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ボトムズを作ってしまった男、語る via 乱土さん|展覧会を見に行ったときの日記
倉田 このドームハウスは300万円の予算で、10カ月間の自分の労働で建てたんですが、お金に換算したら、外注で建てた場合は1000万円とか、1500万円とかにはなっているかも。
――なっているかもしれない。
倉田 ということは、僕がその年に1000万円以上の収入があったのと同じじゃないですか、本来は。でもお金持ちな感じはしないんですよね、自分でやると。
大事な話だ、と思った。
インタビュー掲載Webは日経Express。他の記事も面白い。
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パワーダウン。いつもの悪い浦澤が出てきたような。ウランがクソ生意気なのがいけないか。
低迷のなかでは、エプシロンの登場が好き。お約束っぽくはあるが。
ゲジヒトのなかで繰り返す記憶「1体500ガロンでいいよ」
はなんなのだろう。1巻から読み返したが、記憶の混乱として提示されるだけで、いまのところ正体はなし。
(その読み返しで思ったが、面白さのピークは1巻、執事ロボの話かも。)
いちおう、人型のプルートゥの「癒し」
能力への自分自身の戸惑い、そして怒号する制御不能のプルートゥなど、影とはいえようやく形が書かれたのが見所かな。
(原作では、ウランの「やさしさ」
に触れて、プルートゥは破壊を躊躇するようになる。裏沢版のウランは、まあ優しいけど生意気だから、かわりに「癒し」
能力なのかな。)
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いま(05:00)夢(寝てみるもの)で、「ブラウザに2・3の設定を入れるだけで、自分自身マシンをサーバーとして共有公開し(P2P?)、複雑なコミュニケーションWebと同時にRPGを共有する」
というWebアプリを見た。−−実際、P2Pでなければ、これくらいのonline gameは実在する。
「そういえば、Javaスクリプトだけで3Dダンジョンゲームを作ったところがあったな」
と思い出したが、そのとき踊っていた単語がどうしても思い出せない。−−検索する。AJAXだ。本を出そうと企画したこともあった。
AJAXはそのままWeb2.0に吸収されて言葉が消えたのだろう。ブツとしては、Google Mapらを先鞭に、MSNスペースの編集画面とかWindows Liveとか、現役として生き残っていくと思う。
ただし、「Web2.0」
なんて単語も、ユーザーには定着しないだろう。ユーザーは技術の名前には興味が無い。オジーは賢いから、1度もその名称を使わない。ただサービスのみ提示する。言葉で踊るより、使えるブツを出すほうが偉い。開発側とは別なのだ。−−MSも、「Windows DNA」
「.NET」
と宣伝して 何も産まなかったわけだし。
(ちなみに、いまのMSはレイ・オジーがCTO開発主任をやってる。Notes/Grooveのひと。買い取った会社のひとをこんなに活躍させるのって、珍しいのではなかろうか。Grooveを買ったんじゃなくて、オジー個人を買ったんだな。)
考えてみればGoogleだって、AJAXとは言ってない。他人が言い出した言葉。
ラスト3曲がものすごく好き。ほかのもまずまず。
「ひとりでキミは泣く 断りもしないで」
「ただでさえ耳が鳴る だからひとりにしないで」
「真夏に咲いた花は枯れて」
「誰かが言った 僕のせいだって」
「まだ夢を見てますか キミがなにかを言ってた」
「うーーしゃんららら」が使われる。Cメロ(サビ)では歪みギターの力強いカッティング(ほんとに強い)とシャウトボーカルの見事なリズム提示。
[rubbergirl][rubbergirl no.8]のジャムもいい。タイトル的にはbeatles[revolution][revolution no.9]なのだろうな。vineは6小節展開が多いし、そのへんもbeatles風味。
beatlesに限定せず、有名著名な洋楽のメロ・演奏引用がけっこうあり、それを考えるのも楽しい。
