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夕方クインテットで聞いた。衝撃を受けた。
さっちゃんがね 遠くに行くって ほんとかな
だけど ちっちゃいから 僕のこと 忘れてしまうだろう
寂しいな さっちゃん
細部は覚え間違えかもしれないが、大筋はあってる。そんな、サチコ! 待ってくれ!
(アレンジがみょうに切なくて、泣いてしまった。涙腺ゆるい。)
net知人“勇者に〜ま”さんのところで“あなたの脳は男?女?鑑定(男性用) ”を見つけ、珍しく自分でもやってみた。“男と女のボーダーラインにあります”と言われた。
いろんなところが当たってる。
最近自分とKABA.ちゃんの類似点が多くて気になる。腕の組みかたとか。表情とか。やっだーもうッ!
[calender]
昨日は不調で1日潰れていたので、今日は意識的に行動。己を律するリハビリ。できてよかった。
[PAPUWA]([南国少年パプワくん]の続編)が笹塚マンガ喫茶にないので、ブックオフで購入して読むことにする。方南町店に5巻すべてずっとあったのだが、なぜか今週から在庫がない。そこで中野へ。−−バスでJR中野駅南口まで行き、徒歩で帰路の予定。
“中野”なんだから、ついでにフジヤカメラへ。auto chinon28mmF2.8macroを売却、1500円。長年お世話になりました。
そして寄ったるは“まんだらけ”。何年ぶりだろう。次のものを購入。
[ARIA]もある。[ネコの王]もある。[エマ]の4冊セットがまずまずの値段。1巻先走って買うのじゃなかった。[藤子異色作品集]もあるじゃないか。先日新品で買っちゃったよ。
そうか、まんだらけに来ればいろいろあるんだ。意識からすっかり抜けていた。−−1時間半があっというまに過ぎる。
ブックオフ新中野店にも[PAPUWA]の在庫が切れていた。なぜいま突然?
(そして今のいままで「パフワ」
だと思い込んでいた。記述たくさん訂正。)
[calender]
今日も意識的に行動。15時には眠くてたまらぬ(衰弱*蓄積疲労)。18時、またレジで発作動悸キター! 薬くすり。
いままでは3日に1日ほど休めてたが、あえて休めず行動続けてみよう。負荷リハビリ。負荷といっても、ひとからみたら遊んでいるわけだが。
(ラピュタアニメ祭のときに予告編で知る。A.e.Suck氏のnet日記を読み、ベルヴィル・ランデブーを同映画館に見に行ったのを知り、そこで偶然モーニング/レイトショーで上映していると気づく。)
8分しかない、短いお話。父と娘の物語。
手書きアニメーション。セピアトーンのみ。影中心(作品解説では「逆光表現を活かした」
とあった)。セリフ・文字一切なし。音楽は、はじめアコーディオン1本だが、じきにピアノ中心に変わる。中盤はオーケストラ。ラストはまたピアノ。
本家でもバラしてあるので書く。−−父が突然行方をくらます。娘は来る日も来る日も帰りを待ち続ける。雨の日も風の日も…学生になっても恋人ができても家族ができても、みずらが老人になっても。
−−さすがにオチは秘す。でも、こういう作品は、(スジを知ったからといって)味わいが減るわけじゃないのがいいところ。
ラストは個人的には気に入らない。HTMLコメントアウト。
よい作品でございました。
これを大スクリーンで見られたのは、実に幸運だと思う。鑑賞情報的には液晶モニタDVDでも同じだろうが、思い出が違う。30人くらいとはいえ鑑賞を共有できたのもうれしい。女性は半分くらい泣いてたな。私は珍しく泣かなかった。
