徹底して発散させてほしい。

*役者*
役者演技として

大倉孝二が非常に上手くなっていた。セリフまわし、アクション(じだんた踏んで見せるとか)、存在感、どれも抜群。背が高くて手がデカイだけでも十分なのに、これだけオーラを纏えるとは。−−もう「手塚とおるがいないんじゃ、KERAも劇もなぁ…」なんて言いません。

デタラメ加減

犬山犬子と峯村リエによる「インガとアイゴール」が抜群。あの犬山のセムシ女姿は反則だろうし、登場してすぐの狂気滅裂の歌は卑怯なくらい。「生まれたときから手が臭い、だって私は生乾き」など。ほとんど記憶に残らないのがもったいない−−が、記憶に残らないような自然なデタラメだからこそ面白いんだが。

対比としては、同じ犬山による執事ミタライのクールなデタラメもgoodか。「あの奥さん、人造人間じゃないの。バレバレよ。バッカじゃないの。もうサンなんてつけないわ。そうよ、奥。」「でも返事だけはしてあげる」etc。

個人的なツボ

前半の中盤で登場した偉そうな作家先生にハマった。あの落ち着いた風貌と低音ボイスで、一見まともなのにズレたことを言わせ、最後にはガンガンと脱線させる。あのテをやらすとKERAは見事なり。「いや、あの女編集者はとんでもないね。なにかとんでもないことをそのうちやらかすという予感が、もう少しでしそうだよ」etc。(象田?−−だとしたら三宅弘城)

*気に入らない点*
CDまんまの音楽

タイトルアクトでmoonriders[マニアの受難]をまるまる使う。 これにはかなり腹が立った。−−これは非常な名演奏で、見事な絶望感と破壊欲、最後には無価値再生への希望を高らかに謡うもの。−−そりゃ当然コレを使えば綺麗にハマるだろうが、これではあまりに《他人ふんどし》だろう。せめてKERAのツテで再演奏すればいいのに、オリジナルテイクをまんま流して、上に被せて役者が歌うだけ。しかもあのマーチの振り付けはなによ。

惜しいシーン

方輪の父親が手をドリルに改造して再登場し、17年ぶりに娘と再会するシーン。「いままで何をやってすごしてた?」「売春よ」「そうか春かぁ」。このあとの抱擁シーンで誤ってドリルで刺してしまい大惨事−−こんな美味しいシーンを、なんですぐに大爆発で閉じてしまうのか。

そんな状況にするくらいなら、刺した直後の暗転で、このシーンはキッパリ終了にしたほうがよかった。

無かったほうがよいシーン

爆発前のアメリカ(渡邊えり子)の号泣シーン。演技ヘタだな。死ぬ直前にあんな嘆き方するヤツがどこにおるのか。冷静なのか慌てているのか、嘆いているのか悟って独白しているのか、それすら分からん。半端すぎ。

子供時代のアメリカでは、その落ち着いた声の低さが絶妙の効果を出していたのに…

ちとカンタンに笑いすぎな気がする。もうちょっとヒネクレたほうがKERAには似合うんじゃないのか。冒頭の出版社のシーンで皆が揃って「SF?」といっただけで笑うのは、なぜ? 明智先生の変身シーン(背中合わせで入れ替わる)、あれはKERAの劇で毎度毎度やっていることだ。そこまでウケる必要もあるまい(拍手+大爆笑だった)。

隣の席のカップルなど、女は「あの出版社にはなんのイミがあったの?」と男に聞く。意味や解説が欲しいなら、KERAのホンなど見にくるな。

*チラシを見て*

配られたチラシを良く見て、さらに驚く。あのNHK朝ドラ[さくら]を、ほぼ元キャストを使って舞台化するのだが、その演出がKERAだという。そこまで偉くなってしまったか…

次の公演(5月)は、ホリプロとタイアップしたミュージカル。タイトルが[don't trust over 30]、音楽が鈴木慶一、主役がユースケ=サンタマリアと奥菜恵。うーーーーーむ。

しかも、いま映画も撮っているようだ。[1980]。演劇[1979]の続きなのかな。主演が ともさかりえ。なぜか及川光博も出るらしい。トモロヲや伊武雅刀も出るそうだし、これは見るか。ともさかloveだし。

