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竹橋 MOMAT工芸館→ドトール→コミック高岡→神保janis。
竹橋は皇居の近くの駅。駅ビルであるパレスサイドビルに食べ物屋やら本屋やらなんでも入っているので、困ることはない。
ところが。休日・祭日はビルが全館閉まる。
ふと気がつくと、この周りにはパレスサイドビル以外にお店は一切ない。さすが皇居の近くだけのことはある。ご飯も食べられない。東京駅まで歩くか、神保に出るか。どちらかせなばならない。初めて来たとき、かなり路頭に迷った。
抜け穴は、私が知る限りただ1つ。北の丸公園に鎮座する科学技術館。地下に大衆食堂がある。
カフェテラス形式で、トレイを持って各コーナーへ出向き、そこで自分が欲しいものを頼む。今日はカルボナーラにした。目の前で、冷凍のソフト麺の塊のようなものが麺ゆで機に突っ込まれた。
味はともかく。子供たち(小学校低学年が中心)が科学館のオモチャや展示にワクワクして目を輝かせている環境のなかでご飯を食べるのは、なかなか悪くない。
みやげもの屋も面白い。わたしは前に目の錯覚オモチャを買った。
先日の智美で型染展のチラシをget。写真に惚れる。が、実物はたいして感動しなかった。着物の1つに感動した程度。
本館常設にもお邪魔する。3年以上ぶりで、さすがに半分以上入れ替わっていた。
ほかにも太郎やカンディンスキーがあった。
写真は東郷青児。切れてるけど。
作者名メモしわすれたが、洋犬の屏風洋画があり、やわらかい絵ですごく気に入る。
去年MOMAT本館でやってた。体調が悪い時期で、観れなかった。かなり本格的な展示だったようなので、心底残念。
3Fに記念図録がある。失礼して撮影させてもらう。強烈だ。観覧すれば、この空間のなかに身をおけたわけで。トリップ間違いなし。惜しかった。
ただ。どう考えても鬱病にはよくない。
草間の本物は、5年ほど前に原美術館で1点のみ見た。やっぱり赤くてブツブツで。怖かった。
私がどこでどうやって知ったのかすでに定かではないが、こういうお店が神保にある。
聞きたくても聞けない廃盤や、 時代の波に埋もれてしまった名盤の数々。 決してその内容が劣っているわけではないのに、商業ベースからはずれてしまった事で手に入りにくくなってしまった素晴らしい音楽を、レンタルという形でたくさんの人に聴いてもらいたい。
ヤフオクやamazonマーケットプレイスでずっと探しても手に入れられないCDがここならあるかな…と期待して、ようやく今日足を運んだ。
結果。期待どおり。あまりに品揃えがよく、嬉しくてめまいがするほど。
YBO2がある。くじらがある。有頂天はstop hand in handまである。ナゴム最後のCDがすべてある([ケラ][おまつり][筋少][空手バカボン])。ナゴムアゲインもある([あつまり])。ばちかぶりがある。子供たちのCityがある。スターリンがある。四人囃子がある。詩人の血だってある。成毛さんのユニットもある。
今日借りたのは次の3つ:
(以上の結果、50円クーポン10枚セットを入手。これで後日さらに借りる。)
ちなみに、借りる前に試聴もできる。1回5枚上限だが、何回試聴してもいい(順番待ちになる)。
店内には在庫検索端末があるので、迷子になることも(あまり)ない。
実はレピッシュ[wonder book](la-ppisch)の試聴で、あまりに懐かしくて美しくて泣いた。それはまた後日。
とはいえ、在庫に限界はある。Zappaはそろいではない。RCもEPLP2がなかったり。Jazzはまあまあだが、クラシックは少ない。−−まあ無理はいうまい。
(20時まで滞在した。途中で薬が切れて発作が起きた。飲むのを忘れるくらい興奮していた。)
そういえば。20時すぎの神保〜御茶ノ水はがらんどうだった。店もしまっているし、ヒトもいない。GWだからだろうか。
[calender]
新宿ジュンク堂→ボトムズ→徒歩で神保ジャニス。
自作録音の2trマスターテープをまとめて袋に入れて、
「いつかデータ化しよう」
と取っておいたはずだが、
引越し時にぜんぶ紛失したもよう。
[水平線に向かって走れ]も[目のうらがわ]ももう聞けないのだ。 しょっくー。
