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見事な快晴なので布団を干す。ひさびさにネコ撮影散歩する。
[calender]
午前中に中目黒ブクオフ。午後に渋谷まんだらけ→渋谷タワレコ→原宿ブクオフ(徒歩)。
気が付いたら[岡村ちゃん大百科]というBOXセットが出ている。全アルバム(me-imi除く)+シングルB面など2枚+ライブ弾き語り1枚+DVD2枚(プロモ+ezライヴ)。渋谷タワーでプロモビデオが放映されていた。なつかしい。
プロモ、昔(高校生時代)にVHSで買ったので私すべて見ている。[Out of Blue]の“雨の中、他人の恋人を突然奪う”ダンスも、[Young oh! oh!]の“外人恋人に出て行かれそうなところをスネてみせつつ、サビだけ猛烈に踊る”ダンスもかわいらしい。唄も音楽も、こうして聞いてみると、初期の(yellowやdateの)岡村もいいもんだ。CD買おうかな。
岡村感想完全記述とかやってみたいが、思い入れがすごすぎて時間かかりそうだ。岡村のPrince引用詳細解説とかやりたいのだが。
1巻を「ほどほど」
と書いた。2巻もほどほどだった。ところが5巻がめっぽう面白い。
イーナス(主人公)が16歳、養成訓練を受けているときの逸話でまるまる1冊。キス魔になったきっかけも分かるし、
「特殊能力(パラ)はあるが、どんな意味のある能力が、諜報部にさっぱりわからない」という状況も分かる。諜報部は、いろんな経緯で統計的に
「イーナスの能力は周囲に死者を出さない能力」と推察。「それを実証するために、まさか周囲の人間に爆弾を投げるわけにもいかんからな」の上層部のブラックユーモア後、唐突に看護婦役としてサールス要人の入院の警護にあたらせる。これが、当人にも読者にもナイショで、病院内の死者発生率の統計をとっていたという複線で、その頭のよさに大感心。《知的進化》させた黒猫(知的進化というSF要素自体も実に気持ちいい)との意外な出会い、ネコとサールスの関係。それがやぱり
「ウィンスロウ」だと知ったときの読中のワクワク感(ウィンスロウは1巻から登場していて、プロになったあとのイーナスのパートナー)。ラストの大事故でのウィンスロウの活躍(乗っ取られた飛行機を、ウィンスロウが、半精神操作とはいえネコの体で操縦する)、イーナスの勇気ある決断(「自分のまわりでは死者が出ないから、その飛行機を私の隣に不時着させなさい」)。そしてウィンスロウの《宣敬契約》(単語の響きも内容も美しい)。
きゃー。しびれる。見事なSFだ。しかもある意味ハード。理論構築検証的な意味でのSFではないが、ちゃんとした世界観の構築と独自ルールの導入、それを守りきった世界の描画。すばらしい。
そして思った。竹本泉マンガとして人気がない理由。クールすぎるからだ。イーナスにホットになる面がほとんどない。竹本的かわいさがまるでない。その分話はSF要素が多くて読み甲斐があるのだが、なんとなく「竹本泉なら、かわいいとSukosiFusigiとクールをもっとうまく融合させられるのでは」
と感じるのだ。
本作では編集部意向でお色気が強調されているからなあ。そのぶん かわいさは減退するのだろうな。ちと残念。
さて、3・4、6〜7も読まねば。で、いいとこだけ買おう。
2巻は「ふつう」
だと書いたが、1巻は程よく荒唐無稽でかわいい作品になっている。作者としては(あとがき曰く)1巻が苦悩の作「キャラが動いてくれないーーー」
で2巻は「自然にお話作れるようになった」
らしいが、2巻は安定が過ぎるのでは。
でも350円なので今回は見送り。気が向いたら買う。すいません、今日はケチです。
注1:大銭失いではない。注2:厳密には私は知多人。
わたしの知識が正しければ、一般論として愛知県民は細かいところでケチだ。今日の私のように、古本マンガをまんだらけで315円購入したあとブクオフで105円を発見すると、とても悔しい思いをする。
個人的問題ではない。喫茶店にはかならずオマケ(モーニングサービスや3時のミニケーキ、常時柿ピー)がある。映画もかならず同時上映がある(単独ロードショーほとんどは存在しない)。オマケがないと入らないのだ。
「外タレの名古屋飛ばし」
という単語まである。高い外人アーティストのコンサートには客が入らないので、東京・横浜・大阪・福岡でコンサートをやっても、名古屋はやらない。飛ばされるのだ。
その一方で、実は愛知県民は高いものを買うときは気軽に財布を開ける傾向があるそうだ。
愛知県民とはそういうものらしい。−−今日ひさびさに思ったので、メモしておく。もちろん科学的裏づけも統計的裏づけも無いので、責任は負わない。
(私は大学に入って他県民と触れるまで、「喫茶店ではオマケが出る」
「映画は2本立て」
は日本中の常識だと思っていた。こういう思い込みもまた愛知県民特有らしい。自分たちを特殊だと思わず、日本中が当然そうだと信じて、疑問にも思わない。良くも悪くも“おぼっちゃん”的発想。手羽先は塩コショウ唐揚げ以外の存在を想像もしないし、おでんは味噌だと思っている。鍵はかう、机はつる。)
(ただしカツはソースも食べる。「味噌カツばっかり食べている」
というのはタモリが作った幻想。タモリが誇張するほど語尾にいつでもミャーミャー付けるわけでもない。)
前は少女マンガが多い気がしたが、そうでもなかった。耽美・ボーイズラブが多いのであった。小説はかなり充実だと思う。
少年・青年誌はかなり多い。マニア本もなかなか。アスキー・エンターブレインや竹書房がこんなにある店舗は珍しい。もっとも、珍奇な本なら荻窪がNo.1だ。
少女マンガなら大井町が強い。荻窪もなかなか。
余談だが今日も[ヤダモン]を発見した。あるもんだな。
午後は渋谷まんだらけ→原宿ブクオフ。徒歩で15分〜20分くらい(測ってない)。
まんだらけで[カルバニア]1〜8が揃っていた。私が文句言ったから仕入れたのかと思うくらい。これで嬉しくなり、また[ちまりま]が荻窪ブクオフ450円のところ315円だったので気が大きくなり、ガバっと大量に買い込んだ。
計 1780円
(TONO[犬童]2巻は帯つき420円。保留。原宿ブクオフは帯なし450円。論外。)
そしたら、原宿ブクオフで。−−そもそも[トランジスタにヴィーナス]1〜5があったり[てきぱきワーキン(はぁと)ラブ]2〜6があったりと竹本の揃いがいいのだが、そういう竹本コーナーとはまったく別に、2Fの耽美・ボーイズラブ系105円のところに、ごそっと竹本泉があった。すべてミッシィコミックスDX(宙出版:主婦と生活社)。
昔買ったのはかまわないが、今日、しかも歩いていける距離のお店で105円版を見つけると、すんごい悔しい。たかが420円のこととはいえ、630円中の420円、33%だ。あおいちゃんに至っては、同じ金額でたぶん1.5倍の量を読める。おもわず まんだらけに戻って返品をお願いしてしまった(当然不受理)。→小銭ケチリの大銭使い
だがしかし。まんだらけの整理された棚でミッシィコミックスの竹本泉をえんえん眺めたあとだから、今日原宿で気が付けたのだ。実際、2月に来たときは素通りしている。だから、まんだらけに文句を言ってもしょうがない。自分の探索センサーがまだまだ甘いということだ。−−たとえば大井町や北千住でも、あるのに見逃していたかもしれない。
それにしても。ブクオフの歩きかた(店舗選び、棚分類の解説etc)、だいぶ知恵が付いてきた。そのうちまとめてみよう。
[calender]
今日は午前も午後も南阿佐ヶ谷ブクオフ。午後は徒歩で荻窪のつもりだったが、雨が激しいので止めた。田村由美購入、each105円。
小学館フラワー1994(絶版なんだ…面白いのに)
ほかにも【ボクがゴミを捨てた理由】【ボクが天使を拾った理由】【ボクが泥棒になった理由】など多数あり。個人的に龍三郎シリーズと命名。
設定:お母さんは美人の元女優、いまはなにもしないだらけた女。お父さんは優しすぎる刑事。2人は電撃結婚し、電撃離婚、そして10年後に同じダンナと電撃再結婚。その10年の間に、長男 龍三郎は、炊事掃除洗濯など家事全般と母親の世話をすること、そして人生の厳しさを叩き込まれた。そんな一家が遭遇する、ちょっと変わった物語。
(第1エピソードが、その電撃再結婚のお話。)
【CDに】内の地獄に落ちたエピソードで、次のセリフが秀逸。精霊が龍三郎に向かって、「お母さんへの感謝が足りない」
と叱ったシーンで。
「あんたら、さっきから何言ってんの? 子供は、生まれたことを親に感謝なんかしなくていいんだ。私が産みたくて産んだんだから。」
母は強い。
【CDに】は、最終話も非常に秀逸。
(前振り)
「龍三郎は、動物にたとえるとウサギ」と言われ、弱虫だと言われたような気がしてショックを受ける。
「じゃあ、おじさんを手伝っておくれ。バイト代を弾むよ。今日はうちに泊まればいい。」と親切にしてもらったり。
「駆け落ちした娘」で、おばあさんがいま1人で暮らして寂しがっていることを伝えて仲直りさせたり。
(本題)(大意)
龍三郎「パパ、ぼく、ぜんぜん計画通りにできなかったよ。ボクは弱虫のウサギのまま大人になるのかな。」
父「龍三郎、お前は、ただただ目的地到達のために、出会ったひとと触れ合わずに進むほうがよかったか?」
龍三郎「ううん、違う」
父「そうだろ。それでいいんだ。お前は、パパの誇りだ」
子供の不安と心の揺れと優しさが、いい絵・プロットで描かれている。話全体を読めば、かならず感動できるはず。
【サンタに】の中の[龍三郎、なわぬけする]。本当の魔法使いの青年が、魔法を使わないで手品師として修行・努力するお話。もちろん魔法使いであることは秘密。その理由は、子供時代に、蝶子(龍三郎のお母さん:子役から天才女優)にこう言われたから。
「だって、はじめからできる能力を人に見せてお金を取るわけにはいかないでしょう? 芸ってのは、がんばって身に付けるものよ。」(大意)
プロットとしても秀逸。
「魔法使いなんかより、努力家の手品師のほうがカッコいい」
それに、ちょいとした事件が絡んで、龍三郎が危機にさらされる。このときに手品師が取る行動がすばらしいのだ。
どの話も、マンガ力とても高い。
この作者、有名な[BASARA]の作者。古代日本の架空戦争記。話がシリアスすぎて絵柄も好みでなくて、私は付いていけなかった。
龍三郎はコメディなので絵柄もガラっと変えており、とても親しみやすい。カバー画像のとおり、ふだんの龍三郎はサインペン画的ゴチゴチ線だが、両親は少女マンガ的スラリ美形で、もりあがるシーンでは龍三郎も美形に描かれる。そのギャップも楽しい。
女性にかなり人気のコミックということで、前から注目していて、ようやく読んだ。
内容:主人公スミレは編集者。仕事の面でも恋人の前でも、常に完璧であろうとして疲れてしまい、また相手も疲れさせ、うまくいかない。そんな彼女がある日帰宅すると、マンションの前に怪しい段ボール箱が。なかには少年が入っていた。
で、少年を拾って《ペット》として同居することになる。ゴハンを作ってやり、じゃれつかせ、頭をなぜ、ただそれだけ。命名:モモ。モモといるとき、スミレは緊張せず、心から素直でいられる。モモの前でだけ弱音を吐ける。モモといると安らぐ。
だが、ペットはペット。それとは別に恋愛もする。だが、デートの最中もモモのことが気になり、どうもおかしなことに。
そのモモは、実は天才モダンバレエダンサー。彼の中にも葛藤があるのだった。
「ヒトをペットとして飼う」
という不道徳なことを、不道徳なこととしたまま、うまいこと話にしている。ひねくれた形の恋愛。ホントじゃないからできることなわけで、話作りとして上手いと思う。面白い。
現在12巻まで。どの方向に話が着陸するのか、楽しみ。
なにで知ったのかは分からぬが、マイナーなマンガ家。だれだったか、克亜樹でいいのか、少年サンデーのメジャーマンガ家の友人で、単行本あとがきに互いに1pマンガを交換しあったりしていた。ほんとに克亜樹だとしたら、その後の差はものすごい。
中学生のころ、[powerd miyu-chan]と[魔道師スドー]が好きだった。短編集[silk screen]なども買った。高校生のとき文芸同好会にて、miyu-chanの設定を使った短編小説を書いたことまである。非常に恥ずかしい過去だ。
今見ると。絵はかなりヘタだし、私の嫌いな萌え系に近い。どうして買ったのだろう? −−絵に反してマンガは暗いのが多いので、そのギャップがよかったのかもしれない。
大学生になって、この絵にガマンできない体質になって、すべて売り払った。
そのころから、彼は[らせん/リング][仄暗い水の底から]とか[仮面ライダー]とか、原作付きあるいは復刻もののマンガを非常に大量に描くようになった。それで現在も生き残っている。
ブクオフを転々とするうち、各地でMEIMU本を見る。[らせん]なんぞをみると「頑張ってるんだな」
と思うだけだが、へたに[powerd miyu-chan]なぞ見つけた日には赤面してしまう。
阿佐ヶ谷定番で今日も入る。おかあさんが「ゴハンは今日も少なめにしますか?」
と尋ねてくる。顔を覚えたらしい。たった2・3度しか入ってないのに。プロはすごい。
煮込みハンバーグ、かぼちゃ煮付け、エンドウごま和え、切り干し大根、かぶら付け、味噌汁(えのき)。副菜たんまり、味付け丁寧。東南アジアのおかあさんが出す、立派な和食。今日も堪能。
カウンターで食べていると、お母さんが意外なことをいう。
ランチ、今月いっぱいでやめちゃうんです。夜の営業は続けます。
わたしが武蔵村山住まいで遠いので、昼は立山の別の店(かぶらや)のランチを手伝うことになりました。せっかく常連になってくれたのに、ごめんなさい。
夜は私が葱やをやります。夜も、こういうふうに和食の小鉢がいっぱいです。各地の地酒も楽しめます。一度ぜひ。
うわー残念。時間を作って、今月あと一回ランチも行こう。…誰か同行します? 遠慮なくメールください。
夜ここで飲んでみたいかたも、ぜひ。といっても阿佐ヶ谷はいつものメンツで繰り出すには場所が悪い。日本酒派もそんなにいないし。
紅茶1杯700円、ケーキ1つ550円の店。喫茶部は3宅しかなく、いつもオバサマで満員。うまいんだろうと期待していた。
紅茶(セイロン)を飲む。香りすごく高い。これなら納得。
−−が、ポットは1杯ポットで、別途お湯差しが添えられていて、2杯目はそれで自分で入れる。砂時計は用意されていないので蒸らし時間がまったくわからず、少しずつ確かめながら入れたが、けっきょく失敗した。せっかくセイロンの2杯目だからミルクでおいしく飲めると思ったのに。
ケーキは。250円のシュークリームにしたのだが。でかいだけで美味しくない。方南町ウーの157円シューのほうが数段上。
方南町 現在唯一のパティスリー。
ここで一番好きなのはシュークリーム。中身のカスタードクリームの味も、シューの味わいも、表面の焦げた細目砂糖の独特の香ばしさも、ウーは立派。bestは四谷三丁目/曙橋のla vie douceだが、ウーは次点につけてもいい。
ただし他の生ケーキは並。生クリームがあんまりおいしくないし、チーズスフレもあんま美味しくないし…
焼き菓子は美味しい。
高名パティスリーが、ホテルのパティシエ長を辞して独立して始めた店。前会社は四谷三丁目にあったので、ここを知る。細かいプロフィールは公式Webを読んでください。
初めてフレジェ(一般にはカトーフレーズ、もっと一般には苺のショートケーキ)を食べたときには、感動で涙が出るかと思うほど。滑らかでフワフワな生クリーム、質の良いスポンジ。甘酸っぱい木苺なのがまた憎い。350円くらいと手ごろ値段なのに、新宿デパ地下500円のケーキより旨い。涙もの。
シュークリームは、生クリームとカスタードクリームのダブル。濃厚の極み。絶品。
過去の日記より:
紅茶は並。悪くは無い。
中型店舗。偏りのあまりない、標準的な品揃え。規模分だけそろいはいい。マニア本はあまりない。そのぶん着実に普通の本がある、かな。
[calender]
今日は荻窪ブクオフ。夕方に散歩で南阿佐ヶ谷まで。青梅街道をのんびり歩いて20分。
かわうそ星人(ウロボース)が、見た目としぐさがかわいいのに爆撃銃使いまくりで凶暴なのがかわい。独自の言語文化とコミュニケーション文化が明確に描かれていて、それも気に入る。
音声言語そのものは異様にショートセンテンスで、専門翻訳者がニュアンスを汲み取って伝える。「まあまあ ようよう」
「女神がいるんだから心配する必要もないだろう−−と言っています」
。
(注:女神効果:イーナスは特殊能力の持ち主で、彼女がいると周囲に死人は出ない(怪我人は出る)。自分で制御できない能力なので、当人は気に入っていない。)
コミュニケーションは、出合ったらまず暴力で自分の優位を主張する。寝るときはダミー人形を敷き詰めて群生を思い返して寝る。ときおり無意味にキョロキョロする。etc。
このシリーズ全体にそうなのだが、こういう異星人規則やら未来文化様式を、とくに説明ナシしないくせに完璧に守って読者に悟らせる。それが私にとってすごくSFチック。−−私にとってSFとは擬似規則の体現が第一であるようだ。
内容:ウロボース(かわうそ星人)の教授6人が、地球に遺跡発掘にやってきた。競争なので、たがいに攻撃が激しい。各人にさまざまな機関から護衛が付いている。イーナスも選ばれた。
遺跡とは、実はどうもウロボースの宇宙船らしい。いまはない技術で作られており、結晶燃料の反作用を受けずに作動する。その原理は謎で、学会的に意味があるばかりではなく実用性も高いので、各機関も我先に入手しようとしている。
(注:結晶燃料:この世界での燃料。天然状態では周囲のエネルギーを吸着し、ある状態で放出・作動する。そのため、鉱脈近くではエネルギー製品が一切使えなくなるため、飛行機やら銃やらの使用に注意が必要。)
さまざまなドタバタのあげくに、ようやく見つける。が、イーナスは違和感に気づく… ウロボース星人の宇宙船ではなく、三角人の宇宙船なのだ。
三角人はこの世界でのアトランティス・ムー的な存在。数百年前まで実在が確認されていて、突如痕跡も残さず消えた。ウロボースたちは、偽って三角人の技術を盗もうとしていたのだ。−−かわいい顔をして、実は性悪。
で、宇宙船を乗っ取ってウロボース星団に戻ろうとするのだが、宇宙船が自らの意思で暴走を始め、ウロボースを攻撃しはじめる。−−この《攻撃》のシーン:モノリス的な金属質の三角錐の宇宙船が、漆黒の宇宙をバックに、音もなく光線を発する。その絵が恐ろしく綺麗で、それもお気に入り。
ただし、5巻感想で書いたとおり、話の進行が淡々とクールでありすぎて、やはりちょいと違和感がある。お色気もそんなに似合わないと思うが、なぜ本書の担当はそこまで竹本さんに希望したのかな(あとがき・なかがきに そういう裏話が載っている)。
エンターブレイン1996〜2001(当時アスキー)|1巻感想|考え直し|2巻購入+トルーマン|ナナメ読み|6巻購入|全体感想
後述のトルーマンがめちゃくちゃ気に入ったので購入。
話にもだんだん慣れてきた。もともとプロットは悪くないのだ。でもすごく違和感がる。
その正体も気づいた。1話のページ数が少なすぎる。12p。話が短くて、すごく物足りなく感じるのだ。
5巻はめちゃくちゃ気に入ったわけだが、そういえば5巻あとがきに「出版社名も変わって、ページ数も増えて」
とあったような。今度確認してこよう。
(注:アスキーコミック→アスペクト→エンターブレイン。同じ会社。アスキー潰れたからね。同業界人として他人事ではない。)
1巻での紹介とほとんど変わらない(本作はあらすじを書いてもしょうがない)。
スミレは、会社の同僚からも恋人からも強いひとだと思われていて。自分でもその期待に応えたく。またボロを見せられないほどプライドが高く。キャパを超えた仕事が回ってきてもNOと言えず。ヘタに高い学歴のせいで嫌味を言われても文句も言えず。ほんとうはサバの味噌煮が食べたくても、恋人にイタリアンに誘われたら断れず。
ペットのモモの前だけで弱音を吐ける。モモの髪を洗ったり、膝に寝せてだらだらTVを観たりするときだけ、楽になれる。自分を造らずにいられる。偽らずにいられる。
私もそうだが、スミレちゃん的なヘタクソな《プライドの高さ》を持った不器用な人間は多いだろう。だから本書は人気になったのだと思われる。私は特に仕事が編集なだけに(スミレちゃんも編集者)妙に身につまされる。とくに、漢方胃腸薬を飲みながら仕事するシーン。わたしもなんどそうやって無理な日程に向かったことだろう。
モモがいなかったら、スミレちゃんは鬱病になるだろう−−私はなった。
現実的には、ほんとの動物ペットや家族や同僚の前で、自分が弱音を吐けるほうがいい。弱音を見せても、誰もそこに付け込まないと気がつけたほうがいい。
このことを思うとき、なぜかスピッツ【オーロラになれなかった人のために】の[ナイフ]が頭に流れた。
「君は小さくて|悲しいほど無防備で|無知でのんきで|やさしいけど嘘つきで|もうすぐだね 3月の君のバースディには|ハンティングナイフのごついやつをあげる 待ってて」
余談だが、モモの本名は合田武志。ジャイアン剛田武と同じ音。
駅の北口出てすぐの喫茶店。メニュー写真の写りも素晴らしかったが、現物も期待を裏切らない。ケチャップとソーセージとピーマンが美味しい、実に見事なナポリタン。軽く炒めた麺の感じ。粉チーズとの見事なマッチング。ひさびさに食べた。幸福。
(セットで200円引きになるので、ココアも頼んだ。甘味の一切無い、ビターなココアが出てきた。ラッキー。)
お腹が空いたらナポリタン。バカにできませんぜナポリタン。 お食事麺類として優秀ですぜナポリタン。 ジェノベーゼやアラビアータなんかよりお腹いっぱいになりますぜ(偏見)。
ああ、昔はミートソースといわずにボロネーズとかいうのが 好きだったなあ。恥ずかしい>かぶれっぽい自分。 ロッソかー。ビアンコかー。
店内には、なぜか沼正三(家畜人ヤプー作者)がエミーで座っている写真が飾ってある。しかも篠山紀信撮影。この店でインタビューでもしたのか。というか正体不明じゃなかったっけか。
(照明が暗くなってて顔はわからないんですが、人物写真の下に手書きで「篠山紀信寄贈:沼正三」
と書いてありました。)
サラリーマンもおばさんもいっぱいで、皆に愛されている店。なのに4月3日で閉店。「37年のご愛顧ありがとう」
と。惜しい店をなくした。−−日付・年間はうろおぼえ。
パスタとは、フェトチーネ・ラザニア・マカロニ・ペンネ・リングイネなどを含む総称名です(→ググって見つけたパスタ解説サイト)。
てなことを主張するのも けっこう自分で恥ずかしい。いまさら。
(わたしはフェトチーネとラザニアが好きです。平麺派。きしめん文化なのか。)
田村由美 龍三郎シリーズは傑作なのにブクオフ105円常連なので、みなさん買ってやってください。
[てきぱき]も[ヴィーナス]も前来たときは1〜6くらいまで大量にあったと思うのだが、前者は1・2のみ、後者は3・4のみになっていた。売れているのか。さすが荻窪、名店だけに回転がいい。
ちなみに午前中は[ベルセルク]28巻がはやくも入荷、しかも350円と格安だったのだが、昼には消えていた。立ち読みしそこねた。回転いいな。
今日はひさびさにモノを売って1000円収入。ムトゥDVDが500円。あとは雑本100円。
荒木経惟[東京猫町]を査定依頼するも50円なので取り消す。というかバイブルを売るな>自分。
冷静に考えれば、ブクオフでネコ写真集を探すやつはいないだろうから、値段付かなくて当たり前。
蓄積疲労なのか、ゴハン食べたあとコテンと寝る。21時と23時に起きる。
おかしいと思ったら、雨だった。 そういえば天気予報で低気圧接近+雷雨と予告していた。 てきめんに反応。鬱病の構造って不思議だ。
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今日は寒い! 鼻・痰がぶり返す。胃腸の具合も悪い。差込みが…
工場萌えな日々 via あけてくれ3月19日
テクノ:工場萌え+平沢進とテクノ論|パイプ|電気メーター|all is full of love|駅のパネル+配線|電気メーター2
すばらしき景色。さまざまなパイプやコンテナが立ち並ぶ姿は、私の中のテクノ爆発。美だ。間違いなく美だ。
週1程度のペースながらきっちり更新されている。実際に工場付近に足を運んで撮影するわけだから、すんごいことだと思う。
平沢進は、伝説のテクノポップバンドP-MODELのリーダー、戸川純の師匠、有頂天のケラのあこがれの人。かれは、テクノの精神論を次のように説明する(なにかのインタビューで読んだ)。
昆虫を、たとえばカブトムシを解剖したことがあるだろうか。男の子は、たいてい子供の時期にそういうことをしたと思う。僕もそうだった。
僕は、カブトムシを解剖しているうちに、その体内に走る血管や神経の走り具合の精巧さと色の混ざり具合に魅せられた。僕は今でも思う。あれこそがテクノだと。
実は私も同じイメージを持っている。
名古屋の地下街をあるいていたら、偶然工事中のブロックがあった。まわりはむき出しのコンクリート、天井には一部に穴があいていて、そのにはむき出しのガス・水道の配管や電線ケーブルがある。
それを見た時に、猛烈に悟ったことがある。その色とりどりの管が規則正しく並べられている感じと、むき出しのコンクリートにある暴力的な感じ。この融合こそがサイバーパンクだし、これこそがテクノだ。
テクノとは、「工場のラインのながれや、からくり人形の技術や集積回路を組み合わせる技術」
であって、「SF映画に出てくるような滑らかなアンドロイド」
ではない。テクノとは技術の芸術であり、人工の芸術である。生活の裏方の技術がテクノであり、生活の表面に出ているものではない。
この考えに至ったのは、いまから10年前、中学生のころである、「平沢先生といっしょだ」
と自分を評するなんて、今考えれば大変におこがましいことだ。でも、ふと思い出したので、書き留めておく。
マンガ絵で、パタリロ+龍三郎風。
「昼に和尚さんが言った逸話の中に、軍人さんたちを助けるヒントがあるはずだよ」
…あんま面白くないな。観ているときはもっと荒唐無稽で冒険活劇で楽しかったはずだが、まとめる段階で話が常識的になっていくので、つまらないのだろう。
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主将の小判鮫先輩、一見頼りなさそうだが、1年のつわもの達に真に慕われているのがよかった。
「あの水町の練習に、最後までほんとについてきた人だ。練習量は嘘をつかない」
サンデー公式|全般的な感想|56話[最後の称賛]|黒楼なんとか|ゆうきまさみ系?
話の盛り上がりが素晴らしい。最初の感想で“「烏森を守る」
という縛りがあるため、場所・やることが一定範囲しか画けない”と書いたが、それを上手く上手く活かしている。心底感心。
志士尾くん(漢字不問)、ほんとに獣人だったのだね。けっこうインパクトあり。
10月から地上派放送していたのだが、気づかずにいた。偶然最終話(179話)だけ見る。→あらすじ
内容:天然痘と思われる症状の子供2人の発覚。隔離。1人死亡。一般の患者たちは隔離の緊張に耐えられない。緊迫化する院内…
ER1以来ひさびさに観たが、事件のシークエンスの綿密さと展開の速さに相変わらず圧倒される。しかもハードなテーマ、天然痘。強烈な伝染力と、医師の誰もが治療した経験がないという恐怖。すばらしい。
が。
ER8最終話なのに、話がぜんぜん終わってない。調べたら、ER9の初回(第180話)に続いてやがる。しかもそっちは地上波放送の予定なし。きゅー、欲求不満。
それにしても。グリーン先生死んじゃったのか。カーターがチーフになったのか。時代の流れのものすごいことよ。
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和平飯店→la vie douce→新宿靖国ブクオフ→ジュンク堂→方南町ブクオフ。
「200円フェア」なので、その日に回収予定。
1〜4 5〜8 9 10 11 12+13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26・27|人形アル 7つの大罪 ネコ カバー裏 錬丹術!
アニメ感想:野良犬は逃げ出した ホムンクルス封印 最終話 イシュヴァール内戦 中盤〜終盤|[シャンバラ]ポスターなど 感想
カバー内(業界用語:表紙)に、1コママンガが仕込んである。ガイドブックではじめて知る。−−マンガ喫茶で読んでいると、これに気づけない。PAPUWAでも損してた。
「その巻で死んだ人」が天に昇る絵で統一されているのも面白い。
「パンツ持ってかれた!(スースーする!)」の強烈な物悲しさよ。
この本自体はなんの面白みも無いが、おまけの4コマ多数と、巻末の特別短編[盲目の錬金術師](ゲームと連動だったか?)はすごくいい。とくに短編は、成功してしまった人体練成の悲しみを見事に捕らえている。完全な練成はありえない…という冷徹さがいい。
新刊、メジャーじゃなくてもジュンク堂で立ち読みできること、頭に入れておこう。すごく幸福。
1に比べたら、圧倒的につまらなかった。エージェントMには笑ったが。
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目白ブクオフの1日。
小学館フラワー1989〜|1〜3感想|4〜5|6〜8|9|雨に似ている
(カバー画像借用だけだと、5つ子やWEの画像を掲載できないので、かなり残念。)
5つ子の純真は常にまぶしいほどだが、特に凄い・芯が強いと思ったのは、ファンを大切にしていること。
「悔しくない? 歌ってみない? プライドないの?」5つ子
「歌わない、プライドあるよ」。前田社長が解説するが、
「彼らは、歌おうとするならばダンスは半分くらいしかできないし、しかも唄もプロとしてステージに掛けるレベルではない。彼らは自分たちの判断で、そうしたんだ。なぜだか分かるかい? お客さんに満足して帰って欲しいからだよ。」
「だって、ファンの子たちは、ケンカする僕たちを見たらがっかりするもの。」
風邪の逸話では、WEのプロ根性、前田社長の黙ってただ行動する美学、そして5つ子にも同じプロ意識が強くあることが分かり、とてもよかった。そういえば、病気の作曲家の逸話での前田社長の美学もよかった。
6巻および8巻では、江藤亮の父親問題が再燃する。亮は、父親が絡むと自分の感情をうまく表現できない《心の病気》が表層に現れてしまうのだが、今回はそれが壮絶でよかった。あの亮が誰かのために泣くとは。あの亮が誰かを憎むとは。
内容:主人公 清三郎は、壬生の浪士組に入る。家族の敵を討つためだ。沖田総司直轄の部下となる。−−だが清三郎は、実は女であった。
というわけで、基本的には沖田総司中心のお話。作者も「彼が描きたくて」
とあとがきに書いている。
2巻ですでに敵討ちは済んでしまう。この段階で、人斬りになることの恐怖やら、また逆に自分が悪人を切れなくて死人を出してしまったことの後悔など、いろんな葛藤が見られる。
1巻は、少年愛的な側面と、清三郎が沖田に恋をしてしまう話が中心で、私としては不満足。2巻以降はちゃんと武士モノとしてのバランスが取れて、4巻から安心して読めるようになった。今後が楽しみ。
池田屋事件(6巻)が、比較的あっさりと描かれるのも面白い。また、沖田喀血シーンもなく、そのかわりに偽史としての清三郎の烈火のごとき活躍がある。このへんの解説はあとがきに出てくるのだが、「池田屋事件は実際には新撰組活躍のごく初期のエピソード」
「その時点で喀血だと、沖田は新撰組の歴史の4/5程度を寝て過ごしたことになり、おかしい」
といったことが調査の結果として書かれている。
[B.B.Joker]は1と3のみ所有。前にざっと読んで、その2冊が抜群に面白かったため。ほかのは読まない。
前回(3月15日)[はぐはぐ]が350円で揃っていたのに、105円に降ろされたあげく半分なくなっていた。あんな知名度もなさそうなものが… 古本・中古は出会い時に対処しちゃわないとダメだなあ。原宿の[トランジスタにヴィーナス][てきぱきワーキン(はぁと)ラブ]は残っていてくれるだろうか。次回訪問は4月1日予定。
[るくるく]4巻があったので、遠慮なく読ませてもらう。ちょいとレベル落ちたというか、好みから外れた。
[ちゃぶだいケンタ]が揃っていた。なくなる前に読ませてもらおう。
15時の喫茶伴茶夢にて。2人のケーキ職人見習い。後輩のほうが、「自分かなりウデあがったんですよ、今度食べてみてください」
と熱心に語っている。口調がマジメなので、他人の私も好意的に漏れ聞いていた。
先輩のほうが、「先日 伊勢巡りをした」
と言う。後輩は自分が三重県出身らしく、とても詳しくいろいろ応える。
「外宮まで歩いたんですか? キツかったでしょー」
「鳥羽水族館は行きましたか? あそこはいいですよ」
「夫婦岩見ましたか? 絶景ですよ」
「志摩スペイン村なんてのもありますねー、できそこないのTDLみたいなとこで、まあ恥ずかしいんですけど」
「真珠取れる有名な岬、なんでしたっけ、あそこもいいんですよ」
「吉野もすぐですよ」
「ああ、熊野古道とか、いいっすねえ」
いい人生と胸を張っていい要素にはいろんな側面があると思うが、こうやって自分のふるさとのことを嬉々としていろいろ話せることは、いい要素に数えていいと思う。尊敬に値する。
今朝の目白ドトールにて。大学生男子(ヌボーっとした面+フチ太すぎるメガネ+毛糸の帽子を室内でも)が、ほどほどの女子と、みょうてけりんな会話をしていた。口説き始めたところか。「お笑い好き?」
「うん、けっこう(興味なさそう)」
「XXXXって知ってる?」
「いやー、知らない(興味なさそう)」
みたいな。その一連の会話の中で。
男「スポーツはやる?」
女「軟式テニスをやってるの」
男「へえ、軟式かぁ。わかるわかる、硬式って本気っぽいもんね」
本気を出すのは恥ずかしい系? なんにせよ、この応対では口説くのは難しそうな予感。もっと相手を褒めなきゃ。→[最後の称賛]
[calender]
新宿ジュンク堂→ビフテキあづま→新宿靖国ブクオフ→ドトール→新宿ジュンク堂。
each600円のところ、特別フェア「文庫全品200円放出」
にて回収。
新宿靖国ブクオフは、看板が「book off express」
になっている。他の店舗では見たことが無い印。しょっちゅうこういうフェアもやっているし。ちょっと営業形態違うのかも。
今週もアニメ版新作。鳥類が「おまえも鳥だろ? 自分の羽で飛んでみたら?」
と煽るなか、ペンギンくんは平気な顔でSuicaを使う。ちょっとエゲつない攻撃の気がする。
ちなみに発見@なんでも鑑定団。
電撃文庫2003
01 笑わない|02 イマジネーター1|03 同2|04 パンドラ|05 歪曲王|06 夜明け|07 ペパーミント|08・09 エンブリオ侵食・炎生|10 ハートレス・レッド|11 ホーリィ&ゴースト前半 後半|12 ジンクスショップ|13 メビウス|14 方舟|番外 ビートSIDE1 SIDE2 SIDE3
2つの話が平行して進む。
つまらなくはないが、SIDE1の半分くらいしか面白くない。かなり残念。まあ、ブギーポップもちょっと登場したし、エンディングで炎の魔女もごくごくひさびさに出てきたことだし、SIDE3に期待。
(すっかり忘れてしまっているが、[夜明け]で炎の魔女を助けたのがモ・マーダーだったか? YESなら、SIDE3はずいぶん楽しみだ。別の人造人間だったら、まあそれなりに。)
いや、あえていえば、次の点は重要なのかな?