併映作品。
DVD、この2作も入っているなら買ってもいいのだがなあ。
net上のさまざまな前知識を詰め込んで、いざスガキヤ@東京高田馬場へ。たしかにちょっと遠い。
東京独自のロゴ。スーちゃんはいない。実に寂しい。しかも、愛知を奇形的にpushしたサブメニュー(ドテ煮丼や味噌カツ丼)ばかり。
すがきやラーメン+ドテ煮丼セット510円を食べる。ラーメン単品なら290円、スガキヤとして許容範囲。
ラーメンの味は、スープ・メンマ・チャーシューすべて、本家の味そのもの。うれしい。netの話では麺が違うらしいが、あまり分からなかった。
けども。ドテ煮丼はくどすぎた。しかも、サーブ時にすでにおわんのヘリが味噌で汚れている。盛り付け時の汚れがそのままなのだろう。見ていたら、味噌カツ丼も含めすべての丼がそう。常識があれば拭いてから客に出すものだと思うが…
スガキヤ2度目の東京進出、うまくいくことを祈るが、ちょっと心配。
netで話題になっていた店員挨拶について。たしかに「いらっしゃいませコンニチハー」
はうるさいだけで気分がよくない。見送りの「ありがとうございました」
がないという情報もあったが、それはちゃんと言ってもらえた。バイトさんによるのだろう。
甘味はないわけだが、ちょいと手前に甘味の老店があった。お金はかかるが、食べたければぜんざいはここで食べれる。でも私はスガキヤの120円のソフトクリームが欲しいな。
公式@東京ステーションギャラリー(期間中は情報あり)|緑の窓口でチケット買うと700円
(真鍋博のときもそうだが、実際の広さと値段からは想像付かないほど充実した展示。)
5室構成。それぞれのテーマの中で、同じ画題で2人の作品を比べるように並べてある。大雑把には、静の国芳に動の暁斎か。
わたしは全体に暁斎びいき。武者絵も美人絵も。
でも、ネコだけは国芳だな。[猫の涼み]でのでっぷりしたミケネコ2匹ののんびりした姿はたまらぬ。また、過去にも見たヤツだが東海道五十三次のネコ版はやはり圧巻。
暁斎の舞台宣伝垂れ幕の巨大作品があり、1壁面すべてを覆う(公式Webの画像下段のもの)。得意の幽霊。これが圧巻で、ほかのものが霞む。
暁斎のは、ほかにも舞台付きで朱が見事な絵が1枚のみ。ほかはみな国芳。
名称を忘れたが、鬼を退治する武者の絵(そういう歌舞伎があるのかな?)がたくさんある。その中で、暁斎のものが、腰の飾りの獅子・獏の頭が非常に克明で色豊かで、かっこよかった。
牛若丸が仙人の前で烏天狗と修行する絵が、やはり両者ともある。国芳は引き構図で景色の中に人物を埋め込む。一方暁斎は、それぞれの人物を大きくとり、動的なポーズを描く。空を飛び、身をよじり…非常に雄雄しい。大好き>暁斎。
(それにしても牛若丸か。NHK大河ドラマでもこういうシーンは出てくるのだろうか。)
上記の国芳のネコがいい。また、合戦をカエルで書いたり。この手は両者ともアイディアがいい。
なかでも面白かったのは、国芳の工夫影絵。2枚セットで、1枚はネコが数匹からまってじゃれているもの。もう1枚はそれが影絵になっていて、してみると獅子頭だったり般若だったり。
あれ。記憶が一切ない。
暁斎の美人画がなまめかしくて参った。肌の白さ、ほほの豊かなライン、細い首、着物が少しだけはだけていて鎖骨あたりまで見えて…撫で肩のほっそりラインまで、すべてがなまめかしい。
国芳は、なんとなく様式化されている気がして、あまり感じ入らず。−−まあ、絵の好みの中心は時代によって大きく変わるわけで。私は今の萌えアニメ絵には付いていけないわけで。
