【自己顕示録】


2000年3月−4月


4/29

/荻窪日記/

靴を探しに、荻窪ルミネ−西友−セブン(それぞれつながっているビルにある)に行く。新宿の百貨店と違って、気負わずに入れるし、靴に限らず商品の幅もそれなりにある。が、今回は見合う靴がなかった。残念。

半年ぶりくらいに行ったせいか、ルミネB1(洋菓子・和菓子・惣菜売り場)がかなり模様替えされていた。前はイベントスペースだった部分に、クレープ屋さんとア陽軒(漢字不問)が入っていた。クレープ屋さんの香りがすんごくよくて、思わずひとつ買ってしまった。「おいしそう!」とはしゃぐ女の子らに混ざって並ぶ自分… 周りからヘンだと思われてなきゃあ いいが^-^

西友地下には、スーパーの食品売り場とは別に、市場がある。野菜・魚・精肉のお店が数件ずつあって、「安いよ安いよー」のダミ声を出しながら客をひき込んでいる。ビルの地下にある異空間。けっこう楽しめる。−−ただし、値段は高い。

そういえば、東京に来て一番驚いたのは、市場の存在かもしれない。荻窪だけじゃなく、いろんな町に市場がある。名古屋では、市場はほとんど見られない(スーパーに駆逐されている)。都市化といってもいろんな種類があるんだなー、と実感。

/柱タイトル!/

某社の雑誌「Windows2000 Press」の#2 を書店で読んだ。スタパ斉藤「スタパ大作戦」を開くと、p97だったかな、右ページの上右端、柱情報があるべき部分に、次の文句が書かれていた。

柱タイトル 柱タイトル!

もしかして、アタリ(仮タイトル)のまま出版されちゃったり−−したりしているとしたら俺はショックのあまりにグハァッ!とおかしなうめき声をあげながら顔面を蒼白にして編集者に速攻連絡するべきか−−と思ったが、「もう書店にあるんだから、どうしようもない」と気付き、のんびりと「すみけんリソース!」に記すことにした^-^ ひょっとしたら、アレで正しいのかもしれないしねー。

それに、雑誌を作ってるひとだったら、仮にそんな間違いがあったとしても、いちいち動じていられないんだろうなあ。短期間であんなに作業しなきゃいけないんだもん。次の号が待ってるし。


4/25

/gnutella/

gnutellaで遊んだ。紹介記事が「ネット界の不法地帯」みたいな書きかたになってるから期待したら、なんのことはない、「かつてのArchieの進歩系」みたいなモノだった。

検索先マシンとして何かひとつ(たとえば207.49.255.77:8080)を登録すると、そこにつながっている別のマシンも芋づる式につながる。検索キーワードを放り込むと、それにマッチするファイルが手当たりしだいにリストアップされる。ネットワーク的な距離とか、ファイルの健全性は、何一つチェックしない。見つかったファイルはすべてgetできる。−−なかには、壊れたファイルやウィルスだってあるだろう。

手もとのマシンでも公開するディレクトリを指定しておけば、別のマシンがこいつを検索してゆく。サーバーにするための設定は何も要らない。なんたる簡明さ。こいつはパワフルだ。

ただ、それほど騒ぐ必要のあるものなのかは理解できなかった。違法エンコードMP3とかが転がっているっつー意味では困りもんだろうけど、やってること(ネットワークのデータやりとり)としては、暴力的なだけで、とくに新しいなにかだとは思わなかった。まだ理解してないだけかな?

:セキュリティ的な処置やプロトコルについては、僕は何も知らない。ただ、僕のマシンはファイアーウォール内部にいるはずなのに、ログを見るとしっかりスキャンされている。これはヤバイことなんだろうか。)


4/22

4/16-22:30(22490:56500)、4/17-18:00(22575:56610)、4/19-15:15(22655:56790)、4/21-12:00(22730:57000)。

「アシモフの科学エッセイ」を読み進めている。3巻「時間」がらみ、4巻「生物」がらみと来るにつれ、ますます面白くなる。というか、生物(および生化学)になってから、面白くてたまらない。やはり僕は化学よりも生物学が好きなんだな。

/Palm、盛りあがってね/

*店舗戦略*

IIIcとVxの日本語版が市場に出た。ちゃんと盛りあがっているか?>市場。チェックのために新宿ヨドバシに参詣。でも、ぜんぜん盛りあがってなかった(;_;) 隣にあるA4サイズCE(ペルソナとかジョルナダ)のほうが客は多い。僕は僕で、パームよりもFIVAに魅入ってしまった。

