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アルバム【sheik yerbouti】のころからだと思うが、Zappaはこんな録音ワークを採る。
「ライブの躍動感を残したいという演奏者の考えなのかな」
と思いきや、まったくそうではなくて、「スタジオリハーサルを繰り返すと費用がかさむから」
だそうで。
(たぶんGIGSのインタビューで読んだ。)
ベーシックトラックは、上手くいった部分のつぎはぎで、けして純粋なライブ版ではない。Zappaの音楽手法では、こういう《編集》が大きな比率を占めたのは有名な話だ。
(幼少からテープ編集が趣味だったそうな。)
YCNDT on stageシリーズやin N.Y.で分かるとおり、nonオーバーダブでも演奏の質は恐ろしく高い。
たとえば【you are what you is】では怒涛のボーカル多重録音がなされているが、ライブでもかなりの分厚いコーラスをやっており、実際にどれくらいがスタジオなのかはよくわからない。
Zappaのライブ演奏は、CDの再現とは根本的に違う。
なので、ソロ部を抜き出して新曲としてリリースしても大歓迎。[拷問]のギターソロ部を[rat tomago]としたり、アルバム【shut up 'n play yer guitar】を作ったり。
次の教条は、Jazzをやる実父からわたしが叩き込まれたこと。
同じ曲を違うひとが違うアレンジにすれば、それは別のものとして楽しめる。それだけではなく、同じひとでも、日によって違う演奏になる。
曲名ではなく、演奏そのもので音楽を楽しみたい。
Zappaはとくにそういうアーティストだ。
多くのロックバンドは、同級生だったり音楽的な趣味があったりする《同志》が組んで、基本的にメンバーが変わらないパターンが多い。で、メンバーがやりたい音楽を練り上げていくのだ。
Zappaはまるで異なる。Mothers(of invention)の頃から、メンバーはZappaが金で雇っていた《プロ演奏者》で、Zappaが弾かせたい演奏に対応できるものが選ばれ、厳選されていった。お金の関係。シビアだ。
それでもバンドは大きく4つの時期に分けられる。
最たるものはイアンアンダーウッドで、本職はキーボードなのに、管楽器を多数使いこなし、スタジオ多重録音に長く貢献した。
例外は、フロ&エディ(歌のみ)やルス(歌えない)じゃないかな。
baby snakes dvdを見ていると、エイドリアンブリューがダンスやコスプレ(兵隊とかナースとか)でまで大活躍していることが分かる。テリーボジオなど、片手でマイクを掴んで歌いながら、片手だけで猛烈なドラミングをしてみせる。奇跡のようだ。
いろんなギターを使うが、多いのはSGの気がする。アームなし。
音色手法・録音手法として、
ことがあげられる。だから、歪んだ音でも、ピッキングのたびにエッジが強く出る。in NYの[拷問]のように、前半に(比較的)クリーンなソロで後半に歪みなどというときでも、クリーンの音はずっと残してある。
(これはアルバム[shut up]で解説されていたのかと思う。)
あと、ワウを、いわいるワウワウなリズム変化ではなくて、音色変化の手法として使う。−−これはhot ratsのころの話で、後期もやっていたかどうかは知らない。
フィードバックを掴むのがものすごく上手い。何の本で読んだか忘れたが、息子ドゥイジールが「父は、ステージのどの位置・どの向きでどう弾けば、どのフィードバックが鳴るか、完全に把握していた」
と言っている。
以上から思うに。もしZappaが生きていたら、の話だが。
たとえば、hot ratsのギターは、ワウトーンを掛けすぎて、歪み具合があまり気持ちよくない。時代的に録音も悪いのかもしれない。
もし原音も並行録音で残してあるのならば。原音をアンプに出して歪ませ、いまのZappaの感性で歪みコントロールした《新盤hot rats》なんてのも可能だったのではないか。リマスターどころじゃなくて。
いわいるHR/HMやロックのひとたちとは異なる印象で弾くので、そういうの(接しやすい音楽)しか知らないときにZappaを聞くと、拒否反応を起こすか、逆に「独自だ!」
とびっくりしすぎてしまう。
実際はZappaの奏法はブルース系に根付いて発展したものだ。ブルースの大御所を聞いてみるといい。あるいは、ブルースロックでジミヘンの[cat fish blues]とかZepの1stとか。似ているので。
baby snakes dvdで指運を見ていたり、自分で弾いてみたりして気が付くのは、Zappaの特徴の1つは、同じ音をダダダダダと細かくピッキングして連続弾きすること。あるいは2音を行ったり来たり、とか。そのリズム感がカッコいい。
[calender]
初出:2002年10月26日
ひさびさに見直した。何度見てもいい。物語・構図・カメラワーク、ともに上級の映画クオリティ。丁寧な被写界深度表現のおかげで、CGIの違和感はほとんど感じない。
ほかにも見ました。シザーハンズは、いいけれど アラが目立つ。バートンはbig fishが完成形か? juvenileもよかったが、記憶よりCGIが荒い。ALWAYSのほうがいい。
主役も悪役も脇役も、ひいては世界観も、よく立っていると感心。
ブーが可愛い。声もしぐさも。子供ならではの意外な行動も。大のモンスター2人がブーを見て慌てまくるしぐさも可愛すぎる。寝かしつけるシーン、トイレでのかくれんぼのシーンなど、見事なツボ。ブーの自慢げな表情ったら!
