【音楽雑記】


1999年8月〜1月

8/28

8月28日、例によって新宿タワーにて多くを物色。3時間くらい滞在、かなり多くのモノを試聴した。

/des'ree [mystic mixes] /

国内のみでリリースのリミックス集。ラジオでlife--cosmic mix を聞いたときから気になっていた。店頭で試聴して、納得して購入。傑作であるyou gotta be life の2つのためだけでも、お金を出してよいと思った。

1曲目「you gotta be 」の時点で、私は感動して涙ぐんでしまった。ラジオで何度も何度も聞いているにもかかわらず、初めて歌詞のすごさに気づいた。大変強烈な人生応援歌なのだ。

You gotta be bad	(図太くあれ)
You gotta be bold	(図太くあれ)
You gotta be wiser	(もっと賢くあれ)

You gotta be hard	(たくましくあれ)
You gotta be tough	(たくましくあれ)
You gotta be stronger	(もっと強くあれ)

You gotta be cool	(冷静であれ)
You gotta be calm	(図々しくあれ)
You gotta stay togher

All I know, all I know, love will save the day.

(社会人になってようやく、私もこういう歌詞で感動できるようになった。)

デズリーの冷静な声でこの歌詞を届けられると、かなり来るものがある。曲もよい。mixはオリジナルをちょっと拡張しただけのものだが、私はオリジナルを持っていないので、お買い損感はない。

一方のlife は、大幅にアレンジが変更されている。オリジナルは明確なメジャーコードのポップだったのだが、補調のほうのマイナーにシフトされて、今風のソウル味が強調されている。ちょうどプリンスの「the most beautiful girl in the girl 」のmustang mixの手法だ。メロディがシンプルに美しいせいか、オリジナルもこちらも聞きごたえがある。

他の曲も別に悪くはないのだが、この2曲が群を抜いている。個人的には、シングルを2枚買う代わりにコイツを買った、というカンジだ。

(補足2001年1月14日)i ain't movin' feel so high も好き。

*mary j blige [all that i can say] *

ローリン=ヒルがプロデュースしたため、かなり話題になっている曲。売れている。曲ははっきりいってローリンまんまだ。ミドルテンポの浮遊感あふれるソウルHip。どちらかといえば、ローリンがゲストボーカルを迎えた、という印象を受ける。もっとも、そういう政治的なことは楽曲の良さには関係ない。この曲はアレンジがかなりよく、聞いていて気持ちよい。

僕は無知のために知らなかったが、mary j bligeはけっこうなベテランであるらしい。店頭で見たところ、今回のアルバムmaryが6枚目とのこと。かなりの人気のようで、試聴機が4個所に分散して用意されていた。

アルバムを試聴してみた。アレサ参加、kci-jojo参加、ジョージ=マイケル参加…と、有名どころ目白押しである。けど、購入には至らなかった。アルバムの中身は王道ソウルバラードが多く、個人的に退屈だったからだ。歌は確実に美味い。でも、それだけじゃあ人は満足しないと思う。僕が80年後半のアレサに感動できない理由と同じ理由で、このアルバムには興味がない。−−もっとも、事前のシングルのイメージで、「こういう楽曲を聞きたかったのにー」という思い込みができていたので印象が悪かったのかもしれない。

なんにせよ、シングルは購入。

/bjork [all is full of love] /

3rdアルバムからのシングルカット(何枚目になるんだろう)。ジャケットがカッコよかったので、中身を知らないまま購入してしまった。

ジャケットには、bjorkの仮面を付けた真っ白なマネキンがいる。かなり機械仕掛けのマネキンで、首・腰・足・アタマの一部は、その真っ黒なキカイがむき出しになっている。大きな工業機械がアームを伸ばし、アタマのネジを締めたり腰を溶接したりしている。このサイバーパンク感がたまらない^-^ 

シングルはいわいる2setで、1は横顔のアップ、2は2体がキスをしている。僕は、より破壊感のあふれる2を購入した。

中身を全く知らないまま購入したのだが、見事にアタリ作品だった。3トラック入り。

単なる「ジャケ買い」だったのだが、かなり気に入った。これで790円は安い。

/雑記:アルバート、eric dolphy /

*albert king with stevie ray vaughan [in session]*

ジャズ/ブルースの階にあがると、試聴機にアルバートとレイボーンが共演する姿が^-^ もうこれだけで購入は決定したようなものだ。83年のTV企画向けセッションを録音したものだそうな。僕は全く知らなかったが、この2月に発売になっていたらしい。

試聴機で聞いて、「やっぱりレイボーンのギターはスゲエわ」と感じ、購入。もっとも、普段流して聞くときは、今弾いているのがアルバートだとかレイボーンだとかは考えないで聞いている。