分かる範囲で家捜ししたが、出てこないわ。
面白い。緊迫感ある。
ついに登場したアトムの“人間らしさ”が持つ物悲しさもgood。御茶ノ水博士はあえてもっと《御茶ノ水博士》させてもいいような気がしたが、2巻巻末の手塚眞の寄稿によると、全キャラが浦澤独自の絵に書き直してあるのは眞氏の希望らしいので、しゃあないか。
名前忘れたが、ロボレスラーの彼が全員に「回線をつなぐ」
しながら敵に立ち向かって情報共有するシーンの描画は圧巻。死の直前に送って来たのが家族との思い出の記憶なのも演出としてすばらしい。
原作にはなかった戦争のシーンを入れたり、上記のようなロボット同士の「回線をつなぐ」
アイディアを入れたり、主人公ゲジヒトの記憶が国の手によって改ざんされていたり、敵をあやつるものが某国の大統領だったり(原作ではマッドサイエンティスト)…と、今回も浦沢エディットは とても巧妙。
(「大量殺戮ロボットがあるとの疑惑で戦争を始めたが、そんなロボットはなかったのだ!」
というあからさまなどこかの国のパロディなのはさておき)
ゲジヒト「殺人したロボットに欠点はなかった、その人工知能は完璧だった」
アトム「完璧なロボットが殺人… 完璧とは、人間であるということですか?」
のくだりは圧巻。あと、その殺人ロボットとケジタフがメモリーチップを交換するシーンもすごい。
1巻のラストの“引き”はアトム登場だったが、2巻はウランちゃん。構成もうまいねえ。原作ではplutoはウランを悲しませたくないがために、7体のロボットの殺戮を躊躇する。そのへんが浦沢版ではどう料理されるか、楽しみだ。
そういえば、原作では刑事ゲジヒトは比較的早くに破壊される。その点もどうするんだろ。
しみじみ思う。本作なら買ってもいい。浦澤マンガで始めて買ってでも読みたいと感じた。
作者公式…新ニューヨークが載ってないわ
死後の追悼か、中尊寺さんのマンガがいくつかずっとフェアになっている@新宿ジュンク堂
前者は、ニューヨークに住み、本当に暮らしているからこそ描ける、かつ中尊寺さんだから描ける、めったに聞けない話が詰まった稀有な本だと思う。大判(B4だったかな)の2p1話で、フルカラーの濃密な話ばかり。ソウルフードを食べる話、肉を食べる話、大学でマンガとオタクの講義をした話など、ネタは尽きない。
後者は、アフリカ滞在マニアだからこそかける、これまた稀有な本。こちらはマンガもあれど文章が半分以上。マラリアに対する現地民の考えかたやら【お客さんで終わらないため】(うろおぼえ)お金で安全やガイドや感動は買えると宣言し、なおかつ「それは悪いことではない」
「現地民も商売をしている」
と明言し、理解したうえで《その先》を踏み込むためのお話など、なかなか深い。
わたしは旅行しないから、新品では買わない。けど、これはいい本だと思う。ブクオフではどの棚にあるのかな。
去年6月ごろから知ってて、毎月のレポートを楽しみにしてた。完成したので、記念で見に行く。
スコープドッグ、すごく なにげなく たたずんでいて、でもよーくみると非日常の存在。それがリアルの証明の気がした。4m。巨大ロボではない。これで1/1サイズだし、ボトムズの世界の日常が正しく再現された結果、ものすごく自然なのだろう。
《銃》は事前Webでは情報がなかったので、現場でびっくりした。スタッフさんいわく「僕らも搬入当日まで知らされてなかった」
とのこと。倉田さんの隠しプロジェクトだった模様。地面に横たわっていて、すごく大きい。迫力。
スタッフの目を盗み見て撮影するのも簡単そうだが、敬意を払って撮影は自粛。
(そのかわりに、ポスターを撮影。売り切れてたので、許してね>スタッフさん。ポスター、シャッターが半開きのほうのヤツがやたらカッコいい。)
楽器系の鉄器は、わたしはチェロなどの元楽器に思い入れがあるので、気持ちイマイチだった。Macというかタイプライターは実にカッコいい。
人形のストップモーションアニメもPCで流れていて、人形アニメファンとしてかなり嬉しい。途中で制作断念したのが残念。
ちゃんとボルト買って感謝の意を表明。
水道橋駅近くの食べ物屋さんのメニュー番をしているのだが。こんなに悲しそうではお客に影響はでないか?
