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本日、DAスターと新単焦点の発表。記念でフォーラムへ。
ただし、置いてあるのは、あくまでデモ機。β機ですらない。撮影データは保存できない(SD刺しても反応しない)。SRも効いてないっぽい。
WB設定、面白い。1つ前の撮影データを用いて、その場でWBの再設定・微調整の適応結果が見られる。万全を期すなら「RAW+PCソフトであと調整」
だろうが、そんな面倒なことをやりたくないとき、ボディだけでこんだけのことができるとは!
前後ダイアルの割り当て機能は、露出モードごとに複数パターンから選択可能。このこと自体は記事に載っているが、具体的になにがあるのかは報じられていない。確認。
Tv時の入れ替えは、DS系ユーザーなど後ろダイアルでTvイジっていたひとのための配慮だろう。このへんがPENTAXらしい。
マヌケなことに、P・Mでどう割り当てを変えられるのか、確認しなかった。自分のようにレンズ側で絞りをイジる人間は、ダイアルが1つ空いてしまうのだ。
シャッター音は、DとDSの中間くらい。ちょっと金属っぽく戻ったような気分。
現場には、若いにいちゃんがカメラ脇に配置。老獪な感じのひとが後ろで控えている。
カメラを置くと、にいちゃんが「実際の操作の感想はいかがでしたか」
と直接コミュニケーションをとってくる。がんばってる。好印象。
「グリーンボタンの位置が遠い」
と話したら、「その報告は多いですし、実は私もちょっと遠く感じます」
とのこと。手持ちのノートにガリガリとメモをつけていた。2chねらはご存知のとおり、タイムラグなど猛烈改善中なわけですが、このイキオイだとグリーンボタンの位置すら訂正しかねない。
画質やノイズに関しては。
「いま販売しているすべてのデジタル一眼レフと比べて、確実に満足していただけるものに仕上げます。βの段階ですでに、既存の自社製品と遜色ありません。」
おおおおお。こんな強気のPENTAXは初めて見た。
自分が気になるのは、JPEG連射時のバッファからの実際の書き込み速度や、その最中の液晶表示。*istDは、6枚撮影すると2秒くらい液晶が表示できなくなる。
「K100Dでもその点は多少改善されていますが、K10Dは現在のβ機でもさらに速くなっています。モタツく印象はありません。」
フォーラムは暗いので、AF速度や合致精度は分からず。
ファインダーは、*istDと一切の差を感じない。スクリーンがブライトマットIIだっけ、とにかく新しくなったが、この差も一切分からず。M50/1.4を付けて絞ってみたが、ファインダーのゴミがよく見えたという感想のみ。まあ、もともとよかったし。劣化はありえないし。これでよかろう。
(補足:丸型アイカップと視度補正レンズはそのまま使えた。実はフォーラムのお兄ちゃんも「そのあたりのアクセサリの確認を忘れていました」
だそうな。)
新スクリーンは、旧*istDシリーズには付けられない。露出係数変化やAF調整に対応できないため」。ペンタなら半年後にはファームアップでなんとかしてくれそうな気もする。
サンプル画像は、フォトキナも間に合わない見込み。10月のトークライブ、かな。
あと、予約は実際すごくて、現段階で初期ロットはほとんどハケているとのこと。
老獪なほうのかたとはレンズばなし。ようやくスターやら新単焦点が出せるので、そのかたも嬉しいそうです。35や55は「F値含め一切スペック未定ですが、パンケーキだとダブりすぎるので、たぶんそれはない」
(断言はできない)。
70limitedは「描画傾向は77と似ているので、すでに77をお持ちのかたには魅力がないかもしれません」
。こういうことを自分たちで言っちゃうのがPENTAXのいいところ。
「ただ、DAになってから描画が硬い硬いと言われてきましたが、70は柔らかいですよ。フードを外せば、サイズは21limitedと変わりません。」
あと、Mレンズについて。実絞りにしちゃったレンズを見せたら。
「レバーを切ってしまわれたのですか?」
「そうなんです、レンズに申し訳ないことをしました」
「しかし、絞り連動ピンの省略については、こちらの都合ですので、ほんとうに申し訳ございません。」
諸君、わたしはPENTAXが好きだ。PENTAXのカメラが好きだ。PENTAXのレンズが好きだ。PENTAXに関わるいろんなひとが好きだ。PENTAXに快哉を叫びたい。
実は。手触りの仕上げは30Dに負けている。でも。キヤノンのショールームなんて、コスチューム着飾ったねーちゃん群しかいない。わたしはPENTAXが好きだ。地味な店員さんが嬉々としてカメラやレンズの話をするメーカーが好きだ。
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角川スニーカー文庫2004年
謝ります。萌えだけの何でもない話かと誤解してました。
本作は見事なSukosiFusighi。一人称で記述される《小説》のカラクリをうまく使い、 物語および世界設定を2重に機能させている。
本作は、「オトコノコ」
のお話。だと私は理解した。あえて固有名詞ヌキで一般化して紹介する。
「世界がもっとフリークと不思議に溢れているべきだ」と主張し
ところが。−−オンナノコが望む《不思議なこと》が、自分自身の周りでのみ起こってしまう。オンナノコ自身は変わらず平凡な日々にいて、「退屈だ」
と文句を言っている。
ここで構造が変わる。
「脇役」
「巻き込まれただけ」と思っていたが、自分自身が主人公であると気がついてしまったとき、オトコノコである自分はなにをしなければいけないか?