[地獄太夫と一休和尚]の絵(上記写真あり)、これも2者ともにあった。一般的な画題なのだな。わたしは暁斎のほうだけ、芸術新潮で読んで知っていた。
Zappa、あと一歩踏み出せない。そのうち買えなくなるのは分かっているが、デモテープに邦版3380円も出すのは、いくらZappaでも。…洋版、通販のみじゃなくて開放してくれないだろうか>ゲイル(Zappaの奥さん)。
fatboy slimの新譜を試聴。1曲目[don't let the man get you down]がポップでテクノでめちゃくちゃ気に入り、アルバム買いそうになるが、ほかの曲は個人的にNGだった。サビのボーカル部分、元曲があるならそれを買いたい。
DENON CREST1000で武満徹の新譜があり、試聴。とてもいいが、自分はほかの武満と聴き比べて曲の区別ができないので、購入自粛。
[calender]
(DVD版。toy1氏に借りる。多謝。)(なお、続編である[東京SOS]を先にTVで見た。)
序盤、心捕まれない。ダラダラとした印象。この辺、[東京SOS]のほうが圧倒的に優れている。−−国内学者の粋を集め、ゴジラ骨格・DNAメカトロニクス・アブソリュート ゼロといった機構をブチあげていくシーンであっても、個人的にはそれほど感心しない。−−でもゴジラ骨格の映像は好き。
だがしかし。中盤での最初のゴジラとの激突はよかった。−−ゴジラの咆哮、それによって機龍に呼び覚まされる“初代ゴジラ”としての記憶、その後の暴走。
−−そのシチュエーション自体もいいが、それよりなにより、《怪獣が街を壊す》という破壊感が気持ちいい。これぞ怪獣映画。
この感覚は、[東京SOS]ではついぞ得られなかったものだ。それだけで、本作品を見た甲斐がある。−−ゴジラの顔も機龍の顔も、[東京SOS]よりも凛々しく感じる。
釈由美子もそれなりに演技していて好印象。顔が怖いところがメカゴジラによく似合う。−−[東京SOS]での吉岡美穂がひどかったからなあ。
オープニングから魂をわしづかみにされる。ものすごい咆哮。猛烈な低音。実に恐ろしく響く。これ一発だけで、歴史に残る名作だと思う。−−さっき見た平成ゴジラの声なんて(相対的に)軽い軽い。−−黒バックに手書きスタッフロールが単純にせりあがって行くだけだが、こんなにインパクトのあるオープニングはそうそうなかろう。
映画に込められた想念が強いこと強いこと。製作秘話など先にマンガで(少年マガジンお得意のアレで)読んで知っているのに、それでもなお驚くほど。水爆・戦争に対する怒り・警鐘・追悼がちょっとハナに付きすぎるが、それもしょうがあるまい。
決着の付けかたも、機龍1stで語られたので知っていたのだが、それでも固唾を飲んで見守った。
BGMの鳴り止むシーンの静寂が実に怖くて素晴らしい。
いい映画でございました。芹沢博士に黙祷。
余談だが、山根教授(志村喬)は少林サッカーの監督役(ン マンタ)にそっくりだ。…山根教授の画像、ちょろっと検索するだけでは出てこない。
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魚得意の店で、なぜか豚ロースの味噌漬け焼き丼 高菜添え 白菜漬物添え。 豚ロースもうまかったが…
高菜が好き、スーパー買い置きが家にある。 だが、それとはさすがにレベルが違う。香りも味もすんごくよい。 白菜漬物も、旨味がジュワっと出てきて。
いいものはスーパー漬物じゃ食えないと分かった。しみじみ。
