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少年画報社1998〜|1|2〜4|5〜7|8|hellsing卿
某所で「アーカードってドラキュラの逆つづりなんだ!」
と“新発見”して喜んでいるひとがいて(いてもいいのだが)、わたしは「ファンタジー読みの常識」
(アルカード)と内心せせら笑っていた。→はてなの解説
ところが。わたしも不勉強であった。
ヘルシング卿とは、原点ブラム ストーカー版でドラキュラ伯爵を倒すひと そのひと 。ヴァン ヘルシング。別のマンガを読んでいて、最近知る(なるしまゆり[不死者あぎと])。→なにかと詳しいWikipedia ※ネタバレあり
あげく、[ヘルシング]にも出てくる「100年前」
は、このストーカー版のこと。ドラキュラに年代設定があったとは、いままで考えたこともなかった。−−「50年前」
がナチなんだけど、それでつじつま合うのか?
ひとさまの無知を笑う程度の人物(自分)は、まあこんなもんだ。もっと大きなひとになりたい。
[calender]
本の1人称は《すべての人間の意識を感知できる》意識集合体。厳密には、そこに芽生えたバグのような《ぼく》。
その《ぼく》が、世界のどこかの片隅で、少女がネコを見つけて遊ぶのを感知する−−ところが、ただの鳴き声のはずの「にゃー」
は、《ぼく》へのメッセージだった。
「だいぶ くたびれているようだな。さっきから、きみの雑念が熱赤外線のノイズとしてうるさくて、昼寝もできやしない。」
そのような少女とネコは、世界と歴史のいたるところにいる。そのすべてのネコの行動と熱(少女の体温変化)の変化パルスを通じて、2つの意識集合体が会話を始める。−−なんとワンダーな! 最近しばらくライトノベルばかり読んでいたので、ひさびさのハードSFテーマに身震いするほどシビれた。
5月ごろ5冊ばかりドサっと神林を買ったのだが、自分に合わない本もあって投げ出したりして、なかなか読み進まなかった。ようやく《自分にとっての》当たりを引いた。嬉しい。
物語が進むと、世界背景も分かってくる。
そして、神林はいつものとおり、いつものテーマを語るのだ。
「すべてが等しくフラットなら、では 個とはなんだ? 意識とはなんだ?」
ちなみにフラット化というのは2005年くらいからの政治・経済の重要なテーマ。本小説は1996年。その段階で、ここまで見事にフラット化を取り入れて書いているとは。SFおそるべし。
本作では、物語は物語としての時間的進行を持ちながら、それが描かれる世界の時間軸と一致しない。簡素化して例をあげると、《共感機》の作用で、2016年にAさんが行っていた作業を、1987年のBさんが受け継いで進めたりする。
そのような複雑な流れでありながら、読み手として混乱せず、事情がスルリと飲み込める。こんなマジックのような文章をどうして書けるのか、本当に不思議。
実はまだ第1話しか読んでいない。が。《名前》が持つ力の設定がステキすぎる。
なんか最近しょっちゅう笹塚にTVクルーがいる。
今日はTBS。ソムリエ田崎氏が、ゴルゴなんとかさんを、 中華そばの福寿へ案内していた。 会話によれば、田崎氏の実家がこのへんで、 思い出の店らしい。
ゴルゴ「商店街を歩いて来た訳ですが、ここだけ急に昭和みたいですね!」
田崎「ほんとです。まるで5歳のボクが中に座っているかのよう。」
問題は。狭い通路をクルーが占領していることか。 画面前を通ってもいいようだが、 まあいちおう手前で止まって通り過ぎるのを待つ。
TV横暴ちゃうん?
