【ネコとか唄とかそんなもの。】

2006年04月 01-10日

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2006年04月01日(土)

04/01●夢:トロトロの角煮

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総菜屋の店頭実演販売。デブで気のよさそうなおっちゃんとおばちゃんが、いい香りをぷんぷんさせながら、目の前で角煮を煮ている(脂を落としている)。

「次の仕上がりまでは30分」

いいよ待つよ。コロッケなど買い込んで食べて待つことに。


待ってる間に目が覚めた。04:30。くっそう。今日はどっかで角煮を食べなきゃ。

4月も1日からいい夢だ。

04/01●Web:倉田氏(ボトムズ)インタビュー

ボトムズを作ってしまった男、語る via 乱土さん|展覧会を見に行ったときの日記

倉田 このドームハウスは300万円の予算で、10カ月間の自分の労働で建てたんですが、お金に換算したら、外注で建てた場合は1000万円とか、1500万円とかにはなっているかも。

――なっているかもしれない。

倉田 ということは、僕がその年に1000万円以上の収入があったのと同じじゃないですか、本来は。でもお金持ちな感じはしないんですよね、自分でやると。

大事な話だ、と思った。


インタビュー掲載Webは日経Express。他の記事も面白い。

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2006年04月02日(日)

04/02●toshiba solid statephoto

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ヤフオクで買った電子毛布(電気毛布ではない:どのメーカーも)。コントローラーの模様が文化的。

ロゴも懐かしい。今のは味気ない→東芝

ちなみに落札値段120円、送料1300円。軽いのに。

04/02●tamba trio(tamba3)music

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latin bossa jazz。面白いリズム、変幻豊かなテンポ。激ウマのピアノとドラムの激しいプレイ。そして、コーラスワークは濃厚なのに、どこかヘタウマの香り。不思議な本格派。

もともと、前の会社の同僚otaがラテンファンで、「入門用に」と貸してくれたコンピに[Mas Que Nada]が入っていたのが知るきかっけ。「おーーー、ありあーりお、オパ! オパ! オパ!」。この有名曲、tamba trioのテイクはかなり知名度高いと思う。平坦なボーカルに対し、ピアノで和音変化を促すのが印象的。

04/02●浦澤直樹[pluto](プルートゥ)3comic

ビック系2004〜|1巻感想23

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パワーダウン。いつもの悪い浦澤が出てきたような。ウランがクソ生意気なのがいけないか。

低迷のなかでは、エプシロンの登場が好き。お約束っぽくはあるが。

ゲジヒトのなかで繰り返す記憶「1体500ガロンでいいよ」はなんなのだろう。1巻から読み返したが、記憶の混乱として提示されるだけで、いまのところ正体はなし。

(その読み返しで思ったが、面白さのピークは1巻、執事ロボの話かも。)

いちおう、人型のプルートゥの「癒し」能力への自分自身の戸惑い、そして怒号する制御不能のプルートゥなど、影とはいえようやく形が書かれたのが見所かな。

(原作では、ウランの「やさしさ」に触れて、プルートゥは破壊を躊躇するようになる。裏沢版のウランは、まあ優しいけど生意気だから、かわりに「癒し」能力なのかな。)

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2006年04月03日(月)

04/03●AJAXという言葉は定着しなかった:Web2.0もたぶん[IT]

いま(05:00)夢(寝てみるもの)で、「ブラウザに2・3の設定を入れるだけで、自分自身マシンをサーバーとして共有公開し(P2P?)、複雑なコミュニケーションWebと同時にRPGを共有する」というWebアプリを見た。−−実際、P2Pでなければ、これくらいのonline gameは実在する。

「そういえば、Javaスクリプトだけで3Dダンジョンゲームを作ったところがあったな」と思い出したが、そのとき踊っていた単語がどうしても思い出せない。−−検索する。AJAXだ。本を出そうと企画したこともあった。


AJAXはそのままWeb2.0に吸収されて言葉が消えたのだろう。ブツとしては、Google Mapらを先鞭に、MSNスペースの編集画面とかWindows Liveとか、現役として生き残っていくと思う。

ただし、「Web2.0」なんて単語も、ユーザーには定着しないだろう。ユーザーは技術の名前には興味が無い。オジーは賢いから、1度もその名称を使わない。ただサービスのみ提示する。言葉で踊るより、使えるブツを出すほうが偉い。開発側とは別なのだ。−−MSも、「Windows DNA」「.NET」と宣伝して 何も産まなかったわけだし。