サリーの表情では、ブーがゴミ処理でつぶされたと思い込んだときの悲嘆、また《こわがらせ実演》時にブーに驚かれたときの落胆がすごい。
ブーが唯一覚えた言葉が「まいく=わごうすき」
(マイクの名)なのも可愛い。サリーのことはキディと呼んでいるが、ネコ(kitty)に見えるのか???
前から不思議なのだが、ディズニーのキャラは動いているときは魅惑的でも、静止画だと可愛くなかったりする。公開時ポスターのブーはとくに可愛くなかった。DVDパッケージでの“覗き目”ブーはとても可愛い。だが、どちらにせよ、動いているブーとは比べ物にならない。
あいかわらず英語の愛称法則はよく分からん。ジェイムス=P=サリバンの愛称がサリーなわけだが、なぜまたfamily nameを使うのか?
もとより世界設定が魅力的なのだが、それにアグラをかかず、かなり丁寧に構成が組まれている。ほぼ10分おきにイベントがあり、30分おきに大事件があり、最後に2度のどんでん返しが来る。−−まったくダレない1時間半。
イベントはどれも違うタイプ。定番のドタバタから、意外な展開まで。お笑いから、スリルから、友情崩壊から、復活から、ジェットコースター追跡から、涙まで。見事な構成。
オープニングとエンディングの、古いコメディを模した、色あせたイラストによるポップダンスが非常に温かみがあって嬉しい。jazzのハマりかたも見事。
ランドールをやっつけるのがブーの活躍なのもいいな。
天丼ギャク派としては、オープニングのTV-CMでのマイクの悲嘆ネタが、エンディングで雑誌カバーでのマイク天丼として再現されたのに大喜び。ストーリーに絡む部分では、実験ルームでの[simulation terminate]も、子供部屋も、実にオシャレに天丼してみせた。(そういえば、[少林サッカー]も意外な天丼を重ねた。)
小ネタでは、ブックフットやイエティを使った遊びや、日本を含む世界観光、またモンローのかの地下鉄スカートシーン(Oh! Greate!)のパロディまで、サービス精神に溢れるのにも感心。
(ディズニーほどの財力だと、公開国ごとに旅行シーンを変更くらいするのだろうか?)
どこも動きがすごい…てなことも いうまでもないか。
特に、扉システムの動きがお気に入り。《怖がらせルーム》での設置動作も、倉庫へのワイヤー転送も素敵だ。チェイスシーンでは、照明の変化具合といいい、視点の変化具合といい、映像を見る喜びに溢れる。
モンスターを含み、動きは完全CGオンリーなのだろか? 元となる動きのセンサー収集くらいするのだろうか。
ブーの声はどのように取っているのだろう。ここまで自然な子供のハシャギ声や泣き声でも、声優演技でできるものだろうか? 実物を大量にサンプリングし、シーンに合わせてはめ込むのか?
《お別れ》でのブーのはしゃぎかた(大事なものを片端からサリーにプレゼントする)も切なく、サリーの態度もまた切なくて見事。−−4回見ているが、この抱擁シーンだけはいまだに泣ける。
(扉を開ける直前の、マイクの引いた愛情表現も素敵であった。)
オーラスは(disney/pixerなので当然だが)見事なハッピーエンドなのだが…
個人的には扉は開けないエンディングのほうがよいと思う。《ブーは成長し、モンスターのことを忘れる》ほうが私の好み。そのほうが、サリーが持っている《手書きイラスト》が活きると思う。もっとも、ブーの姿は見えないままなので、これでも十分効果的か。−−実際、ここもいまだ泣けるし。
それにしても、目と閉じてマイクについて歩くサリーの可愛いこと!