HMV(his master's voice:ビクターの犬)ではないかという指摘があったが、現場の印象では別物だった。でも…→http://www.terra.dti.ne.jp/~yymatsu/recording/nipper.html。ああHMVだな。ニッパーっていうんだ>名前。
マーク|クロネコにゃう(now)|シロとクロ|Express
水道橋→神保に行く途中の白山通りに事務所があったので撮影。
わたしこの2匹大好き。アニメCMも、やっていたころPCに録画機能があれば やっきになって録画しただろう。
マーク|クロネコにゃう(now)|シロとクロ|Express
あ、クロネコにゃう(now)は録画してあるな。すげーかわいい。この2匹とは違うが。元キャラのクレイアニメ風。
子役ネコ声優がすごくかわいいのだ。
借りたもの:
買ったもの:(GWフェアで全品200円引きの結果)
(注:janisは2号店と3号店が中古販売屋。)
ずっと書いてなかったが、未報告で今年買ったCD:
くじらは、どにがいいのか悪いのかも含めて、いつかなにか書きたい。
そのほか、あいかわらずbachは買ってるが、それは報告してるはず。
最近はロックもソウルもまったく買ってない。ラジオ聞かなくなったので、新譜に興味がない。
(おいおい新品980円ってどういうことだ…)
ニューウェイブ・パンク。鋭角的なカッティングギターと たまにヘンに飛ぶメロやコード進行が特徴。高校時代も持っていたが、なぜか大学時に売却していたので、買いなおし。
(これ以外にも、貴重な有頂天廃盤とかインディー版とか、詩人の血とかいっぱい売却している。バカバカ>大学時代の自分。そんなに小銭が大切だったか。)
なによりジャケットがすばらしい。船の絵の前で、潜水服を着た4人。陰影が綺麗に出た写真。この写真が欲しくてCD買いなおしたようなもの。
細かく書くとドツボにはまると思うので。好きな曲だけ挙げる。
XTCにしては珍しく、ファンクネスやらヘヴィネスを持った作品。1曲目[wake up]の2系統ギターカッティングの入れかたとファンクネスのうまさに舌を巻き、購入を決意。
(5月4日追記)
ようやく通しで聞く。
全体に、美メロとヒネクレにあふれている。
最初は、ベースとドラムのスキマ・シンコペーションを生かしたファンクネスや、変拍子・転拍子の連発がカッコいいと感じる。でも、最終的には全体の美的空間のすばらしさに感嘆する。
かなり好きな作品になりそう。
有頂天の親だなあ。としみじみ思う。
感想書いてないようなので。
ひとことでいうと、いつものヒネクレXTCポップロックよりも数段“商業的にイケそうな”ポップロックに近い作品。アンディのお蔵入り作品集のライナーでは「ZZ TOPのような曲が求められた」
と書いてある。
でも完全に普通かというと、やっぱり微妙にヒネクレている。そのへんが愛らしい。
ほかにもいろいろいいけども。このへんで止めないと切りがない。
あ、ジャケがやたらサイケポップイラストでかわいいのも面白い。イエローサブマリン?
