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いまのHDD+DVDビデオレコーダ、商品としてハンパなのではなかろうか。
一般ウリで、HDD+DVDビデオレコーダが売れている。が、HDDが200GBあっても1ヶ月でなくなるはずだ。ずいぶん不便だと思う。みなどうしているのか。
Web記事を見る限り、そういう場合はDVD-Rに書き出すしかない。でも、PCでDVD-Rを焼くのですら、かなり時間がかかる。
「32倍書き込み」などと謳っているが、googleなどで調べる限り、一般的に搭載しているDVD-Rドライブは実際には4倍。32倍==たんに低画質モードのことだった。
デジカメだと、高画質モード・低画質モードそれぞれの画像サンプルなどがちゃんとおいてある。しかし、DVDレコーダーには記録結果ムービーサンプルが見当たらない。低ビットレートによるブロックノイズはシロウトが見ても一目で分かるはずだから、置けなかったりするのかと勘ぐってしまう。
→たとえばPioneer|Panasonic|SONY|Sharp|日立は謳ってない。
「30分ドラマを1クール分記録したい」
という要求は一般的だと思うが、1クールのあいだHDDに溜めておくのは事実上無理で(ほかの番組を消すしかない)、なおかつ1枚にまとめて記録するのは画質を落とすしかない。「DVD-RWあるいはRAMに1話ずつ毎回焼き足す」
方法もあるが、そりゃ面倒だろう。
あと、世の中には1回で2時間半のドラマもザラにあるそうな(下記補足)。DVD-R、対応できない。
番組予約ソフトや編集ソフトも、Web記事で見る限り、使いにくそう。操作の楽さは圧倒的にPCが高い。
→たとえばPioneer|Panasonic|SONY|Sharp|日立。
一方、日立Prius Air Viewならこんなふう。一覧性がよく、全体を把握しやすい。番組表部分のみや録画済一覧のみの表示も当然可能。
(とはいえ、私が使っているPriusがかなり使いやすいだけで、店頭で試す限りSONYギガポケットも富士通もNECも、そもそも番組表を最大化閲覧するだけで大変だった。)
いまHDD+DVDビデオレコーダー、製品として大ヒットのはずだが、ほんとうに売れていて、かつ消費者は満足してるのかなあ。−−[冬のソナタ]がブームといわれながら、実態はメディアが言っているだけで、民間では流行っていないように…いや論点がズレた。えーと。
いまヨドバシ店頭で見ると、デスクトップPCの100%にビデオキャプチャボードが付いている。
だからPCでのTV録画関連の話題がもっとWeb日記/雑誌にあふれていいと思うが、探しても見つからない。自作派が拡張ボードとして作っている記事はあっても、「エンドユーザーが買ってきたPCでTVを撮る」
ってのがないのだ。ふしぎ。偶然わたしがその道に入っただけで、実際にはまだ使われていないのか? −−やってみると、メチャクチャ便利よ。
一般人にとってのPC買い替えサイクルは、早くても3年、ヘタすると5年だ。いまだWinMEのひともいっぱいいる。TVなぞもっと買い換えない。てことは、製品は世にあるのに、実はユーザーはいないのか?
保存したデータが内臓HDDからあふれても、DVD-Rに書き出したいとは思わない。前回書いたとおり、外付けHDDボックスを買ってきて、それに入れるほうがいい。半年に1つずつ増えたところで、コンパクトだから本棚に収まってジャマにはならない。
次のたぐいしか見当たらない。TV録画を中心にしたものは見当たらない。
専用HDD+DVDビデオレコーダーの本は、マニュアルがわりの薄い本ばかり。
「再エンコード」
「劣化」に明言しているひとは珍しい。補足:
「ドラマ2時間半」は、彼が書いたものの引き写し。私は思いつかなかった。
[calender]
洋物粘土アニメ。鼻をキュっとつまむと頭が変形する。荒唐無稽な話が連発される。
先月から見てて、あまりのシュールさに疑問がたくさんだった。また、なぜカペリートが自分の頭を変えるのをあそこまで嬉しそうに能天気な顔でやるのか、それも疑問だった。
6月2日放送分は、ストックからの再放送で、第1話。それでようやく分かる。
キノコ生物のカペリートは自分の頭を好きでない。無駄にでかくて硬くて、シャワーを浴びるのも容易じゃない。
そんなとき、とある絵本を見つける。自在に頭を変形させる魔法使い。変身のきっかけは鼻。でも、恐竜に変身したとき、手が短くて鼻を押せなくなったので、元に戻れなくなってしまったのだ。
それを読んで以来、カペリートは自分で紙に帽子などを書き、料理するときは料理帽を、寝るときはナイトキャップを書いた紙を頭に貼り付けていた。
ある日、恐竜がやってきた。怖かったが、どうも熱を出している模様。おそるおそる看病する。ふと鼻に触ると、その恐竜は緑の魔法使いに変身する。あの絵本の魔法使いそのひとだったのだ!