「人を殺すのがイヤ」なこと
「キミは世界の敵にはなれないね」と言われていること
「お前がカーメンだったのか!」と言われていること
余談。ミンサーが言う。「スリー オブ ア パーフェクト ペア」
。やっぱ出したねーそりゃ出さずにはいられないわねー。
ハヤカワ1974(わたしの生まれた年だ:当時の定価は200円)
星にしては比較的中盤以降の作品になる。そのせいか、本作は凝ったひねりと嫌味的な成分がちょいと多い。
目が覚めたら、つけっぱなしのNHKで和田アキ子らが歌っていた。
かの「あのころは ふたりとも」
なわけだが。演奏がすごいロック。シンプルでハードなギターリフのうえに、[スーパースティッション]並みの鋭いホーンが被さる。録画しとけばよかった。
[calender]
新宿ジュンク堂→産業医診療→五反田ブクオフ。
新宿三越 〜4月7日|アランジネット
フェアやってたので、看板の写真を。シロネコら3匹がかわいいのなんの。−−いちおう商品の写真は撮ってません。仁義。
公式サイトにもいっぱい画像ある。幸せ。見返りシロネコかわいいなあ。アランジマガジンvol.0のシロウサもすげーーーーかわいい。
[calender]
主治医→阿佐ヶ谷葱や最終ランチ→阿佐ヶ谷ブクオフ。
小学館フラワー2001|龍三郎シリーズ紹介
バーチャル体験ゲームとして、それぞれまったく違う世界を10個体験するというもの。
龍三郎シリーズは面白いのにブクオフ105円常連なので、みなさん気が付いたら読んで(できれば買って)ください。これが絶版なのはもったいない−−ただし文庫化されて現行商品ではある。
田村玲子の赤ちゃんへの愛。「われわれは 自分だけでは生きていけないただの生命体だ。だからあまり いじめるな。」
というつぶやき。
三木/後藤の凄さ。そのあとの軍投入殲滅作戦のえげつなさ。そしてシンイチとの一騎打ち。ミギーの活躍、ミギーの死。「キミの脳を支配しなくてよかった。友達としていろんなことにともに接し…」
の独白の妙。
そして、どんでんがえし。すばらしきマンガであった。
最終話のエピソードの脳内でのミギーの言葉が素晴らしい。
「仲間が死んだくらいで悲しむのは、人間だけだ。人間はよほどヒマで余裕があるのだ。」 「脳に余裕がある生物! なんとすばらしいことか!」
オーラスの「だから、メソメソしてないで、自分で持ちな」
は、そこまでのコマ割があえてそっけないだけに、恐ろしいほど効果的。じんわり涙が出た。−−ネタバレなので、このシチュエーションについてはあえて秘す。
(去年1年分をCLIEに放り込んで、移動時に読んでいる。ようやく4月を読み終えた。)
イラン人質問題を機に、当人やらいろんな運動家に対して、「やりかたがヘタだ」
(大意)と。4月23日から引用紹介。
人は結局のところ、正しさではなく、態度とか、ものの言い方とか、顔つきとか、そういうことで人を判断する。思想信条の異なるもの同士でも肩を組んで酒を飲むことは出来るが、態度の悪いもの、生意気なものとは席を同じくする気も起きないものなのである。
激しく同意。「自分が正しい」
と思い込んで それが当然の権利であるかのように主張する態度は、醜い。仮に本当に正しかったとしても、「自分が正しいがゆえに正義」
と思い込んで行動していれば、味方は付かない。ものごとには言いかたがある。
当然のことなのに、頭に血が上ると分からなくなってしまいがち。気をつけよう。
5月5日。とあるひとに関して。
最後の騒ぎのときにちょっと注意したところ“唐沢さんは誤解しています”と長々、自分がいかに正しいかという釈明のメールを書いてよこしたので、“正しい正しくないではなく、あなたのそういう言いつのり自体が、周囲を不快にさせていることを言っている。少しつつしみなさい”と返事を出した。そのときはそのまま不承々々ながらも引き下がったようだったが、自分のサイトの日記ではそれからもグジグジと、私の周囲にいる人々の悪口を書き連ねていた。
私もグチをいうときは、ここで指摘されているようなタイプになりがち。気をつけよう。
(ただし、もともと日記にひとの悪口は書かない。というより、「思ったこと」
の記述は少ない。行動録、ネコ写真、マンガ・映画の感想ばかり。)
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