この1つ前の[nonsuch]からXTCは2人になっていて、ロックというよりは美メロ製造屋で、オーケストラ演奏やらドラムなし演奏が増えてきた。
そんな美メロの極致がこれ。名作。
デモ集。なんでちゃんと仕上げてくれないのか、涙が出るほど珠玉。
今日アルバム試聴したうち、NGだったのは[mummer]と[イングリッシュ セツルメンツ]。
過去にNGだったのは[スカイラーキング]。
狙いのものを購入後、中古屋を出ようとしたとき。入り口の安売り棚で、面挿しになっている本作を発見。−−可愛いと思った。あげくに裏ジャケを見たら、けっこう大人びて美人。100円。15分迷う→過去の大アイドルに経緯を評して購入。ロリと呼ぶなら呼ぶがいい。
2nd single[大スキ!]は、CMで使われていたときから 実はスキだった。美メロ・美コード。
サビの冒頭「とっても とっても(×3)」
と3小節たっぷり単音で、コードがIV-I-V-Iと動く。美しい。アイドルは歌唱力はないわけで、「スタッフ一同がすごく頭を捻ったんだな」
と感心。−−作曲は岡本真夜。職人ですな。
「とっても とっても(×3)大好きよ dearling, I love you, dearling」
というバカみたいな歌詞にも敬服。心の底から《アイドル》。
で、ちゃんと聞いてみると、Bメロが非常に秀逸だったり、ベースとクラビがカッコよかったりする。唄も思ったよりヘタではない−−[大スキ!]以外は聞いてないけど。
なんにせよ、音楽的評価はただの言い訳で。
すいません可愛いので買いました。まさか広末見て可愛いと思うようになるとは…年くったんだなあ。
(まさか同じ日にレピッシュとXTCと広末を買うとは思わなかった。)
【sign 'o' the times】を試聴した。
あまりに好きで、驚いた。
いま自作しているdiary envelopeでは「自分は有頂天とZappa好きだなー あれ? princeはどうなったんだろ」
と思っていたが、なんてことはない、和音の組みかたやアンサンブルの作りかた、リズムフィルのまわしかた、楽器へのファズの掛けかたなど、根底・血肉がprinceだ。
parade〜batman期のprinceは本当に天才で、ビートの操りかたが素晴らしい。「リズムに凝る」
というとラテン取り入れたりするひとが多いが、princeは基本のドラムセットに少しのノイズを組み合わせて、どこにでもあるはずの音の抜き差しだけで どこにもなかったビートを作ってしまう。しかも大量に。−−1拍目にバスドラが鳴らないポップソングを初めて聞いたときは腰を抜かしたなあ。
でもいまprinceは中古で値段がつかない(売れない)くらい落ちぶれている。かつては350円くらいでアルバム置いてあったものだが、いまや置いてすらない。寂しいもんだ。
いままで99%くらいミスってた。
[calender]
神楽坂。
内容はいっさい覚えていないが、とにかく仮面ライダーと受験だ。苦しかったので悪夢認定。
いま北野勇作[クラゲの海に浮かぶ舟]を読み返していて、そこに受験の夢のシーンが出ているので、それをトレースしているのかもしれない。
03-11-02子ネコ当時|04-12-09|05-03-18首かしげ|05-05-05子? 親?
