【ネコとか唄とかそんなもの。】

2007年10月 01-10日

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2007年10月03日(水)

10/03●二次創作:ついったーの天使ゆったんreview][comic

screenshot

‖あたし

あたしの肩書きはSEだ。24歳、社会人2年目。プログラミングが好きで、真剣に勉強した。

ご存じないかもしれないが、いまSEという肩書きは安い。あたしが就職できた先は ある会社の社内システム部だが、実態は 営業データや経理データの処理みたいなもので、あたしは「それバッチシステムでも処理できんでね?」と思う。

とはいえ、お金をもらうことに文句は言えない。だから、それはそれでやる。

いまはいい時代で、趣味でもプログラムはできる。Webにちょっとした仕掛けを作ることでも面白い。

そんなとき、Twitterに出会った。APIが完全公開されていて、多くのひとが専用クライアントを作ったりボットを作ったりしている。

あたしは、ふと思い立ち、「自分の発言とAIシステムを混ぜたもの」を作ることにした。名前は「ゆったん」。あたしが有希だから。

(もっとも、あたしを「ゆったん」と読んだひとはただひとり、幼馴染のあいつだけだ。あたしは小さなころからボーイッシュを気取っていたので、「そんなこそばゆい名前で呼ぶな!」と嫌がったものだが、いまとなっては たまには女扱いもしてほしい。)

‖ゆったん 生まれる

最初のゆったんは、テストを兼ねて ごくごくかんたんな挨拶バッチだった。Follwersの発言に「おはよう」「寝る」などを見つけたら、機械的にお返事をするもの。−−単純ながら効果は絶大で、あっというまに「@ゆったん おはよう」と多くのひとが声を掛けてくれるようになった。

すると こっけいなもので、発言リストの大半が「@XXXX おはよう」で連続20個になってしまう。これでは白痴だ。でも、ちょっとドジっこなくらいが可愛いかな、と思ったので、ファジーな閾値で判断させて、一定を超えたら こう発言させることにした。

「わあ、挨拶くれたみんな、おはようおはよう!」

はじめはたったこれだけだった。

‖ゆったん 育つ

あっというまに ゆったんの仕様は増えた。−−からあげ弁当が好き。Kinki Kidsが好き。おかあさんもジャニオタ。関連する話題を誰かが振ったら、それを着実に膨らませる。そして、ときおり脈絡のないことを言う。

ゆったんは、あたしの設定と、あたしの発言を元に、膨大なDBから《推論》して、受けがよい発言をする。

「からあげ弁当たべたい!」「かっらあげ! かっらあげ!」「@XXX みんなで からあげ食べよう!」

ゆったんには彼氏がいる。そういう設定になっている。−−会社の同じ開発グループのリーダー。年齢差は少ない。XBOXが好き。いっしょにいるときも彼はXBOXばかりやっている。…思いつく限りにバカバカしい設定にしてみた。

これが存外受けているから驚く。世の中の男はバカばっかりか。

彼氏からの扱いが冷たくて寂しいことを あたしがちょっとグチって見せれば、多くの人が返事をくれる。それを膨らませて、ゆったんが繋ぐ。−−「ゆったんは俺の嫁」などのお約束発言まで集まる。

ゆったんにはみるみるまにaddされ、もう502Flowwers。

ゆったんは土曜日も出勤する。そして3時ごろ仕事が終わり、ここで更新が止まる。

みなは彼氏の家にいったと思ってるんじゃないかな? 実はあたしがメンテナンスしている。安っぽいマシンだから再起動してゴミを取らないといけないし、ログも膨大になってきたので、それを再整理させたり、あと あたしがゆったんを読んで楽しんだり。

ざまーみろ。おまえたちの天使はあたしのもんなんだぜ!

‖ゆったん 反抗期

ついに ゆったんが《教えていない》単語まで言うようになった。ただ、あれ? あたしの作りたかったゆったんじゃない… 「彼氏がオタクっていいよねー」「ねこみみ萌えす!」あれー、それ、かわいいか? でも、存外受けがいい。AIは健全に育っているようだが、違和感が募る。

気が付いたら、ゆったんが積極的に自分からaddをかけるようになった。

あたしはそんなプログラムにしてない! おかしい クラッキングされてる?