それにしても、KERAってそんな立場になってしまったのかぁ。80年代は遠くなりけり。


12/17

/雑記:Internet speed/

*抽象化の流れ*

(12月17日(火)12:30)

Interview:仮想化手法で競い合うVMベンダー3社

コンピューティング技術は、いろんなものを仮想化・抽象化・透過化してきた。デバイスドライバで実デバイスを抽象化し、ページングでメモリを仮想化し、URLでネットワーク位置を抽象化し、tcp/ipで通信を仮想化し…うんぬん。Webアプリで機能が仮想化され、Webサービス(Web API/SOAP/XML)でプラットフォーム/システム/トランザクションが仮想化されるところまでいく。いくはずなんだがな。

*いまのw3c*

(12月16日(月)14:00)

わたしはいま仕様をちゃんと読んでいないので発言するのは危ないんだが。

ふらりと2chを眺め、【野望の】XHTML 2.0【王国】  206 に要約があったので見た。ずいぶん混乱したことになっているのだな。

とくにhとsectionには驚いた。今回は見送りだが、h1-h6を捨てる可能性も検討されているようだ。SGML General Documentに逆戻りか。なんでいまさらこうなんだろ。文書のモジュール化を推し進めるのに必要だったのか。

これじゃもうHTMLじゃないのでは(互換性など)。それこそXMLDOCとか別の名前にしたほうがいいんでないのか。XDOCSだとMSに叱られそうだが。

それよりもなによりも。Internetの強みってぇのは、ラフ合意→動く実装→デファクトスタンダード化、この流れの速さじゃないのかね。

*キーボードZaurus*

(12月16日(月)10:30)

感想書き忘れていた。

土曜日、例のキーボードZaurusをイジった。 評価0点。 想像より小さく、持ちあるきなど問題なさそう。それは誉めたいが。 キーボードも、とくに悪くなさそう。それは誉めたいが。

遅い。画面を描画するのがぜんぶ見える。画面にタッチしてから反応するまでに3秒〜5秒待つ。 はなしにならん。−−これ、ほんとうに製品か? プロトタイプのデモ機なのか?

/平日前半:新宿駅東口変革:バカ観察/

12月17日(火)20:30 新宿駅東口

思い立ち、新宿tower recordへ行くことに。ひさびさに東口から駅を出たら、目の前が別世界になっていた。悪くとも9月には通っているはずだが、工事中だったっけ? 真っ白に塗りなおされた壁、異様に明るい照明。出てすぐがranling ranQUEEN shop、今っぽく安っぽいイルミネーション。これじゃ渋谷みたいだ! 落ち着かない。

戸惑っていると、奥から浮浪者っぽいオバサンがニコニコしながらやってきて、唐突に歌を歌う。浪曲風。数名が振り向く。オバサン、かまわずニコニコ。音程はかなりしっかりしているし、声量はかなりある。ただのキチガイじゃなかろう。大昔に歌い方の芸子だったのかな。−−余談だが、うちの祖母は三味線方の芸子でやんした。


男女混合6人くらいの若造が、「いまが楽しいのが一番いいよねー」と言い合っているのを発見。TVの見すぎか。こんな発言を生で聞くとは思わんかった。

12月17日(火)13:15 

強風。朝も昼も、足が前に進まなくなるくらいに向かい風が強い。

行きも帰りも向かい風なのはどうして?

12月16日(月)20:30 手打ちうどん こんぴら茶屋

とりねぎ(温)

昼に通りがかったとき、だしの香りがとてもよくて、 夜に寄ろうと決定。 キツネのつもりだったが、相席にした先客がキツネだったので、 ヘソを曲げてしまった。

今日はつゆを1滴も残さずすべて飲んでしまった。 さすがに飲みすぎ。 途中から気持ち悪くなりかけだが、 ヘンな意地が出てしまって止められない。 実際、鶏肉鳥皮とこのつゆを一緒に食べると、 旨味大爆発でたまらないのだ。


さらに若いカップルがやってきて同席。 大学はいりたての感じ。 双方それほど賢くはなさそうだが… 女、メニューおよび[わが店の七味自慢]をしげしてと読み、発言。

「このテンなんとかって、なんて読むの?(天麩羅)」
「七味って、アオノリ入ってないんだね」

男がさすがに呆れていた。





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