なぜ「自分が選ばれた」
のか分からない。こんな、なんでもない平凡な自分が。
でも。−−オトコノコなら 何かをしなければいけないときがあるわけですよ。
冒頭のキョン(主人公のオトコノコ)の独白。
「そんなこんなで オフクロがサンタにキスをしているところを目撃したわけでもないのに クリスマスにしか仕事をしないジジイの存在を疑っていた賢しい俺なのだが、宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力や悪の組織やそれと戦うアニメ的特撮マンガ的ヒーローたちがこの世に存在しないのだということに気がついたのは 相当後になってからだった。」
これですでに大半のオトコノコのハートは掴んだと思う。わたしは掴まれた。
本作の「なぜ自分?」
という問い、すなわち自分自身に自信がないゆえに つい発してしまうこの問いに、30代の読者である角としては1つの回答を持っている。
−−理由なんかいらないんだよ。だって、誰もが自分の物語の主人公なのだから。
だれだって平凡で、だれだって偉大だ。人間って凄いよ。
あえていえば、さらに深読みもできる構造になっている。ラスト直前p284のハルヒのセリフ。
「あんたは、つまんない世界にうんざりしてたんじゃないの? 特別なことが何も起こらない、普通の世界なんて、もっと面白いことが起きて欲しいと思わなかったの?」
これはプロローグでのキョンの独白に呼応するように書かれている。だがしかし、その中身をハルヒは知るはずもないのだ。
ということは。真の意味では、世界の中心はキョンだったのかもしれない。−−まあ、「選ばれる」
というのは表裏一体だから、2つで中心なのかも。
本作はけっこうアニメにしにくい物語だと思う。が、そのへんを、製作者はかなりうまくこなしてくれたようだ。→ググって見つけた1サイト。ただし、わたしはアニメが苦手なので観てない。
1年前はブクオフに大量にあったと思うが、いま在庫が完全に切れている。街の小書店からも消えかけてた。すごいわ。
ハヤカワ文庫の文字サイズが2000年ごろから突如大きくなってしまって、非常に読みにくくなってしまって、わたしは閉口している。ハヤカワいわく「老人への対処」
だとか。
で、本作は角川スニーカー文庫。ライトノベル。若者向け。だからだろうか。
それだけで嬉しくなってしまった。
デビュー作の短編集。
1つ目の[ビートルズが好き]で、言葉遣い師としての神林に敬服する。
「ビートルには興味がない。わたしはビートルズが好き。ウィングス? 知らないわ。」
「ビートルズ」
の知名度を前提にして知的な暗黙了解を作る、その巧さよ。
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地元のお祭りのため帰省する予定だったが、先週から突発的に精神状態が悪いので中止。ヘタすっと3月4月の二の舞か?
季節柄か、町内のいろんな店で「おはぎ売ってます」
の貼紙が。弁当屋にも、和菓子やにも、スーパーにも。
おはぎ おはぎ おはぎ。ケーキ ケーキ ケーキ。おはぎ おはぎ おはぎ。
1つくらいは映画の解説をしてくれる店があるんじゃないかと思ったり。
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木目調じゃなくて、圧縮木材。 あたらしい手触りのコンパクトカメラができる。
当然デジカメじゃなくてもいいわけで。 木のケータイとか。
一眼FOVEON(焦点距離1.7倍)で通常コンパクトサイズ! すげー。APS-CのSONY R1は巨大カメラだったし、GR-Dは通常CCDだし。sigmaがんばった。2chでは「DP1があればSD14買わないんじゃない?」
との意見も。いやほんと。
ただ、135換算で28mmF4はどうかな。パンフォーカスカメラか。個性があっていいけど。実用としては40mmF2にしてほしかった。ピントリングつけてね。
エゴサーフィンで見つけた←ヒマだった。http://www.sm-lover.com/。
ソースを見ると、なぜか「すみけんたろう」
が。「19億5000万ドルでは終わらない? サン・マイクロソフトの合意内容が明らかに」
なんてのも。SEO??? わしの名って役に立つのか?
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