購入し、感想書くように取ってあるもの一覧−−もう1年以上感想が追いついてない
baloque/modern
rock/pop
soul/hip Best系ばっかだ
[hey joe]と[the wind cries mary]がむちゃくちゃカッコいい。渋い。バンドそろいでブロックコード リズムでキャチを作る部分、しびれる。ドラムの叩きまくり具合も大好き。
だが実は、初めて聞いたときは、この2曲は駄曲だと思った。高校生だったと思う。レンタル屋でベストを借りてきて、1曲目が[hey joe]だったはず。かったるくて「これが噂のジミヘンなのか???」と疑問だらけだった。2曲目[purple haze]で納得し、当時は[crosstown traffic][voodoo chile (slight return)]に痺れていたはずだ。
だが、ブルースにはまった今は。冒頭の2曲の渋さが溜まらない。年を食ったのか。耳が肥えたのか。−−余談だが、今はslight returnよりもcatfish bluesのvoodoo chileのほうが好き。
いま2chを見ていて。こんなコピペが。
11 名前:名無しさん@4周年[] 投稿日:03/12/03 10:51 ID:ErAjxVlu
>>20
そしておまえは
「男の子と違う 女の子って 好きと嫌いだけで普通はないの
でも好きになったら いくつかの魔法を見せるわ
本当よ(・∀・)モエッ」
と言う
わたしも歌える…でも何の歌だか思い出せない。googleしてみた。クリーミーマミか。魔女ッ子。別に萌えないけど。
このメロは心底よいメロだ。作曲模倣練習の命題に使ったことがある。
[organ grinder swing]…guitarがkenny burrellでトリオlive。タイトル曲のリズム展開がカッコよすぎ。
[at club baby grand vol.2]…guitarがthornel schwartzでトリオlive。ちとハードバップすぎで、私では持て余す。
今回ようやく公式に確認したが、ほんとにベースレストリオだ。ってことは、ジミーの足あるいは左手でベースラインを出しておるのか。それでいてあのリードが出るとは…鍵盤弾きとして驚異的。
場所忘れたが、店内放送でバロックリコーダー大活躍のコンチェルトを聞く。感心して聴いていると、テーマ部分で非常に聴きなれたフレーズに出会う。一瞬わからなかったが、waltz for debbyのイントロだ。
前にも書いたが…この曲自体はビル エバンスのものだが、「テーマはモーツアルトのなにかの曲から取った」という説明をどこかで読んだ記憶がある。そのテーマ部分の原曲を知りたい。いままで私はピアノ曲だと思っていたが、今日聞いたものが正しければ、リコーダーあるいはフルートのコンツェルトだ。−−もっとも、モーツァルトならバロックじゃなくてクラシックだけども。
が、誰に聞いても「そんなこと知らない」という。そもそも私の記憶が間違いで、エバンスの曲を誰かがバロック風にしたのかもしれない。
ともかく真偽を知りたい。どなたかご存知でしたら、メールください。
日記より転載。
私が嫌いなbeatlesの曲で、真っ先にあがるのが[long and winding road]。ついで[yesterday][let it be]。どれもこれもフィルスペクター(だったよね)のストリングスが入っている。曲も弱いと思うが、それよりもバンド感ゼロなのが気持ち悪い。赤盤青盤bestが出たときに、なんかのインタビューでジョンマーチンに貴社が質問していた。「あのストリングス、取りたい誘惑にかられませんか?」−−返答は忘れた。
で、つい最近ようやく、何を思ったのかしらんが、【let it be ... naked】というタイトルで、without stringsが出た。ラジオで[long and winding road (naked)]を聞く。…悪くないじゃないか。よくも無いけど、あのストリングス版に比べれば段違いだ。
ちょうどいま、InterFMでストリングス版がかかった。再確認、こちらはもう論外に駄演奏。となると、アルバムnakedはいっぺんくらい聞いといたほうがいいかもしれない。
Linp Bizkitは苦手だが、Linkin Parkは気に入った。自分でもこの感覚差異がよくわからない。
White Stripes、最初はイヤだったが、FMでハードオンエアされるうちに気に入った。エグみがいい。グランジ経由時代のハードロックリフなイメージ(てきとう発言)。
NEPTUNES、個人的にツボを突かれる割合が高い。
BlackStreet、[deep]のズブ重ビートにボコーダーが気持ちよくて昇天。他の曲はピンとこない。
Nellyもたまにアタる。[Dilemma]はステキ。
R. Kelly[Ignition]、元版じゃなくてremixがめちゃくちゃ気持ちいい。元はメロウな感じだが、そのエンディング付近の盛り上がり倍テンポボーカルを取り出して、非常に気持ちよいポップに仕立てている。feat Joe Buddens。こっちが才覚人?
Van Morrisonをはじめて聞く。遅すぎ>自分。[A Whiter Shade of Pale]だけのヒトじゃないのだな。失礼しました。[Ain't No Sunshine][Moon Dance]めちゃカッコいいです。
Al Kooperもね。書いたっけ。スーパーセッションかっこいいねえ。
帰ってラジオをつけるなり。キレのよいFunkJazzで、テーマ提示後いきなりベースソロ。これがただのソロじゃなくて、音のハリ、高音フレーズのつなぎかた、バカみたいに早いサムピングetc、バカテクのオンパレード。テクだけじゃなく、音楽としてもカッコイイ。
Webサイトでチェック。22:09 MARCUS MILLER "SCOOP"。なるほど。名前で納得。というか、彼じゃなきゃこんなにヤンチャなエレキベースソロは弾けまい。後半も、4小節交換で、バンド4小節(このときはマーカスが低音を弾く)+ベース高音4小節なんて激しい展開をしてみせる。すんばらしい。おっさん元気でベース弾き続けてね。
さっきからボブマーレーの意外カバーをやっている。DAVE GRUSIN "GET UP STAND UP"(00:27)がJazzFusionなうえにスマートなギター。LEE RITENOUR & MAXI PRIEST "WAITING IN VAIN"(00:32)は、ネチっこいシンセベースのうえで王道現代Soul+JazzGuitar。ボーカルが原作をなぞりすぎだが、気持ち良いことは間違いない。
どっちも原曲好きだから贔屓目かもしれんが。でも好きな曲を壊されたら怒るだろうし。やっぱアレンジいいと思う。
ゆるいテンポのレアグループ、エレピで不協和音半音降下による非常にカッコイイ リフ。黒っぽいファルセットによるボーカル。面白い。カッコイイ。誰だろうこれ?
…ジャスティン=ティンバレイクだった。ビビった。アイドルもやるなぁ。
j-waveで、日本人が歌う[venus as a boy]が流れた。演奏、ほぼbjork原作のまま。驚いた。カラオケ状態。意味ねえ。しかもヘンなラブソング歌詞になってる。原作の狂気が台無し。
気が付いたら日本はカバーブームらしい。普段聞くFM(j-wave/InterFM)ではかからないが、メシ屋やマンガ喫茶ではBGMとして[異邦人]やらなにやら流れる。ほとんどが、工夫ナシのコピーに近い状態。ただギターをロックにしただけ、とか。酷いのう。サティの曲(名前忘れた)をそのまま歌っているのまであり、悲しくなる。
私は作曲・作詞の自作性にこだわる必要は感じないけども、アーティストの個性は必須だと思う。海外にもコピー状態のカバーはいくつか存在するが、でも、コード進行を変えたり演奏雰囲気を変えたり、ときにはメロや展開を一部変えたりして、オジリナル性をアピールするカバーでなければ聞いて感動しない。
sam&dave版[you send me](sam cook)はよかったなぁ。エリカ バドゥ+ディアンジェロの[ain't no mountain high enough](marvin gaye)もすごくいい。smash mouth [why can't we be friend]とか。こういうのをもっと聞きたいっす。
(08月30日(土)10:30 InterFM)
ゲストがKONISHIKI。ウクレレを入れたブルースやカントリー、ブラックポップ。かなりいいんで驚いた。メロ、コード展開、バックミュージシャン、どれも秀逸。
(注:感動したほうの曲は、ハワイアン民謡だそうな。そうは聞えないアレンジ具合で、プロデューサーの才能に敬服。)
去年から演奏およびネコ撮影に身を入れているので、音楽に手が回らない。
キムタクsolo版[らいおんハート]を聴く。上手い。せつない。声色の幅、音程のとりかた、歌詞と声変化のバランス、どこをとっても一流のボーカル。言葉が胸に届く。「私もこんなふうに守られてみたい」と感じる。キムタクおそるべし。
昨晩から唐突にbeatles[back in the u.s.s.r.]が脳裏を離れない。脳内で譜を書いてみる。
3度の使い方が驚くほど効果的。冒頭からブルーノートで3-2-3-2と不安定に攻め、あげくコードを1度からマイナス1度に飛ばす(A7-G7)。これだけでのかなりテンションが高いのに、即座にマイナス2度=5度シャープ=F#へ。すると3が♭になるではないか。この強烈な悪環境で、あえてメロも3♭を小節頭で流す。なんとハードな。サビの後半盛り上げで使う展開を冒頭から出してしまう。
このあとすぐにミニサビに入るんだが、そこではギターリックがメインでメロを取る。見事なアンサンブル。骨太ロックのリファレンスとして使いたいくらい。
今朝j-waveで[tichket to ride]が流れる。コーラスワークでのブルーノートの使い方が面白いと改めて認識。white albumだろうと初期だろうと、やっぱスジは通っておるのだな。いまさらながら。
イントロか間奏で、古いSFのコンピュータオペレータがモニターをイジるかのような動作をする。私が小学生のころ、アレを見てもなんとも思わずスルーしていた。
つい昨日 YMOマニアの同僚oghrがいうには、「あれはパッチシンセのモジュール抜き差しのマネ」だと。言われてみればそのとおり。なぜ今まで気づかなかったんだろう。
細野/YMOプロデュース。
arista/bmg 1978
brecker brothersはFrank Zappa[Zappa in NY](1977)に参加。そこでterry bozzioと出会い、意気投合する。その結果生まれたのが本作。−−こういうエピソードを聞いたので購入。
タイトルはこうだが、heavy metal色はゼロ。一番分かりやすい言葉はfusionで、楽曲方針がbe-bopだ(テーマのあとはソロ展開、ジャム中心)。1曲目のみスタジオ(24th funk/豪華なボーカルダビング)で、あとはlive録音。
be-bopファンとしてもZappaファンとしても非常に堪能できた。ギター(barry finnerty)もbrecker兄弟も、みなアドリブ展開に無駄が無く、見事なbopを叩き出す。フリーキーすぎることもないし、かといって流している部分もないし。バランス感覚がとてもよい。bozzioはもっと暴れてて欲しいが、ヒトのbandだし微妙に遠慮してるんだろうか。
brecker兄弟が管にエフェクター(ワウ、ハーモナイザー、フェイザーetc)をかけまくっていることに関しては好みが分かれるだろうが、わたしは好き。
あえて難点を言えば。全部で42分ってのは短すぎ。CDなんだからボーナストラック入れて60分以上にして欲しい。
2002 noisy water/邦版はビクター
Zappaと演奏経験のある奴等中心のバンド。fowler兄弟 + artuhr barrowという70年代バンドの中核が参加。mike millerというのがギター担当で、彼は作曲も担当しているが、Zappaとの演奏経験はない。−−収録曲は、Zappa曲半分オリジナル半分。
なのに−−こんな書き方は彼らに失礼だが−−まったくピンとこない。つまらない。
いまさらながら痛感した。「Zappaのようにリズムを壊せて、Zappaのようにメロディを壊せて、Zappaのようにメロディを作って部品をまとめ、しかもバンドに指示をだし、レコーディングを仕切り、音を作り、空気感を乗せmixをする…」なんて芸当は、やはりZappaにしかできないのだな。仮に当時のバンドが当時の曲を当時のように演奏したところで、やはりあの音楽にはならない。そう痛感した。
私はこのCDをbannedした。ごめんなさい。
同様の方針で、ike willisらがProject Objectバンドをやっている。こっちはより忠実な再現バンドだそうな。そっちの音を聞きたいな。
また、ファン中心バンドでbogus pompというのも発見。こちらはmp3をダウンロードできる。ヘタではないが、まあファンはファン、と。でも偉い。
