よりぬき: 音楽雑記| neko| 写真| マンガ| 美術| 各種感想| 悪夢| 別の月/年
PR:日本留學情報網 taiwan2japan 從台灣向日本
1〜4 5〜8 9 10 11 12+13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26・27|人形アル 7つの大罪 ネコ カバー裏 錬丹術!
克明に描かれる、悲惨な戦争。かつて見開きでのみ語られた過去が、1巻かけてまるごと描かれる。−−この構図は、1巻冒頭の《母の練成》が6巻で克明に再描画されたのに似て、見事なカタルシス。
こうして過去を確認し、そして物語は現在に戻る、はず(ちょうどここでガンガン9月号)。
意外なことに、キンブリーが冷徹な職業軍人として描かれていて、それがグっとくる。もちろん、その影には最高の狂気があるわけだが。
そうそう。確認したら、キンブリーは3巻でコソっと描画されてた。誰も覚えてないだろうに。仕込が巧いというか。アニメ版で大々的に出てこなかったら抹消されていたんだろうか、とか。でもけっこう考えて書いているそうなので、抹消はないんだろな。
ちなみに10巻くらいからかな、スカーの回想のなかでは、キンブリーはしっかり描かれている。でもそれはもうアニメ放送後だし。
バスク グラン准将、かっこいいなあ。2巻を読むと、すでにスカーにやられてるのね。15巻(発売後に確認)あとがきで、その秘話も書かれている。そ、そんなーーー。
ところで。カルバニア物語のフラン バスクと響きがそっくりなのは、どういう偶然だろう。
[calender]
[calender]
*istD+sig24/2.8|M50/1.4
方南町コジマのすぐ裏。塀に座っている。実は奥の棚の上にはオレンジ(チャトラ)も寝てる。
写真を撮ってると、ニャーニャーないて「なでれ」
と寄ってくるので、アゴなどいつもどおりマッサージ。なぜるのを止めて撮影しようとすると「なんでやめるねん」
とググっと寄ってくる。なぜていると、ペチャンコになって座り込んで目をジーっと閉じる。かわいいのう。
近くで見ると、耳が例によって禿げてカサブタの病気になっている。でも耳だけ。頭皮は禿げてない。軽症。場所としても馴れかたから見ても、ひとに世話されているだろうから、なんとかなるかな。恰幅もなかなかいいし。
ほかにも、柱に体をスリスリしたり。かゆいのだな。
いつのまにか日本語として
「サプライズ」
という言葉が定着している。
これ、誰がどのように使い始めて、どうやって流行って、
どう定着したのだろう?
原義は、ひとを驚かすときに使う言葉。
日本語で「わっ!」
と驚かすようなとき、
英語で「サープラーイズ!」
と言う。
日本語のサプライズはちょっと違って、
「意外な演出」
みたいな意味で使うようだ。
「ようだ」
というのは、自分に実感がないから、よくわからない。
経済用語では昔から使っていた。らしい。
株価に対する「織り込み済み」
の反対。
予想せぬ事態で、株価の急変を招くような事態のこと。正負両方をサプライズという。
ってことは、堀江くんあたりが持ち込んだのかな?
ググってみた。
→ああそうか、「サプライズ人事」
って言い出したんだな。小泉内閣2次くらい?