彼は魔法の鼻を分けてもらう。−−そうしてカペリートは、自分の好きな頭になれるようになった。
だからあんなに嬉しそうに変形させていたのか!
ずっと見てきて、シュールさではニャッキとカペリート、単純だけど楽しむならロボットパルタ、総合的な質では圧倒的にジャム ザ ハウスネイルが気に入る。
そのハウスネイル作者の名作[ネコのさくせん]が、6月14日に放送される。楽しみ。
本家(SONY : ugry flash)
午後、無事にビックフィッシュ鑑賞。
「さすがティムバートン」
の美しき暗い風景、魅惑的なフリークスがいっぱい。
オープニングの湖と魚、物語での魔女の目玉でもう心酔。
暗い森や洋館を描かせたら、バートンはほんとにスゴイ。
でも、本編ストーリーは父子モノ。ホラふき父親と、「真実を知りたい」
と苦しむ息子の物語。フリークスらは「ホラ」
話シーンでの味付け。しかしそれが美しい。バートン映画の醍醐味だと思う。
今回は泣かないかと思ったが、ラストで子が父の代わりに物語るシーン以降は滂沱。
本作は、ホラ部分の真偽に解釈なんぞ加えていたら、ヤボになってしまう。美しき映像とすばらしき展開を味わうべし。
エンディングのスタッフロール、映像としてはなにも凝っていないのだが、歌の渋さ(フォークギター一本で父への敬意を語る)に引かれてじっと最後まで見ていた。
すると。最後に。
「字幕:戸田奈津子」
すべてが台無しになった気がした。
息子の現実時間での役の人、表情が渋くて大好き。父への戸惑いと愛情を見事に表現している。 本家サイトを見てもキャストを探しにくい…こういうFlashは嫌いよ。
映画後、ヨドに寄る。HDD購入。 安いのを選べばHDDが1GBあたり111円なのを試算して、 猛烈に頭が痛くなる。 缶ジュースも買えないのだ。
[calender]
カメラ屋に寄る。発売前のEPSONのレンジファインダー デジカメ、
「希望購入者は実機を触れます」とのイベント。触る。スプリットファインダーが楽しい。写した結果の色再現が悪いのに悩みつつ、望遠レンズと広角レンズを試す。ワクワクしていたら、説明員がこういう。
「言い忘れていましたが、連動する内臓露出計は別売りで、100万円になります」
もちろん、そんな事実はない。
中古レンズ屋。どう探してもPENTAX Kレンズがない。店員に聞く。
「ああ、メーカーとの連絡がつかなくなっちゃったんで、片付けちゃったんですよ。」
もちろん、そんな事実はない。
しかしどちらも酷い夢だ。
ナス+インゲン+タマネギの味噌汁|ごはん
(田久保)串カツ+からあげ
赤ミソをカクキューの八丁味噌(名称の本家本元)にする。あこがれ。溶いてみると、食い物屋で味わうあのホンモノの味がする。幸福。 ただし、調理は昆布だしを入れすぎてしょっぱくなりすぎて失敗。反省。
[calender]
(数年前、知人に借りたもの。こちらは代わりにPrinceセレクションを貸した。すぐ感想を書くはずが、こんなに間が開いてしまった。)
山崎まさよし氏に対して抱いている個人的なイメージは、こんな感じ。自分が好きな[セロリ][明日の風][僕はここにいる]から作り上げたもの。
でもこの1stアルバムを聞くと、もっと幅が広いことが分かる。
いきなりシンセベース・ラテンパーカス・ワウギターカッティングが入る。ブルージーなハーモニカが攻める。ファンキーソングで、しかもカッコいい。メロは山崎節でありながら、こういう展開ができるとは(失礼ながら)想像もしなかった。
AメロはDマイナーなのだが、サビに入るとDメジャーに移調する。その瞬間のテンションの高さがすばらしい。その移調は、ちゃんと歌詞と連動する。Aメロでは愛について悩みつついる。サビでは力強く迷わないことを宣言する。「君と一緒じゃなきゃ できないこと たくさんある」
とくる。うまい。
しかもサビのコード展開が面白い。
