ふとみると，弟が実家に帰ってきていた。弟は結婚を機に，自動車で40分ほどの距離に住んでいて，現在めいっこが1人いる。1歳半。

そんな弟が，デジタルサイネージというかフォトフレームがわりにMacintoshを持ってきたようだ。それも漢字Talk時代の一体型。どこからそんなものを発掘したのだろう。

持ってくるのは構わないが，スペースの都合なのか，私の部屋のこのPCを覆い隠すように置いていった。それは困るなあ，とか思っていたら，弟がいう。

「昼前に帰っちゃうから。母さんには伝言メモを残しておいた。」

それで弟は消える。Macのスクリーンセーバーが姪っ子の写真を放映している。しかし邪魔だ。別の場所に動かさねばならぬ。でもこのMacは重たい。気合を入れねば。

ふと自分のPCを見ると，自動的にメールソフトが起動してメール作成画面が開いて本文が入力されて，あとはToアドレスを書き入れればよいようになっている。すわウイルスか，と焦ったが，ウイルスなら無言でメールを大量にばらまいているだろう。たぶんMacがキーボードを押しているのだ。ますます場所を変えねばならぬ。

---

突然夢が変わる。手元に見知らぬ少女マンガが数冊。弟がおいていったのか，父親が買ってきたのか。ようわからんが，これがまた面白いのだ。

続きを読みたくなって作家名をチェックするが，見知らぬ作家さんで名前を覚えられない。

それでもマンガがたくさんある場所に行けば大丈夫だろうと，夢内金山駅の喫茶店にワープする。ここはモーニングがバイキング制で，スクランブルエッグやらベーコンエッグやらハンバーグエッグやら，なんか炒り卵ばっかりだが取り放題で550円のお店。愛知の喫茶店らしくマンガ書架も充実している。お気に入りの一店である。

さて入ろうと思ったのだが，小用をもよおした。店外のトイレに入るが，男女共用のトイレで，それでも男性の小用は個室ではなく男性の小用むきだしの状態。けっこう女性客がいるタイミングで，いま小用をなすのは恥ずかしいなあ，と思う。

それで我慢したまま喫茶店に入って，分厚い少女月刊誌を読み漁る…つもりが，1冊も読破できないまま尿意だけが膨らんでいき，内容が頭に入ってこない。

「これはだめだ」とあきらめて，夢から覚めて起きてトイレ行ってきた。そしてこの日記をつけるのである。