でも自炊は続ける。食費圧縮。余談だが晩は…
昔の感想|はてな|アニメ版公式 音が鳴るのでうるさい|amazon
(OAVがあるなんて、いま初めて知った。)
今日のマンガ喫茶は、7誌1週+ヨコハマ買い出し紀行。
11と12をまとめて読む。10周年だと知る。思い立って1巻から10巻までもざっと斜め読みした。1〜2巻は絵がぜんぜん違う。硬い。話のイベント密度は昔のほうが高いかも。いまはすんごくリラックスしたマンガなので。
(カサゴ使いのアヤセが、1巻ではスラっとした青年なのに、いつのまにか丸っこいオジサンになってしまった。もっとも、キャラ全般に丸っこくなっておる。)
感想は、昔書いたものとほとんど変わらない。ほのぼのした不思議なマンガ。 やわらかいキャラと、透明な空気と、静寂と、綺麗な景色を拝めます。 いまは 内容は とりたてて あるような ないような お話。 それがいい。
タカヒロが大人になって就職した。感慨深し。
あと、少女マンガをいろいろ背眺め。 今日は集英社。 [天然コケッコー][papa told me][雲雀1丁目の事情]。この3つが面白そう。読んでみないと分からないが。
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デイケア脇、顔ブチくんと再会。またバイクの上。ここは彼の領土なのだろう。
sig24:小首を傾げるのがかわいい。
DA14:
(後ろの自動車の反射光。強烈な入光で、ファインダーではゴースト出ていた。でも写真ではゴーストもフレアもない。さすがPENTAX自慢のsmcスーパーマルチコート。)
めいっぱいマッサージしてやる。いろんな箇所をゴリゴリするよう、積極的に要求された。当人もめいっぱい毛づくろい舐めまくり。なのであまりシャッターチャンスなし。マッサージをやめた瞬間だけ、不機嫌そうにこちらを見る。その隙に撮影。
臀部を見ると、一部すりむけて肉が出ている。野生は怪我多い。
中野富士見町パネル|かたつむりガードレール|亀戸四丁目パネル|方南町パネル|南台パネル
前にも撮影したかもしれない。
そういえば、南台の商店街の埋め込みパネルもなんかヘンなやつだった。今度撮影しに行こう。
杏仁豆腐分が緊急に足りなくなったので、 あわてて近所のコンビニへ。ファミリーマート。ファミマ。 けっこう濃厚でうまかった。1/2残して、明日へつなぐ。
このあいだはコーヒーゼリー分が足りなくなったので、同じくファミマ。 これもうまかった。
ファミマのデザート、うまいかも。
ちなみにAMPMは不味い。セブンイレブンは安定して旨い。 ファミマは試したことなかった。いや勉強になった。
好きな逸話|TV歌|TV版公式|映画版公式|マンガ版公式|ソフビ人形|ふぉれんと
13 3分ポッキリ オマケカード|12 夕日のカスカベボーイズ|11 栄光のヤキニクロード|10 アッパレ!戦国大合戦|09 オトナ帝国の逆襲|08 嵐を呼ぶジャングル|07 温泉わくわく大決戦|06 ブタのヒヅメ大作戦|05 暗黒タマタマ大追跡|04 ヘンダーランドの大冒険|03 雲黒斎の野望|02 ブリブリ王国の秘宝|01 アクション仮面vsハイグレ魔王
のっけからインパクトのある戦闘シーン。アクション仮面。
その名のとおり、見事なアクション(本当は連載誌の名前なのだが)。見事な攻撃を繰り広げるも、敵には通用しない。じりじりと押され、ついにアクション仮面が倒されてしまう!−−人質だった少女助手も、炎の海の中に突き落とされる。ピンチ!