「君と一緒じゃなきゃ」:1小節2コードでV#-VI#-I-VImと、基本スケールを外れる展開を足早にしてみせる。
普通ならエンディングに用いるような展開を、サビの中央に置く。この展望の面白さには舌を巻く。
1番の終了時のブレイクで、演奏がすべて消え、復帰直前にフォークギターのみが鳴る。この部分、めちゃくちゃ痺れる。2番・ソロ後はベースのみが。かっこいい。
ミドルハイテンポのユレ16beatのポップソング。Aメロ・Bメロのベース・ギター・メロはすべていいが、しかしCサビが気に入らない。倍ビートにしてあり、ゴチャゴチャした子供っぽい印象を受ける。サビラストを低音早口にしたのも分かりにくいかも。
(私の趣味に合わないだけで、作品が悪いわけじゃない。)
大バラード。ローテンポ。カタルシスの大きな感動の渦。静かなAメロと、張り裂けるよう歌い上げるサビの対比がいいし、サビ歌詞の「心拍数 近づけよう このままじゃ寂しすぎるから」
という詩的な意外性も力がある。
導入部は演奏追加型で感動を刺激する。
ただし。ベースとドラムが安っぽい打ち込みシンセだとすぐ分かるのが個人的に気になる。こういうのは生で構成してほしい。名作なのだからケチらず。
(introが、本編と不連続でゴチャゴチャしている。あれはいただけない。)
上述のイメージに合う“山崎まさよし”なポップソング。ミドルテンポ、フォークギター、ドラム弱、綺麗な歌唱。すこしだけブルージーなディキシージャズ風。
これがステレオタイプとしてイヤに聞こえることはまったくない。個性として確立していると思う。
歌詞でも、サビの「もっといろんなことを感じたい。君は俺とならどんなとこに行きたい? 中華料理はイケるかい?」
というやさしさは、ほかの人が歌ったら恥ずかしいレベルだが、彼だから問題なし。−−冷静に考えると、岡村靖幸が同じことをいったらヤラしくてしょうがないだろうな。
演奏面では、AメロBメロはギターで明快にアップビートを強調して流しているが、サビのCではトップビートでジャーンと合奏してあとは楽器が止まり、歌のみを流す。これで歌の主張がグっと強まる。うまいと思う。
これも“山崎まさよし”なポップソング。ローテンポ、フォークギター、綺麗な歌唱。で、かなりブルージー。重たいリズム。
アレンジの基本方針はさっきと逆。
メロは、Aメロは[e.ed eded | eded ec!]。低調な同じ音を連発しておいて突然シャックリ風にあげ、聞き手をひきつける。それを1音ずつ下がりながら展開していく。
Bメロはオーソドックスな下降フレーズ。まったく同じ2小節メロを4回繰り返すのだが、Aメロとの対比もあるし、サブドミナントのブルーノートの響きが重たくてインパクトがある。演奏はベースを含んですべて生演奏で少しずつ異なっていて、聞いていて飽きない。構成しっかりしているなーと感心。−−また用語を散らしてごまかすだけの記述になってしまった。反省。
バラード。ドラムなし、フォークギター+ハーモニカ+歌のみ。メロも綺麗。安定感。構成がちょっと弱いかもしれないが。
RCサクセションやストリートスライダースみたいなロケンロールソング。アルバムタイトルにまでなっているが、私にはピンとこない。たぶん“山崎まさよし”に対するステレオタイプ欲望が私に強すぎるのだろう。
スーパーファンキー! I-VII♭を基調に、アコースティックギターのファンキーなカッティングとベースの絡みがとてもいい。シンセの使い方から判断して、スティービーワンダーを意識したのだろうと思う。
メロは、「君のために パンを焼く」
の部分で7thに落ちる。ここが痺れるほどブルージー。[..e- e-fg --f- e-f- e-c- c-b♭-----]。3度上のハーモニーをつけ、そのテンションもすばらしい。−−すいません、音楽用語ばかりになってしまった。
