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以下はアイドルマスターコラボ系のMAD。すべてニコニコ。
アイドルマスターは、そういう名前のゲーム。アイドルを育てるシナリオゲームと、音感レッスンにみたてた音ゲーが混ざっている。ステージの演出(振り付け・カメラワーク・衣装)などもユーザーが作る。
優れたステージは優れたユーザーにしか作れない。で、その「優れたステージ」
そのものもニコニコにはたくさん掲載されている。
さらに先に言って、アイマスの曲ではない歌−−一般のアイドルなどの歌−−に対して、動画素材を組み合わせてPV風にしたてたものがある。今回はそれを紹介する。
見ていただければ分かるが、はじめから元曲を想定してゲームがあるかのような秀逸なできだ。
「ドットドットスラッシュ!」をやる!
「ソイヤソイヤ それそれ!」ので振りは、ギバちゃんがこう踊っていたのではないかと思うほどのでき−−アイマスに一世風靡というアイディアも素晴らしい。
こういうもの(ブロークンな素材を組み合わせたコラージュ作品)をMADと呼ぶ。
MADにはいろんなタイプがある。アニメのセリフを繋いで まったく別の(思いも寄らぬ)文脈にしてみて遊んだり、2つの戦隊モノを混ぜて戦闘させてみたり。もちろんできはピンキリだが、探すと面白いものがたくさんある。
お分かりかと思いますが、ダンスは 拍子とテンポがあっていれば、基本的にはどの曲にも合います。(で、MAD先の歌に合わせて アイマス動画のテンポをいじくるわけです。それが手軽にできちゃうってぇだけでも いまのPCはすげえなーと。)
それだけでもけっこうすごくなりますが、さらにMAD職人は、歌のフレーズを理解して、決め所に決めポーズが来るよう、試行錯誤して組み合わせて「作品」
にしておるです。
ところが、こういうものを「著作権侵害だから」
と排除しようとする動きがある。
素材が別人の創作物であるというだけで、この努力を全て「著作権侵害」
と言ってしまうのは、それは文化として非常にもったいないと思う。なんとか守る手立てはないものか。
(余談:わたしは原作者の権利は最大限に尊重するべきだと思うが、二次利用に対する締め付けは必要以上に厳しい状態だと感じている。NGを出すのは、放送されたTV番組をまるまるそのまま掲載するようなケース(海賊版)だけで十分。海賊版と二次創作はまったく違うものだ。)
ファンジン(同人誌二次創作)やMADは、ユーザーの楽しみの権利のうちだし、いってみれば「感想を書く」
のがハイレベルな創作になっているだけだと感じている。排除どころか、尊重するべき文化だ。
たとえばギブソンが、レスポールを演奏した録音物に対して、「うちの楽器がなければその音は出せないわけだから、うちに印税を払え」
と言い始めたら、誰もがおかしいと思うだろう。−−楽器と演奏の差異は 誰でもわかる。
では、どこまでが《素材》でどこからが《創作》か。一般論が難しいので、個別に考えることになる。
私見だが、アイドルマスターやらツクール系のゲームに関しては、プログラミングに喩えればゲーム自身は《開発環境》であり、ゲーム結果は《創作物》と言って過言ではない。その《創作結果》の公開は、《開発環境》の著作権は侵害しない。
(まあその、商標とかでがんじがらめにすれば規制はできるが、たぶん著作権法だけならクリアされるだろう。)
歌のほうはどうなんだろうなあ。…てか許可をかんたんに取れるようにしてくれればいいのにな。
これ作曲・演奏はどなた??? 名曲。涙なくては聞けない。
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