子ネコはまだ形が定まっておらず、ちょいとブサイク。また、臆病もので、いち早く逃げる。成ネコたちはどっぷりでっぷり構えている。
路地の向こうにぽつねんと置いてあったほうき+ちりとり。 そのちりとりには凹凸加工がしてあり、 これがスマイルマークになっていた。
すごく撮影したかったのだが、 ちょうどそのとき周りに人がいたので 断念してしまった。
土曜午後が晴れだったら、もういっぺん行ってくるかな。 ちりとりだけのために。
テクノ:工場萌え+平沢進とテクノ論|パイプ|電気メーター|all is full of love|駅のパネル+配線|電気メーター2
地下鉄の飯田橋と日比谷(別の日)。あとトイレでよくみるイラスト。なんとなく好きで。
[calender]
銀座和光→三州屋→胃腸不良+鬱屈による逡巡徘徊の副産物でネコ撮影→神保ジャニス→新宿ジュンク堂。メシ後にブクオフ方南町。
ちなみにここんところ20〜24度くらいだったのに、今日は17度で風も冷たい。冬コートを着た。雨。鬱屈は低気圧も関係しているかもしれない。
先日のMOMAT工芸館でチラシを見、行く。無料。満足。
志野白・瀬戸黒・瀬戸黄を中心にたくさん。志野白のうち、たぶん写真のやつだと思うが、大振りの茶碗で釉薬の白が分厚くて、ひび割れと気泡から透けて見える地色のオレンジっぽい茶色のふうわりした感じがセクシーで、ものすごく気に入る。
新品のエレベータ。金属部分がピカピカで上品に輝き、ボタンが肉厚透明プラスティックで滑らかで、ランプが綺麗で。惚れた。デザインはなんでもなく普通なのに。
撮影したが、魅力が一切写っていないので未掲載。
朝から胃腸がヘンだったが、三州屋で食事後 さらにヘンになる。思考も鬱屈する。喫茶店で休憩しようかと思うが、どうしても店を選べない。銀座だし いい店に入ろうかとも思いつつ、高い金出してハズレだったら悲しいからドトールにしようかetc、うろうろうろ…
しているうちに、ネコに出会った。鬱屈も吹っ飛ぶ。
見てのとおり、ザルにカリカリをもらっている。食べ物屋街の裏路地なので、だれかが 餌をあげているのだろう。もっといても不思議はないが、1匹だけだった。
まったく鳴かず、近寄ることを許さず、でも縄張り主張が激しく自分からは逃げない。立派なノラでした。
(まあ、ネコから離れたらまた鬱屈に支配されるわけだが。喫茶店で仮眠したら直った。)
[calender]
和平飯店→鬱屈逡巡して帰宅。ちっとばかし症状が悪い。
和平、またしてもお母さんおらず。すごく残念。でもニラレバは変わらずうまかった。
旧撮影:02-03-21|02-12-30|03-06-14|03-08-30|2004-05-07|2004-08-11|2005-03-30
いつも会うオレンジは近寄ると逃げるが、彼はニーと鳴いてこてんこてんして背中マッサージを要求してくる。同じ子が性格かわったのか、別の子か。−−過去写真見る限り、同じ子だ。と思う。
ゴリゴリと掻いてやると、彼の手がピクピクと動いてアスファルトをガリガリする。面白い。
5分くらいそうやっていたが、ネコ屋敷のほうで玄関が開く音がして、彼はシュタッっとそちらへ。焦げネコが2匹いたが、どちらも撮影不能。
(思いついた。性格変化は去勢の結果かもしれないな。)
「欲しくない/あまり欲しくない」が7割半ば
「見たくない」が半数
「はまちちゃん」を生み出したCSRFの脆弱性とは?−−mixiイタズラね
「どこからともなくブートするOS」がさらに進化、産総研が発表−−HTTP-FUSE KNOPPIX
「M1000」の機能について“もう少し”聞いてみた−−Docomo Motorola。その他リンク先も読むこと。
[calender]
新宿ヨドバシ→昼寝→録音。
昨晩に突然“capilio r1〜r2のどれかが欲しい”病に罹り、T33売却も含めてプランを練って、無駄に遅くまで起きていて、体調を崩す。
今日午前 ヨドで実機を触って熱を冷やす。やっぱでかい。1系はAF枠が中心のみなので自分の好きな構図のネコ撮影には向かず。
なんとなくF828も見る。新品実売10万。値が崩れたものだ。いいカメラだが、廉価一眼レフが10万で買える時代だから、売りにくいだろうな。