パーム/ワークパッド自身はとてもよいデバイスで、使えばすぐ良さを納得できるはず。だが、いまの店頭ディスプレイのしかたじゃ、なかなか手にとって貰えないカンジだ。ViaVoiceみたいに、主要店にはデモストレーターを派遣するくらいのイキオイじゃなきゃ、勝てないぞ。

書籍「まるごとPalm! 2000〜2001 パーム+ワークパッド総合情報ガイド」、どうなるかなあ。相互作用で売れてくれるように作ったんだが… 押し上げ計画をメーカーに持ちかけておくかな…


(追記)

ちなみに、23日は日曜日。25日火曜日の昼に再度足を運んだところ、けっこうなひとがPalmを入れ替わり立ち代わりチェックしていた。彼らは、Palmのところにまっすぐに足を運ぶ。したがって、店頭に来る前からPalmをチェックするつもりだったと思われる。

すると、どちせにせよデモンストレーターの派遣は必要な気がする。浮動な客をgetするために。

−−なお、製品自体はとっくに「品切れ」で、次期入荷不明となっていた。供給を安定させねば>Palm,Inc.


*新デバイスに関して*

僕はカラーデバイスには魅力を感じない。カラーっつーか、IIIの筐体が嫌いなのかも。Vは薄いし金属感触がいい。Pilotは《道具》っぽいさがカッコ良くて好き。IIIだけがみっともない筐体だと思う。Pilotを復活させてほしいなあ。

Vxだが、定価41,800円だったら、中身が同じでソフトが多いIBM WorkPad c3(50J)(オープンプライス、IBM直販では39,900円)のほうを僕は選ぶ。個人的には、銀より黒のほうが好き。締まるカンジでカッコイイ。でも、今のc3(40J)で満足しちゃってるから、買い換えたりはしない…だろう。

/雑記:FIVA、PocketPC/

*FIVA*

カシオペアのFIVA(MPC-102M62)について。

いい。最初の型もいいと思ったけど、今度は(チャンドラなき今となっては)圧倒的にいい。A4よりちょこっと小さいサイズ(ノート型WinCEのサイズ)でWin9xが走って、6.7inchながら800*600SVGAが表示可能で、市場価格138,000円(オープンプライス)。いい。欲しい。

ひさびさに物欲を刺激された。あれが128,000円だったら即決購入だった。

*PocketPC*

CE3.0は、PocketPCという名称のデバイスに載ることになる。http://www.zdnet.co.jp/news/0004/20/pocketpc.html

けっきょくMSは「失敗」から学ばなかった…ような気がする。QuickTimeムービーをして「こんなことはPalmにはできない」とえばったところで意味がない。ユーザーはあのサイズのマシンでムービーを再生させたいのか? 

そんなことよりも前に、起動スピードなど、基本性能を改善しなきゃ。ソフトの「起動」などユーザーには意識させるな。1秒以内にソフトを切り替えろ。−−Palmはできてるぞ。

ようは、ちっちゃいWindowsマシンが欲しいんなら、CEじゃなくて9xでいいんだ(FIVAなりチャンドラなり)。PocketサイズならPocketサイズのソリューションが欲しい。Palmは、あくまでもウィンドウズ対抗じゃなくて手のひらデバイスを追い求めているから売れてるんだい。

(…ああ、また「あたりまえすぎること」を書いてしまった(;_;) 分析もなにもないではないか>自分)


4/21

/大使閣下の料理人/

実は、蒼天航路を読むようになって以来、モーニングを毎週読むようにしている。蒼天航路、奈津の蔵、バカボンド、天才 柳沢教授の生活、クッキング=パパ、そして『大使閣下の料理人』が好き。今回改めて単行本で『大使閣下の料理人』を読んだところ、その良さに改めて感動してしまった。

舞台はベトナムの大使館。主人公は料理人「公(こう)」。かつて一流ホテルで腕を振るっていたのだが、お客さんとの距離の遠さに悩み、いまの職に転向した。公は、大使館で繰り広げられる政治外交などの思惑のうえに、人の料理を解きほぐす料理を出し続ける。

某少年誌の料理マンガとは異なり、こちらではトーナメント的な料理対決はなし。あくまでも公は「この人がこのような状況ならば、どの料理が望ましいか」を考え、実践している。−−さすが「クッキング=パパ」連載誌だ。

