【自己顕示録】


2002年7月後半


7/30

/雑記:Suicaのかわいいイラスト/

世田谷美術館でミロ展

演劇のための衣装やオブジェの立体作品はないのか。わたしは名古屋でソレを見て、無性に無上に惚れたのだが。

Suicaリリース前に配布されていたパンフレットと同じイラストを見られるWeb

Suicaを無くして悲しむペンギンが可愛い。このパンフは持っていたはずが、私はなくしてしまった。あのかわいいペンギンがもう一度観られるとは。ラッキーだ。


7/29

/ステーキ思い出(なぜか時代口調)/

実は私は、ステーキというものを旨いと思ったことがありもうさん。 薄切りの焼肉は好みでよく食しもうすが、 いわいるステーキというものは、 何度たべても感心するにいたったことがござらぬ。 なぜだか知らぬが、そのような嗜好の舌に育ったということであろうか…


ステーキで感心したのは、この28年の生涯で、たったの2度。

1度目は、幼少のころ、家族で知多のステーキハウスに行った際。 それまでファミレス(厳密には[あさくま])しか知らぬ家族にとって、 その店の値段設定は父の想像を超えており、 メニューを見て父と母が蒼い顔で相談したことを記憶に留めておりもうす。 そのときは、サーロイン180gを4000円で食べたであろうか… 厚切りで小ぶりに整えたサーロイン。 その肉身の柔らかきこと箸で切れるほど。 その肉汁の旨き(あまき)こと口内で溶けるほど。 タレに関しては記憶がござらぬが、 ということは[あさくま]と同じく玉ねぎ醤油のシャリアピンでござろう。

あとにも先にも、これを超える品には出会うことなきまま現在にいたりもうす。 己の稼ぎで口を糊できるようになったあと、 なんどか高価なお店を試しもうしたが、まったくもって好みにあたわず。

2度目は、大学院生のとき、学会で福岡に行きもうしたとき。 帰りに、1日余分に日を持って足を運んだのは福岡市美術館(うろおぼえ)。 ここでダリの大判を見て、その毛筆の運びの細かさに感動したあと、 併設のレストラントにてステーキランチをなにげなく頼みもうした。 そのときは、中がレアで表面のみ強く焼いた、いわいるタタキのような状態で、 それが厚切りで数切れ並べた状態でサーブされもうした。 この焼き方が当時のわたしには珍しかったことと、 合わせて食べたタレが 完全に見知らぬ味わいで、 その2者があいまって なかなかに旅中の至福とあいなりもうした。

そのタレも、いま思えば白味噌と練りゴマになんらかの薬味を加えたもの。 冷しゃぶ や バンバンジーのタレのバリエーションと思っていただいて 大きな間違いはなかろうと思われる。 当時のわたくしの食語彙が貧困なために《脅威の美味》と感じもうしたが、 いまあらためて食すれば《適度な美味》という評価がくだるのではなかろうか。

こうして私は、ステーキの楽しみを知らぬままにこの年齢になりもうした。


いまだ、食べるならば[あさくま]の学生ステーキがbestであると 感じておりもうす。

学生ステーキというのは、名はステーキながら、実態はハンバーグに近きもの。 ごくごく粗くひいた挽肉を、つなぎをあまり使わずに寄せ集め、 食感は出せぬものの肉や脂のうまみはできるだけ提出するという コンセプトの品。わたくし、幼少よりこれが好みで今に至る。 高校生時分にかのお店でアルバイトいたしたが、 その際もまかない(有料)は学生ステーキを指定しもうした。


7/28

/めし土日:天使(てんすー):食神:west wood/

7月28日(日)19:00 中華料理 天使(てんすー)@中野富士見町

中華丼
玉子スープ
揚げ胡麻団子

試そうと思ったお店(方南町に近い中野富士見町圏の中華)が改装のためお休み。途方にくれつつ、中野富士見町駅を新中野のほうに少し越して、街道沿いの目立つ中華屋へ。その名も“てんすー”。

初入店。外に値段表がないので躊躇したが、なかに普通のねーちゃん2人連れ客がいたので大丈夫だろうと踏む。そう広くないお店だが、光る赤を基調に、上品にあつらえた菜館だ。

(余談:さいしょは、きれいなお姉ちゃんがいて、同席してお金を取られるお店だったらどうしようかとビビっておりました。なんせ天使なんで。)

中華丼(什景絵飯)は、平皿に盛られて出てきた。薄く敷いたご飯の上に、飴色に光るあんかけとともに、きくらげ・薄切りニンジン・たけのこ・うずら卵・豚肉・中華ハム・イカなど多種多様の具材が。まさに什景絵の名にふさわしい眺め。香りも豊か。味の濃さも私好み。これでもくどくなく仕上がっているので、かなり良質だと思う。

玉子スープは、溶き卵汁ではなくて、中華スープの中にチンゲンサイ・卵炒め・春雨を泳がせたもの。清い口当たり。ちょうどよい組み合わせだった。

座った席からは厨房がよく見える。次から次へと料理をこなしていくが、出てくるものがどれもこれも美味しそう。餃子の皮の焦げ具合。エビチリの濃い赤。炒飯の米のピンとした立ちよう。ブロッコリ+ホタテ炒めの醤の香り。たまらん。