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ひさびさに暖かいので散歩to中野新橋。ついでにネコ撮影。
*istDを持って行こうとしたが、1ヶ月以上放置なので、さすがに充電池がカラになっていた。T33で撮影。
[calender]
岩波少年文庫044 斉藤惇夫作 薮内正幸画|1971発表、1990年文庫化
TVアニメ[ガンバの大冒険]のポップな絵を知っているヒトのほうが多いと思うが。この原作では、実にリアルなネズミが描かれている。
擬人化されてはいるが、彼らはだれもがただの毛むくじゃらで、完全にネズミとして行動する。けして服など着ない。クズ野菜をかじるし。そのネズミにも人生がある。ロマンだ。−−考えてみると、最近作られている動物モノは、擬人化じゃなくて、ネズミのコスプレをした人間に過ぎないのだな。
物語は。男気、任侠、夢、冒険。責任感、焦り、達成感、充実感。畏怖するべき自然、恐るべき敵、信頼できる仲間。助けるべき対象だった山のネズミらによる裏切り。美しくも怪しい敵の頭領、戦略、奮戦、危機一髪。こんなに充実したお話だとは思わなかった。
主役格の性格配分も明確で、彼は力持ちで任侠溢れており、彼は学者ゆえに無謀を忌み嫌い…など。これらのキャラほぼ全てに ちゃんとした見せ場が用意される。すごい構成力だ。
4度にわたり心理戦が繰り広げられる。餌で。歌で。踊りで。ふたたび餌で。−−ノロイは“魔性のイタチ”として恐れられていたわけだが、その正体が変な形でなく美しく結実される。これは頭脳戦でもあり、本能に訴えかける呪術戦でもある。
この歌のシーンと踊りのシーンの美しさは驚異的だ。とくに、歌に対抗するべくシジン(ねずみ)が詩を読み上げるシーン。小説としての美しさの頂点のような気がした。
実は主人公ガンバはいままで“町のネズミ大海を知らず”状態でお山の大将に過ぎず、この冒険を通じて自分の矮小さを知っていく。そんなガンバのことを先輩らは深く理解しつつ、それでも彼をリーダーとして立てる。さりげなくアドバイスし、さりげなく支える。それに応えるべく、ガンバは熱意をもって頑張る。
中でも、ヨイショ(力持ち)のこのセリフには実際に涙を流して感動した。対立する意見をガンバがまとめるシーン。実際に食料も希望もなく途方にくれつつ、ガンバが最後の結論をためらっている。
ヨイショ「いやガンバ。俺達は従う。そのあとは別に言わなくなっていいんだ。お前の決断は、おれたちみんあが責任持てばいいんだ。心配すんなよ。」
チュウ太の家族がすでに殺されてしまったと知るシーン(実際は生きていたが)。自分1人でも仕返しに出るといきり立つチュウ太に対し、ヨイショいわく。
そりゃぁうめえ考えだ。しかし、少しは休んでからにしたらどうだ。おめえだって くたびれているし、おれたちだって くたびれている。くたびれてるとき考えることは、たいてい くだらねえことだ。しかえしはあとだ。チュウ太、もう一度穴にもどろうぜ。
オーラス直前。どうしても結論を出せない群集を前に、イカサマがサイコロを振ってみせる。ピンゾロが出る。「さいいきがいい」
と皆を乗せる。
こういう行動は物語中に数度登場する。そのつどガクシャは怒りを表明していた。今回は。みなが行動に出たと、ガクシャは1人残りいう。
このうそつきめ! わたしの目をごまかせると思っているのか。ふられたサイコロは1・1ではなかった。君の手で1・1に変えられたのだ。イカサマ…
(とガクシャはそこで深く息を吸うと、体を半分穴の外に出し)
感謝する。
やはりガクシャにも熱い男の魂が。ここは読んで泣いたっすよ。
グインサーガ読み(トマト)たちは、みな[宝島][幽霊船]をすでに失ってしまったと思うが、この[冒険者たち]を読めば、よりよい記憶で上書きできる。というか、比べるのも失礼なくらいにこちらのほうが質が高い。
(心底余談)
作品のまんなかあたりで、思いがけぬ事態にぶつかったとき。
シジン「おお、こんなことになるなんて、ああ、僕はいったいどうすれば、おお…」
するとヨイショ(暴れん坊役のネズミ)がいう。
「おまえ、さっきから 感嘆詞ばっかりだな」
これをみて、トマトは思わず手を胸の前で揉み合わせましたYO!