歌詞のうまさも含め、名作だと思う。アルバム中で1・2を争って私の好み。
ファンキーソングで、フォークギター+歌+ハーモニカのみ。ちょっと弱いか。
大バラード。悪くないが、もし選ぶなら[心拍数]を選ぶ。
ディキシージャズ風。ちょっと弱いか。私にはラスト3曲は不要かも。
2ndアルバムからのシングル。大バラード。こんなに切ない歌も珍しい。歌詞だけで泣ける。
いつでも探しているよ どっかに君のカケラを
明け方の町 桜木町で こんな場所にいるはずもないのに
この「いるはずもないのに」
の連発が切なすぎる。
先日TVで“山崎まさよしスーパーライブ”(1人弾き語りスタジオライブ)を放送した。この曲では客席が何度もクローズアップされる。泣いている女性がたくさんいる。それもやむなし。山崎の声でこれを歌われたら、メッセージが届きすぎるに違いない。
[calender]
GW前に愛知に帰った。それと同じような旅行をまたしている。でもなぜか同僚のoghr氏とogwさんがいる。
2人に泊まるところを相談すると、
「蟹江がいい」という。愛知県のはずれだ。「なぜこんな町を?」と思いつつも、歩きながら地図を見て、蟹江に向かう。見渡すばかりの田園、山脈。稲穂の黄金色。
目が覚めた。なんの意味も無い夢だ。
ゴミを出しに行くと、白サバさんがお亡くなりになっている。 眠るように道路に横たわってる。 跡はないけど、車にはねられたのだろう。毛が少し散らばっている以外は、ほんとうに眠るように。でも目は開いたままで、黒目が濁っている。どんなに近寄っても反応が無い。ハエが寄ってきている。
いつもは料理屋さんの脇にいた。5月11日の撮影時こそ不在だったが、ふだんは子焦げにネコの仁義を教えてやったりしていた、面倒見のよいネコだった。
冥福を祈る。
方南町で子猫が死んでいたときと異なり、今回はなにもできない。しない。ただ祈る。
2度寝目の夢。起きたら頭いまいち思い。当然だが、睡眠が分断するのはよくないな。
昼、歌舞伎町の性風俗店を冷やかす。看板を見たり。なぜか詳細な株情報が流れる電光掲示板があり、それに見入ったり。
本屋で立ち読み。小さな角の本屋に、ひとが群がるように。男女問わず、助平な本を読んでいる。そういう人を眺めるのがまた楽しい。
元同僚KBRJR氏にバッタリ出会う。
kbr「すみけん、こんなことろでなにしてんの?」
ks「冷やかしだよ」
kbr「ほどほどにしとけよ」階段を下りて地下へ。ご飯を食べるお店が並ぶ。でも綺麗なお姉さんがレオタードで出迎えてくれるような食事店。ランチもある。
「値段体系どうなってるんだろう」と看板を見る。ふと気がつくと、ズボンのポケットが空だ。財布もハンカチも時計も電話も無い。
「見事にやられたな」と感嘆し、とりあえず自分の携帯電話にかけてみようかと思う。ふと気がつくと、中国に行っているはずのmmさんが書店にいる。待ち合わせしたんだっけ? 話しかける。当人だ。
目が覚めた。とくにオチはない。
12時より、洗濯をしたり、冷凍カレーを戻したり、牛スジを煮込んだり、洗濯物を干したり、カレーを食べたり、掃除をしたり、TV番組をチェックしたり。1つのことに集中できず、目に付いたものを始めてしまう。そぞろ。これも鬱の症状か、それとも無関係か。
食べたモノは、冷凍してあったカレー+Olympicで買ったわかさぎ唐揚げ。そぞろなので味が分からず。
煮込んでいるのは、ダイコン1本(葉付き)+タマネギ2個+オーストラリア産牛スジ+菊正ピン。スジ肉を調理バサミでバキンバキンと切る。変な感触。そろそろ煮込んで2時間になるが、なにもしていないのにずいぶんよい匂い。味噌煮込みのつもりだったが、このまま食べてもおいしいかも。
味見して、けっきょく赤味噌とした。味噌投入後1時間追加で煮込んで、塩+かつおだし+醤油で微調整。
結果。うますぎる。ご飯を高いの(ミルキーウェイとやら)にしたこともあり、食が進む進む。また太る危惧はあるものの、病中だし食べたいだけ食べるようにする。