満腹にもかかわらず、くやしいので胡麻団子を追加。大ぶりのお団子で、表面の薄い層だけ見事にカリカリに揚げてある。内側にモチモチの層があり、中央に胡麻餡。余分な甘みは極力押さえ、胡麻の風味に集中した味。ひさびさに良質なデザート点心食べたなぁ。

正直なところ、食べすぎで胃痛(涙)。でも合計たかだか2047円。次は大人数で来て、いろんなものを少しずつ食べよう。

7月28日(日)13:00 玲瓏

ソーセージ2種 粒マスタードとマッシュポテト添え
トマトとカブのレタスのサラダ オリーブ添え
パン2種*2
グレープフルーツ
カフェオレ

今日は食事が3種類あった。上記セットと、ハッシュドビーフ、ビーフカレー。ハッシュドビーフは常時給仕可能食事となるもよう。

だが玲瓏はやはりソーセージとパンが美味いよ。


11:45に入って、1時間以上居座ってしまった。[古代出雲帝国の謎]読書中。食神のくだりを読んでいた。食神=騎馬民族の典型として現れる《食べつくす》荒ぶる神。天孫(天津神)には好戦的なものが多く(アマテラスにせよスサノオにせよ)、部下に食神を従える。五穀豊穣の神が豊穣を司る理由が《神自身が食べるため》(貢がせるため)だとは知らなかった。ついでながら、アマテラスが男なのに途中で女に転位したのも初めて知った。

(余談:国津神は農耕神。オオクニヌシやスクナヒコ。日本により古くからいた民族。天津神は、それを狙ってやってきた騎馬民族。海の向こう(朝鮮)から来た侵略者であり、いまの日本の支配者だ。)

本書は民俗芸能の専門家が記したもので、伝承芸能の視点から日本古代の民族の入り混じりや侵略関係を考察する。私は理系なので、こういう証拠証明不十分のものを論とは認めがたいのだが…読み物としては面白い。雑学付くし。

さて、食神といえばシャウ=シンチー(少林サッカー主演+監督)のグルメ映画だ。[美味しんぼ]を下敷きに作ったという。見たいなあ。

7月27日(土)19:30 萬蔵そば 尾張屋@中野坂上

あたたかいキツネそば 生卵入れ
芝エビの唐揚げ

エビしんじょ だと思って注文したですよ。メニューよく見てなかった。唐揚げという名前だが、衣があるわけではない。姿のままさっと揚げて、塩を掛けたもの。パリっとした触感が美味しいし、塩の刺激がコントラストとなって甘いキツネを引き立てますな。ちょっと嬉しい誤算。

続いていつもどおりマンガ喫茶。2週分のヤンジャン+モーニング+スピリッツを。[オメガトライブ]がこの5週ほど面白い。最初は実につまらんマンガだったが…

7月27日(土)16:00 喫茶west wood@方南町

カフェラテ(あえてエスプレッソじゃないコーヒーを依頼)
シフォンケーキ(生クリームとブルーベリー添え)

明るい店内、木の机と椅子。いつもにこやかな細身の店長と、奥さんらしき2人。たいてい近所の奥様がたやらオバアサンやら女子高生やらがいる、とてもファミリアなお店。店前には、店長やらお客やらの犬がつながれていることが多い。

ここはサイフォンを使わない。店長が丁寧に数種の器具を用いてドリップしている。見ていて楽しい。

コーヒー屋なのにいつも紅茶なのは悪いと思い、カフェオレを依頼。ところがカフェオレはメニューにない。のでカフェラテから少し歩み寄ってもらう。濃くなくしてもらったのだが、でもまだ胃に痛い。やっぱ今後も紅茶屋として利用させてもらおう。ごめんね>マスター

今日のBGMはbeachboys。[little douce coupe][sool john b][god only know]と好みが連発して嬉しい。最近でたというbrain自選bestかな? このあとは[good vibration][不明][kokomo]。この2曲はどうも好きになれない。

7月27日(土)13:00 れんがはうす喰@方南町

ハラミ定食
セット:ほうれん草のおひたし キムチ ごはん しいたけの味噌汁 千切りキャベツとマッシュポテトのサラダ
サービス:杏仁豆腐

土曜日でもランチやっているとは思わなかった。散歩はしてみるものだな。

炭火でない焼肉。肉はほどほどに血くささが残っていて、それもまた焼肉っぽくてよい。逆に、つけダレの味しかしないほど元が分からないのに比べたらgoodか。

キムチが自家製の浅漬けで美味しい。マッシュポテトにはなにかドレッシングがかかっており、ほのかに甘みがあって面白い。


7/27

/minolta DiMAGE F100購入/

*ことのおこり*

ずっとCamedia D-460Zoomを使い、多くのネコ写真を撮り、満足していた。が、時代とともに機動性の悪さやサイズが気になるようになり、またカメラのいろいろを覚えると完全オートonlyなのにもちょっと不満を感じるようになる。