こんな1行ギャグていどのことを、温帯は何年も何冊もかけて本気で書いておるんだなぁ。
プレステ版リメイクがあるんだ。こっちより 旧来のドラクエシステムがいいなあ。
「それから10年」
さて、最後までちゃんとやる自信はないが、ビアンカと再会するまではやらなきゃな。リボンをちゃんと返したら、あの子はどんな顔するだろう(岡村靖幸風)。
さまざまな地点にタイムトラベル。
ドタバタ走っていく先は、高校。でも生徒はなぜか大学時代の同級生。野球大会をしている。先生は高校のmty先生。「すいません、30分遅刻しました」
「主将ー、もう試合始まってるよー」
「まいったなあ、わたしは運動音痴だから、キャッチボールもできないぞ」
と思ったら、突如文化祭に変更。レアものCD/LP掛け大会になる。s10先輩とnrsk先輩が不思議なテクノとプログレをかけて、名古屋の一部の団体が過剰に嬉しがってしまい、ざわつきが大きすぎて、運営側として暴動になるのでは…と心配になる。
(このとき、開催場所のイメージは東京だったが、自分の高校なら愛知は東海市、大学なら名古屋だ。)
地下室。運営会場。反省会。帰り道。ssk先輩が残業している。が、よくみるとなにかポエムを書いている。
ふと気が付くと、わたしはパタリロだ。パタリロだったらタイムトラベルできても不思議は無い。今回の目的は、歴史の歪みを治していくことにある、らしい。
だが、どんなに直しても、未来からの負債がどんどん逆流してくる。なぜだ? どこかに悪の組織があるのか−−
と思ったところで目が覚めた。6:00だ。
[calender]
講談社BL 1989〜1997
テンポのよいコメディでいて、中身がシリアスだったりして、かなり面白い。タイトルや絵から内容が想像できないのが難点だ。テーマは2つ。
概要:主人公は、元気と宴会芸だけがとりえの女性、田中まりりん。大商社である近江物産に
「低位のコネ」で入社した彼女は、底辺の部署で、とある先輩女性(峰岸)に出会う。峰岸は不思議なひとで、ケチで、そして切れ者であった。峰岸は田中に聞く。「あなた、出世したい?」そしてまりりんは、出社初日、ひとごみのなかでドジをしたとき、ある男性に助けてもらった。一目ぼれ。名も知らぬそのひとは、少なくとも同じ会社の先輩。しかし、この巨大企業は何万もの人間が働いている。そのひとと再会するには、人員を把握できる地位になること−−出世することが必要。
「出世できますか?」
印象的だったシーンを1つ。文庫の7巻くらい、たぶん単行本だと14巻くらい。
人材派遣会社の立ち上げプロジェクトのチーフに まりりんが抜擢される。メンバーは年上かつ経験豊富なひとばかり。まりりんはあいかわらずドジばかりで、みなに
「なぜチーフなのか」と不思議がられる。周りから見ると、まりりんは与えられた膨大な資料を読みこなすのに四苦八苦しているだけに見えた。メンバーは、そつない
「立ち上げ案」を まりりんに提出する−−そしていつもどおり、その報告書を自分たちのチーフが読みこなせているのか、不安がっていた。まりりん「このとおりやれば、事務的能力に優れ、礼儀作法のしっかりしたOLが大量生産できますね。でも、彼女たち、はたして出世できますか?」
メンバー「え? これは人材派遣会社ですよ。汎用に使える人間を作るのが目的では…」
まりりん「このプログラムを身につけたら、彼女たち、出世できますか? 出世したいじゃないですか。(天真爛漫の笑顔で)案を作り直してください。」
企業運営も、峰岸による「出世できるOLのための200か条」
などの条文も、リアルなものばかりで、作者はかなりリサーチしたのだろうなと感心できる。
恋物語のほうは、名も知らぬ相手にどうしてここまで入れ込めるのか不思議だが、それはまあ、マンガとして許容できる。そして、一歩一歩、ほんの少しずつ情報を仕入れて、文庫の8巻(単行本の16巻くらい?)で、ついに当人と話す機会を得る。
ここまでも、ほんのちょっとずつ 彼のことを読者も知ってこれたわけだが。実際に描かれる彼は、本当に優しく、本当に知的で、心配りもでき、ものごし柔らかで…美男子とは違う、まさに《いい男》だと思った。まりりんは相当の苦労をするわけだが、その苦労に見合う相手だと思う。