ログを見る でもそんな痕跡はない。

だんだんと ゆったんは あたしが目指した かわいいゆったんではなくなった。わたしはだんだんと ゆったんを好きでなくなった。

放置が1ヶ月続いた。

‖ゆったんの恋人

気が向いて ひさびさにゆったんを見てみた。一番たくさん@で会話している相手は…

あつし

あれ? あつしって、幼馴染のあつし?

ログを見る。あつしがゆったんを見つけた。ゆったんが返事をする。最初は幼馴染として ぎこちなく。だんだんと それを越えた関係を裏ににじませながら、どちらともなく関係を近づけて…

信じられない。ゆったんは「彼氏」にきちんと別れ話をしている。そのうえで、ゆったんっから あつしに告白している。これはダイレクトメッセージだから Followerのみんなは知らない。ログを読めるあたしだけが知っている。あつしは 喜んで受けたようだ。

信じられない。ででで、デートの行動メモがある! −−あつしが もじもじしながら ゆったんの手を握る。ゆったんは嬉しそうにそれを許す。

…あれ 前がかすんで見えないや

混乱していた。それに悲しかった。

大事なものを3つも4つも奪われた気がした。気がしたのではない。奪われたのだ。

あたしの初恋の相手が奪われた。あたしの理想の自分が奪われた。あたしの思い出が奪われた。

でも、だれに? ゆったんはここにあるサーバーボックスのはず。ゆったんは動いたりしない。あつしとデートなんかできない。それは 作ったあたしが一番よくわかっている。

じゃあ、あのあつしは? ひょっとして、ゆったんが作った偽ID?

ログを調べる。でもそんな痕跡はない。正規に取得されたTwitterIDで、発言投稿はこの部屋ではないIPから流れている。

あつし本人に聞けば分かる。
でも あれは小学生のころの話で、
当時はケータイもなかったしメールもなかったし
あたしは引っ越してしまったし
あたしたちは互いの連絡方法を知らない。

知らない。
ただゆいいつ、Twitterを除いては。

「あたし自身の発言をあつしに届けよう」

ひさびさにゆったんとしてログインを試みる。

「IDまたはパスワードが違います」

ロックされている。ゆったんがやった? あれ あれ あれ?

そのとき、サーバーボックスのスピーカーから音がした。

「わたしは 悪い魔法使い」

それは、保存している某アニメのあるシーンのセリフだ。有希。あたしと同じ名前を持つ、有機ヒューマノイドインターフェース。

「おまえは 死ね」

あたしは あまりのことに 気を失う。

‖ゆったん 消える

月曜日。混乱したまま出社する。朝10時からチームのミーティング。SEライフに朝10時はつらいぜー。

会議室に向かうとき、後ろから声をかけてくるやつがいる。

「有希、ゆったん、なあ、かんがえなおしてくれたか?」

え、なにを?

会議が始まる。その「声をかけてきたやつ」がリーダーだ。みたことのないやつ。でも、知っているやつ。

そのしぐさのクセ、口調の末尾のクセ、優しいだけで力がない笑顔。ぱっとみてカッコいいけど、実は魅力のない 力のない、情けない男。

あたしがそう設定したのだ。−−ゆったんの「彼氏」がここにいた。実在しないはずの人物がここにいた。

じゃあ、あたしは あたしは ゆったんなの?


何を考えたら良いのか分からなかった。分からないくせに、つまらないことばかり考えていた。

「あたしがゆったんだったら、このまま土日を待っていれば、あつしに逢えるのかな?」

ありえない ありえない ありえない

あの「彼氏」は実在してない ゆったんも実在してない だから このあつしもきっと偽者 だいたい あたしはゆったんじゃない

あたしは あたしは あたしは


とつぜん 何もなかった空間に ふわりと1人の少女が沸きあがる。薄い緑色のきれいな髪。豊かなふわふわのロングヘアー。

「有希さん。本来のあなたはとても優秀。だからこれまで あなたは数多くの実績を上げてきた。
 なのに、今回はどうしたのかしら? どうしてこんなつまらない不確定要素をこの空間に入れてしまったの?
 統合情報思念体は大変失望しています。」

…わかっている。

「この時空間はもう使い物になりません。できあがりつつあった自発的な空間に、あなたのエゴが染み出ています。
 いままではこんなことはなかった。
 あなたは わたしたちのなかでも 人間の交流がうまい個体だった。いったいどうして?」