スタートしていきなりクライマックス、手に汗握る展開。どうなるのかと見入っていると、実はこれは映画内映画の予告編。見事なつかみ。敬服>原恵一監督。
エンディングまで、一瞬たりとも緩むシーンのない、見事な展開。でも疲れない。自然に見てゆける。大雑把には…
「架空のヒーローをなぜ」パラダイス
「子供に分かりやすくするためさ」
「アクション仮面はカッコいいんだぞ! 最初は負けそうに見えても、最後は絶対に勝つんだぞ!」
映画を見ている子供たちにとっては、ひょっとしたら単純にアクション仮面が活躍しているように見えるのかもしれない。でも大人にとっては、生身の人間である俳優さんが、子供の夢を壊さないために、必死になって戦っているのが見える。−−なんと気高き勇気。涙。
子供が見ればわいわい楽しめ、大人が見ればしみじみ感動できる。見事な多面性。いつものこととはいえ、素晴らしい。
これまたいつものことだが、声優がとてもいい。アクション仮面の声優さんの渋いこと! 引き締まった低音の魅力。調べたら、玄田哲章氏。そうか、スッパマンもカスケードも彼か。
敵のパラダイス キングも、「アフロこそ、世界で一番ファンキーで、力強い象徴なんだ!」
というふざけたセリフを、実にカッコよく響かせることのできる実力者。すばらしい。
パラダイス キング登場時のギター音楽も非常に秀逸。フィードバックと歪みの心地よい、見事なハードギター。これだけの複雑なアドリブを、アニメの展開にあわせてこなすとは。実力者だ。
パラダイス キング、アフロを櫛で直すシーンやら表情やら含め、そのまんまアンダーカバーブラザーだ。あれは2003年日本公開。アイディア流出だったりしたら楽しいな。
ひまがしんちゃんを追いかけてシロと島へ来るシーン。再会で感極まってひまが泣く。しんちゃんがあやす。−−いい絵だ。
サルに追いかけられたときも、また大人たちが逆上してサルを痛めつけようとしたときも、ひまが泣く。そのどちらでも、みながハっとして暴力が止む。−−本作、要所でこの涙を効果的に使っている。印象よし。
余談になるが、パラダイス自身がショー的に自己紹介ダンスをするシーンでは、かの[カンフー ファイティング](カール・ダグラス)が使われる。超ファンキー! たまらんですよ。
「ウーォゥー|オーーーーーーー|ーーーー(フッ!)」
の気合のカッコいいこと。ドドドドシッシソッソッシのフレーズのわざとらしいこと。全体に漂うネアカ感。カンフー功夫鍛錬の“た”の字もない。
この曲、シャウシンチー[カンフー ハッスル]でもテーマソングになっている。笑いの取れる、でも心の底からソウルフルでカッコいい秀作。
[calender]
昼飯、《やすらぎ》でシチュー。うまい。ひさびさにお母さんと会話。いいもんだ。コーヒーもおごってもらう。
その後笹塚へ散歩。パネル撮影しようと思って。南台商店街。記憶で歩くが、ちいともたどりつかない。
中野富士見町パネル|かたつむりガードレール|亀戸四丁目パネル|方南町パネル|南台パネル
途中迷子になったが、なんとか到着。記憶よりも数倍いいものだった。左右の道路端に一定間隔で埋め込んである。最後のは恵比寿さんか大黒さんか、とにかくめでたい。来てよかった。
おまけ。
19時からの[愛のエプロン]終了後、TVを付けっぱなしにしていると、20時からの番組[銭形金太郎]の予告が入る。
そのBGMが、有頂天[心の旅]だった。「あいあいあいあいやぁ、今夜! だけはぁ〜」
だ。しかもインディーズ版。正直驚いた。10年以上前のインディーズの曲が、人気番組(のはず:私は見てない)で使われるとは。
番組は見ないので、本編で使われるかどうかは不明。また、毎週そうなのかも不明。でも驚いたので記念メモ。
(netで情報もらった。毎週予告編はコレらしい。本編では使用なし。)
編集してて気が付いた。変小節のフィル部分は編集されてノーマル小節にされてる。
[calender]
好きな逸話|TV歌|TV版公式|映画版公式|マンガ版公式|ソフビ人形|ふぉれんと
13 3分ポッキリ オマケカード|12 夕日のカスカベボーイズ|11 栄光のヤキニクロード|10 アッパレ!戦国大合戦|09 オトナ帝国の逆襲|08 嵐を呼ぶジャングル|07 温泉わくわく大決戦|06 ブタのヒヅメ大作戦|05 暗黒タマタマ大追跡|04 ヘンダーランドの大冒険|03 雲黒斎の野望|02 ブリブリ王国の秘宝|01 アクション仮面vsハイグレ魔王
