【ネコとか唄とかそんなもの。】

2005年07月 21-31日

よりぬき: 音楽雑記neko写真マンガ美術各種感想悪夢別の月/年

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2005年07月22日(金)

今日は極端に安いフィルム。

07/22●KONICA centuria SUPER200テストphoto

CONTAX G1+P45+KONICA centuria SUPER

安売りフィルム、ヨドで100円。その気楽さから、2chでは「センスー」の愛称で親しまれている。

仕上がり。室内撮影(昼)には多少のマジックを感じる。対比で*istD+DA14。一般にCCDは緑被りだが、ネガはオレンジの模様(netで聞きかじり)。

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夜の室内(駅)は及第。ネガではアンダー撮影が不可能とすでに学んだので、デジタル補正。好きな色。−−緑は、カブっているのではなくて、タングステン灯だろう。白いシャツはちゃんと白い。

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ただし。対比でT33…べつにT33でもかまわんのじゃないか?>自分。

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昼は、ハイライトがすっ飛んでいる。階調も深みもない。対比でreala。明らかにrealaがいい。もっともcenturiaの例はピントも合ってないが。

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お寺の木もずいぶん赤い。そして深みがない。ちょっとトーンカーブをさげてみるが…微妙に違う。対比でreala。色傾向が違いすぎて比べにくい…が、階調の自然さはreala。

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もっとも。この竜そのものは悪い絵じゃない。だんだんと《自分が欲しい写真》がわからなくなってきた。ずっと「ぬ」と書いてると、その字に自信がなくなるようなものか。

この竜、次は*istDで撮影してみねば。フィルムは1回あたり1500円ほどのランニングコストが掛かるのだから。

07/22●今日はキーマ@目黒mayareview

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インド/ペルシャ料理の店。ナンもカレーもチャイも旨いし、甘口も選べるのがなにより助かる。最近この店ばっか。

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2005年07月23日(土)

曇天なのに、懲りずに撮り比べ。午後に妙法寺→方南公園。

07/23●縁日の妙法寺 滑らかで美しき暗き緑photo

*istD+FA77lim|CONTAX G1+P45+reala ACE100

この深くて滑らかな緑が写せることを、PENTAXに感謝する。

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到着して気がついた。23日は23日堂が開く縁日の日。食べ物出店はないが、鉢植えやらなにやら売っている。

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いちおう比較。今回はあえて画角をまったく変えたのでなんともいえない面もありつつ。アンダー補正の都合で、好きな緑は*istD。

境内通路の写真
 構図を同じにして空を抜いてやれば、似たような暗さが適正露出になったかもしれない。
人物
 しっとり目が好きなら*istDだろうし、奥行きの空気感がすごいのはG1だろうし。ただ どちらも人物がシャキっと浮き立っていて、いい機材だと思う。あとは腕。

07/23●浴衣の紫photo

CONTAX G1+P45+reala ACE100|*istD+FA77lim

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光が差している絵だと、realaの階調のよさがよく分かる。この浴衣のお嬢さん、とてもいい色に写っている。−−それ以外だと、マジックは通用せず。

*istDも同じ妙法寺境内。運なのかなんなのか、スポットライトが入っていない状態ばかり撮影している。なぜだ。でも色は綺麗。

07/23●通りすがりのネコ G1編neko

CONTAX G1+P45+reala ACE100

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ギルバルス。知らぬオレンジunder車。知らぬオレンジon壁w/自転車。ヌシ。 −−1枚目の柵の立体感の気持ちいいこと!

07/23●inaba 100人乗っても大丈夫? ライトphoto

*istD+FA77lim

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じゃなくて白兎か。

工事現場の照明です。イラストもロゴもかわいい。

そして、この青。すばらしいよ>*istD。実物の色とはぜんぜん違うのだが、それでいい。気持ちよく世界を騙しておくれ。

07/23●ネコ世話家族@方南公園neko

*istD+FA77lim

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ネコおばさんやネコおじさんは何人も見ているが、家族ぐるみは初めて見た。 餌をやっているのではなく、健康状態のチェックと《遊び》の模様。 ヘタに餌やるよりはいいやね。 子ネコをネコジャラシでかまうのを「訓練」と言っていた。

ちょいと会話してみたが、ちょこちょこ遊びに来ているらしい。

写真を撮影したことは先方も分かっているが、掲載許可は取っていない…すいません。

07/23●トラ3兄妹@集会場1neko

*istD+FA77lim

このコが全面に出ていて、最初は1匹しか気づかなかった。

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でも3匹いた。失礼しました。

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かつてのチビたちだと思うが。でっかくなったものだ。


この場所は非常に汚いのだが、*istDの誇張した緑が冴えて綺麗に見えるようになった。非常にラッキー。

07/23●余談:街ラボのおじいさんが

今日の店員さんは、めずらしく50台〜60台の、おじいさんと言って過言でないかた。店長かな。

「おやreala。いいフィルムですよねえ。こういうのを現像するのは久々です。」
「おや、それはプラナー45ですか? 最高のレンズの1つですねえ。」

スキャンの調整を相談したところ、「できますよ」とあっさり。目黒で使っている別系列のお店は「自動スキャンのみです」だった。当然、こちら店舗の好感度アップ。

07/23●今日の地震はでかかった

読売

信号待ちしてて、立ってて分かるくらい ぐわんぐわんゆれた。 信号機もゆっさゆっさ大変だった。

M5.7の、東京で震度4。でかいところは5+。

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2005年07月25日(月)

有休。映画→中野フジヤ→テスト撮影。夕立遭遇。写真は間に合わないので明日

07/25●劇場版 鋼の錬金術師[シャンバラを往く者]感想comic

松竹公式映画公式(ムダFlashなんで好きじゃない)

アニメ感想:野良犬は逃げ出した ホムンクルス封印 最終話 イシュヴァール内戦 中盤〜終盤[シャンバラ]ポスターなど 感想

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(いつもよりはネタバレに配慮。)

ストーリー、前半90点中盤80点結末60点。悪くはなし。結末はどうやっても なんらかの不満がでるだろうから、しょうがない。

個人的には、《鎧のアル》を意外にも拝見できたことと、後半でマスタングがキリリと活躍するのがよかった。ストーリーに関わるので ある程度伏せるが、前半のヤマ場で《鎧のアル》がエドと再開するシーンは見事。

後半でシャンバラに来た後の女教祖(幹部?)の暴走以降、ストーリーは破綻してると思う。《扉》の解釈がマンガ版とまったく違うこと自体はいいとしても、アニメ本編の性質から考えても、その、ゴニョゴニョ(伏せる)は無理だろうて。そもそもマスタングにはゴニョゴニョ。

でも。(再掲)結末はどうやっても なんらかの不満がでるだろうから、しょうがない。


現代ミュンヘンでのパラレルワールドの設定として、“「あちら」と似た別人が生活している”として、いろんなキャラを使いまわししていたのが、個人的には楽しかった。生きているヒューズが見られたのは涙ものだし、ブラッドレイが映画監督というのも笑えてgood。サゲにて、ゲスト的にスカーとラストが夫婦で出てくるのも素敵。

ちなみに、オープニング唄のバックは、荒川さん自身のエアブラシ絵による、TV版思い出のシーン集(DVDのパッケージに似てる)。ここでも、ヒューズの活躍を見て涙してしまった。

  • 「ナチス」やら「ジプシー(ロマ民族)」やら、叩かれやすい問題構造をなんでわざわざ取り上げたんだろう?
  • グラトニーの化け物化は、たぶんAKIRAの鉄雄。

メモ:

  • 動画はTVレベル。まあ、誰もシネマレベルなど期待してないのだろうな。
  • 飛行機の3D-CGIは最低の部類。
  • 新宿松竹ピカデリー1で初回を鑑賞。夏休みなので予想よりも人がいる。1/3は埋まっていた。
  • 初期入場者向けプレゼントのカード、私のはマスタング+ホークアイ。たぶん数種類あるのだろう。
  • エンディングは工夫のないスタッフロールでつまんない
  • エンディング後の隠し映像などはなし

…言うまでもないが、TV版の続きの結末編なので、単独では鑑賞できません。

07/25●鋼の錬金術師 11巻 母の行方 comic

1〜4 5〜8 9 10 11 12+13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26・27人形アル 7つの大罪 ネコ カバー裏 錬丹術!

screenshot

前半、ホーエンハイムとエドの邂逅。話は盛り上がっているのに、つまらない。本巻は、いままでで一番つまらなく感じた。−−せわしなく立ち読みしたからかもしれない(@ジュンク堂)。

それにもかかわらず。中盤以降、物語としては非常に重大な展開をする。

  • ホーエンハイムの示唆で気づく。吐き気をこらえながら確認する。あの《母》は母ではなかった!
  • 「死者は再生できない、それは人体練成のタブーとはまた別」
  • 「アルの体は(ゴニョゴニョ)」
  • 「だからエドの成長は(ゴニョゴニョ)」
  • そしてスカーの再来

物語のふくらみとして、シンの若君(レンという名だった)ご一行がいるのは、とても重要だと思った。スチャラカかつ深刻なキャラ。アニメ版ではこういうキャラがいなくて、妙に重たい話になっていたので。

オーラス、レンの従者のオンナノコ、ブラッドレイに斬られちゃったのかな。強くてかわいい役どころで気に入っていたのに。残念。

(余談だが、22日発売、映画公開23日。連携してるのだね。)

(次は11月。毎年3回発売。ペースが速いのが嬉しいし、この内容で390円は安い。)

07/25●予告編より:SHINOBIでの仲間由紀恵

映画公式

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映画内容はどうでもよくて、ただただ仲間由紀恵が美しくて、それだけのために映画を見ようかと思った。よく撮れてるなあ。

オダギリジョーの大根っぷりは凄かった。なんつー軽さ(重みのなさ)。NHK[新撰組!]の斉藤一役はなかなかよかったのに。

ポスターを読んで気がついたが、山田風太郎[甲賀忍法帖]の映画化なのか。じゃあ[バジリスク]も?

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2005年07月26日(火)

今日は台風。撮影は昨日

07/26●ツァイス病 S90+B28購入|FUJI Superia100+KODAK 100UCテストphoto

Sonnar90mmF2.8+Biogon28mmF2.8購入。思い切りをつけるために。これでG1で使える基本レンズはすべてそろえた。

(2つで34,650円。本体とあわせて、今月の出費は71,229円。アホだ>自分。)

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Biogon28
 噂どおり驚異的な階調のよさ。中野駅前モールのガラスがこんなに綺麗に。*istD+DA14でこんだけの撮影ができるだろうか。おどおど。
Sonnar90
 悪くないけど、普通かなあ。

今回のフィルム:

  • FUJI Superia100…36枚480円
  • KODAK 100UC(UltraColor)…36枚700円 たっかーー

私の目では差異が分からず。というか、明確にダメだったのはAGFA vistaだけ(36枚280円)。値段に出てる。

07/26●ネコ屋敷+工事現場跡+美人サバトラ Biogon28マジック!neko

CONTAX G1+B28+FUJI Superia100/KODAK 100UC

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遠近感がとても気持ちいい。全体の印象として、Biogon28の写りはとても好印象。−−アスファルトと背景の階調、自動車の階調もよく出てる。この状況でのクロネコをよく露出するもんだ。ネガってすごい。

(DA14(換算21)ほど強烈ではないが、あれはネコでは使いこなせないし。当たるとスゴイんだけど→。)

CONTAX G1+P45+KODAK 100UC

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ネコとパイプの位置差はほんのちょっとなのに、パイプがボケるとは。すげえぞ。

CONTAX G1+S90+KODAK 100UC

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うーん。Sonnarはふつう、かな。これならFA77limのほうがいい。

たしかにSonnar90はピント外しが多い。が、P45でもB28でも外した例はある(とくに近距離)。G1レンジファインダーのシステム都合上、しょうがないのだろう。絞って撮影するべ。−−感度100では追いつけない。

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(ピント外しの例はB28:植木鉢に行っちゃった。)

07/26●屋根の上でトラ@隣宅neko

Cyber-shot T33

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このシチュエーション、*istDでいくらやっても撮れなかった。デジタルズームとはいえ、超望遠の力。