わたしが最初にINTERNETに触ったのは1993年。大学時代。
当時はT1回線ってのがバックボーン。1.5MBの専用回線。 大学は、T1を100本くらいは持ってたんだろうなあ。それでも15MB。 これを2000人くらいで分けてた。
PCのケーブルも、ようやく今と同じ10Base-Tツイストペアケーブルになったところ。 直前までは10Base-2だった。大学構内は10Base-5のイエローケーブルが。 500mしか持たないから、いろんなところにトランシーバー(連結器)が。 なつかしー。
WWWは流行りたてで。MOSAICがあって。インラインはGIFしか表示できなくて。
でも「画像が出る」
ってのが驚きだった。
1994年くらいかな。MOSAIC権利奮闘からNETSCAPEが出てきて。0.9βから使ってた。 気が付いたら1.0で会社になって。驚いた。そんな時代。
アメリカでは2001年でも「個人向けT1回線を!」
って記事がある。
しかも、それを書いたのがヤコブニールセン。すごく偉い人。
日本は、韓国に対抗するための「ブロードバンド大国へ!」
。
xDSLが2000年くらいから本格化していて、
ソフバがモデムくばったりして社会現象に。
とっくに家庭でも1.5MBだった。
わたしは出発がT1なので、「家で1.5なんて贅沢な!」
だった。
なので先日までADSL 8MBで平気。
なお、1993年当時、10baseのイーサカードが1万5000円くらい。 いまは100baseのUSBイーサが1500円くらい。
すごいなあ。と純粋に感心するのだった。
飛躍結論:なんでもかんでも2.0と付けている人たちをアホだと思ってます。
[calender]
本編オープニングでの《ジャスコ特売》でハートをがっちり捕まれる。「映画館で見ておけばよかった」
と真剣に思った。
映像:わたし好みの広角描画で風景と人物を綺麗に入れてくれる。色がかなりキツ目で、それがまた自然風景のなかのフリーク2人をうまく目立たせている。−−監督インタビューによると、これは後エフェクトではなく、現場での猛烈なライティングによるものだそうで。すごいなと思う。
内容:茨城の田舎・下妻に住む2人の少女の物語。−−2人とも世間からすれば《フリーク》。
その2人は、本来ならば人生が交わるはずはないし、実際始めはちっとも交わらないのだが、平行線のまま進んでいくうちに、それぞれに成長もあり、事件もあり…
基本的にはその《フリーク》っぷりを楽しむ映画なわけだが、桃子の主観が物語の主軸になるので、観客としては《フリークから見た世間の歪みっぷり》まで楽しめる。
深田のセリフ表現はかなり巧く、イチゴ登場時の「またツバ吐いた…」
は名演。
演技にはなにも期待していなかったが、冒頭からいきなりウンコを踏むし、ヤンキーに頭突きを喰らって倒れる。「これだけの捨て身を平気でやれるとは、ちゃんとプロなのだな」
と感心。
(最大のネタバレになるので書かないが、ラストの見せ所でのセリフも素晴らしい。冒頭の出生地に関するネタフリを再利用するとは思わなかったので、かなり感服。)
土屋演じるイチゴのパープーぶりは見事。表情がよく動く。
−−イチゴ自身がヤンキー魂を心底信じて熱くなるのと、徹底して無表情の桃子。この対比で、ただ2人がいるだけでコメディになる。どちらも「話者は笑わない」
の原則に徹しているのもよい。
中央での特攻服 刺繍の逸話:イチゴが信じる伝説上の人物(刺繍師)を、桃子は「そんなのは実在するはずがない」
と覚めながらも、2人で懸命に探す。−−この「見込みのないことを一生懸命やる」
という青さ自体が青春の特権であり、こちらの涙腺をジワジワと刺激してくる。
パープー少女であるイチゴは、桃子よりも先に音を上げてしまう。桃子はそんなイチゴに腹を立てつつも、気づいてしまう。イチゴは表面では笑っているが、内面では夢を失って傷ついているのだ。
−−桃子は原則として誰のことをも信じず、他人がどう傷つこうと平気だったはず。それなのに、桃子自身が自分に戸惑いを感じながら、こう申し出るのだ。
「じゃあ、その刺繍、わたしにやらせてくれない?」
ここで初めて、2人の心が本当に意味で向き合う。それまで平行線だった2人が、互いに妥協せず自分自身であるままで、相手を尊重する立場になる。−−見事な心理的成長。