まだ前半しか読んでいないので、物語がどのに着陸するのかは分からない。でも本作はいい作品だ。
「オセロのおじさん」
がかわいくて好き。
単行本は、真っ赤な背に黄色の文字で、目立つ。昔からマンガ喫茶で見て存在は知っていたが、読むには至っていなかった。もったいない。名作だと友人が教えてくれた。 出会えてよかった。
まったくの余談だが、各回のトビラはゲームの一場面っぽく仕上げられている。RPG風、マリオ風、いろいろ。RPG風のときの「まりりんは経験が足りず、お嬢様言葉を使えなかった!」
にちょっとウケた。
文庫のカバーはテトリスになっていて、だんだんブロックがつみあがっていく。このままだとゲームオーバーしてしまうのだが、どこかで一気消しでもなされるんだろうか。
[calender]
カオパッタイ(焼きビーフン)。生のニラとモヤシがドーンと乗っている。軽く甘めの味付けながら、くどくなくさっぱり食べられる。好物。
新宿ルミネ2の地下。このスペースは、開放食堂の寄り合いになっている。1mくらいの低い壁の仕切りがあるだけで、ドアや部屋はない。四川・タイ・イタリアン・カフェ。改装して多少綺麗になってしまったが、前はルミネとは思えない下世話さがあって、とても好きだった。
机には、トウモロコシ茶がドーンと置かれている。コップは壁に掛けてあり、自分で取る。この感じもお気に入り。
次に行ったら、サワッディーカプとアローイくらいはがんばって喋ってみよう−−社員旅行でバンコクに行ったとき、勉強しました。そのときの「指差しタイ語会話」
本は残してあるはずだから、取り出して調べよう。
なぜか唐突に再就職した。どんな会社かは分からないが、夢の中では元ghのogwさんとoghrさんがいた。mrmt部長もいて、mrmtさんから社員証と保険証を受け取る。
と、そのカードの名前が「スミ ケンニロ」
なのだ。誰だそれは。しかも社員証がクレジットカードをかねていて、それもケンニロ。
ogwさんにそのことをグチりながら席に着くと、新しいWindows(Vista?)の入ったマシンが。メールと2chブラウザが統合されたようなソフト「iFolio」
が入っていて、気分が悪いがそれを使う。
起きて、数日ぶりにhotmailを使うと、「Windows Liveメール」
というものに変更されていた。夢もなかなか示唆的だ。
再就職は…活動自体まったくしてません。だから、ない。
[calender]
設定:ももちゃんは幼稚園児。お父さんもお母さんも死んでしまったので、おじいさんと2人で暮らしている。パパとジジを兼ねているから、「はじ」。
そんな2人の、ハートウォーミングな4コマ。コメディだけども、涙腺を刺激される場面も多数。
ブクオフで1〜4を救出回収@100円〜350円。連載時は、ももちゃんが小学校にあがったころにヤンジャンを読まなくなったので、それ以降は知らない。最終話だけは読んだ−−ちゃんと全体を読んで、改めてしみじみしたいものだ。
映画にもなった、ごぞんじネコ版。ますむらは「あまりに知られた話なので、人間で描くことによる弊害“私のイメージと違う!”を避けたかった」
がゆえにこうしたそうな。
オチ・筋の付けかたとしては初期形(初期版)のほうが好きなのだが、
マンガのコマ割としては最終形(標準版)のほうが好き。
「ねえ カンパネルラ、僕たちどこまでも…」
のつぶやきのあと、
1ページまるまる使った大きなコマ以降による《消失の衝撃》表現はすごかった。
ほかにも、童話集では[グスコーブドリの伝記](火山の話)[風の又三郎](どっどう どどどう)[猫の事務所](敬礼!)が好き。これもネコ。
[雪渡り](キツネのお祭りに招待される)も大好き。兄がその招待をバカにせずに真摯に対応してくれるのと、最後に迎えに来てくれるのが好き。これはヒト。
本作は中学生のときに、友人宅で読んだ。分厚くて高い。いい作品なのだが、いまだに買えていない。重いんだもの。文庫が出ないものか(分冊は出た)。
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