顔が白飛びしているけど。撮れない傑作よりも撮れる凡作。T33すばらしい。

07/26●light on:すりガラス+夜の笹塚+電球集合photo

自販機+駅信号乗り越し清算機+コンセント七色エスカレーター+コインパーク目黒アトレすりガラス+電球集合赤と薬みなとみらい

*istD+sig24

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思い立って撮ってみる。エクセルシオールはちょっと塗り絵っぽいか? でも好きな色。3枚目の笹塚駅はISO200で手持ちでいけた。めちゃくちゃ明るい。ただ、広角感はやっぱsig24(換算36mm)では足りないな。

Cyber-shot T33

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新宿マイシティB1F。

07/26●とときち|新宿三丁目の粋なお店photo

Cyber-shot T33

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正直、よく写るなあ…Exilimのころは「ちっちゃから」という割り切りがかなりあったが、T33だと不要。進歩って怖い。ボケ(被写界深度)以外では一眼レフほとんど必要なし。

07/26●モデル不在|ピント不在photo

Cyber-shot T33

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モデルのほうは。たまには人も撮りたいね。

ピントのほうは。偶然なんだけど。こういうボケの遊びも面白い。

07/26●炊飯器でホットケーキreview

目黒果実園神田folioハニートースト五反田ラゴン炊飯器で西永福すかんぽジョナサンデニーズ笹塚tournago明大前スプーン新高円寺Days代田橋スリーコン

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某所で話題になっていたので試す。2度炊飯させたけど まだ半生で、しょうがなく菜箸でよいしょとひっくり返して、3度目。ようやくうまくいく。おかげで見た目は醜悪。味はおいしかった。

ちなみにホテルオークラのミックス。200g*2パックで380円。某所の報告では、3合釜では「100g」が基本らしいが、粉を余らせるのがもったいなくて、つい。欲張って失敗。

07/26●メモ:ラボのスキャンの原寸photo

A系列
 600万画素。やわらかい塩ビケースに、indexプリント付きで渡してくれる。補正パラメータの調整も効く。
 ただ、さすがに原寸だと粒のアラが目立つ。階調もない。それをノーマルサイズで見ると、非常に階調も立体感も豊かで立体化もシャープネスも出るのだから、不思議。
B系列
 160万画素。そっけないボール紙の箱に入っている。調整は不能、オートのみ。
 こっちだと原寸でもシャープ。アンシャープマスクの処理がうまいのだろう。ただ、600万画素を自分で補正しても結果は同じ。

どちらがいいかといえば…なんともいえず。ケースの差と人物印象で、Aかな。

07/26●メモ

曇天でゾナー90だと感度ISO100では厳しいと判明。ところがRealaは100しかないし、Superiaは次が400。やっぱ感度を自由に変えられるデジタルは気楽でいいなあ。

枚数は、気をつけてじっくり撮れば、36枚で十分撮れると判明。そうなると、余ったときがもったいない。枚数管理もデジタルが気楽でいいなあ。

(デジタルだと遠慮がないので、表情のちょっとした変化を押さえるべく、連射しまくる。露出の様子見で、ムダに撮影もする。フィルムの場合、それをしないで、ガマンして撮る。それでもなんとか当たりは出せる。)


1本あたり約1500円のランニングコスト。毎月2万近く金が飛ぶことになるだろう。キツー。フィルムスキャナを買えばランコスは押さえられるが、自分で補正したりして、手間が掛かる。ラボ現像は、手間を金と引き換えにしているわけだ。

というかデジタル一眼…えーと。

デジとフィルム、絵に差があるかというと…ある。CONTAXがどうってーのは正直分からん。PENTAXフィルム一眼を買うのが一番よいかも(泥沼)。

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2005年07月27日(水)

台風一過、空が青い。下痢。

音楽は月曜日に視聴@新宿タワー。

07/27●duke ellington[popular]music

HMVの紹介

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ただのベスト版だと思い込んでいたが、違った。66年に御大自らベスト選曲・再録音したもの。時代が新しいだけに、録音もいいし、bop以降らしいタイプのアドリブも少々入って、すごくいい。