(補足2001年1月14日)その後1ヶ月で飽きた。

*パフ=ダディはそれでいいの?*

パフ=ダディの2年ぶりの新作が、ちょうどこの日に解禁であったらしい。j-waveのクリスが「大ネタの大魔王」と評していた。まさにその評価は正しい。サンプルを被せるとかループに使うんじゃなくて、そのまんま8小節以上使っているのだ。カラオケを購入して、そのうえにラップを乗っけたカンジ。public enemyとEWFが「そのまんま」入っていた。EWFはfantasyとseptemberの2曲が取り上げられている。fantasyでは、イントロから演奏まで、丸々すべて使われている。いいんかいな、版権(使用料払っていればいいんだろうけど)。

しかし、ダンナのラップはビート破壊系だねー。速い速い。なるほどー。

でも、僕は要らないな。DJじゃないし。

*EWFの邦題*

EWFって、日本で言えば米米クラブだよなー。もちろん逆だけど。米米がEWFのネタをたくさん使っている、っつうだけ。

EWFの邦題は、「太陽神」とか「黙示録」とか、宗教臭い。ジャケットがアレだから、正しい訳なんだと思い込んでいた。でも、今日チェックしてみたら、太陽神は「all and all」だし、黙示録は「i am」じゃん。全然違う。かなり笑えた。なんでこんなんなっちゃっているんだろう。あれのせいで、EWFを誤解する人ってたくさんいるんではなかろうか。かくいう私もそういう人間の一人だった^-^ 初めてseptemberを聞いたときは、「これじゃあ宗教性がないじゃん」というカンジで違和感を覚えたのだ^-^

余談だけど、EWFのベストで「september 」「fantasy 」「brazillian rythms (リズムじゃなくてライムだっけ?)」はそろっているものがあったら、欲しい。調べたら、「brazillian rythms」は入っていない。

*basement jaxx*

ラジオでred alertを聞いて、大変感動した。もんのすごいファンキーなベースによるハイテンポのインダストリアルテクノ系だ。アルバムが試聴機に入っていたので聞いてみたが…他の曲はこういうベース系じゃなかったし、red alertも音質としての低音が足りない。サンプリングの弱点が前面に出てしまったような気がする。

メリケンでは、彗星のように現れた新人として、クラブシーンで受けているらしい。たしかに、クラブ的には大盛り上がりだと思う。というわけで、僕は買わなかった。

*小野リサ*

小野リサ、美人だなー。日本でボサっつったら小野リサだし。

この間、ラジオで小野リサが歌う「summer samba 」を聞いた。あまりに奇麗で、感動した。アルバムを試聴した。購入する価値のあるアルバムだと思う。でも、最後の一歩を踏み出すには至らなかった。そのうち買おう。

*eric dolphy*

試聴機で、eric dolphyがハービーハンコックを引き連れてイリノイ大学で録音したモノを聞いた。カッコよかった。eric dolphyの音はこれまで聞いたことがなかったのだが、ザッパが誉めていたこともあり、僕の中ではericの音に対する「期待」が出来上がっていた。実際に聞いてみた演奏は、この期待に違わぬものだった。一言で言えば「前衛系」^-^ モードの入ったスケールを使った無調無メロディの強烈なソロリード。

実は僕は前衛モード系ジャズは苦手。でも、ericのものは何故か聞ける。理由は…なんだろう。次のようなカンジかな…

  1. ericの吹く「ベースクラリネット」という楽器の音色そのものがよく、音楽以前で引き付けられる。
  2. リズム隊とハービーのピアノが比較的安定系の演奏で、ericのソロを支えている。

なお、アルバムの宣伝文句では「ハービーハンコックも参加、2大巨人の演奏が炸裂」と煽っているのだが、ハービーがericにソロをぶつけるシーンなどは存在しない。それもそのはずだ。エリックの別のアルバムを調べて分かったのだが、ハービーはこの頃のレギュラーバンドの一員であり、ゲストではなかったのだ。ゲスト参加であれば「2大巨人の演奏が炸裂」するとは思うが、ericリーダーのバンドにレギュラーで参加しているのであれば、バックに廻るのは当然のこと。

ちなみに、お金がないので今回は購入しなかった。そのうち良さげなアルバムを1枚購入しよう。うーん、どれがいいのだろう。

*prince [the vault]*

3個所も試聴機が用意されていた。でも、どうかな…かなり複雑な気分で試聴をおえた。僕はこのアルバムに感心できない。過去にあれだけプリンスを愛した人間として、自分に驚きを感じた。僕が変わってしまったのか、彼が変わってしまったのか。