その本流の「大使らによる政治外交+公の料理」の脇で、このマンガには幾ばくかの人間ドラマがある。

公は日本に妻子を置いたまま赴任してきた。公の助手のホア(かわいい!)は、離婚しており、子が一人いる。ホアは公の人柄に触れるうちに、公への想いを募らせてしまう。

公の妻子は一度ベトナムまでやってきたが、公は仕事にかまけるあまりに家族といっしょにいられない。妻は、ホアに「公をよろしく」と言い残し、去る。−−それでも公は料理を続ける。

公の料理が人を癒すものだからこそ、逆に公個人の悩みが引き立つ。よくできたストーリーだと思う。

余談:そしてなによりもホアがかわいいので、つい読み返してしまう…←バカでゴメン。)

ひさびさに「手元に置いておきたい」と感じたマンガだ。−−(『家栽の人』以来かな)


余談:5月29日追記)

ヒラの外交官「古田くん」の存在も、このマンガの「ほんわか」感の一員だ。大使らがフランス料理などの用語をもって料理の美味しさを表現している脇で、かれは「このピラフ、むっちゃオイシイっすー!」と心の中で叫びながら黙々と食べている^-^ これがあるから、僕でも料理の大雑把な感想を共有できる。



4/20

/音ゲー/

Palm本を青焼きまで終えたので、軽い打ち上げとして新宿で焼き鳥を食す。その後、ゲーセンに行った。

*エアロ*

エアロスミスの音ゲーがあった。もちろん、エアロの実際の曲を弾く。ギターパートとドラムパートで連携プレイするようになっている。僕はギターを弾いてみた。音程は考慮せず、タイミングだけ弾けば良い。といっても、実際のギターフレーズを(ほぼ)そのまま弾かされるので、単純ではない。

音符の見えかたは《パラッパラッパー》式、すなわち「横置きで、小節は固定で、あらかじめタイミングの位置にマークが打ってあり、タイムバー自身が動く」。なお、自分が実際に弾いたタイミングには、別のマークがシビアに表示される。−−もっとも「音楽」な音ゲーかもしれない。

1曲目は「eat the rich」。知っている曲だからクリアできた。2曲目は知らない曲。リフもなにも分からないので、あえなく敗退。でも面白かった。

*サンバ*

「サンバdeアミーゴ」もやりました。マラカス振るやつね。練習ステージを選んだので、テンポも緩やかで、振るタイミングも複雑じゃないので、かなり余裕で振れました。曲も有名曲「サンバ=デ=ジャネイロ」を選んだので、さらに気分が楽。

パーティーゲームとしては一番楽しい音ゲーかもしれない。でも、腕が疲れた… すんげー運動不足かもしれない>自分


4/17

4/9-14:00(22245:55850)、4/13-20:30(22430:56280)、4/15-16:30(22460:56405)、4/16-22:30(22490:56500)。

3ヶ月ぶりに、土日の両方を休みました。だが、土曜日は4時間ほど出勤(給料にはならない)して《たてはん》を1つ作った。未調整なんで、細かいところは託します>KBR先輩。

/雑記:獣の数字 666/

『アシモフの科学エッセイ3 時間と宇宙について』より、「獣の数字 666」について、アシモフの言を元にまとめる。

聖書「黙示録」より引用(実際にはアシモフ書の翻訳の孫引用)。

「ここに知恵が必要だ。思慮のある者は、獣の数字を解くがいい。その数字とは、人間を刺すものである。そして、その数字は六百六十六である。」

当時、ギリシャ・ローマには「数字」はなく、数をアルファベットで綴っていた。−−その名残として、人名を逆に数字として読んで運勢を解く占いが今でも残っている。

黙示録は、「皇帝ネロによるキリスト教徒大処刑」の数年後に書かれている。かの節は、ネロへの批判の部分だ。著者は、自分が処刑されるのを恐れるため、「ネロの名前をヘブライ語で書いて数値として読んだ値」(すなわち666)をネロを指す隠語として選んだのだ。


4/16

/遅すぎた引退宣言/

過去の『HTML原理主義な一連の文章』を書き直そう…と考えて、はや2年。けっきょく直せず、かといって消せず、ここに《obsoleteなもの》と明記することにしました。自分はあの道を続けますが、もはやそれを人に説くまねはしません。というか、もうとっくに時代が違うと思ってますデス、はい。