休職してから、お茶の入れかた(+味噌汁の作りかた)にずいぶん気をつけている。
もともと煎茶は「80度くらいのぬるめで」
といわれていて、知識として知ってはいたが、めんどうなので沸騰水をそのまま使っていた。それでもマズイとは感じなかった。
先日[日本茶・中国茶・紅茶]の入門本を買い、その温度指示の理屈を知った。
入れ方の基本メソッドも、実ははじめて知った。
これを守って入れると、同じ茶葉なのに驚くほど美味くなる。最近は普通の食事時も煎茶をいれるようにしている。
紅茶は香りを楽しむ。日本茶は旨みを楽しむ。中国茶は茶によって両方。−−これをようやく実感できた。
紅茶の種類も増やした。ずっとレディグレイ一本だったが、ひさびさにウェールズとブレックファストも入手。ウェールズ(キーマン)はしみじみおいしい。ブレックファストは、短時間で出過ぎるので、勘が鈍っていると渋くなりすぎて困る。−−あいかわらずTWININGばかり。
紅茶は全て沸騰水でいいことになっている。完全発酵だから、そういうものなのかねえ。
(余談)
どの本を見ても、葉をポット内でクルクルさせることを「ジャンピング」
という。また、摘む時期をフラッシュという。
ジャンピング ジャック フラッシュって紅茶の歌か?
(flushとflashで違う)
[calender]
自分はのび太。ドラえもんとスネオも同行。過去の海底に遊びに行き、そこで戦争に巻き込まれる。それを回避するために知恵を絞りながら、いろんなファクターが次々と展開される。古代創世・サルタヒコ・海底改造・缶詰を古代に持ち込む・戦争・ムッソリーニ・第二次世界大戦にサルタヒコ首相…
非常に面白かった。ドラえもん映画に火の鳥を足したネタ配分。あまりに面白いので「忘れないように」
と何度かストーリーを反芻した。けど、この程度しか覚えていない。もったいない。
夢の状態はマンガ閲覧。音なし、動きなし、色ナシ。コロコロ風の安い紙。
マンガ喫茶には4週間行っていない。マンガ週刊誌はGW前から読んでいない。そろそろ行かないと、また追いつけなくなる。
(朝飯中に偶然見る。)
山の中の暮らし。鍛冶屋が農機具を修理する。出向農家がコンニャクイモを出荷する。ミツバチ業者が蜂の巣の株分けをする。鍛冶屋の息子が、修行中に作ったナタで下生えを切って切れ味をみる。
私は大学のとき林学専攻で、こういう自然に触れてきた。月に数度。大変だが、たまにだから、楽しいものだった。毎日野生の中で暮らすのは私には無理だと分かっていても、こうやってTVで見ると なつかしさ+憧れを持つ。都会生活の人間はみな、自分にはできないからこそ、こういうのに憧憬を感じるんだろうな。
高尾山でいいから、晴れた日に行きたい。
バックナンバーを見ると、毎週けっこう心を打たれそう。録画予約決定。
(そのまま続いて観た。)
氏は、pinoなど、非実用ロボットのデザインで有名なひと。「ロボットには具象的な“役に立つ”だけじゃなくて、見る人の気持ちをほぐすetc、いろいろできることがある」
と主張。
氏が母校にて、臨時授業をする。
さいしょに子供たちに「作りたいロボット」
を書かせると、なんでもできる・役に立つ・変形スーパーロボットを出す。で、授業では「お年寄りに喜んでもらえる」
をテーマに、実際にターゲットの老人にインタビュー調査までさせて、「何をしたら喜んでもらえるか」
を真剣に考えさせる。松井氏の子供への対応も真剣。
「店番ロボット。いいアイディアだけど、30cmという数字の理由はなに? 小さすぎるとお客さんに見えない。大きすぎるとジャマになる。いちばんいい大きさはなにかな。お店のレジカウンターのサイズは測った? それをもとに、ちゃんと考えてみよう。」
実際に子供たちが作ったのはただのハリコだけども、それぞれの老人はみな嬉しそうに持って帰っていた。とうぜんだわな。孫はかわいい。