このエピソードのラストに当たる「でも、ここには誰もいないよ」
は名シーン。わたしの涙腺はもともと緩いので、ここからあとは緩みっぱなし。
オーラスへのなだれ込みのきっかけになるシーンとしての、BABYショップの社長デザイナーのセリフは素晴らしかった。−−ネタバレになるのでトレースはしない。
この役者の岡田義徳氏は、[我輩は妻である]で編集者 小松もやっていたのだな。両方とも微妙にオカマくさいナヨっとした役柄で、その演技が非常にうまい。それ専門というわけでもなさそうなのに。
[calender]
昨日かおとといか、1つのハリケーンが台風に変わった。 東経180度を境に呼び名が変わるそうだ。
それに関して、今日追加の解説があった。 ヨーロッパのほうではサイクロンと言う。そうだ。
カニも産地で呼び名が変わるの、ありますね。 いまググってみたけど調べがつかなかった。
ひさびさにファミレスで手抜き昼飯。その場にて、隣席から こんな会話が聞こえる。
「相手が悩み始めたのが分かったら、その場で(オレに?)電話して。後からじゃダメだよ。すぐその場。」
見物すると、見るからに性根がコスそうな男女30〜40代2人が、満面の笑顔で、1人の学生っぽい少年を囲んでいる。少年は、いわいる「学歴はいいけど頭は悪い」
感じの特徴のないコ。
「すぐ紹介できるって言っていた人はどうなの?」
「はい、1人は昔コンビニでバイトしていたときのA君。彼はコレコレで〜〜〜。もう1人は、パチンコ仲間のB君。彼はこれこれで〜〜〜。」
「パチンコなんてさ、自給計算すると儲からないんだよね。着実にやっても月20万か30万が限度でしょ。たまにうまくいって1日20万とかあるかもしれないけど。それよりも、継続的に売れるほうがいいよね。」
「そうですよねえ、もうパチンコは足あらいたいんです」
「いいじゃない。で、そのこたちは友達多いの?」
「えーと、なかなか活発的でしたよ。コレコレでコレコレで〜。」
「それはいいね。彼らにもプラスになるし、キミにもプラスが大きいよ。で、その友達のA君は、出身は?」
あー。マルチだねえ。5人紹介するとステージがあがったりするのかなあ。
「マニュアルはね、見せても良い。コピーさせてもいい。売り物だということはちゃんと説明して。でね、でもキミは“友達だからお金は取れない”って言ってね。」
「うちの会社は、人材派遣であるとともに教育機関でもあるから」
「で、今日の話はおしまい。ところで、佐藤だけどさ、アイツいまどうしてるの?」
「ああ、なんかこう電話も止めたみたいで、うまく連絡つかないんですよね」
「わかった。おれ直接いって話つけてくるよ」
うわー。怖いねえ、逃げ出したいコは膨大な違約金とか取られるんだろうなあ。
「今日はおしまい」
宣言のあと、2人は少年をロイホの入り口まで送っていく。なんだよ、昼飯もおごらないのかよ(とは私の感想)。
で、戻ってきて、また会話を進める。とくに少年を貶めるような発言はしない。ま、彼からいっぱいお金をもらうのが彼らの仕事=商品だから、自己商品をわざわざあざ笑ったりはしないのか。
「ちょっとでも芽がありそうだったら、すぐおれにティーアップして」
> 4 自分より上の会員の人についてきてもらい製品・会員について説明してもらう。(ティーアップ)
で。その2人が持っていたパンフの商品名。ディレカ。ぐぐると。健康浄水器。うわー。
このひとが書いているように、ポジティブな体験記しかひっかからない。テなんだな。
私の好きなことばに、こういうのがある。
「株式市場とは、IQ 150の人間がIQ 130の人間からお金を巻き上げる心理ゲームだ」
ものすごく客観的な表現で、私は好きだ。株式市場は本来からしてat own riskであり、そのなかで上記のような意味合いの騙しあいが起こるのは正しいと思う。
ところが。やっぱり本物の騙しはイヤだなあ。
[calender]
[calender]
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2019 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |