【ネコとか唄とかそんなもの。】

2004年09月 21-31日

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2004年09月21日(火)

09/21●ムーンライダーズ【青空百景】とくに[僕はスーパーフライ](82年)music

moonriders.com(アルバムとか)|moonriders.net(最新とか)

【青空百景】1曲目。ヘナチョコポップスかと思わせる演奏をしつつも、よく聞くとニューウェイブなひねり演奏が満載。スーっと聞けて、気にしないとサっと抜けるのに、いったん気になると残りすぎるほど残る。

歌詞はストーカー愛。気持ち悪くなるくらいの執拗さなのに、どうしても憎めない。

そしてサビが究極に美メロかつ美ハーモニー。ポップの職人芸、ここに見たり。でも歌詞はこんなの。

「僕はハエになってキミの 家の周りグルグルまわる」

【青空百景】はこういうひねくれたポップ集。[霧の10km]のクールファンクネスも好き。[二十世紀鋼鉄の男]の美麗な弱い優しさも好き(かしぶち氏の超美メロ!)[物は壊れる、人は死ぬ 三つ数えて、眼をつぶれ]の切迫感も好き。[くれない埠頭]の頼りない力強さも好き。−−パっと聞いただけでは掴みは弱いし腰も弱く感じるけど、噛み締めるうちに味が濃くなる。

【マニアマニエラ】と同時期にこんな楽曲をやっていたんだから、ムーンライダーズの面々はほんとに幅が広いというか、節操がないというか。

09/21●ムーンライダーズ[マニアマニエラ](82年)music

超ニューウェイブパンクアルバム。インダストリアルノイズ満載のポップたち。聞くと疲れるが、どうしても忘れられない1枚。問題作。

01 Kのトランク
疾走感溢れるハイスピード。アッパー系。名セリフ「薔薇がなくちゃ生きていけない」を残す。
02 花咲く乙女よ穴を掘れ
重たいテンポの重たい労働歌。作詞糸井重里。遊びと狂気が満載。
03 檸檬の季節
クール。感情を廃するかのような不思議な合奏で淡々と歌われる。希望ある歌詞だが、どうしてもそう聞こえない。そこが大好き。
08 滑車と振子
私が一番好きなプログレッシブ風味ポップ。ノイズループによるドラム、感情のないピアノ。押し殺した裏声。この怖さ。
歌詞が最高に好き。「さむいよ僕と滑車」「抱き合う僕と振子」のなんと鮮烈なことか。

09/21●ムーンライダーズ[DON'T TRUST OVER THIRTY](86年)music

ムーンライダーズとしてはもっとも分かりやすきロック名作。でも、それがかえって行儀がよすぎて、アクが弱いか?(それは贅沢か…)

第1回解散(休止)直前アルバム。個々のプロデューサーとしての色合いをあえて濃く出して持ち寄った作品。たしか「テーマはハードロック」と鈴木慶一氏自らおっしゃっていたと思うんだが、そのとおりに全体にハードなギターが鳴り響く。良明先生大活躍だ。

02 9月の海はクラゲの海
作詞:サエキけんぞう。超ポップ。甘ったるいのにくどくない。「キミのこと何も知らないよ/キミのこと全部感じてる」とこれまたストーカー気味なのが気持ちいい。「ガラスみたいに突き刺して/フィルムみたいに忘れない」の部分はまさに珠玉。
04 だるい人
作詞:蛭子能収。ひょうげたイントロ。遊び心豊かな演奏とメロ。「突然 体がダルくなり 道に寝た/行方も知らぬアスファルト」と楽しい。キレよいロックなのに。ふしぎ。
05 マニアの受難
鈴木慶一氏なのに(失礼)珠玉のハードロック。ステロタイプながら強烈にカッコいいsimpleなリフが轟音ディストーションで鳴り響くなか、テープ操作(あるいはエフェクト)で1オクターブくらい高くイジりまくった声が世紀末的マニア収集欲を語る。大名曲。
06 DON'T TRUST ANYONE OVER 30
ファンク色あるハードポップチューン。泣ける。詩は逃亡する大人たちの哀歌なのか。ボーカルは慶一氏なのに(失礼)見事な張りのある強いロック。これも傑作。
07 ボクハナク
博文氏珠玉のポップス。なんでもない曲なのに、あたたかみと存在感が強い。
08 A FROZEN GIRL, A BOY IN LOVE
武川先生の大名作。最初はドラムなしで、揺れるエレピとストリングスのみで静かに入る。ゆったりとしたテンポ。渋い低い声で歌う。美メロ、美コーラス。大好き。
09 何だ?この、ユーウツは!!
前半中半後半の3部に別れる。ピアノ+語りのあと、強いヘビメタなリフが入り、曲が始まる。オーラスは若いゲストボーカルがタイトルテーゼを歌う。力強い佳曲。

衝撃。気が付いたら自分はもう30超えてるんだ。


しかし、どれだけ書いてもムーンライダーズの場合書ききれた気がしない。悔しい。

ライダーズでこれなのだから、岡村靖幸だったり、あるいは構想した有頂天・Prince・Zappa全曲感想書き直し行脚だったりしたら、どんなことになるのだろう。無間地獄か。悦楽か。

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2004年09月22日(水)

09/22●自転車ネコneko

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しっぽの長いクロネコ

09/22●夕景 焦げフサon地上neko

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今日はバイクじゃなかった。

09/22●亀戸天神裏の子ネコたち 新白neko

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いままでの白に加え、汚れ+目が病気っぽい新白子ネコが増えていた。写真は新白|元白|オトナの焦げ。焦げは餌に夢中。

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子トラは、いつもの親子とともに、珍しく牛像のほうまできて遊んでいた。

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最後に、たまには天神様本体。太鼓橋を臨んで。

09/22●引っ越し

さようなら亀戸。思い出をありがとう。最後にシャッターチャンスをたくさんくれてありがとう。

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2004年09月23日(木)

09/23●帰省の新幹線ポスター「もったいない」neko

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ネコは被写界深度の外でボケているが、よいネコ写真だと思った。

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2004年09月25日(土)

09/25●赤い自動車とトラ@愛知neko

赤い自動車とトラ。某ガス社宅近くの個人宅。

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左の奥にトラ。諏訪神社近くの個人宅。

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09/25●側溝ネコneko

側溝を歩いてやってくるオレンジ。ちょこんと座ってこちらの様子を見る。このあとタタターっと走って逃げ去った。

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09/25●あやしい仏閣photo

いつからあるのかなあ。幼少のころもあったかどうか、記憶が定かではない。

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09/25●実った稲穂・田んぼ|たまねぎ吊るしphoto

もうじき収穫か。

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近所。東京だと、タマネギ吊るしている家なんて出くわさないな。

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昔は近所がタマネギ畑だらけだったんだが、いまは駐車場やマンションだらけになってしまった。個人的に一番好きな食材がタマネギなだけに、とても寂しい。

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2004年09月26日(日)

09/26●横須賀まつりphoto

昔書いた詳細な記録

いちおう帰省のメインイベント。でも記録はかんたんに。どんてんと紙ふぶき。一番の見せ所。

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カメラ老人がたくさんいた。Nikon中心。Canon EOSはおとうさんだな。そして当然のごとくみなフィルム。デジタルは1人か2人いただけ。

ちなみに、おかあさんはムービーカメラを持っていた。

(余談:昔書いた記録のほうにあるアナウンサー、今年はなかった。よきかな。)

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2004年09月27日(月)

09/27●棚の裏にネコneko

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右脇の棚の上、木の下に前分け白黒ブチが。飼われネコらしく、鈴付き。

09/27●マンガ喫茶でも愛知では柿ピーreview][photo

そもそもマンガ喫茶は愛知発祥(のはず:違ったらごめんなさい)。幼少のときに父親に連れて行かれた際の記憶が正しければ、大元は、たんにマンガの多い喫茶店がサービスで長居を許したことから始まった。料理or飲み物を注文したら、ずっと無料でマンガを読み続けられる。そこから発展して、システムとして、一定時間以上は時間課金となる。−−はたして幼少の記憶、正しいかどうか。

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サービスといえば。実家近くのマンガ喫茶は、マンガ喫茶であっても飲み物を頼めば柿ピー(厳密にはこのお店はおかき+ピーナツ)が勝手に出る。これぞ愛知魂。−−写真のように、業者向け小分けパッケージが卸されているくらい。

愛知で喫茶店といえば、無料の柿ピー。お店によっては注文前の水出し時に柿ピーまで出す。3時にはパンケーキを無料で出す店もある。モーニングはsetではなくサービス

(注:少し狭めて知多部での経験としておく。)

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2004年09月28日(火)

09/28●豊川稲荷 街+味噌カツ稲荷photo

愛知にいる間に行ける場所…と考えて、一度も行っていないので豊川稲荷へ。自宅から電車で1時間半弱。

駅前広場から狐像。あとは街中になぜかカカシ。

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食事は、豊川稲荷すぐ近くの松屋というところで。味噌カツ稲荷。カットしたヒレカツ+が上に乗ったお稲荷さん。シソ入りで、意外にもさっぱり食べられる。写真にはないが、田楽稲荷(豆腐)も食べた。吸い物つけて、たったの700円。−−おまけで、店にあった眠り猫の木彫り。

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09/28●余談:愛知ローカルTVreview

偶然25日(土曜日)に見た愛知ローカル番組[ウド鈴木の旅してゴメン]は豊川探索で、“うなり”(ウナギ+稲荷)という似たようなものを食べていた。

余談だがこの番組、良質。というより、愛知県民体質にあっているのかもしれない。東京ではあまりTVを見ないが、愛知で母親に付き合ってTVを見ていると、けっこう自然に見られる。愛知なまり+愛知ノリと言うのが明瞭で、見ていて安心できる。

09/28●豊川稲荷 本体photo

前に東京赤坂の豊川稲荷別院に行ったことがある。それと同じ系統の大きな緑の狐が出迎えてくれる。赤いヨダレ掛け(?)をしているのも共通。

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柱の金具の玄武。廊下の松鶴。

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灯篭の竜。柱の竜。

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団体客がおり、ガイドがいろいろ解説している。私もそれをかじり聞く。それにしても団体は老人ばかり。酔っ払いもいて大変そう。

09/28●豊川稲荷 霊狐塚photo

メインの稲荷以外にも、お堂は3つ4つある。もう忘れてしまったが、毘沙門天だか不動明王を祭ったところも。

そして、千本のぼりを越えて(ガイド談「実は増え続けて6000本あります」)、さらに奥に行くと、霊狐塚。各種形状の狐が迎えてくれる。

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現地について納得。各地のお稲荷さんの供養塚だ。失礼かもしれないが、壮観なので大量に撮影。怖い狐も多い。

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09/28●豊川稲荷 みやげものphoto

参道の各みやげもの屋でおばちゃんに引き止められ、店内をいろいろ見て、けっきょく買ってしまう。そういうのも楽しい。−−豊川に関係なく、どこにでもある土産だが…

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2重彫りのふくろう。写真に穴彫りが見えると思うが、なかにさらにミニふくろうがいる。福が2重に来る。300円。

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小さなカメとカエル。50円と80円。

これは今年正月に人様にいただいた豊川みやげ。ついでなので取り出して撮影。ガラス細工。

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(余談:ひさびさにchinon28mmF2.8でマクロ撮影したが、やっぱ単焦点は使って楽しい。FA20mmとFA43mmLimitedがあればDA16-45mmよりもネコ撮影楽しいだろうな。レンズ交換大変だろうけど。)

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2004年09月29日(水)

09/29●帰宅+ムラムラとリニューアル(小幅)

タイトル変更。[ネコとか唄とかそんなもの。]実情にあっているだろう。

09/29●うさぎさんタイル@実家駅近く路地photo

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小4のころ、ラブラよこすかができた。そのころに埋め込まれたものだと思う。ずっとかわいいと思っていた。

09/29●団体集合場所(学生専用)@東京駅photo

なんだこの空間は。修学旅行対策であらかじめ用意してあるのか。

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09/29●TV[陰陽師2]review

総じてよかった。単語や世界観が好みだから、めっちゃ評価甘くしてるかも。須佐・八岐・天岩戸と言われるだけで大喜びかも。野村萬斎の演技は実に巧妙。深田恭子はご愛嬌。

服装・世界観・カメラワークもよかった。重たき描画もしっかりしてた。軽くない。HEROと並べれば見劣りはするけど、恥ずかしくない作品だった。映画館で1・2ともに見ておけばよかった。

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