2002年冒頭、DiMAGE Xという極薄カメラが発売された。縦にレンズを入れ込んで光学ズームを実現するというアイディアに脱帽。と思っていたら、春にはExilimというバケものが。固定焦点と割り切ることで、脅威の薄さ+小ささを実現。でもちゃんと液晶付き。追ってソニーがCyberShot Uという小型を発表するが、これは慌てて作ったのがバレバレの醜い商品だった。

追記2003年6月8日:なんでこんなにCyber-shot Uを悪く書いているのだろう。われながら不思議だ。)

さて、何か欲しい。でも決定打に掛ける。と、わたしは7月頭からずーーっと悩んでいたのだった。

*exilimの美点と難点*

店頭でexilimを見れば分かるが、あのサイズには華がある。名刺程度のサイズで、しかもトイデジカメよりも薄く、ちゃんとした絵が写る。impress watchでスタパ斉藤が「見れば惚れる」と豪語したとおりだった。持っていて嬉しいカメラだ。

Exilimは、サイズだけでなく、起動や撮影のすばやさも売りだ。起動は1秒程度。撮影も一瞬。データサイズも小さいし、固定焦点だからAFのような真似をしないので、ほんとに速いのだ。

基本的には《出会い頭にネコを撮る》という私の目的に合致する。問題はない。しかも愛らしい。

購入しなかった理由は1つだけ。マクロ撮影できないから。exilimeは1mで焦点固定。これはネコには遠い。もし、2モード切り替えで、マクロ時は手前20cmに固定という仕様だったら、迷わず買っただろう。

現状で満足して買ってもよかった。だが、1年も待てば欲求を満たすものが出るかもしれない。たとえば、このlet's note light2を見よ。2年前に描いた夢のノートPCがここにある。待てば出るものだ。

*検討機種:coolpix*

だが、exilimを「買わない」と結論を出すまで、2週間迷った。ほぼ毎週末に新宿ヨドバシに足を運んだ。

決断できたのは、7月21日(日)に さくらや でnikon coolpix885を見つけたためだ。グリップ容易、サイズ手ごろ。プリセットモード多彩でポートレイト・夜景・美術館内まで対応。マクロ4cmまで! それもそのはず、定価は9万。だが実売が49,800円まで降りている。さらに1クラス下の775ならば39,800円。

だが、775にはマニュアル露出モードがないので却下。どうせなら、絞りを開きまくって背景をボカすような撮影をしてみたいのだ。885でも可能だが、完全オートかマニュアルしか選べず、A/S/M(絞り優先オート/シャッター優先オート/マニュアル)の切り替えはない。そのための操作体系も気に食わず、またcamediaとのボタン配置の差に戸惑いも大きく、購入を断念した。

だが、いまでもマクロ撮影ならば885がよいと感じる。店頭で試した[クローズアップモード]の印象は強烈だ。被写体群のなかのもっとも手前のものに強制的にピントを合わせ、背景を徹底してボカす。ケーブル1本でもあれば、そこにフォーカスがゆく。わざと指を入れてそこにロックし、その後に像をとれば面白い。これでネコ撮ると楽しいだろうなあ。

余談:7月23日〜27日の間、ほぼ毎日20:30〜21:30に新宿のカメラ屋にいた。同じこと何度も何度も繰り返し試した。私は優柔不断なので、そうしないと決断をくだせない。店員さん、ごめんなさい。)

*検討機種:camedia*

同じ値段クラスのCamediaを探す。C-3100ZC-720UZがそれに当たると思うが、これは筐体がデカい。それに720はUltraZoomのために光学ファインダーがない。C-40Zならば機能OKだし操作もgoodだが、まだ6万台。C-2Zでは今のD-460Zから乗り換える旨みがない。

ちゃんと撮影したければ、C-3100ZやC-4040Zを選べばいい。だが、ネコ撮影には小さなものが必要だ。見送り。

*邂逅:DiMAGE F100*

などとウロウロしている間に、7月25日(木)にさくらやでDiMAGE F100と邂逅。いままでヨドバシでばかり見ていたので目に入らなかった。そもそも、coolpixもヨドバシにいたころは目に入らなかった。

このF100のフォーカス自動追随機能に感動。液晶のそこかしこにactiveなインジケータが多数あり、被写像の変化に応じてdynamicに値を測定。フォーカスロックを掛けると小さな四角がスポットされ、その後はカメラ位置を動かしたり被写体が動いたりしても、そのロック四角が被写体を追いかける。かっこいー。メカものSFXで見るような気分。

A/S/Mモードもそれぞれ使いやすい。操作体系がgoodなのもあるが、なによりも液晶上のインジケータが《自分とカメラがいま何をしているか》を教えてくれるのが大きいだろう。像のボケぐあいシャープぐあいも、液晶上できれいに分かる。快感だ。いわいるデジカメじゃなくて“デジタル制御のカメラ”を触るという快感。

実は値段が6万台と高いのだが、こうなると魅力の勝ちだ。形状が棒状でグリップに信頼がなさそうなわりには、意外にもすっきり持てるのも好感触。ボタン配置も支障ないし、なによりもAFシャッター半押しの感覚がひじょうに体に合うのだ。惚れた。