7/24

/dizzy gillespie [MANTECA] /

7月18日にも言及したdizzy gillespieのMANTECAを購入。

表題曲「MANTECA」は、MANTECA SUITE と評して、数曲分のテーマを組曲風にまとめたテイクになっている。これがとてつもなくすごい。

オビには「アフロキューバン」って形容詞が踊っているが、音的には「ハードバップ」を前面に出したほうが適切だ。。それもそのはず、dizzyって「bird & diz」のdizのことだった。bird(チャーリーパーカー)と対を成してbopを作り上げた有名人じゃないか。前回、 「僕は知らなかったけど、ハードバップ界最強のトランペッターなんだそうな(ってことは、マイルスデイビスの上ってことか^-^)。」 なんてかいちゃったけど、何と私は無知だったのだろう。dizは完全にマイルスよりも先輩格+師匠格ではないか。

このアルバムでは、以降は別のバンドメンバーによるテイクで、「チュニジアの夜 」「コン・アルマ 」「キャラバン 」と進む。この3曲ではテーマをフルートが吹く。個人的には、このフルートの音が弱すぎて、ちょっとものたりなく感じる。でも、キャラバンでのお約束のコンガ+ボンゴのアンサンブルは気持ちよかった。

お買い得感のある一品だ。

/音楽日記:どうしてどうして僕らは出会ってしまったんだろう/

*bobby womack*

bobby womackのthe poetを購入。とてもしっかりしたソウルミュージック。文句はないんだが、どこに個性を感じればよいのか分からなかった。まあ、何度か聞き込めば分かるかな? 

ちなみに、本当に聞きたかったのは「lookin' for a love again」だ。こちらはどうかな…

*どうしてどうして僕らは出会ってしまったんだろう *

ユーミンの「どうしてどうして僕らは出会ってしまったんだろう」を西城秀樹(たぶん)が歌っていた。すんごくカッコよかった。僕はユーミンを大嫌いなんだけど、今回「キライなのはユーミンの声と歌いかたであって、あの歌詞ではないらしい」と判明した^-^ ところで、郷ひろみはリッキーマーティンをカバーするし、新御三家が流行っているのかな? …といっても、西城のは新譜とは限らないか。

(タイトルは「リフレインが叫んでる」だと兄友が教えてくださった)


7/19

/新宿タワー:チックコリアいやーん/

7月19日月曜日、20:30に仕事のきりが付いた。まだやることはあったのだが、わけも無く寂しさが襲ってきたので、紛らわすために新宿タワーに直行。

*チックコリア*

ジャズフロアに直行。実際にはデイジー=ガレスビーを買いにいったのだが、置いてなかったのでchick corea [return to forever]購入。前々から買おうと思っていたモノではある。が、買う前から「いま聞きたいのはホーンがブリバリのジャズゥだ。でも、チックはフュージョン系だ。絶対満足できないぞ。」と思っていた。

帰宅して1聴して、すぐに結論が出た。ダメだ。僕にはあわない。

僕は昔ながらのjazzか、ハードなbopを聞きたいのであった。つーか、僕ってセンスが古臭い。残念。

(これでまた友人を減らしたな^-^)


(余談)

ちなみに、もともとチックコリアに興味はなかった、というか、イメージ的に嫌いだった。

あるとき、小曽根真がラジオでチックの「マテリアリズム」(タイトルうろ覚え)をかけたのだが、これが意外によかった。小曽根は僕と同じくオスカーピーターソンの熱教徒で、小曽根もはじめはチックを嫌いだったらしい。その彼がチックの良さを語るのだから、僕でも今聞き直せば聞けるかな、聞かず嫌いに過ぎないかな…

…と思ったのだが、僕は彼よりもアタマがカタイようだ。


*その他*

前にラジオで「david bowie with queen」(曲名はunder pleaserだったかな)っつーとんでもないシロモノを聞いたのだが、そのCDは見当たらなかった。そもそもCD化されていない可能性もある。たぶん、どちらにとっても「隠したい過去」だろうから^-^

買うつもりのある和モノとしては、マンデイ先生とクールドライブメーカーズを挙げる。でも、邦盤って高いよなー。なんか手が出ない。

dragon ash…acoとzebraといっしょにやっているgreateful daysは好き。微妙に不安定なacoの声がいい味出しているし、日本語のライムも思いのほか気持ちよい。とはいえ、dragon ashのヒトよりもzebraのrapのほうが上手いと思う。でも、他の曲にはそれほど感心しない。i love hiphopに関しては大嫌いだ。それはともかく、アルバムジャケットが「革命前夜」(だったかな? 運命の女神がフランスの旗を振って人民を先導するヤツ)のパロディーになっているのが面白かった。


7/18

/音楽日記:bjork/

*bjork [venus as a boy]*

bjorkの1stアルバム「debut」を先輩に借りて聞いた。

シングルカットされているvenus as a boy がズバ抜けてカッコよい。ゆったりとした3連のビートにスチールドラムの無調和音を乗せたものがループとして流れる。その上で、ヴィフラフォンとヴァイオリンが物悲しいメロディを奏でる。結果として、2小節ずつサブドミナントとドミナントを延々と繰り返す(1度もトニックに戻らない)構成になる。bjorkの表現豊かな(テンションの入れ具合で大きく印象の変わる)ボーカルとよくマッチしている。傑作だと思う。−−文句は1点だけ。ビフラフォンのループが、1音だけアンバランスだ。