ちなみに、いまだに「HTMLあやしい本」へのリンク報告がごくたまに届きます。そのたびに心を痛めます。あんなもん、とっくに意義を失った指摘の数々なのに…


僕がHTML原理主義的な行動をとったのは、Webといえども「始めに文章ありき」だと思っていたからです。文章を書くには、文章構造のマーキングにしたがったほうが効率も良ければ分かりやすい。そのためにHTMLはよい道具だと思った(いまでも思ってます)。

しかし、いまWebは「文章ありき」とはいえない。これからWebプレゼンを作る人は、リンクはボタンにしたくて、そのボタンにマウスカーソルをかざしたらボタンを光らせたかったりするだろう。このケースであえてHTML原理主義的に見れば「ボタンを光らせるんじゃなくて、自分で光ったボタンの画像を別途用意して…」などと説かねばならぬ。これではぜんぜん時代にマッチしてない。 また、「Webに掲示板を作りたい」「チャットコーナーを作りたい」などと考える人のほうが自然なのだ。

今はオーサリングツール(つまり作成エージェント)を充実させる時期であって、作者にHTML原理を説いても意味がない(すれ違うだけ)…

もっとうまく書きたいんだが、まとめるほどちゃんと考えてはない。いいかげんなんだ>自分

/omit/

仕事でHTMLを書いていて、めずらしくTABLEを組みました。僕は律義にTHとTDを使い分けて書くんですが、いっしょに作業していたひとが「THってなに????」と苦しんでました。ふつうの人がレイアウト用にTABLEを書くためには、TRとTDだけあれば十分なんだな…

そういえば、TRもTDもTHも終了タグをomitableなんですが、まわりのひとはみんな信じてくれなかった。あまつさえ、Netscape Navigator4は閉じていないTHを解釈できないのであった…HTML3.2の時代からomitableなのに。

意外に感じるひともいるかもしれないが、僕はomitableなタグはほとんど書かない。なぜなら、めんどーだから。HEADもBODYも書かない。仕様が「書かなくても良い場合は書かないで良い」としているのだから、サボらない手はないと思ってる。僕はソースの(文章としての)可読性をキープしていれば問題ないと思うし、逆に余分な閉じタグで可読性を下げるのを厭う。

社内のとある人が、これを嫌がって文句を言った。

DOCTYPEなんて書いてカッコ付けるより先に、HTMLタグやHEADタグを書きなよ。これじゃぜんぜんHTML文書のていをなしてないじゃん。

だいいち、THの終了タグを省略したらダメじゃん。いつ、だれが省略していいって決めたの?

うるさいので、HTML3.2のころからomitableだと示すために仕様書を提示。彼もいちおうDTDは読める。目の当たりにした定義にぐうの音を出した後、かれはさらに醜いことをいう。

でもねー、そんなのW3Cのワガママだよ。もともとTABLEはNetscapeのタグなんだからさー。だいいち、XMLでは全部のタグを閉じないといけないんだよ! タグの省略は時代に反している。

めんどくせーやつに捕まってしまった… まあ、イキオイだけの口論なんで、かれも別に本気で説得しようとしたのではないのだろう、とは思う。


4/10

4/2-22:30(21975:55240)、4/5-10:00(22105:55470)、4/8-17:45(22230:55785)、4/9-14:00(22245:55850)。

/雑記:最後のよこぶえ/

*よこぶえ潰れる*

4月7日金曜日、「よこぶえ」は ついに潰れてしまった。しかし、謎なのは「3月31日金曜日」ではなく4月7日だったことだ。年度を越して1週間で閉店。なんかヘンだ。

6日は「よこぶえ」サヨナラ飲み会で飲んだ。その際、大将に、厚焼きだし巻き玉子の味付けのひとつを教えてもらった。「砂糖だと焦げるからね、甘味はみりんにするんでさあ。あとね、白身は全部捨てやす。もったいなけど、それで味を高めるんす。」−−なるほど。勉強になった。

*j-wave

4月より、約束どおりジョン=カビラが帰ってきた。嬉しい。カビラだと、ちゃんと目が覚めるよ^-^−−目覚ましを7:30に鳴らした後、大倉氏だと8:30まで寝てたんだが、カビラなら7:45に目が覚める。