(追記:10月6日月曜日)
代田橋経由で明大前へ。友達とホットケーキオフ。 代田橋にTVクルー発見。 友達いわく、明大前にもいたとのこと。
すみ「なんで集中してるんだろ?」
友達「TVの取材許可って、沿線単位で出るからだよ」
へーーーーーー。
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わけのわからぬポエムですが、いまのわたしの商売はコレです。
《夢》の値段は、「夢の実現可能性がいかほどか」
そのもの。未来ことはだれにも分からないので、それぞれの《夢》には可能性に応じた値段が付く。
期日が近づけば近づくほど実現可能性がはっきりして、値段は《現実的》なものになる。はっきりいえば減る。−−そして、ついに実現しないと確定したとき、夢の値段はゼロになる。
ただし、はじめから荒唐無稽すぎる夢は高すぎるか安すぎるかで、そもそも買い手がいない。適度なバランスで、実現しない《夢》を選んで売る。それが商売。
もちろん、《夢》が実現することがある。そのときわたしには実際に「夢を実現させる」
義務が生じる。すなわち、払い戻し。−−それが販売値段より安い現実ならば損益はないが、販売時よりも高くなれば損になる。
…わけわかんないこと書いてるわけですが、この《夢》が「死亡・入院」
なら生命保険で、「事故・災害」
なら損保なわけです。《悪夢》ですけども。
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4月くらいから毎朝見ている。会社時代に上司が「あれは面白いよー」
と言っていたが、ようやく納得できた。
発売から1年も経って新製品でもなんでもなくなったのに、「環境にやさしい素晴らしい製品」
ということだけ強調したあげく、次のような突飛なことをいって驚かせてくれる。
洗脳に近い話術であり、同時にエンターテイメントでもある。
12本で5980円。初期販売が4本3980円だったから、安いんだが。12本もいらんよな。−−それをも、「乾電池40万本分!」
(うろおぼえ)として実際に乾電池の山を見せて、心理的に欲しさを誘う。うまい。
(想像だが、メーカーから在庫整理を依頼されたのだろう。)
「インターネット、ケーブルいりません。無線LAN内蔵! ただし無線の親機が必要です。」
ああああ、親機。そうだよね親機。勉強になります。
わたしはPC専門の出版社にいたわけだが、自分自身があまり入門書を担当しなかったとはいえ、ふつうに「無線LAN対応ルーター」
と書いていたと思う。ぜんぜん努力が足りなかった。−−いまどうなってますか?>元同僚
イメージとしても。「インターネットのプロバイダ設定は、担当者が出張いたしまして、無料で対応します」
。で、画面には老夫婦+作業員。これもいいイメージ戦略。安心感を誘う具体的なアイコン。実際は老夫婦じゃなくて団塊夫婦が狙いだと思うが。
言葉の操りの巧さ。なによりテンポ。
「最新デジカメ、画素数は なんと! 720万画素です!」
「写真を撮ったら印刷したい。プリンターをお付けします。」
「印刷するには紙がいる。専用ペーパーお付けします。」
「撮影するにはメモリーがいる。大容量SDカード256MBをお付けします。」「これだけついて! なんと! 4万きります、じゃ、ないんです。」
「3万きります。29800円! 大特価です!」
実際すごく安いということはいったんおいておいて。
この話術を身に付けたい。講習開いたら、顧客はわたしだけじゃなくて、かなりの人が来るんではないか。本を出しても売れそうだ。企画書でも書くかな。
ちなみに画素数は、「なんと1000万画素!」
「なんと600万画素!」
ようはなんでもいいのだ。「大容量カード1GBをお付けします」
の日もある。 256MBと1GBと両方「大容量」
。嘘は一切ついていない。
「プラズマTV、24万円。それだけじゃないんです。いまお使いのTV、下取りいたします。4万円! そのTVがお買い上げのときに1万円2万円のものでもいいんです、すべて4万円で下取りいたします!」
すごいなあ。魔法の言葉。「ただし、リサイクル料と送料はお客様でご負担ください。」
(あわせて8000円くらい)とはいえ、それでも実質下取り3万はすごかろう。
パターンはたくさんあるわけじゃなくて、毎日見ていればだいたい読める。だが。商品にあわせたバリエーションが楽しい。
[ダウンタウン ガキの使い]の読者はがきアドリブトークにて、まっちゃんがたかたさんと2泊の温泉旅行に行った(という仮想の)エピソードが登場。まっちゃんの「松本君、ベ↓ガ↑はいいよ!」
は絶妙。DVD7巻。
「温泉につくなり、社長、TV蹴って壊しちゃうんですよ。ヤバイですよって忠告したら、“だって松本君、これベ↓ガ↑じゃないだろう?”」
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*istD+M35/2.0|M50/1.4
枯れネコジャラシは、いい絵か悪い絵か、相当悩んだ。いまは自分では嫌いなのだが、Flickrで評判がいいので、いちおう載せておく。
(最近は半整理で先にFlickrに置いてます。余談だけど、このAjax Web Systemは泣けるほど優秀。→Flickr)
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