(余談:邦題は「少年ビーナス」だったと思う^-^)

他のは、基本的には機械ビート機械ベースの単純ループ。素材のヒネリかたは優れていると思う。このアルバムが出た当時(1993)の見事なポストモダンだと思う。でも、1999年の今聞くと、ちょっと恥ずかしいカンジだ。−−というか、僕がbjorkに求めているのがvenus as a boy そのものなので、同系統でないというだけで他の曲に意義を見出せないのかもしれない。

*その他*

6/27

/スモーキーロビンソンとのシアワセな出会い /

スモーキーロビンソンの名前は知っていたが、どんなミュージシャンなのかは知らなかった。ところが、ある日ラジオで名曲「going to a gogo 」(ゴーゴーを踊りに行こうよ)がかかって「スモーキーロビンソン+ミラクルズです」と紹介されたので、「なるほど、これがスモーキーロビンソンだったのか」と驚いた。ソウルの大御所じゃないかいな。勉強とお詫びをかねて、CDの購入を決意した。

手にしたCDは、「SMOKY ROBINSON + THE MIRACLES : The Ultimate Collection」。「going to a gogo 」「i like it like that 」「ooo baby baby 」「baby, baby don't cry 」などの超有名曲でいっぱい。まさに、「ソウルの定義」(本当はこの名誉はサムクックのものだが)。特に気に入っているのは、上記の定番に加えて「the tears of a clown 」「special occasion 」。

ミラクルズは、スモーキーロビンソンを中心とした5人のハーモニーグループ。スモーキーはファルセット系の美声。作曲能力も高い。作品は、ドゥーワップ、R&B、スィートソウル。残念なのは、スモーキーはダミ声シャウトは出来ない点だ。−−まあ、そちらはJBやウィルソンピケットやバディガイに任せておけばよいんだけど。

余談だが、音源は50年後半〜70年初頭のものなのだが、驚くことにとても音がよい。同時代のミュージシャンをちゃんと聞き比べたわけではないが、このCDのものは、ミックスもよければ、そもそもの演奏自体が充実している。サムクックやオーティスやテンプスの音源は、ここまでクリアな録音ではないものが多いし、編曲もここまで充実してはいなかったという記憶がある。


(*モータウン*)

僕にとってはモータウンというのはひとつの権威で、モータウンが存在しなかった昔のことなぞ想像もできなかった。というか、モータウンがいつ出来たのかなぞ、考えようとしたこともなかった。

ところが、ライナーノーツによれば、モータウンはスモーキーロビンソンのために作られたレーベルなんだそうな。知らなかった。モータウンはスモーキーを支えるために作られ、そのエンジニアや編曲家はそのまま別のアーティストを支えていった。−−だとすれば、僕がこのCDにまったく逆らえない理由もよく分かる。



5/29

/クラフトワーク「computer world」で昇天 /

新宿タワーレコードに行った。「テクノ特集」の試聴機があり、そのなかにクラフトワーク「computer world」(71年か72年の作品))が入っていた。懐かしさのあまり、聞いてしまった。

このアルバムは、高校生のとき(1990年かな)に購入した。1聴して感じたのは、恐怖であった。抑揚の無い声が、コンピュータの生き様・感情を語る。ジョークなのかマジなのか、なんだかよくわからない。

特に、computer love は恐かった。次の歌詞が、アグレッシブなリズムとともに鳴り響き、最後には甘いメロディっぽいもの(あくまでも「ぽい」もの)を奏で出す。

「僕は今何か不可解な信号を受け取っている。僕は今、自分が何を感じているのか分からない。分からない。」

余談:怖さのイメージは、YMOのkey に似ている。精神病の取り調べのような会話と、呼吸音ループ。サビは「frighteninig」(恐い)という単語の繰り返し。でも、音楽的には全体に躁状態。)

演奏は、シンセサイザーとリズムボックスだけの演奏が繰り広げる攻撃的で病的なループ。いわいるテクノなものが中心で、ベースライン自体は1990年当時の流行のダンステクノ(C+Cがeverybody dance now!なんてのを流行らせていた)よりもあきらかにカッコよく、クラブに似合いそうだった。しかし、アレンジ全体は「絶対に踊れない」もの。ループの頻度が高く、しかも「1小節パターンだけを延々とループして32小節;フィルも全くなし」というカンジの、実験というか攻撃というか、そういうモノが詰まっていた。「ただの半音階上昇音」がずっとループしているものすらあった。これに比べれば、the orbなんてお子様音楽だと思った。

全体に、テクノというよりはプログレだと思った。

:といっても、「pocket calucurator 」や「number 」はポップソングなのかもしれない。)