そういうふれあいが 自然な近所づきあいとして 自然にできる町が いいなあ。昔の自分の地元は そういう町だった。昔は東京だってそうだっただろう。いまはどうなのかなあ。
これの続編である[鐵](MS-IMEで変換できやしない)の1巻の墨+赤の絵に惹かれて、普段読まないタイプの本だが読んでみた。結果、大正解。とても面白い。
新撰組(とくに池田屋事変)を下地に、主人公の少年の仇討ちを描く。少年マンガにしては絵が細いほう(ジャンプなら藤崎氏系)だし、沖田総司の美女っぷりなど、パッと見では同人っぽい香りがするが、意外にも骨太の少年マンガ。
−−両親を失った少年の苦しみ。土方歳三らが言う「人斬り==鬼になること」
の真実。矛盾と苦悩。鏡合わせの境遇の仲間、その師が親のカタキだという不運。心を通わせた仲間の死。けっきょく何もできない自分の苦悩。etc。
全6巻なので、少年は弱いままで終わる。それもまたリアルだと思う。−−続編は数年後の設定で、強くなっている模様。そのうち読もう。
個人的には、土方歳三の登場シーンのカッコよさと、彼が「少年を人斬りにさせたくない」
との配慮を無言で実行する、その一連の描画がお気に入り。オーラスでの“お茶”シーンも大好き。
暗に、土方が沖田を殺人機械にしてしまったことを悔いている表現がある。沖田の回想発言「僕は9歳でしたよ」
など少しだけ漏らしつつ、それ以上は語らずに本編を終えるあたりもいい。
6巻のオマケ読みきり[天使の育てかた]も切なくてgoodだ。デビュー投稿作品で、作者いわく「媚売りまくり」
。定石をよくわきまえたと褒めたい。
(連載誌はガンガン。[鋼の錬金術師]といい、バカにできないな>ENIX。)
アニメ版のWebがあるわけだが…このマンガ、アニメには向いていない絵柄だ。原作の持つ荒涼さが台無し。
作者は、ジャンプで連載中のNARUTOの作者の双子の弟。
作品は、そのNARUTO+ONE PEACE+DRAGON BALLといった感じ。大きなバツは1つもない。オーパーツなどの舞台装置まあまあ、主人公の境遇まあまあ、特殊能力の表現まあまあ、物語なかなか。読んで損しない。面白い。
が、いまのところ強烈にPUSHしたくなるほどのポイントはない。−−たとえばNARUTOは、“下忍の昇進試験トーナメント途中で政変がおきる”という事件がある。ジャンプの定番“トーナメントによるストーリー延命”と思わせつつ、その安楽な展開を作品が拒否した。そのあとしばらくの作品の緊張感はすばらしかった。それに匹敵するようなポイントは、2巻までではない。
及第点以上だし、面白く読んでいるが、上記[PEACE MAKER]のようなハマりかたはしなかった。とはいえ、いまジャンプに連載しているものより、先が楽しみ。−−これもガンガンコミックス。あなどれじ…
魔法陣グルグルのひと。RNDさんが昔ベタ褒めしていた作品。
キャラがみなムチムチのロリ系なのが抵抗あるが、物語のアイディアはすごい。中学生の不器用な恋愛と、謎の機械生命とのファーストコンタクトを見事に混ぜている。
主人公は機械イジリが好きな少年。父が仕事で機械を修理するのを見て育ち、
「故障を見れば持ち主の性格まで分かる」。ヒロインは天然ボケのほんわか少女で、いわいるアニメ萌え声の持ち主で、なぜか彼女の声を聞くと機械が不思議な反応をする。持っていたCDプレイヤーで
「DVDまで見れるように」なってしまったり、UFOキャッチャーが「プレゼントを」くれたり。その2人のぎこちないデートの途中に現れたのは、成長する機械生命体。翌日には、それを使いこなしている別の少女まで現れ…
見事だあ。SF==SukosiFusigiだあ。先が楽しみ。
(連載はBLADE。なお、鐵はガンガンからBLADEに移籍したのだが、版元としてつながりがあるのだろうか?)
