shift andy ks1234_1234

spec list

2002年10月〜2003年3月録音

シーケンサ:Yamaha QY70/ アナログ風シンセ:microKORG/ MTR:BOSS BR-8

どの曲も、希望があればmp3でお渡しします。CD-RでもOK(送料込み500円)。お試しください。

sample mp3

shift#03(3.02MB)

songs -- self note

shift#01 (3.77MB)

最初のshiftシリーズ。このテーマでQY-70のshiftの楽しさを覚えて病み付きになった。

bpm62。超ゆったりリズムで、32分音符まで使ってドラム=フィルを楽しむ。コードはEm7-FM79だが、実際にはもっと多くの不協和音を乗せたので、自分でもなにが正しいか判別不能のところまでいってしまっている。

ソロはmicroKORGのA53改(ワウ)+distortion。フレージングはZappaの[st. etienne]と[black napkins]を少しずつ意識。音色B21(sample&hold)で、同じフレーズを1オクターブ下にて演奏。右端に配置。Zappa特有のピッキングノイズがわり。

BR=8に録音後、物足りなさを覚える。試行錯誤し、中盤以降、左側に2nd guitarのようなものを足す−−これは完全手引き。MIDIデータ残さず。−−音色A25加工(+distortion)。低音部での響きがいい。ずいぶんハードになった。

ship ahoy jam(zappa) (3.35MB)

microKORGプリセットB21のsample&holdが気持ちよいので、それを基調にして。zappa[ship ahoy]の気分でQY-70に一発録音。テーマフレーズ以外は完全アドリブ、non edit。

:sample&holdとはエフェクターの1つで、音程がランダムにズブズブとノイジーに跳んでいくものです。それを一定テンポで発生させて、リズム演奏の代わりにしています。)

B21のみだとメロディがまったく分からないので、2つ別の音色を多重録音。−−新規に弾いたのではなく、QY-70で同じ演奏を再生した。−−A25でギターの腹のイメージを。A53でピック=ノイズやフィードバックを(ホイールで成分調整)。distortionはBR-8内蔵のものを使用。−−こう重ねた結果、自分の演奏実力よりも数段かっこよく聞える。

drumまで追加したほうがよいのだが、最初の録音時にmicroKORGとQY-70のテンポをそろえなかったため、小節もクロックもめちゃくちゃのために断念。

余談:mix中に気がついたが、冒頭のフレーズはカーディガンズ[love fool]で、続いてaearosmith[walk this way]だ。)

andy2jb * dracura (3.68MB) take2 (ドラキュラのspellがわからん…)

Zappaのandyシリーズ2つ目。JBのファンクネスをいただいて、クラビのリフを作る。それを基調に、ユニゾンでオルガン(ロータリー)を入れ、たまに空き空間でエレピで不協和音をしたからアルペジオで入れる。

ソロは、microKORGのプリセットA53。ヴェロシティおよびホイールで音色cut offが大胆に変化し、繊細な高音から太い低音まで綺麗に出る。ぶっつけ本番で適当に弾いたら、音色に助けられて気持ちよいテイクになった。−−自分だとこのへんが限界だと思うので、あとからドラム展開を付け足して、それでfixとする。

このA53、音色変化が激しすぎる結果として音量差も激しく、オケとメロの音量差が不安定。その回避のため、生音とは別にdistortion音も録音。そのコンプレス効果を用いる。

余談:アタマとお尻にあるテーマ(distortionシンセが演奏するもの)は、NHKみんなの歌[おいらはヤブっ蚊 吸血鬼]のフィエクです。サビが「どらどらキュッキュ どらきゅーらー」。この歌大好き。タイトルは知らないけど、シングルレコード持ってました。)

shift#15 dphr (4.40MB)

先週のshift#13がどうしてもモノにならんので、ドラムそのままにリフ再構築。気持ちとしてはdeep purple風なのだが、そう自称したらpurpleファンにタコなぐりにされるかも。

テンポはbpm83だが、半ビート166と解釈したほうが正しい。リフでマイナー3度を使ってしまったのでメロ展開に困る。キーボード屋はブルージーな3度7度を出すのは至難の技。

ソロ部は、microKORGプリセットA25をベースにイジったもの(轟音低音)+A53distortion。イキオイだけでフレーズ幅が少ない。いまの技術ではこの程度だなぁ。

余談:4小節を1セットとして、4フレーズ目後半に笑点テーマを意識したものを差し込み。)

shift#12 rite of spring(stravinsky) (4.13MB)

bpm70。2小節ループの前半のみに、ベースとオルガンのユニゾンのリフ。QY-70の電卓キーボードからの着想で、(g)a-de -abe -e.. ....という不思議な和音感。アキにエレピでJB'sギターカッティング風。ディレイをブカブカに掛けてdubイメージ。