はじめて聞いたときは、嫌悪感だけがあった。2度3度と聞き進むうちに、快感が現れてきた。10度ほど聞いたところで、潜在的な恐怖から逃げ出すために、友人に売り払ってしまった。

その後、大学1年のとき、クラフトワークの新譜「the mix」を購入した。「本人らの手によって、テクノハウスミックスになっている」とは聞いていたものの、その音の薄さと攻撃性の弱さに驚く。特にpocket calucurator は、絶対にオリジナルのほうがカッコよいはずだ。カッコよかったはずだと信じたい。−−このアルバムは、翌日中古屋に売り払った。

大学院1年のとき(1996年)、「autobahn」を購入した。音が丸く、リズムが弱く、まったくよいところがなかった。これもすぐ売り払った。

そして、1999年5月に、ごくひさびさにcomputer worldを聞いた。高校生のときに感じた衝撃は消えているが、たしかに十分にカッコよいことを確認した。ただし、僕の記憶にあるよりも音は丸い。computer love はカッコ悪いに過ぎなかった。

でも、冒頭のcomputer world は間違いなく傑作だと思う。pocket calucurator のキツめのベースもかっこいい。そして、it's more fun to computer は間違いなくプログレだ。かっこいいぞ。

余談:坂本龍一がアルバムを強く勧めていた。このアルバムは、結局いまだに聞いていない。−−ちなみに、中学生の私は「ラジオ俳優」という意味だと思い込んでいた。正しくは「放射能」。−−上記タイトルは覚え違いで、radio-activityであるようだ。)

/ケン・イシイに共感 /

ケン・イシイの新作「sleeping madness」を試聴した。1曲目がすごくカッコよかった。

前作「ブルー・なんとか・アメリカ」のときのも感じたんだが、ケン・イシイの音楽は、僕の音楽に似ている(もちろん、ケン・イシイのほうが何百倍もうまいのは言うまでもない)。だから、感想が「共感」になってしまう。

ああ、分かる、分かるよ。和音をたくさん積み重ねたいんだよね。音場を音の洪水で埋め尽くしたいんだよね。不協和音が美しくなきゃイヤなんだよね。すると、どうしても、和音にメロディを乗せるんじゃなくて、和音自体をパーカッシブに使うことになるんだよね。でも、聞かせたいのはリズムじゃなくて和音そのものだから、変にリズミカルになると困るんだよね。効果的なリズムフレーズを探し出せたとき、一番気持ちいいんだよね。

曲の展開は、ドラムトラックの差し引きによるメリハリキープが中心になるんだよねー。だって、せっかく作った和音リズムを止めるの、イヤだもんね。あ、もちろん、ベースは和音にシンクロしないよ。しかも、超重低音じゃないとダメだよ。地をうならせるくらいのやつ。音程なんて聞けなくていいんだよ。生ベースじゃできないことをやらなきゃ。

だいたいトラックが固まってきたら、やっぱりシンセに深いコーラスを掛けながら、オクターブを大胆に移動しまくるアドリブリードを入れたいよねー。そうなんだよ、そうなんだよ。

で、あまりに共感できるので、つい買わないで帰ってしまう。だって、家で聴く音楽じゃなさそうなんだもん。−−でも、そのうち買おう。

/砂原良徳(まりん)[take off and landing] /

先輩に、砂原の「take off and landing」を借りる。飛行機がジャケットのヤツ。

内容は、いわいる「リゾート音楽」だ。「なんだそりゃ」というカンジもあるが、なんとなくそういうカンジ。カリンバがなっちゃったりハワイアンがでてきたりストリングスが気持ちよかったりする。−−砂原の場合、その中に隠し味的に見え隠れするテクノ色が子憎い。もちろん、よい意味で「憎い」。DJ風味のミックスが前面に出た作品で、軽く聞ける奇麗な音楽。−−馬鹿にしているわけではなく、そういう言葉がマジメよく似合う。

余談:ケン・イシイと異なり、砂原のループはかなり歌心がある。)

お気に入りは、1曲目のinformation of tua 。出だしの堅い(かったーい)和音の分付けかたが、いかにも理論屋くさい。このままフュージョン風になるのかと思いきや、それに覆い被さるストリングスのメロディはプログレ風。この2つが合わさったうえに、子気味よくリズムが流れていく。

あとは、LIFE&SPACE NO SUN SUMMER WELCOME TO JAPAN かな。カリンバのゆったりリズムのものが気持ちいい曲が、全般にお気に入り。

ちなみに、これの続編である「the sound of '70s」を自分で購入。−−こちらでは、残念ながらカリンバサウンドが出てこない。メロディも前作のほうが奇麗だと感じる。こちらも悪くはないんだけど…


4/18

4/12-11:00(10315:24805)、4/13-9:30(10365:24885)、4/15-17:00(10430:25080)、4/18-23:45(10480:25295)。

/採譜:Swing Out Sister、SMAP/

実家に戻ったので、ひさびさに楽器を弾いた。いくつかの曲に関して、コード進行を確かめたので、ここに書き留めておく。

*Swing Out Sister [Who's been sleeping]*

僕はこの曲が好きだ。聞いている限りでは「すっきりとした軽い曲」だと思っていたのだが、コードを当てはめてみると、意外にも和音は複雑なのであった。以下に示すのは、リフレイン後のBメロ(ブリッジ)部分のループである。

(オリジナルはEフラットだが、ここではCに転調)
(1文字が8分音符)
FM79
ggga g-e- ggga g-e-

Em7
de.g ---- .... ....

