/Family to Love−愛と家族−/ 人殺しをしたとき 僕はナイフを持ってた あいつの腹を刺した 我慢したくなかったんだ きっと本気だとは思われなかったんだろう 刺すのに妨げはなかった やわらかな感触 僕はそのままナイフをひねった 空気が入れば まっとうに生き残ることはできない 抵抗はされたのかもしれない 皆が僕を見てた 音楽が聞こえてきたんだ 皆の声は消え去っていた 僕は人殺しの歌を歌った ずっと歌いたかったんだ 意味も無く涙が出た 君が好きだ 今更言わなくても気づいていると思うけど その表情の輝きが 特に目が好き 気味自身はそうは思わないと思うけど その身長も 僕の心をつかんで離さない 少しわがままな性格の中に 時折見せる優しさが 僕には何よりも貴重だ 僕は君のために何が出来るのだろう 考えるようじゃ駄目だ それでも君が好きだ この気持ちに酔ってる 音楽が聞こえてきたんだ 皆の声は消え去っていた 僕は人殺しの歌を歌った 意味も無く涙が出た