【ネコとか唄とかそんなもの。】

2008年02月 01-10日

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2008年02月03日(日)

02/03●節分そばreview

スーパーで売っていて「なんだそりゃ」と購入。調べると いちおういわくがある というか「年越しそばのほうが実は最近の風習」と。ほんとかね?→http://www.nichimen.or.jp/zatsugaku/34_01.html

02/03●バラはバラは(Yes!プリキュア5GoGo OP/EDから)comic

今回も動画・歌ともにレベルが高い。

photo photo photo photo

OPは「バラはバラは」だ。「ぱやぱや」まで登場しまして。 アニメの歌とはいえ「ぱやぱや」なんて何年ぶりに聞いたことやら。

EDはベイシティーローラーズをスローテンポファンクにしたもの。 「S、A、TUR、DAY…night!」「1、2、らぶらぶ、345、ぷりっきゅあ!」に。 途中で「らぶらぶ」と言い出すとは思わなかった。

前回のED ガンバランスdeダンス(2nd)の動画もえらくかわいいのだが 今回も素敵だ。 動きがいいだけでなく 歌とのリンク テンポもいい。

余談だが、前回から背景のテクスチャが非常に凝っていて、しかも動く。 これは綺麗なだけでなく、DivXエンコードなどへの対策にもなる。 阿呆なコピーガードをつけるよりも、動画屋はこういう工夫をしたほうが賢いと断言したい。

(どんなに高いビットレートで変換しても 恐ろしいほどブロックノイズが出る。)

ただ、今回OP/ED両方とも五條さんじゃないので、実はびっくりしてます。 なんかあったんですかね 契約切れた とか。


作品も 今回も「ひとを信じること」をテーマにしていて、 お子様の教育にもすばらしいと思う。 おしつけの道徳じゃなくて こういうので

  • イジメを恥ずべきことだと気がついたり
  • 相談する勇気を持ったり
  • 友達を助ける力

を覚えて欲しいところです。

なお、新キャラの少年は朴さん(はがねのエド)、敵は子安。豪華だな声優。

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2008年02月04日(月)

02/04●雑文:ことばと仕事

お詫び:まとまりありません

‖実業と虚業

Y!辞書より

# じつ‐ぎょう【実業】
農業・商業・工業・水産業など、生産・販売に関わる事業。
# じつぎょう‐か【実業家】
商業・工業・金融業など、経済的事業を営む人。
# きょ‐ぎょう【虚業】
投機相場などのように、堅実でない事業。「実業」に対していう。
# きょぎょう‐か【虚業家】
権利譲渡などを目的とする名目だけの会社を設立する者や、堅実でない事業を営む者

言葉自体が古いわけだが、死語ではない。 そんでまあ ちと思ったのだが、 「実業」に金融は入っていないのに、「実業家」だと入っているのはなぜだろう。 へたすると金融は虚業と受け取られそうなのに。

また、堀江くんなど 実際には虚業をしているひとも、 会社を興せば「実業家」と呼ばれるのはなぜだろう。 日常語として、実業家と起業家の違いはなんだろう。

うちの父はピアニスト、わたしは元編集者。 知人にはデザイナーさんやカメラマンさんがいる。 これらは実業と呼んでもらえるのだろうか。芸能家?

‖語彙

ITMediaにケータイフィルタリングの話題があって その記事で子供の発言集として 「フィルタリングってなに? まぢ いみわかんない」 が載っていて、まあみなさまそれにいろいろ書いている。

ex「フィルタリングの意味が分からんようなガキは規制されて当然」

わたし思うに、これはwhatとmeanではなくてwhyとpurpose、 すなわち「フィルタリング規制ってなぜ? まぢ 意図わかんない」 といいたいのであって、 実は知識や理解よりも語彙の問題ではなかろうか。

子供言葉の語彙の減少は アメリカ英語の語彙の減少なみにすさまじく、 「ヤバい」でgoodもbatもtastefulもfeel goodもすべて表現してしまう。 なんでもかんでもfuckとkool(cool)みたいなものか。

文脈などで読み解く という意味で みやび かもしれないが やはりなんかこう 言葉を使いこなしていないと思うし 国語教育が足りないよなあ とも覆ったり。

語彙が足りずに意図表現ができないと、 必然的に意思疎通ができなくなって、 人間交流も滞る。世代間意思疎通ができないので会社も回りにくいし。 子供にいじめが多いのも 根本的には意思疎通がうまくいかないからでは