(ちなみに、いまのMSはレイ・オジーがCTO開発主任をやってる。Notes/Grooveのひと。買い取った会社のひとをこんなに活躍させるのって、珍しいのではなかろうか。Grooveを買ったんじゃなくて、オジー個人を買ったんだな。)

考えてみればGoogleだって、AJAXとは言ってない。他人が言い出した言葉

04/03●空飛ぶ子ネコ、自転車にもぐるneko

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今日は風が強くて、モノは飛ぶは自転車は倒れるは。ネコはあまり見かけなかった。

04/03●grapevine[lifetime](2nd:1999)[musici]

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ラスト3曲がものすごく好き。ほかのもまずまず。

大人(NOBODY NOBODY)
 ガットギター+ラジオボイスのみによる軽いシャッフル。雰囲気もよくでてる。
 Bメロ(サビ)では見事な美メロ・美コードを出す。このへん日本人のウマさ。
望みの彼方
 初期vineの王道バラードロック。切なくて重い。
 歌詞はすっかり病的。「ひとりでキミは泣く 断りもしないで」「ただでさえ耳が鳴る だからひとりにしないで」「真夏に咲いた花は枯れて」「誰かが言った 僕のせいだって」「まだ夢を見てますか キミがなにかを言ってた」
HOPE(軽め)
 スローテンポ。ものすごくハードでブルージーな演奏。Aメロではアーシーに。Bメロはちょっと不思議な位置にメロが移動、コーラスでbeatles「うーーしゃんららら」が使われる。Cメロ(サビ)では歪みギターの力強いカッティング(ほんとに強い)とシャウトボーカルの見事なリズム提示。
 いまの日本人ってロックできるんだ。

[rubbergirl][rubbergirl no.8]のジャムもいい。タイトル的にはbeatles[revolution][revolution no.9]なのだろうな。vineは6小節展開が多いし、そのへんもbeatles風味。

beatlesに限定せず、有名著名な洋楽のメロ・演奏引用がけっこうあり、それを考えるのも楽しい。

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2006年04月04日(火)

04/04●やなもの見ちゃった

ひとのよさそうな老人 男女混合 20人くらいが、真っ青のスタッフジャンパーの集団4人くらいに連れられて、ビルの1室に入っていく。老人の手には「お買い得」「割引」のチラシ。スタッフはニコニコで、誘導の声をかけている。

あー。布団かなんか買わされちゃうんだろうな。やなもの見ちゃった。

04/04●本日の救出回収:内田春菊[南くんの恋人]ほかcomic

  • 南くんの恋人
  • シーラカンス ロマンス
  • 愛のせいかしら
  • 波のまにまに

文春文庫、合わせて100円。勉強で読んで、たぶん売却する。

思っていたより いしかわじゅんっぽい気がする。全体に。


実は私は、人気が出た後の内田春菊が嫌いだ。ヘンにシンボリックになっちゃったので 天邪鬼になって嫌っている面もある。が、実際にマンガがつまらないと思う。

大学生のころ、偶然 春菊のことを知らずに 古本屋でマンガを買った。タイトルを思い出せないが、「フツーってナンだろう」と悩む女子高生が、いろいろ巻き込まれて普通でない生活を送ってしまう話。1巻はとても面白かった。2巻以降は悲惨すぎて 悲しかった。でも、エグくてすごい話だと思った。

[お水物語]だったかな、そんな感じの有名作は、けっこうタルかった。

そのあと、突如 春菊は有名になりすぎた。


[南くんの恋人]はさすがに既読。恋人の身長が突然1/10に縮んでしまった話。有名作。

だが、《設定》しか知らないひとは多いかもしれない。仕掛けをバラすと、 実は本作で描かれるのは人間関係のみで、縮んだ理由などはまったく描かれない。理由もなく始まり、翻弄されつつも押し殺して明るく過ごし、あっけなく死を迎える。明るい笑顔のときも、どう考えても猛烈に悲しい。

その悲しさをして、たしかに名の残る作品だと思う。

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2006年04月07日(金)

04/07●NHK迷宮美術館[光]

ライティングの専門家が来て、次のような分析の実証実験をやった。

  • レンブラント:点光源1つのスポットライト
  • フェルメール:線光源の反射光(+ディフューズ拡散)+キャッチライト表現

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なかなか説得力のある結果。画家が実際にライティングして描いたのか 頭の中でライティングしたのかは分からぬが、ともかく面白い。