:−−会社には9:45ごろ着いてます。一般的には遅刻です。弊社的には余裕範囲です。ただ、僕個人は9:30出社を目指してます。)

だがしかし、大倉氏がJ-waveから消えたのは悲しい。朝に大倉氏はイヤなんだが、土曜日の夕方とか最適だと思うんだが。過去のJ-wave関連ナビゲータのなかでは一番企画進行力を持っていたと思う−−ブエナ=ビスタ=ソシアル=バンドとかラカトシュとか、ほんとうに来日させたしね。さすが電通マン。

あと、9:00台番組入れ替え直前のクロストークは、大倉vs海老原由佳のほうがよかった。いまのカビラvsクリス智子ハネは、「形態だけ引き継ぎました」感がある。残念。

*オレの誕生日について*

ZdNetの「今日は何の日」。

*Liptonのハーブティー*

Liptonの安っぽいハーブティーだが、「オレンジ フレッシャー」というのを買った。名前はオレンジで香りもオレンジだが、色は紫色のお茶。色はともかく、意外にも美味しかった。

調子に乗って、続いて「レモン スーサー」を買った。飲んだら、レモンティーの味がした。

おのれの無能を痛感する一瞬だった。


4/9

/指摘 私的 史的 日記/

*花見*

たいへん花見日和の土日だったんだが、どちらも仕事した。といっても、土曜日は洗濯と布団干しをしたため、会社に着いたのは15:00に。

土曜日は、普段のルートではなく、一駅となりの中野富士見町までブラブラと歩いた。降誕会(こうたんえ:おしゃかさんの誕生日)だから「立正佼正会であやしいイベントでもやっているかな」と思って歩いていったんだが、とくに何もやっていなかった。−−が信者はたくさんいたから、奥でひっそり祝っているのかな。

思惑は外れたが、そのかわりに近くの公園などでサクラを楽しめた。お昼なので、近所の老人・子供・奥さんグループが食事 兼 花見にいそしんでいた。平和な感じだ。

15:00に会社に着くと、なぜか上司が出勤していた。あげくに、僕と上司の2人きり。うわー、こんな嫌な休日出勤なんてあるかい!


(余談)

降誕会はおしゃかさまの誕生日となっているが、根拠はないらしい。クリスマスがイエスの誕生日なのも根拠はない。

先日読んだアシモフの本の説明によると、こんな感じ。

暦の発展としては春分や冬至は自然として大事な時期なので、もともとお祭りがあった。そこに新しい宗教が入ったのち、古いお祭りに新しい概念だけポコっとくっついてしまう…こういう事例は珍しくない。その代表がクリスマスだ。

ちなみに、聖書のどこを読んでも、キリストの誕生日を祝えとは書いていない。


*Mozillaな体験*

Netscape Navigator PreviewRelease1をいじる。Mozilla Milestone11とは違って、「すみけんリソース!」を表示できた。かなり奇麗にCSSを適用している。嬉しい。

しかし、カーソルの入ったBlockがことごとく色がおかしくなる。どうも:hover指定をA以外にも適用しているらしい。CSS1的に考えればpseude-attrはA要素のものなんだが、CSS2的にはどうだっけ? 仕様書をひっくり返すのも面倒なので、スタイルシートの:hoverなどをすべてA:hoverに置き換える。トホホだ。

その:hoverはさておき、全体に動作が重過ぎる。かつてのHotJava並だ。これじゃあ実用に耐えうるものにはならないような… デバッグ系オプションを抜いて最適化したら、多少はマシになるのかな????

*精神状態*

23:45、家の外を歩いていくオッサンがキれている。

なーむあーみだーぶ なーむあーみだーぶ
うちのトオちゃんはヨッパライ xxxx(聞き取れない)

なーむあーみだーぶ なーむあーみだーぶ
うちのトオちゃんはヨッパライ xxxx(聞き取れない)

これを延々と繰り返している。恐い。ドアとかノックされたら泣いちゃうな。

こういうのが出るってことは、やっぱり春かねえ。

−−かくいう私も、ひとり「もうだめだ」「うわー、いやだ」「死ぬ死ぬ」などと家の中でブツブツ つぶやく ことがある。ヤバイ。

今日の仕事の終わりがけもヤバかった。「歌でも歌わんとやってられん」という根拠無しの理由で、ボソボソと歌っていたのだ。しかも、なぜかRC。「君が僕を知ってる」とか「わかってもらえるさ」だ。この物悲しさが「自分の本能が選んだもの」なんだと思うと、やっぱり物悲しい。