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ひとのよさそうな老人 男女混合 20人くらいが、真っ青のスタッフジャンパーの集団4人くらいに連れられて、ビルの1室に入っていく。老人の手には「お買い得」
「割引」
のチラシ。スタッフはニコニコで、誘導の声をかけている。
あー。布団かなんか買わされちゃうんだろうな。やなもの見ちゃった。
文春文庫、合わせて100円。勉強で読んで、たぶん売却する。
思っていたより いしかわじゅんっぽい気がする。全体に。
実は私は、人気が出た後の内田春菊が嫌いだ。ヘンにシンボリックになっちゃったので 天邪鬼になって嫌っている面もある。が、実際にマンガがつまらないと思う。
大学生のころ、偶然 春菊のことを知らずに 古本屋でマンガを買った。タイトルを思い出せないが、「フツーってナンだろう」
と悩む女子高生が、いろいろ巻き込まれて普通でない生活を送ってしまう話。1巻はとても面白かった。2巻以降は悲惨すぎて 悲しかった。でも、エグくてすごい話だと思った。
[お水物語]だったかな、そんな感じの有名作は、けっこうタルかった。
そのあと、突如 春菊は有名になりすぎた。
[南くんの恋人]はさすがに既読。恋人の身長が突然1/10に縮んでしまった話。有名作。
だが、《設定》しか知らないひとは多いかもしれない。仕掛けをバラすと、 実は本作で描かれるのは人間関係のみで、縮んだ理由などはまったく描かれない。理由もなく始まり、翻弄されつつも押し殺して明るく過ごし、あっけなく死を迎える。明るい笑顔のときも、どう考えても猛烈に悲しい。
その悲しさをして、たしかに名の残る作品だと思う。
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ライティングの専門家が来て、次のような分析の実証実験をやった。
なかなか説得力のある結果。画家が実際にライティングして描いたのか 頭の中でライティングしたのかは分からぬが、ともかく面白い。
自分で写真を撮るので、「写真ではライティングが作品の表現を決める」
と分かっていた。それが、絵でも同様だとは、なぜか思い至らなかった。
岡本太郎が、「銀座の夜空に絵を描いて欲しい」
と依頼を受けて、ヘリコプターのライトを筆代わりに、長時間露光写真に絵をしたためた。それが紹介されていた。自分の目では軌跡も確認できないだろうし、ヘリコが意図通りに飛んでくれるわけでもないだろうに、ちゃんと太郎の筆致になっていた。
ゲストのうち、篠原ともえがかわいくてよかった。芸風が変わってないのが ちょっと古臭いのだが、番組自体にもNHK特有の古臭さ(あえて変えないのだろう)が漂っていて、不思議なマッチング。
いとうまい子が、作家の精神性に踏み込んだ勝手な論評をくりひろげていて、それがとても気分が悪い。おまえはその場におったんかいな。「モネにとっては、奥さん自身が光そのものだったのです。その死後、どうしても人間が描けなくなった、描こうとしてもかけなかったのです。」
−−せめて「だと思います」
と言え。
わたしは絵や音楽を、製作当時の人間環境やら精神状態やらで語るのが嫌い。結果の作品自体をまず味わい、咀嚼してほしい。−−歴史を鑑賞してるわけじゃないはずだ。
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今回は[民主党って?]。人形がよくできてた。
この番組は、こどもをターゲットに、時事をわかりやすく解説する。
ここで大事なことは、子供のレベルを低くは設定していないこと。子供だましではなく、ちゃんと大人にも通じる内容を、あくまで子供のボキャブラリーの範囲で、こういう人形やら 動かせるパネルやらを用いて、直感的に提示する。ものすごい解説技術だし努力の産物だと思う。
番組は大きく3つに分かれる。
「そういえばこんなことあったな」と思い出せるので、とても助かる。
「なにそれ?」と興味を持ってレポートする。
いつぞや:「2007年問題ってなに?」
団塊世代がゴソっと退職することの問題をレポート。ヤマハに出向いて、ピアノ組み立ての微妙な調整の大半が《技術者のカン》によるものだと取材紹介。ヤマハの偉いひとが、子供を馬鹿にせず、「いかにして技術を引き継ぐ努力をするか」
を真摯に語っていた。
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