…と まあ 話がズレたな。

‖仕事しないとなあ

こんな感じで、 昔と変わらず ことば や 情報 には興味があるのだが、 いまはそれと「本を仕事にする」がまったく結びつかない。 「ではネット情報産業ならいいのか」といえば、これもNOだったりする。

おれ いい加減 働かないといけないのだが。

publishingの技術は あいかわらず好きで、 色分解の調整や網点制御のチェックは好きだし 2C印刷で多色を表現する職人さんは凄いと思うし

(このあいだ買ったマンガの表1で、黒と金赤の2Cと思われるもので、肌色を表現しているものがあった。実際には黒と赤なのでブラウンのはずだが、間違いなく肌色に見える。すごい技だのう と思った)

CTPについて出版社側への啓蒙をもっとしたいなあと思う

(わたしがいた出版社ではCTPを理解しているひとがほとんどいなかった。セッターじゃなくてプリンターを使うと思っているひとが大半。印刷会社のひとと話すと「ほかの出版社でも理解はそういう感じ」とのことで けっこう驚く。)

写真表現における画角や被写界について もっと知りたいし、 ライティングも知りたいし、 その画像表現がアニメ制作やCGI(computer ganarated image)を豊かにすることは実証済みで、 そういう結果としてマンガ・アニメ・ゲームの表現のリアリズムに変化が起きていることも 個人的にすげーと思うので もっとみなに知らしめたく思う

(いまの動画制作がどれだけ豊かなものか!)

「啓蒙」なのかな

ああ そうだな

自分は「啓蒙活動」が好きなのだな そこは あいかわらずか。 だから出版社にいたのか。

昔はPCが特殊なものだったので、自分のPC/IT技術の啓蒙が 出版ビジネスと直接結びついた。 いまはそうでなくなったので出版を辞めたわけだ。 啓蒙だけではビジネスにならないから。

さて まあ

自分は何をして稼ごう。 「なにができる」「なにがしたい」も どうもよくわからない。 なんかこう モラトリアムな大学生に戻ったかんじ。

実際には技術は出版業のものしかないので そこに戻るのが手っ取り早いのだが、 生理的にものすごく拒絶感があるので 鬱再発の面から危なく感じる。

「こころの病」など語彙の問題

言葉といえば これもまた繰言だが、 「精神病 こころの病」という言葉もただして欲しい。

鬱や統合失調は《神経》という肉体の病。mindではなくneuro。 妄想や危険思想が《こころ》の病。

鬱(デプレッション)と躁鬱(ディスポーラー)は違う病気だし、 一般語の憂鬱(メランコリック)ともまったく違う。 メランコリックは《こころ》の問題だが、 デプレッションは《神経》なので 気持ちの持ちようでは直らない。

ああ そうね やっぱ 言葉は本当に大好きだな。 デジカメで言えば「高画質」「画素数の多さ」をいまだに混交するのは メーカーも宣伝側もどうかと思うし

んー ほかになんだろうな

実はたいして深くなく、 それぞれ1つ2つくらいしか思うところはないか。

‖本のネタ

PC/IT本のネタでいえば

  • ニコニコ動画 コメント職人・弾幕アートのつくりかた

は出せば売れると思うが ダメなんかな(調べた限りはない)。 ネトランの特集で終わってしまうのだろうか。

  • SAI

はプロもアマチュアも使っているマンガ制作ソフトなんだが、 これも本になると思うんだが

(同人業界を調べれば調べるほど 実はもう産業として成り立っている)

んでもこの2つくらいだのう。

‖金融のネタ

金融・投資でいえば、 いまの株入門の本はあまりに不備。

「投資の考えかた」を放置して  たとえば「E*TRADEでの注文の出しかた」(Web/ケータイ)しか載っていない。 あとはチャートの読みかたや一部のテクニカル指標の読みかたを載せたら それで終わりだ。

