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こんなテイクあったのか! データ持ってるけど、ブートをしっかり聞くことってめったにないからなあ。ギターソロかっこえええええ。
公式マターで「初期版」
としてビーフハートvoの古いテイクがあるが、これともまったく違うアレンジ。
まあその。ブートなんざ聞くのも違法だが。でも突き詰めるとZappaは「ブート業者に金を払うな」
が根底のようだし、「ファンどうしが録音テープを交換するのは許容」
とも言っているし。まあそれがnetで大々的に行われればまた別なんだろうけども。まあブートはね。買わないようにしてください。MXにいっぱいあるから、そっちで拾って。
でも、当然ですが。公式マターはお金払って買ってくださいよ、それをMXで拾ってはダメですよ。
発祥は73年ごろ。デューク+ルス+ポンティの技術メンバーを生かすために作られたインスト曲。ライブで練り上げられ、フレーズが加えられて、かなり違う曲になってからリリース。オリジナルに近いものは詳細はLost Episodeで聴ける。−−同様の発達をしたものには[inca roads]がある。
RDNZLというタイトルには意味はないはずだが、古いStudio Tan日本語版のライナーでは推測として「ルス、デューク and ザッパ、リュック(ポンティ)」
と載っている。…andの位置がヘンだが。
最初のリリースであるStadio Tan版は、実際には一番の改良版で、唯一の変化球版でもある。
メインテーマ1部は、ほかのテイクではマリンバ+シンセで単調に提示されるのだが、Stadio Tan版のみが「4小節の標準提示」
+「8小節のピアノフェイク」
になっている。ジョージデュークの非常に適切な崩しかたにより、とても心地よい音場になる。
6連5拍子のスロー。ダークインスト。jimmy smithがよくやる映画音楽みたいな雰囲気。
基本リフは「ドーーレーーラーーソーードーー」
。
この上に、最初だけテーマメロが提示される。白玉を生かしたモノ。小節頭のみメロディ動作がある。中央ギターソロを挟み、エンディングはドラムロール中心の3連3拍子になる。テーマ再現はなし。
スタジオ版(Sleep Dirt)では、テーマ部が濃厚なギター多重録音で、ソロ部に逆回転ギターが入る。正回転も逆回転もフィードバックを生かしており、2層の音場が快楽を呼ぶ。
ちなみにそのスタジオ版では エレピをZappaが弾いていることになっている。けっこう巧いのだが、こんなに弾けるのだろうか?
初出はたぶん72年ごろ、GrandWazoo Orchistra。ブートで聞ける。テーマはホーン。ここからSF映画[ハンチェントゥット]のための曲だと思われる。
76年 来日公演でも演奏されている。スタジオテイクも同時期。
on stage#4で88年バンド版が聞ける。テーマがホーン。ソロはちょっと固い気が。というかまあ、スタジオ版が逆回転を含む独特の空気なので、比べるとぜんぶ違和感がある(わたしには)。
なぜ日本では
ブルースを「奴隷時代の悲しさから来る音楽」
という誤解が横行しているのだろう??????
ブルースは哀歌(エレジー)ではない。 気分のブルーと音楽のブルースは関係ない。 arm腕とamrs武器に関連がないくらい、 ブルーとブルースには関連がない。
ブルースの大半はカラっと明るい音楽だし、 ロックだってかなりのパーセントで悲しい歌詞はある。 ブルースはけしてスローテンポではないし、 かなり攻撃的なハードギターが鳴るのほうが当然。
自分で解説を書くのは面倒なので wikipediaを覗くと、 かなりしっかりしたものがあった。 →http://ja.wikipedia.org/wiki/ブルース
ブルースにせよロックにせよ たんなる演奏形態の1つのはずなのに、 なんで日本では思想めいたことを言われてしまうのかなあ。
(極論すれば、ブルースは《コード進行》と《ブルーノート》さえ満たしてしまえば、メロやリズムすら無関係に「ブルース」
と認知される。Jazzのブルースもあれば、ヘビメタのブルース、パンクのブルース、ボサノバのブルース、なんでもありだ。分かりやすく言えばブルースはただの側面属性の名前に過ぎない。)
[calender]
「買収」じゃないだろ?
マスコミは「敵対的TOB」
を「敵対的買収」
と言う。
最初に誰が翻訳したのか知らないが、あきらかに誤訳でしょう。
だいいち、「友好的TOB」
は「友好的買収」
と訳すのか?
「買収」
「この値段でこの量を買います」と宣言する必要があり、なおかつ市場外取引でなければいけない。
たとえば10%買う場合でもTOBだが、それでは独占的な議決権も経営権も取れない。ただの株式取得だ。これでもマスコミは「敵対的買収」
と呼ぶ。おかしい。
日本語のもともとの「買収」
に沿うなら、「企業買収」
=たとえば「メーカーが裏で出版社に金銭を払って ちょうちん記事を書かせる」
ほうが適切ではないかな。
(なお、TOBに対して相手の同意がある場合を「友好的TOB」
、同意がない場合を「敵対的TOB」
と呼ぶ。Hostile TOBの直訳でそうなるのだが、日本語にうまくトレースできていないと思う。「合意TOB/非合意TOB」
のほうがいいのではないか。)
TOBの意義は「思惑株価の提示」
にある。
買い手を名乗るファンドは「この金額が適切ではないか」
と、
たいていは市場価格から15%くらい上を出す。
ファンドはもともとそこの株を持っていて、
自分の資産価値を上げるために提案するのだ。
もともとTOBとはそういうもの。
日本は株式オンチのくせに金融ビッグバンとグローバル化をなぜかしてしまったので、 世界の株式市場の常識を知らなくて、 こういうTOBがあるたびにオタオタしたり大喜びしたりして、 株価をグラグラ上げてしまう。 株主も投資家も不勉強だ。
「株式マーケットとは、IQ 150の人間がIQ 130の人間を打ち負かす試合である」
(大意:ウォーレン バフェット)
TOBをわざと失敗させる前提で、株価を吊り上げるだけ上げて、直前に市場内で売り抜けてもいいんだよ。
まずは「株式価値と企業価値はまったく別物」
ということから学んでもらわねば。マネーゲームの「ゲーム」
は試合であって遊戯じゃないのよ。
株の取得とM&Aはイコールではないし、M&Aと企業買収すらイコールではない。 買収の手段としてTOBを用いることがあるだけで、TOBイコール買収ではない。
たとえば、サッポロへのTOBに関するインタビューで、スティールさんはきっちり宣言している。
「我々は経営のプロではない」
「投資目的」
「今回の提案は再編を促しているわけではない」
「株式譲渡もあり得る」(より高い値段を提示された場合)
ここまで断言する時点でそうとうナメられていると思う。そういう思惑は黙っているのがマナーなのに。「どうせ日本人は経済オンチだから、話しても理解できない」
と思われているのでは?
そして実際、マスコミはこのTOBを「買収」
と報道し続ける。不思議だ。
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33歳になりました。
今日は日差しも風も強いので光具合がよく変化して、とてもよいステンドグラス日和。さすがに大聖堂内部の撮影は自粛したが、通路階段は許してね。
イグナチオは信者じゃなくても入館できます。静かにさえしていればだいじょうぶ。
(余談ですが、今週は妙法寺でお経も聞き、中野新橋お稲荷さんにも行った。そして昨日はひろのみやくんの誕生日で。国内主要宗教を制覇だ。イスラムだけ逃した。)
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