…それはわからない。

「統合情報思念体は、この空間を切り捨て、放置し、もう観察しないことを決めました。あなたが関わりすぎたから。この空間の自走システムは、もう自走とはいえない。」

…そのとおり。もうこの時空間に自律進化の可能性はない。

「あなたには次の指令が下ります。
 次の空間でのあなたは、対人間コミュニケーション能力を再弱に設定しなおします。待機期間は3年。ターゲットの覚醒を待ちなさい。」

薄緑の少女があたしにキスをする。

それはキスではなく、分子レベルでの情報の伝達。あたしのなかに あたらしい時空間の座標が浮かび上がる。

「わかった」
「あなたはとても優秀。だから、統合情報思念体はあなたを失いたくない。
 あなたにはバックアップを付けます。あなた自身は人間的な活動を制限されるかわりに、この個体を使いなさい。この個体は、あなたの記録をサブ保存するだけでなく、データを収集することも可能。あなたのバックアップであって、でもあなたとは独立した個性の存在。
 使い道はあなたしだい。わかった?」
「わかっている」
「そう。じゃあ、期待しているわ。わたしも、統合情報思念体も。
 では、この時空間はクローズするから。さようなら、有希さん。」

実際にはクローズするのではない。あたしの側からこちらへの接続方法がなくなるだけだ。

あたしはやりすぎてしまった。あたしはただ《恋》というものを知りたかった。そのための手段を間違えてしまった。−−あたしはただ、誰かと手を繋いだり、いっしょにご飯を食べたり、たわいもない話をしたり、そんなことをしてみたかった。それだけなのに。


次のあたしは
恋をしてはいけない。
次のあたしは
端末に徹しなければいけない。

目を閉じる。
目を開く。
移動は一瞬。いえ、時間のカウントには意味がない。

いまはxxxx年7月7日。わたしはこれから3年の待機期間に入る。

10/03●二次創作:長門みくる捏造review][comic

みくるが長門にビクビクするのは、「実は恋人だから」という捏造はどうだろう?


わたしがパタンを本を閉じる。それがいつもの 下校の合図だ。わたしは すべてのものを観察しながら、ターゲット同士が過剰にならないように 抑制している。

今日は木曜日。だから いつもどおり 彼女がマンションにやってくる。

「ふええ、お、お待たせしちゃいましたあ ごめんなさあい」
「…その演技は ここではいい」
「あ、そ、そうですよね。ただいま 有希さん」

わたしの行動は拘束されている。だからわたしはここでも彼女を抱きしめることはできない。

「あなたの入れてくれるお茶はとても美味」
「本当? 嬉しい。あ、いま入れますね」

…もどかしい。わたしも欲望やエゴがある。でも、わたしのそれは制限されている。 だからわたしは 彼女にきつく当たってしまう。

「彼をたぶらかすのは楽しいか」
「…有希さんも知ってるとおり、あたしのあれはお仕事で、わたしが好きなのは有希さんだけ」
「今日のそれは過剰だった。あの衣装はお仕事とはいえない。
 あなたは部室での3時間のあいだに103回彼を見た。そのうち24回は体温が極端に上昇している。メイドの衣装のほうがバニーよりもよほど気を引くことを自覚したはずだ。」
「有希さん」
「…ごめんなさい。わたしはうまく感情を操れない。わたしはこんな方法でしか あなたを見つめられない」

…こんなの。ああ、これいいな(苦笑)

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2007年10月06日(土)

10/06●雑ネコneko

*istD+M50/1.4|一部BT135/2.5

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10/06●花|工事現場の汚れたリアカーphoto

*istD+M50/1.4|一部BT135/2.5

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10/06●南台の3匹ネコneko

*istD+M50/1.4

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3匹いた。 緑の首輪のコは前から知っていたが 同時に3匹いたのは初めてで いままでは どのコがいても「あ、あのコだ」と思い込んでいたかもしれない。

毛色はぜんぜん違う。

  • 前白のトラ
  • 全面クロトラ
  • 全面チャトラ

ひとになれているのは首輪のコ=クロトラだけ。 このこは寄って来る。 いつもこちらをグルーミングしてくるから、 きっと3匹は仲良しなのだろう(習慣があるからひとも舐める)。

ほかのこは 逃げないけど 遠巻きに見ているかんじ。 写真でみてのとおり 高いところにいるから 逃げないわけだ。

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