おかげで株は《差額売買》しか知らないひとが大半

金融に関する教育不足は国語よりも深刻な気がする。 「一般預金・債権・証券・先物」 の正しい役割をきちんと覚えるべきだと思う。

元本保証についても理解が少なく、 実際には預金だってペイオフ解禁されていて 元本は保証されていない

利回りの理解と資金回収の年間計画の建てかたを覚えるべきだ/教えるべきだ

証券にも利回りがあり、 いま日経平均の利回りは10年国債よりも高い。 20年寝せておくお金があるなら、 日経平均型の商品を買った元本は20年で絶対に回収できる。

(注:採用銘柄が全部倒産したらアウトだ。だがそれは実際にはありえない。特定の銀行がつぶれて預金がパーになるリスクよりも日経平均採用銘柄がすべて倒産するリスクのほうが低い)

「株を買う」をいまだに「企業を応援する」だと思っているひとがいる。 それはマズいので 証券について勉強するべきだ、 「ソニーが好きだからソニーの株を買う」はおかしい。

「株を買う」をこれからも「企業を応援する」とごまかして教えるなら、 できれば証券ではなく社債を買えるようにしてあげてほしい。 ソニーを応援したければソニー社債を買う、 トヨタを応援したければトヨタ社債を買う。

そういえば、国債の理解もまったくないなあ。 国債残高をみて「日本は借金大国」と思うのは大間違い。 銀行を考えるときに「預金は預金者からの借り入れなのだから、銀行は借金だらけの赤字体質」などと評価するか?


いま一般ニュースを見ていて一番危ないと思うのはFX、 正しくは為替。

円高/円安という言葉はいいかげんにやめたほうがいいと思う。 「ドル円レートが上がった 下がった」以外に言葉はない。

為替はクロスで見なければならない

  • ドル円とユーロ円が同時に下がっていれば円買いが入っている
  • ドル円が下がってユーロドルが上がっていればドル売りが入っている(注:誤記していたので訂正)

ドル円が下がってもユーロ円が動いていないとき、 必然的にユーロドルが動いている。 そうでないと 即座に換金を繰り返しただけでお金が増減してしまう。

原油が1バレル100ドル突破で高い などというが。 「実は原油が上がっているのではなくドルが極端に下がっている」 (だから相対的に原油が上がる) というのを報道されたのを見たことがない

(日本では「円高」というが、世界的には脅威のドル安)


こうしてみると一番興味があるのは

金融

金融運用をしたいわけではなく、 やはり情報が好き 知識が好き。 情報や知識を与えることで わたしのビジネスが成り立てばいいんだが、 まあそんな夢のようなことはないのが実情。

そうか

もし自分が惚れぬいた製品or会社があれば、そこの営業になるのがいいな。 自社製品の宣伝/啓蒙とビジネスがつながる。

さてまあ

どうするか

ほんとまとまりないな

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2008年02月09日(土)

02/09●グイン119[ランドックの烙印]乾燥トマトに水がreview

書店で偶然見つけて。タイトルが気になるので ひさびさに読む。40巻ぶりくらいかな。ちらっと読んで「おや マジメに本文書く気になったんだ」。しばし読んで「検分価値はあるかも」と購入。

結果。おもしろかった。いろいろ矛盾やおかしなところはあるが一時期ほどではない。なにより、温帯がマジメに古代機械とグインの接触を書いたこと自体をうれしく思う。ケイロニア諸兄との再会シーンや グインが古代機械に向かう部分は ドキドキワクワクもした。

「なにこれロボットだったの」「しゃっとだうんはちょっとなー」「スキャンディスクかよ」とかまあ いろいろあるわけですが。ともかく 今回は悪い点よりよい面のほうが多いと思う。

ちゃんとクムのガンダルも書いたようだし。忘れてはいないのね>温帯


しかしまあ。この3度目の《改変》は、目の前で行われただけに、相当に残酷だ。

スーティくんね。わし 彼のくだりは読んでいないのだが、この巻の前半を読んだだけでも、グインはそうとう入れ込んでいるのね。それをグインが「忘れる」。酷だな。

ひょっとすると、このいろんな《改変》こそ シルヴィアとグインの離縁(外伝1)の原因かもなー とか ものすごい好意的な解釈までしてしまった。

そして、温帯が大昔に書いたことを守っているなら、「ランドックに出会ったときは、グインの選択は間違っている」(リンダの予言:正しいときはノスフェラスに出会う)わけで、今回のはアカンかったんだろうな。

さすがにずっと続きを読んだりはしないが。アキレウス死去までは読むかも。

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