(注:バンドの情報は2ch音楽伝説板Zappaスレッドから得た。あそこにはディスコグラフィーもありバイオグラフィーもあり、裏含み年表あり。素晴らしい情報群。)
2002 amaru entertainment
2pac死後5枚目のアルバム、しかも新曲only、しかも2枚組み。死後6年も経って何やってんだか。このシチュエーションだけで大笑いしてCD購入決定。
マキャベリ期のouttakeとして残っていたライムに、一部トラックを作り直したもの。こういうギャングスタ=ラッパーの場合、ヘタするとインタビューテープが残っていたら作品リリースできちゃうわけだな。
disc2はライムもトラックもけっこう好き。だが、いまや方法論が古過ぎるのも確か。そういうもんだと思って聞けば平気。
演奏がアコギ1本。キレイな音場を作ってる。この上に乗ると、2pacのライムも非常に優しく柔らかく聞える。歌詞が分からないってなあ得な状況だ。
これはライムが上手い! ヒネクレ男の愛情表現がにじみ出てる。[dear mama] ほど深くはないが、軽いpopsとして活きてると思う。プロデューサーの判断だと思うんだが、2-12のライムから一部がサンプリングされていて、タイトルコールの直後に「believe in」(信じてくれ)と付くのが印象深い。
「初めから呼ぶな」という気もするが。
トラックと作曲が上手い。めっちゃpop。speechみたい。サビの3連符ひっかけメロがステキ。2pacは歌っていないわけだが、生きてたころも歌ってないし。
20曲入りのベスト版、wanner
中学生のころ、忌野清志郎が尊敬するというotis reddingを聞きたくて、[dictionary of soul] をレンタルCDで聞く。数曲を除いて理解できなかった。メロわかんない。唸ってるだけに聞える。自分にはSOULを聞く才能が無いのかと真剣に悩んだ。
大学以降、幅広くSOUL/R&Bを聞いて、どちらかといえばrockよりもコッチが好きだと判明した。しかし、この年齢までblack musicをあまり聞かなかったのは、otisでの初体験の悪印象が強い。
というわけで改めて再挑戦した。やっぱりダメでした。私には心底アカンらしい。
同時に買ったwilson pickettは全曲といっていいくらい好き。おんなじ曲もやってんのに(mustang sallyやとか)。おかしいなぁ。
googleで「テレキャス」と検索し、テレキャスマニアさんのWebを発見した。このなかで紹介されているDanny Gattonをつまみ食い視聴してみた。音楽はそのWebに書いてあるとおりで、ブルース基調だがハイテンポなポップトーンが多く、ハイテクながら嫌味ない聞きやすい音楽。ロカビリーイメージ。歪ませすぎないアンプトーンでエレキギターの音を気持ちよく出しながら、早弾きで多彩なメロディを繰り出す。気持ちいい。
ときおりワンノート連打をやる。Zappaもこれをよくやる。このプレイの原形は誰なんだろう。
03月28日(金)24:00
楽しすぎ。歌のシュールさもいいが、音楽演奏の質の高さとパロディセンス、また断片の連続度が凄い。私もこういう断片をたくさん作りたい!
「3はキライ」には涙が出るほど感動した。冒頭歌詞が唐突ながらも、青春甘酸っぱい断片を残して展開してゆく。でも音方針は(映像も)メキシカン。しかもエンディングはコラージュ的にノイズジャズを残して忽然と消えてゆく。大傑作だと思う。
[タイルの歌]は、ナイロン100℃が劇で使っていたので知っている。映像がないとパワーが減る気もするが、ちゃんと意味は分かる。
映像も見たいなぁ。でもまだDVDが出てない。こまった。
03月28日(金)25:30
maxwell [This Womens Work]を聞く。全編ファルセット、全編ドラムなし、ローテンポのメロウなポップバラード。驚くほどスィート。自分の趣味ではないが、素晴らしいと思う。
おかしな感想だが、心の底から思う。なぜPrinceにはコレができないのか。どうして彼はポップ道の立場を捨てたのか。
03月22日(土)22:00
in short.