1曲目、[A列車][A列車]といえば、汽笛を模した印象的なピアノロールから始まるのだが、本テイクは違う。6拍子のゆったりテンポで、ピアノとドラムのみの和やかな音場。テーマメロを弾きつつ、気持ちよくスイングしながらアドリブしていく。

ある程度進んだところでドラムフィル、ここでビート長を保ったまま4拍子に変更、1小節が短くなるので、相対的にテンポアップしたように感じる。ピアノのアドリブは激しさを増し、また存分に盛り上がったところで(全部で64小節くらいか??)、ついにあの《汽笛ロール》が鳴る。そしてホーンズ参加。テーマが重厚に提示される。

他の曲も、エリントンのビックバンドのswingのいいところが詰まったアルバムだとおもうです。鋭角的なbopの世界とは違う、ゆったりしつつも重厚でテンションのたかい音楽。邦版でも1580円と安いし。お得。

07/27●インドカレー屋のBGMmusic

タワレコ解説

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エレドラとタブラと電子音と民族音楽とポップと独自スケール(音階)が融合した、非常にひじょうにキッチュな世界。お金に余裕があったら、ぜひ欲しい。

1曲目のエレドラの気持ちよさと、猛烈なチョッパーベースには舌を巻く。細野晴臣かと思うくらい技巧的。オクターブスラップのような単純なものは一切なく、複雑でグルーヴィなフレーズを出してくれる。これだけでも買う価値は合う。−−ごめん、今月カメラで無駄遣いしたから買ってない。

大槻ケンヂとあと1人の対談つき、カレースプーンつき。「no curry, no life」だそうで。

07/27●お勉強:フィルムとラチチュードphoto

フィルムスキャナー用語説明

おおざっぱにいうと、カラーネガ上に記録される値が10EV、カラープリントが5EVである。つまりカラーネガで撮影した場合、プリントで表現されるデータに対して、上下2.5EVの余裕を持っている。プリントはこの10EV分の5EVが切り出せればいいので、結構露出を外して撮影してもそれなりに現像されてくるわけである。

ただし、夜景を撮影するなど、意図的に露出を外した場合でも、プリント機は必死にデータを救済してプリントしようとするので、結果として補正の限界を超えた瞬間に、がたがたの写真になってしまう事が多い。

すっきり理解できました。

  • ネガ自身のラチチュードの広さと、そこから引き出せる絵のダイナミックレンジの広さは、また別(とくにデジスキャン)
  • 明暗補正の件も納得

07/27●*istDとの付き合いかたの苦悩

フィルムのランニングコストに配慮し、*istD+sig24で街頭スナップしてみた。ところが、酷い出来。ちょっとした明暗差で、白は飛ぶ、黒は潰れる。階調がぜんぜん無い。CONTAX G1+Realaのような写真は まったく撮れない。せっかくスポットライトが当たっても、効果にはまったくならない。

(竜も夜景も大失敗に終わった。成功作は、ライトのある薄暗い室内。これだけはデジタルのほうが意図通りに撮れる。)

「レンズが安いからいけない?」−−いや、これまでも何度もsig24でいい絵を撮ってきた。レンズのせいじゃない。いちおう今度DA14で撮影してみるが、今度はこの超広角を使いこなせないことによる「いい絵がない」に遭遇すると思う。

これから写真どうしよう。高級レンズ持っているのがもったいないから、よい値が付くのを売り払って、自虐的に安ズームでも買うか???

−−このヘンな鬱屈は、鬱病のなせる業だろうか。たんに腕のなさの言い訳だろうか。

07/27●デジタル補正のむなしさ

悩みながら、写真をデジタル補正。結果を見て、だんだん悲しい気分に。元がダメな写真は、イジってもやっぱりダメ。

そもそも面倒。

こう思うのも、ネガ結果をラボスキャンしたものを見ているからだろう。補正が上手すぎる。

ランコス対策でフィルムスキャナを買おうかとも考えていたが、自分で必死に補正しなきゃいけない可能性もあるので、バカらしいかもしれない。1本525円は、技術料+人件費として適切。