(余談)

そういえば、昨日の散歩で《本質療法研究所》というのを発見した@方南町。ここでは本質を治療してくれるんだろうか。それとも、療法の本質を研究しているだけなんだろうか。−−《先端技術研究所》もこれも、実在するよー。僕の妄想じゃないよー。



4/3

3/19-17:00(21655:35985)、3/24-18:00(21830:54455)、3/25-13:45(21840:54510)、3/28-23:45(21900:54825)、3/30-13:45(21930:54975)、4/2-22:30(21975:55240)。

3月は3回徹夜した。思ったよりも自分が頑丈だと気が付いた。

ただ、3月31日から異様な眠気が毎日…これが限度か。4月2日に高校時代の友人(学会で東京に出てきた)と昼飯を食ったのだが、その食事場所にカバンを忘れてしまい、慌てて取りに戻った。気づくまでに1時間かかった(近所の喫茶店に移動していた)。限界は近い。

でも4月15日まで仕事は途絶えない。ほれ働け、毎日14時間労働。

/雑記:イブは前夜祭ではない、モバイル/

*イナバさん*

えーと、100人乗っても大丈夫。

*クリスマスイブは前夜祭ではない*

はじめて、クリスマス=イブなど、前夜を祭うその理由を知った。ことは単純で、あれは前夜祭はなく、当日なのだった。

ユダヤの古い暦では、1日は日暮れとともに始まったのだそうな。出典は、アシモフの科学エッセイ(3)『時間と宇宙について』

*モバイル*

モネっつー車搭載システムのcmより引用。

「車がモバイルになる」

オイオイ、意味めちゃくちゃになっているじゃんか…辞書をひけ>mobile

つーかmobile computingのことをモバイルと略したら意味が分からないと思う。

*うごく顔文字*

「顔文字を動かそう!」というジャンルのお遊びがあるんですね。 今まで知らなかった。

*無分別雑記*

4/1

/SPAM/

3月26日、新宿にてSPAMを発見。会社でネタにできると考え、購入。620円もした。高い!

4月1日(土曜日)、会社が休みなのをよいことに、職場で同僚と堂々とSPAMを食した。

「うわ、すんごい人工的なピンクのペーストだ…」

「うーん、ネチョネチョしてるねえ…」

25%減塩版を買ったにもかかわらず、食べたそれは大変しょっぱかった。ご飯などにあわせたのではなく単体で食べたので、だんだんと気分が悪くなってきた。「これがSPAMの醍醐味か!」と会社で同僚と唸る。本当は違うんだろうが…

ついでだから、SPAMについて書き止めよう。知識整理ってことで。

「電子メール大量送付」などをSPAMメールと呼んだりするが、そのSPAMはとあるランチョンミートの商品名から来ている。アメリカで普通の缶詰製品で、かなり安っぽい製品のひとつ。−−余談だが、沖縄やハワイでは「SPAMおにぎり」がけっこう普通の食べ物であるらしい。

その「SPAM」が大量投稿の代名詞になった原因は、とある映画(orTV番組…知識あいまい)にある。作は、イギリスの誇るナンセンス・コメディグループ「モンティ=パイソン」。

ある熟年夫婦が、食事をとるためにレストランに入る。しかし、メニューには「SPAMのソテー、SPAMのスープ、SPAMの…」とSPAM三昧。こんなものは食べられないとばかりに別の店に移動するが、そこでもSPAM三昧。またつぎでも、またつぎでも… ふと気が付くと、まわりにはモンティ=パイソンのメンバーが。夫婦を取り囲むようにして、手にSPAM料理のお皿を持って歌い踊っている。歌の歌詞は「SPAM、SPAM、SPAM!」。

この逸話から、同じ内容を大量投稿することを「SPAM」と呼ぶようになった。らしい。また、初期のSPAMメールの中に上記の歌詞を引用していたものがある、という説もある。

なお、角はこの逸話を確認していないし、あげくにモンティ=パイソンの該当番組も観ていない。観たいんだが…

(よーく考えたら、自分で書かなくても、こういうことを詳しく書いているWebを探せばよかったな。失敗。)



(4月9日追記)