:数値インジケータは、coolpix885にもC-40Zoomにもある。が、そのことには土曜日にメモリーカードを挿して動かすまで気づけなかった。だって、カードないと表示されないんだもの。なんでそんな仕様なんだろ。)

*7月27日(土)18:30 bic cameraでdimage f100を*

新宿ハルクのbicでいろいろ試す。実はいまどきのデジカメは、ちゃんとメモリーカードが入った状態ではないと機能が有効にならないと いまさら知る。coolpix885とcamedia C-40Zoomの各機能を改めて試す。けっこういいじゃないか>885。だが、どうしても操作体系が自分に噛み合わないので、悩んだあげくdimage f100に落ち着く。

値段だが…実は[さくらや]は64800円 - 3000円(期間限定)。ヨドバシは69800円 - 3000円(チラシ持参の場合)。bicは64800円。ヨドバシは高いし、店舗比較で商品ディスプレイも商品状態も一番悪いことが判明したので、今回は除去。店頭で一番イジらせてもらったのは さくらや なので仁義を通したかったが、ポイント還元の利用融通に難があるのでSTOP。

:ポイントでMIDIキーボードを買おうと思うが、ヨドバシとbicにはMIDI機器があるのに、さくらやにはないのだ。)

bicの店員さんに「実は さくらやさんは期間限定3000円引きなんだけど、御社はまからん?」と切り出す。すると店員さんは黙ってお辞儀し、向こう側の看板を指差した。「期間限定 6万以上のカメラ全品3000円引きセール中」。ならばまったく問題はない。というわけで61800円+税でgetです。

*とりあえず撮影サンプル*

以下、撮影例+今日買った小物紹介。どちらも方南町の怪しい小物屋koko houseにて。

(1)nightmare before cristmassの棺桶:

絵柄はjackとzero。細身が素敵よ。ただの棺桶オブジェかと思いきや、ガム(噛むやつ)を1枚ずつ取り出す仕掛けのおもちゃだった。

ちゃんと厚みのあるものなのだが、夜に室内照明+スピードフラッシュでシャッター速度を速くして、モノの絵柄を集中して写してみた。必然はない。やってみたかっただけ。

(2)クレヨンしんちゃん+ひまわり のソフビ人形(小)キーホルダー:

しんちゃんの背中にはシロもいるが、いまいちかわいくなくて残念。モノとしては、《しんちゃんがヒマの頭にアゴを乗せてノビている図 ヒマの嫌そうな表情がgood》な貯金箱もあったが、2人を同時にかわいく見る構図がないので却下した。…つまり、あらかじめ写真で人に見せることを前提に購入した。

撮影はポートレートmodeで適当に数枚撮影したものの1つを選んだだけ。マクロではない。で、背景が適度にボケる程度に絞りを開放している。そういう単純なことが嬉しい。

(3)陶器の小物 mike:

小さく、白く光る。蛍光灯の電源ヒモのアクセサリーなので、宙ぶらりんでフラフラゆれている。しかも室内の壁は白。むちゃくちゃ過酷な条件。D-460Zoomでは、何度試みても失敗だった。−−なお、撮れないのはウデが足りないせいもある。

これを各種モードで撮影。結果、マクロ+スピードライト+速シャッターのものがこういう結果。ウデがなくても機械がサポートしてくれる。感動。

さて、明日はネコと花を探しにいこう

余談:F100への疑問:マクロモードでは望遠側でズーム固定になるのはなぜなのか。それは割り切り設計なのか? 事実上、ポートレートモード望遠側で50cmまで寄れるから、それでマクロ広角のような絵になるかもしれんが…)

注意:上記の各種評価は、非常に私的なものであり、一般論ではない。)


(追記:8月19日)

20:30ごろ、ひさびさに新宿ヨドバシへ。ふとみると、Canon PowerShot A30/40が安さの割に機能十分で、希望に適ったカメラであることを発見した。デカイけど。同S30/40もなかなか。グリップ悪いけど。

買ったf100には満足しているが、なんでこのシリーズは検討対象にしなかったんだろ>当時の自分。小ささでf100か値段でA30か、ってのはよい命題だったと思うのだが。



7/26

/めし平日/

今週はデジカメ買いたいモードで、ほぼ毎日晩飯後に新宿のカメラ屋にいた。ので徒歩帰宅率も高し。

7月26日(金)13:30 目黒ちゃぶだい

金目だいの粕漬け焼き
つけもの 卵焼き キムチのせ奴 コールスローにブロッコリのせ ご飯 味噌汁

風邪で胃腸がおかしく吐き気もある。が、何か食べねばいけない。スープもののお店を考えたが、目黒駅周辺では思いつかず。けっきょく美味しい定食にした。

風邪のためか、いつもより味を濃く感じる。キムチは薄味で美味しかったが、あとのことを考えて あまり食べないようにした。を噛むのに疲労を感じる。午後、仕事になるかねえ。

7月26日(金)03:00 夜食

日清 こうどん(刻みアゲ)