ついにNAXOS日本人シリーズに武満が登場。即座に購入。ちゃんとしたCDで武満を聞くのは今回が初めて。
感想。なるほどである。美麗。激しいだけの現代音楽とはまったく筋が違うんだな。無調で音の響き優先音楽をやり、リズムが極端に《白−−−−速》な(現代音楽にありがちな)展開をしても、フレーズが失われない。「世界が賞嘆した」(事実)のも非常に納得。
ロバート エイケン氏がフルートを吹いている。武満の指導で、尺八のようなブレスノイズや極端な音程振動を織り交ぜつつ、独奏したりギターと絡んだり。この存在感は圧倒的で、eric dolphyに勝てるかも−−比べるのがヘンかもしらんが。
変な感想だが、いくつかの曲では、Zappaが後期シンクラヴィア作品で《やりたかったであろうこと》をよーく理解できた。この武満の曲を前にすると、Zappaは成功したとは言いがたい。
ロックもの、ロカビリーもの、かっこええわぁ。シャウトさせたら無敵。上品めにツイストナンバー歌っても歌唱力の自力が高いのでgood。代表曲意外はほとんど初聴。もっとまえに聴けばよかった。
実は[love me tender]が嫌いで、それで避けていた。もったいない。たとえるならば、[long and winding road ][let it be]が嫌いだからbeatleを避けるくらいもったいないことをしていたのだな。実際、バラードものでも(よほどの後期で野太いだけの曲でない限り)シビれるほどよいのだ。
[Better Get Hit In Yo' Soul]のファンキーさ加減に痺れまくり。ブルースはええのう。[Gunslinging Bird]のキレのよい短いフレーズによる大ハーモニーもかっこいい。
まえにalbum【直立猿人】を聞いたときはまったくハマらなかったんだが。今回はぐっと来た。自分で【Ah Um】を買ってみよう。
懐かしい。ちょっと恥ずかしいが、でも基本的にカッコイイ。この演技臭さは洋物メタルにも存在する臭さだし、なによりあの時代に日本でコレをやるにはコレしかなかったんだろうと思う。
いろんなところで評判を聞いていた。「まるでフランス語みたい」と。そんな褒められ方は秋田弁に逆に失礼じゃないかと思うのだが、j-waveで掛かったのを私も聞いたら、同じ感想になってしまった。
音楽は、演奏も歌も非常に美しい。フォークギターの響きのうえに、ガナらず捻らずキレイにまっすく出した声が乗る。秋田弁歌詞はオリジナル日本語歌詞に比べて装飾部が非常に多く、音としてヌキやサシも多いので、メロディがかなり複雑になる。会話イントネーションを使わずにすべて純音階に乗せているので、会話とはまったく違うイメージの音が出来上がる。
具体的に1例を挙げると:キメ部分「おじいさんの時計」(イで終わる)が「時計っこ」(オで終わる)になっている。この母音の違いが耳に新鮮。言葉が増えた分を付点ハネに押し込んでいるので、リズムも軽妙になる。いろんなことがよいふうに作用している。
10年以上昔、TVで吉幾造(漢字うろおぼえ)が発言していたネタだが。
秋田弁はフランス語に近い。実際緯度がほぼ同じ。寒い国なので、あまり口を動かさずに会話したい。自然に口はすぼみ、単語は短くなる。「どさ?」「ゆさ」と「セシボン」は、生まれた理屈は同じだ。
そこんところを音楽でキレイに実証してくれた。
CD屋で視聴。個人的には0点。大仰なプログレごっこにしか思えない。こういうのは20歳までに卒業してほしい。はっきりいってしまえば、こういう前衛音に逃げるのは非常にカンタンなのだ。すでにポップミュージシャンとして名を挙げた人間がするべきことじゃない。
single版[茎(stem):大名遊び編]のstrings+windsアレンジは立派なのになあ。なんでこの系統で整えなかったんだろ。
ちゃんとした環境できいたら、もうちょっと褒めるところ見つかるだろうか?
(03月04日(火)23:00)
1998:WITCH DOCTOR。《有頂天の子供》の私を直撃。もともとのDEVOからして《有頂天の親》音楽なのだが、この曲はとくに磨きがかかった感じ。進歩していて、でもぜんぜん現在風じゃないところがキモチイイ。
2001:GO MONKEY GO。パワーパフガールズのサントラから。こっちはそのまま80年代ニューウェイブな感じで、その懐かしさがたまらん。
どちらもすんごくいい。困った。
(03月09日(日)22:00)
[ジェットにんぢん][とかげ3号]を聞く。かわいいじゃないか。パワフルな女性ボーカルで、演奏全体にゴリゴリしてて、メロがポップだけもジャパンパンキーで。ところどころ捻くれてて。
昔(2001年5月)nwさんが日比谷野音でGO!GO! 7188のライブを見るというので、わたしは場所案内に繰り出された。野音なんで外にいても音が聞けて、演奏が立ってて感心した記憶がある。そのあとラジオから流れてきた[あぁ青春]がヘンな風に歌謡パンクで悲しかった。
とりあえずそれ以上の感想はないんだけど。かわいかったので。