今回はポップなトラック中心。
最初しゃべりを単調にやっていたが、ひどくつまらなく感じたので、リズムと抑揚のメリハリを大げさにしてやりなおした。演劇調しゃべりを目指すのでもラップになるのでもなく、ポエトリーらしい間のとりかたをもうちょっとがんばらねば。
[calender]
復職の日。午前のみ出勤。午後は五反田ブクオフ→原宿ブクオフ。
朝から胃腸がおかしかったが、それはだたの不安ストレスだと思う。
11時ごろから徐々に次の身体症状が現れる。12時過ぎには強めに。
また、頭痛・めまいがして、空腹感はゼロ。自律神経が失調している。
12:30に食事のためにデパスを飲んだら、じきに収まる。
14:00ごろ気がついたのだが、今朝は服薬を忘れていたようだ。それでか。さらに調べると、昨晩も飲んだか怪しい。そりゃ酷い症状もでるわ。別に会社の影響じゃなくて、心配のあまりふだんの行動がマヌケになったという…
明日はちゃんと薬飲んで、様子見。
白泉社 パート3の銀色絵本は1985 文庫だと2冊
乱土さんのお勧めにして、[金魚屋]でも紹介されていた。古い恋愛少女マンガ。
シリーズがそれぞれサブタイトルで区別されていて、巻の通し番号がない。私が読んだのは1と3。
1は、付き合うきっかけになった話から始まる短編集。ただし、1ではそれほど心打たれなかった。
1の内容:高校生 千津美は、ちょっとドジな女の子。藤臣君は、体格がよくてクールで、クラスではちょっと怖がられている。でも、千津美は知っている。藤臣君は物静かで口数は少ないし、ずいぶんとそっけないけれど、ほんとうのやさしさにあふれている。
3(銀色絵本)は1巻まるごとの長編。非常に心動かされた。
3の内容:数年後、2人とも大学生。千津美と藤臣君の前に、藤臣君が中学時代に付き合っていたという女性が現れる。その女性は千津美に対して、藤臣君のことを
「つまらないひと」というが…その当時、少女は子供だったので、《物言わぬ》《恩着せがましい態度を一切とらない》《黙って自分が配慮する》藤臣君を理解できず、ただ
「つまらないひと」だと切り捨てた。少女は(本巻を通じ、大人になった今)はじめて藤臣君の優しさを理解できるようになり、心から詫びたいと思う。
その少女の「詫びたい」
と思うまでの過程の心理描画。藤臣君のほんとうの優しさ、男らしさ。そして、千津美と藤臣君の間にある信頼関係。そのすべてが美しい。
名作といわれるゆえんがよくわかった。105円だったし、救出。
[calender]
出社→新宿ジュンク堂→方南町ブクオフ。
ラブロマもTONOも、いままでブクオフばかりだったので、たまには印税を払おうと購入。
[癒しの葉]は5巻だけブクオフで見つからないので購入したが、よく考えたら目黒聖地(マンガ喫茶)を試してからでよかった。
小学館IKKI2004
てんとう虫コミックスを忠実に再現したカバーが目を引き、中身のほんのり上質なコメディに惚れる。
まだ半分も読んでないのだが。ひさびさに喜んで定価でマンガを買う。これほど皆に紹介したいマンガも久しぶり。
内容:ミミッチは魔法使いの幼稚園児。ママは元魔法ヤンキーの空飛ぶホウキレディース、でも事故で魔力を失い、いまはミミッチが自分に代わって世界征服することを夢見ている。が、ミミッチは無収入の母の変わりに切ない内職で生計を支えていて、みみっちぃ性根が染み付いているのだった。
絵柄は微妙にセクシー系のタッチで、それとほんわりコメディのミスマッチもいい。ママが酒乱かつ娘をアゴで使っているようで、実はけっこうな愛情を注いでいるのが分かるよう工夫されてるのもgood。
ミミッチの語尾はみな「だよぅ」
などと舌足らず演出になっているが、しゃべる内容はかなりキている。
ママ、お酒を飲みながら「ミミッチが世界征服してくれる夢を肴に(はぁと)」
ミミッチ「お酒と夢は最悪と食べ合わせだよう。一瞬元気になっても やがて病気になるよう。」
ボランティア人形を売る回では。ママ「よし、魔法で“デ○ズニー”のタグを付けてしまえ」
ミミッチ「めっそうもないよう。神に逆らうなんて。神は子供相手にも容赦ないんだよぅ。」
と、実情を知る人間ならみなほくそ笑みを止められなくなるようなセリフが。