[calender]
今日はPrinceの誕生日。雨は紫。空には雪。
真夜中に、調整番組として4時間やっていた。「減力放送」
という単語が気に入ったので録画。どうでもいい風景画像と、しっかりした音楽を流すだけの番組。
冒頭ハイドンなので全編クラシックかと思いきや、飛ばし見してみたらロマン派ピアノコンチェルトあり、エリックサティ1アルバム分くらいあり、フュージョンあり、民族音楽あり。歌モノロックもある。なんでもありなんだな。面白い。どれもけっこう質が高い演奏なのに感心。いま掛かっているのは(断言できないが)マイケルブレッカーっぽい。
2ちゃんねる、著作権を侵害中?(ITMedia)
この2chの件に触発されて、無関係のことを愚考する。
本業が編集者なので著作権について勉強したことはあるのだが、それが「切れる」
ことの実態はどうも分かりにくい。たとえば著作権には記名権(作品に作者名を明示する権利)も含むのだが、どうもそれは切れないようだ。−−“我輩は猫である”の著作権が切れても、私がその全文を「私の新作著作」
として発表することはできないし、「“我輩は猫である”の作者は角健太郎である」
ともいえない。−−あえて問う。著作権は切れているのに、なぜダメなのか?
言葉を「版権」
と言い換えると、多少理解しやすくなる。
「詳細註版」などの付加価値を付けて出版できる
どの場合でも、作曲者は元のアーティストであることに変わりは無い。たとえばBach。たとえば夏目漱石。そのことは明示される。すなわち、著作権が切れていてもクレジットは必要。
もっとも、版権が無くなったわけでもない。依然として夏目漱石の本で岩波はお金を稼いでいいわけだ。これもなぜだろう。著作権がなければ出版権もなくなりそうなものなのに。
結局のところ、著作権が切れるとどうなるのだろう?
音楽の場合でわからぬことといえば、録音物(演奏)の権利の扱いがよくわからぬ。仮にCD時代の楽曲の著作権が切れたとしたら、そのデジタル複製をネット公開してもよいものなのだろうか。カラヤン死後50年経過したら、カラヤン演奏は無料で聞けるようになるのだろうか。
いや、著作権は楽曲そのもの(論理的な存在)に対して発生するのであって、録音物(具象の演奏)には発生しない。これは議論が別なのだろうな。
本の場合は、著作物そのもの(論理的な内容)と本そのもの(具象物)で、どんな違いがあるのだろう。さっきの「岩波は売り続けてよい」
カラクリも、この辺にあるのかな。
ちなみに。著作権を侵害しただけでは罪にはならない。侵害された著作者(および正当な代理人)が訴えない限り、侵害者は罪を問われない(はずだ)。
ところで。私の記憶が間違いでなければ、夏目漱石の遺族は、「“坊ちゃん”のイメージを損なうから」
(大意)という理由で、いくつかの商品名に変更願いを出している。−−これすなわち、著作権が切れていても、権利者はなんらかの主張ができるということか。
(補足6月11日:遺族ではなく、舞台の町がお菓子メーカーを…らしい。)
話拡散。まとまらずSTOP。
[calender]
あんなにおいしかった店なのに。客が多すぎて忙しくて捌けないからななのか。まずい。
たった1ヶ月でここまで変わるものなのか。ショック。
コーヒーを待たずに会計にたった。前なら「食後はコーヒーが出るのでお待ちください」
と声をかけてくれたのに、何も言われず会計された。
目黒に行くつもりだったが、そんな気分じゃなくなる。近所の体育館まで散歩。
[calender]
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