晩に中野坂上で食事し、帰り道。ふと夜間撮影など試みる。道路わきでシャッター時間を0.5秒・2秒・4秒と変えて結果を見る。ランプが流れたり、車が消えたり、信号ランプのにじみかたが変わったり。なかなか楽しい。
そのまま歩き、普門館駐車場にて。ふとみると、いつもどおり3匹ほどのネコがペチャンコになって横たわっている。これも撮影できるものだろうかと、カメラを地面に据え、設定オートでじーっと待つ。感度ISO200、絞りF4.5、時間4秒。
付属モニタで確認すると、実に幻想的な像が映っているではないか。夜間によるぼやけでネコがより丸く見え、また表情もにこやかで、背景の緑も驚くほど美麗。明るい部分と暗い部分のバランスもすばらしい。なんたるビギナーズラック!
そのあと連日撮影を試みるが、やはり初日のような奇跡はおこらず。どうもうまくいかず。手ぶれ防止のためリモコンまで持ち出すが、(1)ファインダー利かないため感で構図決めるので配置変、(2)ピントは無限遠点になるのでボケ変、(3)ネコが動く、(4)計算しているわけではないのでどういう絵になるか不明、などさまざまな理由で出来損ないばかり。くやしいな。
ある日は、カバンからカメラを出す際にずいぶん戸惑った。その結果、ネコが「餌か? 餌だ!」
と期待して、ずいぶん寄ってきてしまった。餌はないのだ、ごめんよ。
上記写真はすべて普門館駐車場にて撮影。
これは自宅の隣。でぶにゃーのお友達。某宅の玄関門の上に横たわっているので、対の門にカメラを設置して撮影。
でぶにゃーは激しく鳴きつつ私によってくるので、夜間撮影は無理。いくらか試みたが、ピンボケとナガレばかり。このお友達はヒトに慣れないためにすぐ逃げてしまっていつも撮影できないが、今日は高いところにいて気分が鷹揚していたようだ。
夕方、中野坂上のソバ屋で食事。いつもどおりマンガ喫茶に行こうかと思ったが、風の涼しさが心地よく、そのまま歩いて帰ることにした。普段と違う細道を歩き、迷って楽しむ。
本町の公園で、「イヌ連れ込み禁止」
看板の下にネコ2匹発見。絡めて撮影できればよい絵だと思うが、看板が高い位置にあるので構図にならず。断念してネコのみ撮影。似たような構図だが、それぞれにピントがあった写真がこれしかなかった。
公園では少年らがドタバタと運動しているが、この入り口脇の2匹は気にも留めずにジーっとしていた。ひとしきり撮影したあと、「マッサージでもどうですか」と申し出たが、奥のサバジマは迷惑そうな顔をして立ち去ってしまった。手前の茶縞は微動だにせぬまま。どちらも始終無言。お邪魔のようなので、私が消えることにした。
猫写真020811も どうぞ。