某『へんくつ』な友人が、モンティ=のSPAMの情報をくれた。

歌は、想像と違い、かなりゴージャスなオーケストレーションによる歌劇風。それがよけいにバカバカしさをアピールしている。


3/31

/つりニュース/

弊社の近くには、「つりニュース」のビルがある。1998年10月くらいから改装工事をやっていて、1999年12月ごろ復旧した。つり資料館が奇麗になって併設、またビル前には「つり地蔵」が鎮座している。

「つりニュースだけどさ、やっぱ部数はウチより多いのかねえ」

「あの地蔵のもっている釣竿、しょっちゅう無くなっているけど、やっぱつりマニアが盗むのかねえ」

そんな話題を、会社の近くの飲み屋で同僚としていた。すると、隣の席のオッチャン数人がこちらに来るではないか。オッチャンが、かしこまって曰く。

「突然で恐縮ですが、私そのつりニュースのもので…」

あちゃあ、しまった、いたよ^-^ 思わぬ縁で名刺交換してしまった。「あれはまさしく借金コンクリートビルでして」とおっしゃるかたをはじめ、みなさんいいかんじの人だった。

「釣りに関する相談があったら、いつでも来てくださいね。あと、資料館も見に来てください!

うーむ、これは行かねば>つり資料館


3/29

/セーデル/

今日は徹夜明け。14:30から16:30までデザイナーと打ち合わせてきました。

その帰り、飯田橋のカフェ=ラ=ミルにて パイと紅茶を飲み食いました。−−はい、オサボリです。

パイはパリっとしたやつで、重層で、 イチゴと生クリームとソースがかかってました。 美味しい。けど、これはけっこういろんなところで食べられるカンジのやつ。 −−商品名は「フレーズ=パティシェール」。

一方の紅茶がですね、 わたしとしては初めて飲むカンジのものでした。 すんごく香りがよい。フルーティーだけど、フルーツそのものでない。 −−最近ストレートで飲むようにしているので、 過去ミルクで飲んでいたときはわからなかった香りが出てくるようになっただけかも。

店員さんに「ストレートで飲むので、このケーキにあう葉で選んでください」 とお願いして飲んだので、葉の名前は不明。 商品名は「セーデル ブレンド」だそうな。セーデルって葉があるんでしょうか。

お、Webで検索したら出てきたぞ。 http://www1.plala.or.jp/szaki/ken/sede.htmlによると…

紅茶にハーブや草花、 フルーツをブレンドした とても香りの高い 紅茶

だそうな。なるほど。


3/19

3/13-01:00(21385:53320)、3/16-05:30(21550:53680)。

*雑記:列車大破*

*IrfanView*

画像ビューアーとして長年使っていたLviewを捨て、IrfanViewに移行。とても良くできていて驚く。対応フォーマットは多いし、軽いし、resampleなどもけっこうキレイ。batch conversionも細かく設定できる。ディレクトリ内のサムネイル機能と、それからサンプルHTMLを生成する機能が気に入った。

ちなみに、サムネイル=thumb nail=親指のツメ。僕は今日まで、1つの単語だと思い込んでいた。

*冗句*

どちらも、会社のひとに教えてもらった。

*なんとなくIE5*

私はWinのIE-shell統合が大嫌いなんだが、仕事上しかたないので使っている。1日に5回はshellが落ちる。あまりに腹が立つので、気分を紛らわすためにIE5を入れてみた。

触って驚いた。

っつーわけで、もういやん。インストールに失敗したのかもしれんけど、我慢するいわれもないので、すぐ消した。無事にIE4に戻った。ほっとした。

Win95に戻したらダメかなあ^-^ いっそのこと2000でも使ってみるか。

*列車大破*

3月8日、東西線中目黒で事故。電車脱線+対抗と側面すれ違い。 車両ひとつが大破。朝9:00ちょいのことだった。最初は爆弾テロかなどと騒がれたが、結局は事故だったようだ。


3/18

/デコ展、万年筆/

*「アール=デコと東洋」展 *

3月18日土曜日、ひさびさに1日まるまる休んだ。庭園美術館「アール=デコと東洋」展に行った。ポスターになっていた卓上小物(時計とか水差しとか)が奇麗で期待していたのだが、展示の数としてはポスター(婦人倶楽部とか銀座とか)中心だったので、はぐらかされた感じだ。とはいっても、庭園美術館の建物自体がアール=デコの集大成だから、建物を見るだけで十分面白く、救われる。