ドラムのパターンを緩急2タイプにして軽く変化を出す。リフのアキ部分でベースのアドリブを入れて変化を豊かにする。

ソロを弾く段階で思い立ち、テーマを[春の祭典]とした。冒頭に序曲、中盤に円舞の頭を置く。テーマが決まった時点で、和音補足のためpad系を長音で入れる。

microKORGの音色は、A53改(ワウ)の生+BR-8ディストーション。右端にB21改のsample&holdsをノイズとして置く。

ざっと弾いた状態ではフレーズが物足りなかったため、あとから重ね録りで低い音を入れる。モノシンセ状態なので、これでフレーズがトリッキーになる。便利だな。

実は2chで昔の録音を公開したのだが、指摘内容が共通して「ソロが一本調子すぎる」であった。自分で聞きなおして実感したので、その反省として、これでは「4小節程度でフレーズを切る」(息継ぎ)を心がけた。でも後半はそれを忘れてしまっている。

andy6 iknikiki(岡村靖幸) (2.2MB)

Zappaのandyリズムをイジるシリーズ。メロを岡村靖幸[イケナイコトカイ]で。コードは部分的に変更し、より不協和音の多い展開にした。−−「名作バラードが意外な形に結実」と自分内ヒット。

テーマ部はQY-70電卓キーボードで弾いたもの。shiftキーによるトリルが無性にカッコイイので、最終でもこれを採用。

bpm98。オルガンとオルゴールをフルアドリブで弾いて味付け。音色組み合わせがクリスマス風。それだけで全体に温かみを感じるから、わたしは実に単純だ。

microKORGソロは、新音色を試す。B43。金属感とザラツキのある色で、ザラツキ具合はホイールで変化する。ポルタメントがゆったりめ、音程不安定目。これに定番B54(ワイ:ディストーション)を合わせる。

最近はここまでキッチリした和音進行の曲は弾いていないので、ソロを弾きながら途中で何度も戸惑う。

shift#03 (2.94MB)

shift期のかなり初期に作ったループ。celesta(鉄琴系)のリフが綺麗なのだが、演奏はつけにくい。結局それをリフじゃなくテーマとして使い、伴奏時リフを別途オルガンでつけることで処理。

celestaはE-G両メジャーという変態進行。オルガンはEm7-G7にして流しやすくするが、テーマと調が逢わないのでやっぱり奇形。数箇所で《ベース止め》処理をしているが、そこではpadで空間を埋める。単純とはいえ《止め》は目立つね。

bpm108。ソロは2系統で掛け合い。(1)A18改(キラキラ音圧)+A53改(ワウ:ディストーション)。(2)自作1(低音ワウ)+B21改(sample&hold)+QY70のドラム。フレーズとしては休符を重視。−−私は最近モノシンセのポルタメント処理に甘えて《弾きっぱなし》が多いので反省しつつ。

余談:マスタリング時に低音が割れてしまったが、パワーを感じるのでこのままとする。)

shift#21 andy#10 inca road(zappa) (7.42MB)

bpm138。前日にZappa【shut up and play yer guitar】を聞いたので、その影響でinca road。これのギターソロ部分はZappaも多数のバリエーションを作っている。私はいつものandyドラムと合わせてみる。テーマは捻らずマンマとした。合わせたベースラインが非常に気に入る。

このベースを活かし、まったく違うコード展開を思いつく。元はトニックFだが、新しいほうはトニックA♭。この2者を混ぜるとテンションが高い。A♭版演奏はクリーンギターとディストーションギターを混ぜた美麗なカッティングとなる。これをshift#21とする。

全体は、shift#21で短めに前座ソロを弾いたあと、andy1#0に展開。ここでinca roadのテーマを導入する。2ループでまたshift#21に戻り、あとは怒涛のソロ。

どちらの演奏も、大部分のベースを(ループでなく)手弾きした。andy#10はレゲエ調。shift#21の後半はドラムが4パターンを経て盛り上がるのに合わせ、ドライブものからビートものまで。この手弾きによって、聞くほうも飽きが来にくいと思う。

ソロは。

後半のバック演奏、32小節おきに冒頭が無音になる。最初はプログラムミスだったのだが、聞いてみると効果的。意図的に取り入れた。

begin jingle (241KB) |end jingle (382KB) |close jingle (433KB)

アルバム用jingle。順に冒頭、終了、オマケ分終了。すべてmicroKORGプリセット音色を生弾き。音色番号は忘れた。ボコーダーはA86。





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