サブドミナントのM79(「1+3+5+M7+9」)ってのは、こんなにきれいなんだなー。驚いた。分解してみれば、トニックの正和音とサブドミナントの正和音を全部同時に鳴らしているわけだから、そりゃあキレイだよな。でも、使いかたを誤ると、その後の展開に苦労しそうだ。

ちょっと調子に乗って、同じ理論でスライドさせて、その上にさらに4つ音を積みあげて鳴らしてみた。半音でぶつかるところも出てくるのだが、積み重ねの理論が正しいから、実に澄んだ和音になる(澄んだ不協和音だよ)。気持ち良いのだが、ブレイク以外には使い道がないだろうな^-^

なお、こういう音の積み重ねは、音色がピアノ/ベル系である場合にのみ有効である。ストリングやオルガンなどの「なりっぱなし」の音だと、たんにうるさいだけになってしまう。

*SMAP [しようよ]*

「どんなことでも構わない 話をしようよ」の部分。この前半(サビ全体としては5〜6小節目)が美しい。

(キーはC)
(一文字が16分音符)
(下に「~」があるものは、1オクターブ下)

Dm7      G7       Am7      C6 on B♭
..c.c.a. d.cd.d-- g-eg-ea- ----g.f.
      ~

僕は迂闊にも、これを弾いてみるまで、「Am7−C6 on B♭」という進行を想像したことはありませんでした。しかも、こんなふうに7と6を強調するメロディを持ってくるなんて! これはかなり美しいっす。−−僕は無知だった。

*UA [スカートの砂]*

例によって朝本浩文がアレンジした楽曲。レゲエ調のアレンジのうえに、深いエコーのかかったスライドギターが白玉を奏でている。トリップ感がかなり強い。また、キャッチ部分のカリンバも強烈。−−ここまで攻撃的な音づくりなのに、UAの歌唱力の高さからか、見事なPOPとしてまとまっているから不思議だ。

しかし、この曲の最大のモンダイは、サビ8小節のメロディ配分が「3+4+1+2」というメチャクチャな配分になっていることである。−−個々のパーツはたいへんPOPなのだが、このキテレツなつなぎかたではシロウトが聞いても違和感が強いと思われる。印象には残るかもしれないが、少なくとも「カラオケで歌いにくい」などの理由で、ヒットチャートにはのぼらないのではなかろうか。

このサビを採譜するのはカンタン(楽器もいらなかった)なのだが、コードが確定できなかった。朝本浩文は、どういうマジックを使っているのだろう。

(ホンモノはEフラットだが、Cに転調)
(一文字が8分、ただしswing)
(下に「~」があるものは、1オクターブ下)

(ツッコミで開始)
0:---- --g. ...a ..e-

1:---- --d. ...c ..e-

2:---- --g. ...a ..e-

3:-fe- ---- .... .cde

4:e-df .e.d .cc- -ccc

5:c-bd .c.b .aa- ----
     ~     ~  ~~
6:g--a --c- --d- --c-
   ~  ~ 
7:edcd ---- ---- ----

8:---- --g. ...a ..e-

04/11

/SMAP [007] /

SMAPの007を聞いた。SMAPのバックトラックは一流ミュージシャンでかためられている(曲ごとにほぼ別人)ことで有名だが、その体制がはじめて採用されたのがこの007だ。

1〜5トラック、「1:KANSHAして」「2:ルーズなMorning」「3:雨がやまない」「4:しようよ」「5:切なさが痛い」が素晴らしかった。1の素晴らしいワウワウギターが限りなくセクシーだ。4のベースラインは、弾きこなすのにかなり高度なテクニックを要求されるだけでなく、歌のじゃまをしない素晴らしいラインだ。5のメロディ展開は、計算し尽くされた「どうだ、感動するだろう」といわんばかりのものなのだが、イヤミがなくすっきりと心に染みる。その他、全体にホーンセクションのアレンジが美しい。


3/22

/XTC [apple venus] /

XTCのapple venusを試聴。シングルのeaster theatre がかなり気に入っていたので、期待は大きかった。

1曲目から、めいっぱい室内楽が流れるのでビックリ。2分以上演奏だけなので「歌はないのかな」と思っていたら、唐突にアンディーパッドリッジの伸びやかな声がXTC節を歌いはじめた。この瞬間、購入を決めた。