07/27●小銭ケチりの大銭使い ふたたび

いま気がついた。

バーンと7万でG1一式買うのは平気でも、 ポジフィルム1本1000円を出すのがもったいない気がする…

小銭ケチりの大銭使い。名古屋人の特性らしい。

でも、ランニングコストは ずーーっと必要なお金だからね。年間にしたら、新品デジカメやレンズを買える値段になっちゃうし。

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2005年07月28日(木)

07/28●土用丑

ひとに某所で言われてようやく気づく。そんで昼にうなぎランチの店が多かったのか。しまった、くだらんハンバーグなど食べてしまった(しかも不味かった)。帰宅前にサミットに寄って購入。慣れ親しんだ中国産。いつもどおり うまい。

(ハンバーグは、ヘタな店より冷凍のアレ(商品名「洋食亭」)のほうがおいしい。)

お肉といえば。ホップワンの奇跡のサイコロステーキをまた食べよう。

07/28●過去写真の縮小 完了

7月6日にも報告したリサイズ行脚、ようやく完了。フォルダごと削除しちゃったネコ写真もある。審査眼が厳しくなったので。

いま実際に275MBになった。あの日以降の追加分も考えたら、実際には260MBくらいまで縮めたに違いない。優秀。

07/28●過去ネコ:マユゲ黒neko

2003年11月16日(日曜)

*istD + FAJ18-35mmF4-5.6AL

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安レンズで画質はよくないが、なかなか感動的な絵だ。光の具合がいい。秋は空も綺麗だし。

でもそれだけじゃない。被写体との愛情関係だな。

ニャーッちを世話していたころのお話。彼とも仲良しで。彼はよく私の膝に乗りに来た。けっこう重いのに。でもかわいいヤツだった。

2月に方南町から引っ越して。9月に戻って。そのときにはもういなかった。寂しい限り。


というわけで。高級レンズどうしようかねえ(リプライズ)

ちなみに、いままでの最高の写真は、築地の写真だと思う(やはりFAJ18-35)。

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2005年07月29日(金)

DA14を使おうキャンペーン。正確には「売るべきかどうか見定めよう」キャンペーン。

今日は久々に重度の精神鬱屈。精神安定剤を臨時投与2回。

07/29●わんこ人形 DA14本領発揮neko

ネコじゃないけどneko。

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このサイズのものを撮らせたら、やっぱ私はうまいと思う。自画自賛。

*istD+DA14。このレンズのすごいところは、超広角レンズの接写能力(17cmまでOK)のおかげで、遠近の強調ができて 小さな像にも迫力が出て、あげくにボケまで作れるところにあると思う。寄ってこそ広角。−−こういう絵が撮れるから、やっぱりDA14は売却できない。

CONTAX G1が広角でも50cmなのが辛い。

07/29●マスク@インドネシア料理 せでるはなphoto

公式

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今日食べたのは、サテとパニキ。 サテ=焼き鳥、ただしアーモンドペースト塗り。甘いの。 パニキ=ひな鳥のスパイス煮。ペーストカレーみたいなもの。香辛料が効いてて、ちょいとだけ辛くて、甘酸っぱくてうまい。

07/29●light on:赤と薬photo

自販機+駅信号乗り越し清算機+コンセント七色エスカレーター+コインパーク目黒アトレすりガラス+電球集合赤と薬みなとみらい

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夜景。マクドナルドの赤い看板と、薬局ロゴのライトが鮮烈。DA14でしゃがんで撮影。いいパース。

これはネガでは難しいだろうな。デジタル一眼持っててよかった。−−いや、想像で済ませないで、一度撮影してみるか。夜景はコンディション均一だろうし。

07/29●街角スナップ

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前のテスト日はかなりたくさん撮っても採用ゼロだったが、今日はけっこう気に入るのがある。日光による明暗差も、これだけ出れば満足。

sig24は、せっかくスポットライトが当たっても、私の制御力では生かせない。smc(スーパーマルチコート)のおかげ(だと思い込むことにしよう)

07/29●ハイチで漏れ聞いたお話

今晩はひさびさに新宿ハイチでドライカレー。 うまいが、誰もが言うとおり量が少ない、というかご飯に対して少ない。

(それでも いまのわたしの晩飯にしては多い。)

隣の席が、有名らしき建築カメラマンの事務所のアシ青年+友人。

三井ビルの記念写真集を撮影したそうで、その際に日銀の許可を取って日銀の中に入って、その庭から三井ビルを撮影したとか。

…えーと、日銀ってどこ? Web見ても住所がわかんねえや…「日本銀行 所在地」でググる。日本橋じゃん。じゃあ すぐそこの新宿三井ビルじゃないのか。

ちなみにその場所を指定したのは三井のボスらしい。日銀総裁と懇意だとか。「仕上がったら彼にも寄贈してね」と。贈られたほうは嬉しいのだろうか???