暑すぎる。寝付けない。風邪で昼に寝ていたのも関係してはいるだろうが、ここまで寝付けないのは久しぶり。空腹が襲って気持ち悪くなってきたので、先日購入した“こうどん”を。生タイプ。湯切りしたあと、指定の2/3程度の湯で加薬を戻す。さらに醤油をすこし垂らす。薄味のを買ったのに、わざわざ濃くして食べる。

食べて、こうしてキーボードを打っていたら眠気が出てきた。効果はあるものだな。次のために、なにかクッキーでも買って常備しておくようにしよう。

7月25日(木)20:30 スパゲティnonno@中野富士見町

ミネストローネ
アサリとシメジのスパゲティ ガーリック風味

坂上の[萬蔵そば]でキツネを食べるつもりが、木曜日は定休だった。困って移動。以前にimmrさんが進めていたスパゲティ専門店。

量を知らずに頼んだので、その大量さに参った。ミネストローネは野菜多数なのはいいが、いくつか筋張った茎が混ざっていて困る。体調よければOKなのかなあ。

スパゲティは、オリーブオイルにガーリックのものを勝手に想像していたが、出たのは煮汁ベースのガーリック添えだった。味が散漫…というか、私の体調の問題なんだろうなあ。

自分を無視した食事にしてしまい、ちいとも美味しくない。そして1830円も取られる。悲しい。なんか今週はうまくいかない日ばかりだなあ。

7月25日(木)13:00 魚料理 十八番@方南町

銀だら照り焼き定食
セット:大根おろしにジャゴ つけもの 豆腐となめこの味噌汁 ごはん

風邪で休む。昨晩の雨散歩が効いたのか、それとも今朝の冷え込みか。こんなに涼しいとは思わなかったので、ランニングシャツとタオルケットだけで寝てしまったので。普段は私は寒気のある症状なのですが、今回は暖気(というのかな?) 体も頭もボーっとします。力入らず。

お魚は、さっぱりサラっとした甘いタレで焼いてある。銀だら本来の甘みと合わさってgood。大根おろしで脂は飛ばせるし。

ところで、愛知県でブリ照り焼きを食べると、たいていはドロっとしたタレだ。あまり気にしていなかったが、これは魚の違いか地方の違いか?

7月24日(水)21:00 中華 シェシェ

シウマイ(3つ)
エビとニラの卵炒め
ミニミニごはん
サービス:たんたん麺のスープ小

夜に1人で酒を飲まずに入るお店じゃないなあ。2620円也。


新宿ヨドバシで連日のデジカメチェック。9:40閉店。ポツポツと軽い雨の中、方南通りと通ってまっすぐ徒歩帰路。南台の交差点のあたりでザーザーぶりになり、約15分はずぶぬれ。失敗。10:30帰宅。

はっきりと確認できた。この経路は近い。が、景色などに面白みなし。青梅街道〜中野坂上経由は遠いが、こちらのほうが面白い。神田川あるし。

7月24日(水)13:00 韓国家庭料理 味楽庵

ビビンパ(焼いてないもの)
ジャガイモと豚肉の辛煮
ごはん 味噌汁
アイスコーヒー

ひさびさに普通に開店していた。

たしか「カルビ饅頭」なるメニューがあったと思ってお母さんに確認するが、 そんなものはないという。 メニュー(外にあるのと中にあるので違う)の両方を確認すると、 「カルビ饂飩」であった。まんじゅう。うどん。ぜんぜん違うな…

アイスコーヒーはお母さんからのサービス。 濃くて苦いものをベースに、すこしシロップが混ぜてある。 けっこう爽やか。美味しいアイスコーヒーなぞ飲んだのは何年ぶりだろう… (コーヒー苦手なので、普段飲みません。  ランチについてくるアイスコーヒーってたいてい薄くて不味いし。)


14:15、おやつとしてフィナンシェ。フォートナムのroyal brend tea。これ が最後の一杯で、明日からはtwiningに変更(費用対効果to私の舌)。

7月23日(火)21:00 こんぴら茶屋

牛カレーうどん

それほど食欲が無いので、軽くキツネでも食べようと入店。 が、先客が食べているカレーうどんの香りが強烈。 この店はカレーうどん自慢でもあるので、試してみる。

だいぶん粘土の高い、濃いカレー。 適度に出し汁で割ってあり、風味はカツオでまろやか。 刻んだネギも香ばしい。甘辛く煮た牛肉と絡めて麺を食す。 カレーとしてもうどんとしても、けっこういいんじゃないのかな。

ただ、変な欲求かもしれないが、カレーうどんは もうすこし薄いものであっ て欲しい。


7月23日(火)13:00 割烹 九重

銀だら西京焼き
セット:ホウレンソウとベーコンの炒め合え 白菜つけもの しじみとミツバの味噌汁 ごはん

2度目。2度とも驚くほど美味い。魚の身と脂の甘味に感心。ちと量が少ないのだが、ならば[和定食](1500円)で刺身から茶碗蒸から食べるべきなのだろうな。

7月22日(月)21:00 ひさびさ果実園

カルボナーラ
セット:サラダ 完熟メロン パイナップル 巨峰

今日は大きいメロンなのに完熟だった! お皿に汁がたくさんこぼれたが、パインや巨峰がそれと絡んで、味わいの幅が増す。感涙。

7月22日(月)13:00 うり坊@新宿

鳥そぼろと錦糸玉子のどんぶり
たぬきうどん(小)

