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実は長いことコルトレーンは敬遠していた。理由はない。縁がなかった。
最近ふと気が向いてWebでコルトレーンのことを調べると、みな「シーツオブサウンド」
(sweeping sound)「脅威の速弾き」
「モードから生まれた独自のフレージング」
などという。
→そういうサイトの例。ハープからヒントを得た、というのが面白い。
そんでまあ、[ジャイアント・ステップス][マイ・フェイヴァリット・シングス][ブルー・トレイン]を試してみた。たとえばパーカーと比べてフレーズ方針がどう違うのか 体感しようと思った。
コードセンスはまったく違う。コルトレーンの作るテーマもbop特有のパッセージを多様したものだが、そこに組み合わせるコード進行が初期bopのひとたちとは かなり違う。多少前衛とも思えるスリリングなものを用いるが(あいまいな表現で申し訳ない)、テーマがなじみやすいので「あさっての方向」
とは感じない。うまい。非常に感銘した。
フレージングの違いは、そのコード感からくるものに感じた。組み立て方針そのものが大きく違うとは感じられなかった。−−こういうのは 自分でコピー演奏してみないと感じ取れないかも。
上記の「ハープからヒント」
で「アルペジオを」
ということから考えると、たしかにパッセージが広いかもしれない。「音のシーツ」
とは その総体のことかな?
速弾きに関しては。えーと。別に速くないと思う。
すぐ気が付くのは、「バックがrag3に対して、彼のソロは4をぶつける」
を多用すること。1/12*3に対して1/16*4をぶつける。ジャズギターのひとが多用するポリリズムだ。これをやると 実際のテンポや音符分解能よりも 相当速く聞こえる。−−たぶん「脅威の速弾き」
というレビューがあるのは、これのことではないか。
わたしは「自分が聞いた音楽を歴史的に並べる」
ような研究的な聴きかたをしないので、このポリリズムを最初に演奏したひとがだれだか分からない。たしかに、パーカーもガレスピーも このポリは使わない。ドルフィーもやらない…というか、自分はギター以外では聴いたことないかも。ひょっとすると最初はコルトレーンなのかな? でもモンゴメリもやるような。うーん。
風邪ばっか引いている、ということを除けば、ほぼ健常人。外出による精神発作なし。ただし、外出すると発熱しやすい。
ただ、なにかを主張すると、たいてい「意味が分からない」
「きちがいくさい」
と言われる。自分の発想自体がおかしいのか、伝達手法がおかしいのか。このへん当人には分からないのよね。
鬱(デプレッション)としての病状はないが、意欲やら人生の目的やらがない。これはまあ、大学生のころもなかった。会社に勤めてすぐも、毎日辞めたかった。昔 医者に言われた名言なのだが「仕事が楽しくて楽しくてしょうがない、というひとがいたら、そのほうが病気です」
なので、まあ正常なのだろう。
死んだら楽だろなーと思う。そりゃみな思うだろう。
[calender]
ちょっと前からあまりにも評判がすごいので、 おくればせながら見た。ピアノマンから見た。
びっくらした。仮面ライダーだけど、悪の組織もなく、善悪もなく、
「時の管理」
が仕事なのね。
タイムパラドックスから 記憶変容から…
これはほとんどハードSF。
しかも、複数の話が同時進行。 現在の潜入者の話。ハナちゃんの話。ユウトの話。オーナーの秘密。 −−そして、コメディいっぱい、CG合成もそうとうレベルが高い。
これはすげえわ。
ただ、途中から見ても 設定がほとんど分からんのね。 イマジンの設定と憑依、そして電王の複数のフォームに関しては、 ファンサイトとWikiepdiaで勉強して、本編を3回みて、ようやく分かった。
ピアノマンの3つ目(最終)で ついに時の孔が空いてしまった後、 過去で潜入者(イマジン)が暴れて 現在のひとたちが消えていった。 それを取り戻すために電王が戦うのだが
このシークエンスで良太郎(電王の人間)が受けたショックの描画が ものすごかった。
もうひとりのライダーであるゼロノス(ユウト)は
「変身するたびに、現世のひとから自分に関する記憶が消える」
(忘れられる)
という恐ろしいカルマを背負っていることが最近判明したところ。
(ユウトは知っていたが、周囲にも視聴者にも隠していた)
そして、ピアノマンの回で変身するためのカードも使いきり、もう変身できなくなる。それは同時に「自分がこれ以上忘れ去られる」
という恐怖が終わったことでもあり、でも 時の運行を守れなくなった ことでもある。
で、今日から次の潜入者の話なんだけどね。
ぐっはー
かっこよすぎだよ たまらんな
「自分自身がもっと強くなりたい!」
と
仲間のイマジン(モモタロス、ウラタロス、キンタロス)に頼んで修業。
でもイマジンたちは「なんで良太郎が強くならねばならぬの?」
と疑問顔。
で、コメディまじえて いろいろ修業するんだけどね。
後半冒頭でキンタロスが言う。
「どうしても分からん。良太郎、お前がこれ以上強くなる必要があるのか?」
「だ、だって、僕は弱くて…」
「お前は 俺たちを受け入れてくれたじゃないか。お前は 俺を守るために 俺を憑依させた。
そんなことのできるやつは他にはいない。俺だって そんなことは怖くてできない。
俺は、お前より強いやつなんて 知らないぞ。」
ぐっはーーー
これだけシリアスでありながら、
「良太郎君の変身変化」
(仲間のイマジンに憑依されることで、性格も声も変わる)
などで 奥さんのハートをつかみまくったり、
モモタロスたちが 妙にかわいかったり、
子供・奥さん向けのサービスも満載。
これは人気でるよねー
DVDレンタルはつねに借りられっぱなしで ほぼ入手不可能とのこと。 買うかあ。
[calender]
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