自分で写真を撮るので、「写真ではライティングが作品の表現を決める」と分かっていた。それが、絵でも同様だとは、なぜか思い至らなかった。


岡本太郎が、「銀座の夜空に絵を描いて欲しい」と依頼を受けて、ヘリコプターのライトを筆代わりに、長時間露光写真に絵をしたためた。それが紹介されていた。自分の目では軌跡も確認できないだろうし、ヘリコが意図通りに飛んでくれるわけでもないだろうに、ちゃんと太郎の筆致になっていた。


ゲストのうち、篠原ともえがかわいくてよかった。芸風が変わってないのが ちょっと古臭いのだが、番組自体にもNHK特有の古臭さ(あえて変えないのだろう)が漂っていて、不思議なマッチング。

いとうまい子が、作家の精神性に踏み込んだ勝手な論評をくりひろげていて、それがとても気分が悪い。おまえはその場におったんかいな。「モネにとっては、奥さん自身が光そのものだったのです。その死後、どうしても人間が描けなくなった、描こうとしてもかけなかったのです。」−−せめて「だと思います」と言え。

わたしは絵や音楽を、製作当時の人間環境やら精神状態やらで語るのが嫌い。結果の作品自体をまず味わい、咀嚼してほしい。−−歴史を鑑賞してるわけじゃないはずだ。

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2006年04月08日(土)

04/08●NHK週刊こどもニュースreview

今回は[民主党って?]。人形がよくできてた。

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この番組は、こどもをターゲットに、時事をわかりやすく解説する。

ここで大事なことは、子供のレベルを低くは設定していないこと。子供だましではなく、ちゃんと大人にも通じる内容を、あくまで子供のボキャブラリーの範囲で、こういう人形やら 動かせるパネルやらを用いて、直感的に提示する。ものすごい解説技術だし努力の産物だと思う。

番組は大きく3つに分かれる。

まとめて1週間
 1週間のビッグニュースを4つ5つピックアップして報道。週の終わりに、「そういえばこんなことあったな」と思い出せるので、とても助かる。
今週の大ハテナ
 1つテーマを出して、時事ネタを詳細解説。おとうさん役がパネリスト。
なっとく定食
 おもに子役3人が、素朴な疑問やら最新技術やらを「なにそれ?」と興味を持ってレポートする。

いつぞや:「2007年問題ってなに?」 団塊世代がゴソっと退職することの問題をレポート。ヤマハに出向いて、ピアノ組み立ての微妙な調整の大半が《技術者のカン》によるものだと取材紹介。ヤマハの偉いひとが、子供を馬鹿にせず、「いかにして技術を引き継ぐ努力をするか」を真摯に語っていた。

04/08●サザエさんの主張review

「あなたもサザエさん わたしもサザエさん」
  • 超自我存在(スーパーエゴ)
  • 個性剥奪による没個性社会の実現
  • リピート放送による刷り込み洗脳

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2006年04月10日(月)

04/10●北道正幸[プーねこ]comic

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アフタヌーン連載。方南町ブクオフで105円救出回収。

基本はネコが出てくる4コマだが、3度に1度はストーリーものを書く。

そのストーリーものが、毎回設定がヘンで楽しい。1巻だと、瓦の上(屋根の上)で暮らす《瓦人》の親子の放浪物語とか。最近の連載だと、スーパーのサッカー(袋詰め)が《プロ競技》になってる世界で、プロのおばちゃんが幼女を一目見て「才能がある!」とスカウトする話とか。

ネコ4コマは、いわいるネコマンガ(ネコそのものの生態などを描く)ではなくて、擬人化されたキャラとしてネコが使われるだけ。不条理をサラリと流すための道化役。ネコマンガを求めている人は要注意。

04/10●ekys|クマのセキさん(チャッX)photo

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このekysロゴとマーク(家? 矢印?)、どの街でも見かける(方南町・笹塚・目黒)。駅への方向を示す矢印を親切で描いてくれてる? んなわきゃない。

セキさんはチャッX。ともだち。

04/10●赤裸々|on theガラクタneko

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赤裸々くんは、このあと私に首をマッサージされました、とさ。

ガラクラは、笹塚の個人宅。前は子供もいたのだが、最近みない。放し飼いだが、室内にいたこともあるので(窓から見えた)、子供は誰かにもらわれていったかな。

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