見事な娯楽大作。深い思想など一切なし、気持ちよく見てスカーっとできる。悲壮感一切なし、泣くところなし。楽しむ一方。
冒頭が、ショートショートのミニアニメの連発[クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉]。ふだんの映画作りと異なるので、非常にあっけに取られる。その意味では、個人的につかみは失敗。
(これがあるので、映画は1時間50分と長尺。ふだんは1時間30分。)
でも、本編に入ったあとは、心が離れる瞬間がない。謎の入浴オジサン、謎のダウジング舞台、さらわれる野原一家…。
《温泉Gメン》vs《悪の組織YUZAME》(お風呂嫌い集団)なんて実にくだらないシチュエーションを、良質な声優と見事な作画で、観客を本気に引きずり込む。よく言う話だが、落語は演者が笑っていては面白くない。くだらないことを真剣にやればやるほど、ギャップで面白いのだ。−−隊長が「指一本だけで、各桶に入っている温泉の地名を言い当てる訓練」
をし、部下が見守り、若手女性がそれに憧れる。実にすばらしき世界。
そして、見ているうちに、その温泉対決が本当に世界の危機になってしまうのが凄い。驚くほどの話の膨らみ、展開の巧みさ、見せかたの上手さ。
ラスト30分の、巨大ロボものになってからの破壊感は素晴らしかった。自衛隊との絡みで《G作戦》が実行されるのも凄い。さすが東宝。
オチはどうなるかと思ったが、一家の活躍でなんとか終着。いちおう秘す。
エンディングテーマが[いい湯だな]しんちゃんバージョンであった。娯楽映画、わかりやすいのが一番。
(1月24日追記)
ヒロシが、温泉Gメンの女性2人に「家はどうなるんだ」
と問いただそうとしながら、ガンガンビール注がれてなかなか喋れないシーン。暗転したら寝ていたわけだが。
そこでしんのすけ曰く。
とうちゃんって 仕事でもいつもああなの? 大事なことを言う前に寝ちゃったりして。かあちゃん言ってたよ。(顔まね)サイテーだって。
今回はっきり分かった。原恵一/水島努しんちゃん映画のパターン。
たとえば[オトナ帝国]は:
たとえば[カスカベボーイズ]は:
「自分に戻る」試みをする
実はこの2作とも非常に名作なのだが、この隔離シチュエーションがあまりに悲痛すぎて、見て辛いのだ。その辛さを乗り越えて解決するところに深い感動があるのだが、単純にカラっと笑いたい用途には向かない。
その点、本作は隔離されても、隔離する側が正義の舞台“温泉Gメン”だとすぐ宣言されるので、非痛感がほとんどない。なので安心して見られるのだな。
これで6〜12まで見たが、バランス的に一番のお勧めは08[嵐を呼ぶジャングル]。暗さも受け入れて感動したければ12[カスカベボーイズ]かな(ただし、まだセルDVDが出ていない)。
さて、原恵一作品は、残すところあと1つ。それより古いのは本郷みつる監督。どういうふうに芸風が違うか、楽しみだ。
次回作は新人ムトウユージ氏。それで感じが違うのか。タイトルに「嵐」
も「モーレツ」
も付かないし。
追記1月22日:ふと気が付いたら、いまのTVシリーズもムトウ氏だ。じゃあ安心だな。
見事なロックバラード。ついこの間までホール&オーツ版がなんかのCMで使われてた。ハリーニルソンの曲だとは今まで知らなんだ。
ハリーニルソンは[Everybody's Talking](“真夜中のカウボーイ”主題歌)しか知らない。アメリカンフォーク、ギターアルペジオがとても心地よい。
ちょいと調べた。あら、どっちの曲も、ニルソンもオリジナルじゃないのか…
ネコは毛を日干しにすることで、毛にビタミンなんとかを精製します。ネコが毛を舐めてるのは、そのビタミン分を食べるためでもあります。
となにかで読んだ気がするが、ほんとかな。
検索してみる。結果の1つ。いちおう本当らしい。ビタミンD。
毛づくろいは綺麗好きの習性でもあるのだが、それだけじゃなく栄養的にも意味があったのだな。
(本当:ネコは自分で毛づくろいできなくなってみすぼらしくなると、体調もガクンと悪くなって、やがて死ぬ。でも、人間がブラッシングして綺麗にしてやると、体調を取り戻す。)
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