お目当ての「鴨すき焼き煮込みうどん」はランチから消えていた(涙)食後は書店チェック。


7/23

/雑記:歴代のマシン名/

*歴代のマシン名*

(7月23日(火)23:00)

わたしは歴代のPC/ATマシンのnetwork nameを、[クレヨンしんちゃん]キャ ラ名にしている。think-chan、himawari、neneときて、こんどはonigiriにした。マサオくんです。

hiroshiは社内に数人いるので、ヤバくて付けられない。misaeは…guriguriにするか? 

まあ、まだ当分は名前には困らないな。

*WinXPとUA-30*

そのonigiri/WinXPにしてからUA-30の調子が変。音がガリガリと跳ぶ。録音時にも跳ぶ。 ローランド指定のWinUpdateを掛けても直らない。使用電圧が450mWと高いので、 その辺が原因かと思っていたのだが…

偶然、MediaPlayerでビデオ再生中に音楽mp3を鳴らし、音楽のみUA-30経由で 聴いていた。そしたら音が跳ばない。いろいろ状態を変えて実験したところ、 CPU稼働率が高い場合のみ正常に稼動するようだ。ふつう逆でないかね?(CPU負荷が高いと動作不安定になるもんじゃいのかね?)

*藤子F不二雄のSF短編集*

(7月23日(火)14:30)

中公から小学館に版権が戻ったらしい。 小学館から、愛蔵版の全集1〜8と、 文庫で「少年SF短編集」「異色短編集」が出ていた。

タイトル一覧と、それの短い解説を読んでいるだけで、 なんかこうグっとくるなあ。 わたし、藤子不二雄はFもAもたいして好きでないはずなのだが。

ミノタウルスと、カンビュセスと、[イヤなイヤなイヤなヤツ]を読みたい。短編集の1+3か、愛蔵版1ですな。

7/21

/めし金土日:夏バテ/

金曜から有給休暇。簡易な夏休みその1。

7月21日(日)18:30 ヴィド=フランス@中野坂上

カルツォーネ
チョコ入りクロワッサン
ホットミルク

はやい時間なので間に合わせ系。クロワッサンのチョコが変にべったり甘くて残念。カルツォーネはトマトの汁がほどほどに美味しい。

そのまま19時から23時までマンガ喫茶。2週前の7誌+今週の少年4誌。われながら自分の人生を捨てるかのようなスケジュールを組んでしまった。冷房負けで肩こりも酷いし、そうなるとマンガも面白くないし。酷く反省。月曜日も休暇にしたいなあ。

帰り、小腹が好いているので[小さなおうどん]を買う。が、信念によって食べず。なら買わなきゃいいのに。われながら精神崩壊中。

この週はWebの本更新はなし。人生悔やむことばかりだ。暑さで夏バテですべてが変な感じ。

7月21日(日)17:00 英国屋倶楽部@新宿

セイロン茶

…と注文したのだが、まちがえてアップルティーが出た模様。きっつい香りあり。落ち着かず。気分悪い。

ヨドバシをウロチョロ。USBのMIDIインターフェースとaudioインターフェースの値段を確認。安いものでも、合わせると1万以上。いいのだと2万以上。うーん。MIDIキーボードが27900円。ちなみにデジカメexilimが29800円。悩みを重ね、けっきょく何も買わず。

7月20日(土)19:00 季節行事@丼自慢 笹陣

うなぎ丼

新宿駅とくっついた食事コーナーにて。 ちぃとも美味しくないのだが。とにかく腹へったので。

erkさんは マグロカツの卵とじ丼。 少しもらったが、こちらは卵ふっくらで それなりに美味しい。

帰りにヨドバシでキーボードを買いなおして帰宅。 サイバーショットUを見たが、まったく愛着覚えず。やっぱ買うならexilimか…

7月20日(土)17:00 喫茶 フルーツパーラー西村系列“メロン”@大森

すいかジュース

erkさんに連れられ、大森海浜“しながわ水族館”に行く

帰りにJR大森駅まで歩き、そこで喫茶。 スイカあまくて美味しい。 メニューの説明によると、ストレスとむくみに効くそうな。

7月20日(土)12:00 玲瓏

ハッシュドビーフライス
セット:ポテトとトマトとレタスのサラダ カフェオレ

このお店でライスははじめて。

名前はハヤシライスだが、 実際には冷やしたボロネーズソースを 暖かいご飯に掛けたもの。すこしクリームも流し入れる。 さっぱりした口あたりだが、実際には濃厚な甘みだろうと思う。

なお、ママさんが「ご飯(の量を加減して増やしましたが)、足りましたか?」と確認にきた。 いつもすいません…

7月19日(金)19:30 川口そごう ソバ よし田

鳥の唐揚げ
せいろそば 胡麻味噌だれ

川口の書泉ブックドームよりの帰り道。腹が減ったので手近で気軽に。こういう店なので旨いわけではないが、別に文句はない。


帰りに、グラスなどの小物フロアを見物。“沖縄びいどろ”と銘打った透明グラス、色の変化がきれい。金魚をかたどった灰皿があり、これが安いくせにデカクて目立つ。ふらふら歩いていると、竹皮でコートして作ったフクロウの小物がかわいい。

フロアの脇にバカラのショップを発見。ひやかしに寄ると、隣がラリックのお店。こちらは“いかにもルネ=ラリック”なデザインで、植物の葉や貝シェルなど馴染みのモチーフが多くてうれしい。パネル状(看板がわり?)のものでは、メインが人の顔で、髪飾りがアザミなどの野花のものが。実用性ないあたりがいいねえ。−−ちなみにすべて透明ガラス。

さらにフラフラすると、昼に“凡”で見た紺濃淡バラのカップを発見。1つ7000円。

7月19日(金)15:00 喫茶 凡@新宿

みるくこーひー(温)
ティーシフォン

コーヒーはいつもどおり適切な甘みと渋みのバランスでいうことなし。

ケーキははじめて。シフォン。生地が無性にふわふわ。クリームも恐ろしく軽い。手にも口にも重さを感じない。微妙にオレンジの香りが混ぜてある。わたしはオレンジ苦手なのだが、これはイケた。

カップの柄が、一般的な紺での波模様に加えて、大きな黄色の円が3つ。その中に、白いウサギが3様に描かれている。和のかわいいテイスト。シッポが丸く小さく収まっていてかわいい。

このお店は、店主の趣味でカップ(和洋それぞれの磁気)を集めており、棚に無数飾られている。紺の濃淡を生かしてバラを大きく描いたものが気に入った。

7月19日(金)13:00 小さなぱぁす@方南町

ミネストローネ(タマネギとキャベツとニンジンとトマト:具の少ないsimpleなもの)
サンドイッチ(小さいのが4つ)
カフェオレ

小さなファミリアなお店。基本的には常連のOLやオバアサンばかり。お店に入るなりママさんと世間話をし、注文をしないうちにランチセットが運ばれるのが普通。私は4度目。なんとなく顔は分かるようだが、月に1度も来ない(有給で休んだ日しか来ない)ので、そこまでの扱いにはならず。

味は、うまいかと問われれば並と答える。がランチ650円は安いし、どの日もスープが基本なのがよそと違って面白い。ただ、量は少ないかな…

カフェオレ。渋みが多かったので、ごくごく小さな砂糖カタマリを入れたら、今度は酸味が前面に出てしまった。いじらず飲むほうが美味しかったな。


ご飯、足りない。13:30に精肉屋さんでアスパラ肉まきフライとカニコロッケミニを買い、インスタントのお吸い物とともに食す。


7/20

/しながわ水族館[毒をもつ生きもの]展+レプリカメ/

w/erkさん

erkさんはなかなかの水族館マニアなので、連れて行かれた。私としても、このタイトルはgoodだった。名前は「しながわ」だが、最寄り駅は大森海浜。地図を見て、品川駅は港区で、目黒駅は品川区だと知る。余計な豆知識。

*全体に*

中身は、個人的には不評。いまのところ池袋サンシャイン水族館が広すぎず込みすぎず、展示バラエティもあって一番好きかな。

それでも目に付いた点をちゃんとあげよう。

*特筆点*

前半(1F)と後半(B1F)をつなぐ部分に、大きな水槽がある。中空トンネルが用意されていて、これによって中からも上からも下からも眺められる。中には、各種のサメやらクエやらカメやらといった大型のものが多数泳いでいる。

このパートに。驚いたことに模造亀(レプリカメ)がいるのだ。かめくん、こんなところで働いているとは!

説明パネルによると、この亀は設置のコントローラーで自由に動かすことができる。人間の指示によって、水槽中をノロノロと遊泳する。目がカメラになっていて、脇にあるモニターセットにただいまの眼前の光景が映し出される…というわけだ。メカメラ。うーむ。興奮。

その脇は、入れないエレベータがある。階数表示部分がフロア名ではなくて、「-100m」「-150m」「-200m」とある。なんだか分からないが、実に興奮。

*みやげものコーナー*

グッズ多数。スナメリクジラの小さな陶器細工に惚れかけたが、なんとなく踏みとどまった。ガラス細工ならば買っていただろう。

*併設の公園*

池付き、ランニングコース付きの中くらいの公園。子供が池に足を突っ込んでハシャいでいる。暑いからなあ。池内には《釣り禁止》の札を載せたミニボートがプワプワ浮いている。

遠くに、白鷺(?)1羽と黒雁(?)2羽。erkさんがCamedia C-700UltraZoomで撮影した。光学10倍ズームは伊達じゃない。

私は、芝生で寝ていたネコを撮影。どこにいっても行動は同じ。起こさないように離れて撮ったため、写真としてはイマイチかな。

(余談:この後 新カメラを買ったため、これがCamedia D-460zoomでの最後の撮影となる。)