帰ろうと電車にのったら、なんと新宿駅にてポイント故障らしく、山の手線外回りが止まっていた。がーん。内回りで東京駅まで出て、そこから中央線快速にのって新宿へ。もどかしい。

*万年筆 *

帰りに紀伊国屋アドホック店にて万年筆を見る。次の書籍のカバーで、Palmデバイスに絡めて使おうと思っていたのだ。Webで事前に調べた物品を確認したら、4万円以上のものは実際にかっこいいが、それ以下のものはけっこう見劣りする。とりあえず、またデザイナーと相談しよう。

この間に、どこかのオヤジがやってきて、店員と話していた。

「ねえねえ、モンブランのブルーはないかしら。明るいやつ。私ね、昔からモンブランを使っていて、その青が気に入ってるの。でも、最近の青はちょっと暗くて、いやなのよ。別の店でインク買ったら、だいぶ違うの。昔ながらの青、ないかしら。」

なぜオネエ言葉なんだろう? オネエというか、ザーマスというか。こういうのが実在するとは思わなかった。万年筆ユーザーに悪い偏見を持ちそうだ。


3/16

/ぐち/

徹夜した。夜は仕事がはかどる。というか、昼は電話引き取りなどの雑事で仕事にならない。

(原稿素読から始めて)まる24時間で32ページ分を整えた。実際には60ページあったのを削って32にした。ページ割り当てが決まっているのだ。削る作業にはなれていないので、けっこう手間取ってしまった。他にもCD-ROM素材を整えたりしたんだから、けっこう働いたと思う。−−しかし、雑誌のひとびとは毎回こんな生活をしてるんだろうか。ツライなあ。

その夕方、作ったデータ100MBをDTP屋さんに渡すため、自分のWinマシンからMacに移す。MacからMOに入れないと、トラブる可能性があるのだ。しかし、Netの調子がおかしいらしいらしく、なんと「推定作業時間 14時間」とかいいやがる。これではデータをDTP屋さんに渡せないではないか! 実際、結局渡せなかった(;_;) これではなぜ徹夜したのかわからーん!


3/13

3/5-23:00(21150:52735)、3/6-18:00(21220:52825)、3/11-10:30(21350:53230)、3/13-01:00(21385:53320)。

/自律動作ロボットとはなんぞや/

今度は猫!? バンダイが自律型コミュニケーションロボットを発表

「本当の意味で人間とコミュニケーションできるロボット」(バンダイの杉浦幸昌会長

BN-1は多彩な動作と感情表現を可能にしている。本体には,人間のジェスチャーを認識する赤外線センサーをはじめ,握手に反応する「肉球センサー」(接触式),ほかのロボットと通信する「光フェロモンセンサー」など8種類のセンサーが内蔵されており,そこからもたらされる情報によって状況を把握し,「サブサンプションエンジン」と呼ばれる人工知能プログラムが行動データベースを参照して動作を決定する。

例えば,ユーザーが手招きすると近づき,「お手」という声に反応して前脚を上げる。上げた脚をユーザーが触れば,両目のLEDで笑った表情を作り出すといったことが可能だ。LEDは「笑う」のほか,「泣く」など50におよぶ感情表現パターンを持っているという。

指示と結果が1対1にしか見えない。むっちゃ固定プログラマブルに聞こえるんだが、それでも「自律」なんだろうか。

−−記憶が正しければ、前に名古屋大学工学部が研究していた「自律動作ロボット」は、「歩く」というただ一つの使命を持っていて、地面の勾配や障害物を自動的に判断して、駆動関節を自律調整して、どんな道でも歩いてみせた。こういうのを自律行動っつーんではないだろうか。

そういえば、AIBOの「自律」ってどういう意味だったんだろう。あんまり気にしたことなかったなあ。この程度だっけ?


3/6

2/28-22:00(20910:52100)、2/29-17:00(21035:52305)、3/5-01:00(21140:52675)、23:00(21150:52735)。

/雑記:プレステ2行列/

*プレステ2行列*

平成12年3月4日(土曜日)がプレステ2の発売日。この日は、方南町のゲームやさんでも行列ができていた。驚いた。

5日(日曜日)に新宿ヨドバシカメラにいったら、ここではまだ行列をやっていた。在庫力が違うね。それでも、予約した人全員には廻らないみたい。すげえなあ>プレステ

*MSセキュリティネタ*

ZdNet。

あとHotWired。

*その他コンピュータ系*

ぜんぶZdNetだ。






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