パチンコの回、[ゴト氏を待ちながら]というタイトルも好きだが、中で出てくる“実母人形マミーオスカー”もかなりツボ。そして「やだろう。ミミッチが大人になれるってバレたら児童手当てがもらえなくなるよう。」
そういう微妙なネタがてんこもり。わたしには元ネタが分からないのが満載だろうな。
カバーをめくったら。なんとカバーの反対面にスーパーのチラシが印刷されてた。で、表紙はミミッチの手の跡と「ないしょく できたかず 正正正 わかんなくなったよぅ」
。
わたしも本職が編集なわけですが。カバーの裏表印刷なんて考えたこともないし、実ははじめて見た。この本の担当編集、凄腕だな。
秋田プリンセス2005
ジュンク堂で立ち読み解放だったので、読みながら、悩みつつ、最終的には納得して購入。
内容:主人公は、ジャグロ族の若者2人。ジャグロ族は不思議な力で、死人の魂を守り神として使うことで 砂漠にオアシスを作り、またダメになったアオシス封鎖して回る。本作の2人は(いまのところ)封印係。その封印作業には、第3者の“見届け役”が必要になる。
お話は、各話独立の読みきりタイプ。始めは明かされないが、徐々に“オアシスの魂”と“見届け役”になんらかの関係があることが読み取れて、毎回それでちゃんと山場を作る。
その山場の作りかたがうまい。プロットと展開のうまさ、クライマックスの意外性が絶品。そのための手法としてのコマ割・ページ割も かなりうまい。
はっきり言って、TONOは絵が下手だ。背景が描けない。草花も樹木もヘタだ。アクションなんてもってのほか。滑らかな動きはともかく、派手な動きを描かすと画面が急にチャチくなる。
TONOに描けるのは、人間と衣装だけ。ポーズや表情はなかなかうまい。
そして、物語の作りかたがうまい。内容をマンガとして読者に伝える術に長けている。プロットだけに留まらず、話が伝わりやすいようにちゃんと展開し、上記のとおり山場までに筋道をつけ、効果的に終焉を迎える。−−なので、その過程でへたくそな草花や死体を見せられても、ある程度許してしまう。
これぞマンガ力だと思う。
(横道にずれるが、昨日書いた今市子氏には、このマンガ力が圧倒的に欠けていると思う。プロットやコマ内の景色がよくても、物語を読者に伝えるための技法が根本的に欠如しているような。)
小学館てんとう虫 開始年不明
本家てんとう虫。ジュンク堂で最新刊77巻が面挿しで、そのカバーの美しさに感心し、「こんなに続いているんだ」
とまた感心し、ブクオフで ざざざっと流し読んだうえ62巻を選んで購入。タタミちゃん(お姉さん)が主人公の話と、ハイスクールあさりちゃんが2話入っている。お得。
わたしは子供のころアニメで見ていて。もうどんな話だか覚えていないが、ドタバタで好きだった。何かのときに単行本をまとめて読んでみようと思う。
初期の絵は ほっぺのふくらみを強調した絵柄だったが、今はけっこうノーマルな範囲になっている。「クレヨンしんちゃんと逆の絵の変化を辿っているな」
とひとりごちる。
中期以降は、目の書き込みが丁寧。ホワイトで星が綺麗にまぶしてある。かわいい。
集英社マーガレット2005
ジュンク堂で立ち読み。中身はすごくなんてことない少女マンガ。恋愛のことしか描いてない。高校生ばなし。
第1話:モトちゃんは、幼馴染の あーちゃんが好きだけど、自分が告白しようとは思っていなくて、でも あーちゃんに虫がつくのがイヤで、いつもそれとなく阻止して回っている。それは効果的だった。でもある日。その阻止が通じないオンナノコが現れた。ものすごく 気さくで元気な少女で、モトちゃんへも好意を持ち、3人で仲良くなる。そのうち あーちゃんが このコを好きになり… ヤケになったモトちゃんは、“ばかなこと”をしてしまう。
この手の絵は好みのほうで。少女マンガは(1)人物が細すぎたり長すぎたりして苦手 (2)濃すぎる演出の絵柄で苦手 という2タイプの苦手があるのだが、本作はどちらでもない。ほどよく丸く、ほどよくかわいい。
絵柄さえ合えば、私は ただの恋愛少女マンガも喜んで読むことが分かった。
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