こまかいことおよび写真は次更新時。


7/19

/書泉ブックドーム@川口:ますむらひろし版(ねこマンガ版)[銀河鉄道の夜]: オイラー:蒲鉾年鑑/

場所を調べずに、ぶっつけ本番でJR川口駅へ。構内の地図にブックタワーがないので「西川口駅か?」と焦るが、ちゃんとあった。東京駅(日本橋)丸善クラスのサイズで、所蔵趣味が書泉。−−でも、偏りかたは神保の書泉グランデほどではないかな。

15時着。19時まで見物。

*絵本コーナー*
ますむらひろし版(ねこマンガ版)[銀河鉄道の夜]:

宮沢賢治童話集]からのよりぬき。原作の最終原稿版とプロトタイプ版、それぞれを原作にした2種のマンガを収録。ストーリーとしてもコマ割としても、プロト版のほうがよくできている。冒頭からジョバンニの悲しみが丁寧に描かれ、痛く心に突き刺さる。旅の途中でも、嫉妬や所有欲や反省が渾然と絡み合いつつ、少しずつ前向きに幸せになろうとする姿が、読んでいて切ない。長い物語を超えて、左ページ最終コマ。「でも僕たち、いっしょに(旅を続けて)いこうね」 次ページをめくると、そこには1pまるまるを使って《座席で1人ぼっちのジョバンニ》が。はじめて読んだとき(16歳か)も今も、このページを見ると涙ぐんでしまう。

ただ、プロト版ではカンパネルラが「死んだ」とは明示されないのがストーリー上の難点か。

ココ ゴリラとネコのおはなし]:

手話を使いこなすゴリラ“ココ”の写真集。作り物めいた中身だが、ネコ“まんまるボール”をいつくしむときのココの至福の表情が、見ていて幸福感あふれる。

キャッツ]:

例のミュージカルの原作(ネコを素材にした短編集)を、エロール=ル=カインが絵にしたもの。海賊ネコが、官能的メスネコにだまされて、シャムネコに囲まれて酷い目に合うものなど。絵もストーリーもテンポがよくて素敵だ。


(追記:7月23日(火)13:30)

エロール・ル・カイン特集(ぽるぷ出版)。画像は、こちらの[挿絵のきれいな本](個人さん)のほうがキレイ。

ちいとも知りませんでしたが、さくらももこ[憧れのまほうつかい]もエロールの話なんですな


*数学コーナー*

各種の大学教科書のような硬い本に萌える。わけもなくテイラー展開やフーリエ解析の本でも買ってしまいたい気分。

オイラーの伝記の帯、ラプラスやガロアが「数学のすべてがそこにある」とまで語る。強烈。だが、オイラーの各種数式を見てもぜんぜん理解できない。ラグランジュ方程式にも噛んでいるようで、そっちはやった気がする。

伝記ではなくて、文庫本サイズでオイラーの勉強をする本がある。サブタイトルが「eiπ = -1とはどういう意味か」。 なるほど、この式を見て萌えない数学者はいないだろうな。−−ファインマン先生いわく、「this is our jewel.」

フーリエ級数てーのがなんだったのか、7年ぶりくらいに勉強する。そうそう、振動の級数表記でしたな。テイラー展開、ベッセル関数、フーリエ級数。


(追記:7月23日(火)13:30)

オイラーの公式の使い方

実際の式は「eiΘ = cosΘ - isinΘ」。周期関数であるsin()とcos()が、虚数を通じて自然定数と結びつく。美味。


*化学〜技術コーナー*

箱入りの馬鹿でかい資料本がたくさんあって萌える。溶剤関係のもので、A4サイズで1000ppを超える巨大本があるのだが、その書名が[溶剤ポケットブック]。なんのことやら>ポケット

資料のなかでは、[蒲鉾年鑑 平成13年度版 かまぼこ新聞連載より][ハム・ソーセージ年鑑]がすばらしい。A5で300ppくらいか。表紙の紙質(紺地の和紙漉き混ぜ)および金字のロゴに惚れ惚れ。

イオンポンプやら光の性質やらのタイトルを見る。実は私は光子を実感できないばかりか、熱力学すらうまく扱えなかった。分子式も覚えられない。単語の魅惑はとても好きなのだが…ついていけなかった。純粋数学も応用数学もやれたのだが、科学計算や物理計算・物理理論はからっきしだった。無念。

水のリサイクル]というタイトルがあるが、これも啓蒙書ではなく技術書。濾過装置などの設計・運用・理論・実際。図版の平面割の手書き製図に萌える。懐かしい味。組版のせいか、図版のせいか、内容のせいか。−−実際、わたしは森林学が専門のため、そういう分野の本も読んだのだ。

工学の本も読みたかったが、棚を見つけられなかった。CADの本はいっぱいあったが…

*買ったもの*

J.P.ホーガン[ガニメデの優しい巨人]。この「優しい巨人」という単語だけで魅惑たっぷり。しかも、それが[星を継ぐもの]の続きであればなおさらだ。

冒険者たち](ガンバと15匹の冒険)。






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