【ネコとか唄とかそんなもの。】

2007年09月 26-31日

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2007年09月28日(金)

09/28●メモ:コルトレーンのシーツオブサウンドmusic

screenshot

‖なれそめ

実は長いことコルトレーンは敬遠していた。理由はない。縁がなかった。

最近ふと気が向いてWebでコルトレーンのことを調べると、みな「シーツオブサウンド」(sweeping sound)「脅威の速弾き」「モードから生まれた独自のフレージング」などという。

そういうサイトの例。ハープからヒントを得た、というのが面白い。

そんでまあ、[ジャイアント・ステップス][マイ・フェイヴァリット・シングス][ブルー・トレイン]を試してみた。たとえばパーカーと比べてフレーズ方針がどう違うのか 体感しようと思った。

‖結果

コードセンスはまったく違う。コルトレーンの作るテーマもbop特有のパッセージを多様したものだが、そこに組み合わせるコード進行が初期bopのひとたちとは かなり違う。多少前衛とも思えるスリリングなものを用いるが(あいまいな表現で申し訳ない)、テーマがなじみやすいので「あさっての方向」とは感じない。うまい。非常に感銘した。

フレージングの違いは、そのコード感からくるものに感じた。組み立て方針そのものが大きく違うとは感じられなかった。−−こういうのは 自分でコピー演奏してみないと感じ取れないかも。

上記の「ハープからヒント」「アルペジオを」ということから考えると、たしかにパッセージが広いかもしれない。「音のシーツ」とは その総体のことかな?

速弾きに関しては。えーと。別に速くないと思う。

すぐ気が付くのは、「バックがrag3に対して、彼のソロは4をぶつける」を多用すること。1/12*3に対して1/16*4をぶつける。ジャズギターのひとが多用するポリリズムだ。これをやると 実際のテンポや音符分解能よりも 相当速く聞こえる。−−たぶん「脅威の速弾き」というレビューがあるのは、これのことではないか。

わたしは「自分が聞いた音楽を歴史的に並べる」ような研究的な聴きかたをしないので、このポリリズムを最初に演奏したひとがだれだか分からない。たしかに、パーカーもガレスピーも このポリは使わない。ドルフィーもやらない…というか、自分はギター以外では聴いたことないかも。ひょっとすると最初はコルトレーンなのかな? でもモンゴメリもやるような。うーん。

09/28●病状体調

風邪ばっか引いている、ということを除けば、ほぼ健常人。外出による精神発作なし。ただし、外出すると発熱しやすい。

ただ、なにかを主張すると、たいてい「意味が分からない」「きちがいくさい」と言われる。自分の発想自体がおかしいのか、伝達手法がおかしいのか。このへん当人には分からないのよね。

鬱(デプレッション)としての病状はないが、意欲やら人生の目的やらがない。これはまあ、大学生のころもなかった。会社に勤めてすぐも、毎日辞めたかった。昔 医者に言われた名言なのだが「仕事が楽しくて楽しくてしょうがない、というひとがいたら、そのほうが病気です」なので、まあ正常なのだろう。

死んだら楽だろなーと思う。そりゃみな思うだろう。

[calender]

2007年09月30日(日)

09/30●電王すげえなあreview

‖全体

ちょっと前からあまりにも評判がすごいので、 おくればせながら見た。ピアノマンから見た。

びっくらした。仮面ライダーだけど、悪の組織もなく、善悪もなく、 「時の管理」が仕事なのね。 タイムパラドックスから 記憶変容から… これはほとんどハードSF。

しかも、複数の話が同時進行。 現在の潜入者の話。ハナちゃんの話。ユウトの話。オーナーの秘密。 −−そして、コメディいっぱい、CG合成もそうとうレベルが高い。

これはすげえわ。

ただ、途中から見ても 設定がほとんど分からんのね。 イマジンの設定と憑依、そして電王の複数のフォームに関しては、 ファンサイトとWikiepdiaで勉強して、本編を3回みて、ようやく分かった。

‖時を守る

ピアノマンの3つ目(最終)で ついに時の孔が空いてしまった後、 過去で潜入者(イマジン)が暴れて 現在のひとたちが消えていった。 それを取り戻すために電王が戦うのだが

  • 1人取りこぼしてしまう
  • 1人現世から消えたままになってしまう

このシークエンスで良太郎(電王の人間)が受けたショックの描画が ものすごかった。

‖ゼロノスの苦悩:今週

もうひとりのライダーであるゼロノス(ユウト)は 「変身するたびに、現世のひとから自分に関する記憶が消える」(忘れられる) という恐ろしいカルマを背負っていることが最近判明したところ。 (ユウトは知っていたが、周囲にも視聴者にも隠していた)

そして、ピアノマンの回で変身するためのカードも使いきり、もう変身できなくなる。それは同時に「自分がこれ以上忘れ去られる」という恐怖が終わったことでもあり、でも 時の運行を守れなくなった ことでもある。

で、今日から次の潜入者の話なんだけどね。

  • 未来の自分が
  • 変身するためのカードを
  • 自分を現世から消していくカードを
  • 持ってきて
  • 自分に迫る 無言で迫る
  • 時を守るか 己を守るか

ぐっはー

かっこよすぎだよ たまらんな

‖良太郎(電王)の苦悩:今週

「自分自身がもっと強くなりたい!」と 仲間のイマジン(モモタロス、ウラタロス、キンタロス)に頼んで修業。 でもイマジンたちは「なんで良太郎が強くならねばならぬの?」と疑問顔。

で、コメディまじえて いろいろ修業するんだけどね。

後半冒頭でキンタロスが言う。

「どうしても分からん。良太郎、お前がこれ以上強くなる必要があるのか?」
「だ、だって、僕は弱くて…」

「お前は 俺たちを受け入れてくれたじゃないか。お前は 俺を守るために 俺を憑依させた。
 そんなことのできるやつは他にはいない。俺だって そんなことは怖くてできない。
 俺は、お前より強いやつなんて 知らないぞ。」

ぐっはーーー

‖サービス面

これだけシリアスでありながら、 「良太郎君の変身変化」(仲間のイマジンに憑依されることで、性格も声も変わる) などで 奥さんのハートをつかみまくったり、 モモタロスたちが 妙にかわいかったり、 子供・奥さん向けのサービスも満載。

これは人気でるよねー

DVDレンタルはつねに借りられっぱなしで ほぼ入手不可能とのこと。 買うかあ。

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