全体をとおして聞くと、残念ながら「ハイテンションをキープ」している曲はそれほどたくさん無い。しかし、1曲目がずばぬけているので、文句はない。とりあえず、(1)river of orchids 、(3)easter theatre 、(7)your dictionary が好きかな。(6)greenman も、作曲技法とアレンジ技法に目をみはるところがある。(2)i'd like that は、録音技法というか、ステレオ音場の使いかたがすんごく上手い。

なお、この「7年ぶり」のアルバムは、apple venus #1というタイトルになっている。#2もだす予定。#2は「black sea」的なエレクトリックアルバムになるらしい。


(余談)

2000年7月29日追記

この#1は、けっきょく後々までじっくり聞ける名作だと判明した。(2)I'd like that 、(3)knights in shining karma 、(4)frivolovs tonight あたりのおとなしめの曲が、あとからあとから心に染み入る。流行りの言葉で言えば「癒し系」っす。冷静にみると、僕はコリンの曲のほうが好きらしい。

己の離婚を記念する(7)your dictionary が、奇麗だけど辛い。「君の辞書では、僕のことをshitと綴ってあるのかい?」

一方、#2「WASPP STER」は、エレキトリックではあるけれども、blackseaのようなエキセントリックなものではない。個人的には拍子抜け。


/ella [best of first lady of song] /

ella fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド−−fitとgeraldに分けて読めば良いんだな^-^)の「best of first lady of song」を購入。

ずっとエラを買おうと思っていたんだが、アルバムが多すぎて何を買えばよいのか分からなかったのだ。なんぜ、ベスト版でも18枚組み、なんてのがあるんだから。しかも、サッチモ(ルイアームストロング)と共演、エリントンと共演、カウントベイシーと共演、などなど、名前で選ぼうにもビッグネームすぎて選べなかった。

けど、初心者向けのオススメは「エラ&ルイ」であるらしい。ふとみると、この二人組みで「ポーキーとベス」(ガーシュインのオペレッタ;かの「サマータイム」はこのオペレッタの曲)を歌っているアルバムがある。こりゃあすごい、とおもっていたら、その隣には「エラ&ルイ1st、ピアノはオスカーピーターソン」とある。うーん。選べない^-^

結局、ヴァーヴ時代のベストに相当する「best of first lady of song」を購入。これは3枚組みベスト「first lady of song」のダイジェスト版。ダイジェストといっても、曲がぶつ切りになっているわけではない。ベスト版からのベスト選曲なのだ。先にあげたビッグネームとの共演も、1曲程度収録されている。お得な気がした。

聞いてみると、これまた見事なボーカルジャズだ。細かい説明の言葉は必要ない。「ボーカルジャズの王道が、いや全体がここにある」ってなかんじだ。歌は上手いし、曲も粒よりだし、演奏も上手い。−−どうして僕はこれまでこの人の曲を聞こうとしなかったのだろう、とちょっと後悔。


2/6

いつもどおり、新宿タワーレコードにて。

/カーティス /

カーティス=メイフィールドのアルバムが6つほど再販された。そのため、タワーレコードの試聴機にカーティスコーナーがあった。ざっときいてみたところ、やはり「スーパーフライ」が素晴らしかった。ヴォーカルは基本的にメロウなラインをキープするが、演奏がとてもグルーヴィーでスリリング。ファンキーものも、「ゆったりとしたビートにホーン セクションがブリブリとハバを効かす」というわたし好みのセン。−−カーティス本来のファンキーものは「テンポが速くゆれの無い(起伏の無い)ベタ16beat、ワウワウギター、むやみになりまくるラテンパーカッション」であり、わたしはこちらの系統は嫌いなのだ。

−−なんと、わたしはカーティスのファンを自称しているくせに、いまだに3枚しかアルバムを持っていない。代表作であるスーパーフライをいまだ購入していないのだった。この再販を期に、カーティスをちゃんと購入しようと決心。でも、今月はすでに出費がかさんでいるので、来月にしよう(ToT)

初めて聞いたカーティスは、1stアルバムの「Curtis!」。1995年のことだった。なお、僕はこのアルバムが好きではない。カーティスの曲にはメロウものとファンキーものがあるのだが、そのファンキーもの(「move on up」とか)がすんごくカッコ悪いと感じたのだ。でも、メロウものは好きだった。

その後、植物人間からの復帰作「new world order」を聞き、そのメロウの素晴らしさを再確認。ついで日本編纂のベスト版を聞いたら、もっと好きになった。

1995年段階で、とあるかたにカーティスを薦められたが、その時は「僕はカーティスをあまり好きじゃない。マーヴィンゲイのほうが何倍も良い。」とこたえて喧嘩になったものだ。今思えば、僕の感想は短絡であった。今は、マーヴィンもカーティスも同じくらい偉大だと思う。


1/24

/Art Blakey:Moanin'/

Art Blakey and The Jazz Messengersの「Moanin'」を購入。

アートブレイキーは、JAZZ界の大御所ドラマー。チャーリーパーカーやマイルスデイビスと同じくらいのビッグネーム。代表作は、この「Moanin'」「バードランドの夜1, 2 and 3」だ。僕は迂闊にもまだ聞いたことがなかったので、手軽な値段の「Moanin'」輸入版(1600円だった)を購入。

「アートブレイキーって、めっちゃ有名だけど、プレイは聞いたこと無いんだよなあ。どんなもんだろう。」と思いながら、CDを再生。そして、最初の曲(表題曲)がかかった瞬間、「ああっ、これ、知ってるよ」と叫んだ。そう、Moanin' は日本人でTVをみて育った人間だったら誰でも知っているほどの有名曲であった。

BPM116くらい? Fマイナー、3連、半音は略して示す。

... ... ... ... ..f ..f a.a f.c 
e.. f--(g-- --f)..f ..f a.a b.b 
cba f--(g-- --f) 

もしこれを知らない人がいたら、よっぽど世間に疎い人に違いない。世間に疎い私でさえ「超有名曲」と感じるのだから。

そのテーマの有名さに驚いた後は、ウィンド系のリードの上手さに驚いた。メンバーをチェックすると、ペットはリー・モーガン、テナーはベニー・ゴルソンだ。なあるほど。気持ちよいリズムのうえで、心地よいリードが見事なアドリブを吹く。至福の一時。

ピアノソロは、ちょっと堅すぎていただけない。でも、それは僕のピアノヒーローがオスカー・ピーターソンだからで、このピアニストのレベルが低いわけではない。それに、バックを支える和音とリズムとしてのピアノの使い方は素晴らしいと思う。

:ベースは…僕はウッドベースのソロに感動したことは一度も無い。バッキング楽器としても、どうしても聞き飛ばしてしまいがちだ。いかんいかん。)

で、御大のタイコだが、これがまた分かりやすくも高級だ。ちょっと荒っぽい感じのシンバルがカッコイイねえ。なるほどね、これがアートブレイキーかあ。

というわけで、良い買い物をしたと思うのであった。


余談だが、CDにちょろっと書いている文句が面白い。原文を適当に翻訳して引用する。

この「classic bule noteのアルバムは、1950年から1960年にかけて、2トラックのアナログテープに直に録音されました。したがって、今回のCD化に際しては、何のミキシングも追加していません。昔のミックスをそのまま、一歩一歩デジタルに変換いたしました。」

うーむ、それが売りになるってところがブルーノートの凄さだな。



/音楽日記:ジェフベック/

*XTC「easter eater」*

j-waveから、現代音楽っぽい不協和音の強いストリングスのリフが流れてきた。かなり不安定な和音でありつつも、見事なバランスでキレイさを演出している。珍しいなあ、と思っていると、その上に抑揚の少ない抑えた柔らかい男性ボーカルがのりはじめた。けっこうPOP。かなり不思議なPOP。

誰だろう−−と思って聞いていたら、なんとXTCの新作だった。なるほどなあ。なお、シングルの曲名は「easter eater」。もうすぐアルバムがでるらしい。

−−ところで、前作(赤いジャケットのやつ)から何年ぶりだっけ? そもそも、前作自体が前前作(スカイラーキングだっけ)から5年ぶりくらいだったよな。うーむ。

ちなみに、XTCで購入したことがあるのはblack seaだけ。black seaはpopで精神のpunkでプログレでニューウェーブ。傑作だ。前作は、基本的にpop一本だった。だから買わなかった。今回は買うかもしれないな。

*ジェフベック「スキャッターブレイン」*

j-wave、1999年1月13日22時30分、プログレフュージョンふうのインストゥルメンタルが流れる。11拍子のテーマ(スケールぐるぐる、かつ転調はげしい)を挟みながら、16beatのリードテイクがひきまわしになるもの。

テーマ部分がすんごくザッパっぽいので、なんか嬉しかった。でも、アドリブリード部分が普通の16なのが、ザッパではない証拠。

誰だろう? ひょっとすると、ザッパ系のミュージシャンかもしれない。スティーブ・ヴァイとか。でも、速弾きじゃないから、ヴァイじゃない。じゃあ、エイドリアン・ブリュ? ああ、ブリュならありそうだ。

と思って聞いていたら、なんとジェフベックだった^-^ 曲名は「スキャッターブレイン」。−−さて、どの時代の曲なのだろう?

後日チェックを入れてみると、例の「ヤンハマーとの共演ライブ」であった^-^ なあるほどねえ^-^






ご意見ご要望及び苦情はE-MAILにて

e-mail to : jy3k-sm#!#!asahi-net.or.jp

inserted by FC2 system