この仕事、半年以上がかりで700万だとか。スケールが違うなあ。

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2005年07月30日(土)

07/30●一色まこと[ピアノの森]10巻comic

講談社アッパーズ1999〜/モーニングに移籍

1巻〜5巻5巻再読+6・7巻8・9巻10巻一心同体

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約1年の休載を経て、連載誌を(アッパーズから)モーニングへ移動しての第1弾。

  • 前半:9巻ラスから続く、イレズミ屋少女との恋愛物語。
  • 後半:新連載分。誉子お嬢様や司馬チャンをメインに据え、外堀から「カイはいまどこに?」と物語を埋めていく。

恋愛物語は正直不要だと思う。ピアノと音楽の話に徹して欲しい。−−やるんだったら、誉子お嬢様との恋愛物語にしてくれたほうが面白いと思うのだが。

新連載分は大好き。

すでに連載でこの先を読んでいて大盛り上がりなわけだが。ちょうどいいところで10巻が終わっているのが憎い。11巻が楽しみ。

(アッパーズは廃刊だったのだね…)

07/30●NHKに恩田先生が

20:00ごろ、食事中になにげなく教育TV。土壌のクラスト化・水吸収性についての番組。

それらと「下草の関係について」の専門家として、恩田裕一先生が出てきた。自分が大学時代に、隣の研究室の先生だったひと。とうぜん授業はいくつも受けた。お世話になった。

いやー、驚いた。いま筑波にいるのかあ。

(追記)NHKサイエンスZERO:#92植物パワーを生かせ

[calender]

2005年07月31日(日)

洗濯。午後、3時間ネコ撮影(3巡)。

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炎天下のため、ひさびさに帽子なぞ被る。似合わぬ。カメラを2台担いでおり、ただでさえ奇妙な格好なのに、さらに帽子。かなり気が引ける。

07/31●母親or妊婦neko

CONTAX G1+B28+KODAK gold200|*istD+FA77lim

乳房の張りが凄まじい。…数も凄まじい。ネコって何対の乳房を持つのかな。

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以前出会ったネコ世話家族によると、下記の子ネコの親は、これでなくてオッドアイのブチらしい。

(Biogon28の絵、すごいわぁ。*istDではこの領域に踏み込めたためしがないと思う。なにが違うんだろ。)

07/31●きょうの こねこと靴紐neko

*istD+FA77lim|CONTAX G1+P45+KODAK 400HD(@200)

きょうは いいてんき でした。せんぱいに あいさつしたあと、たまにくるおじさんが ながいものであそんでくれました。まる。

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紐ひっぱりまくりで、見事に解けました。子ネコはひっくり返ったり靴を蹴ったり力いっぱい。かわいいヤツだ。

(FA77は地面にピントが合ってて、ネコと靴がボケて浮いて見える。P45はネコの足先にピントが合っているので、地面がボケて、やっぱり浮いて見える。ほんの数cmの差なのに。どちらも開放はすげーな。制御できない。)

07/31●マスクドの塀上スタコラneko

*istD+FA77lim

インパクトの都合で、時間軸をさかのぼって掲載。ピョコタンと塀からベランダへ飛び移るですよ。

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CONTAX G1+S90+KODAK gold200

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対比。今日もかなり撮り比べたが、この写真のみゾナーのほうが好き。すごい微妙な差だけど。不思議な立体感がこちらにあるような。

ただ、怖くて連射できんので。メインはデジタル。

07/31●Biogon28でガツーンとネコをneko

CONTAX G1+B28+KODAK gold200

photo

色も遠近感も好きなんだが。

前ボケの計算を忘れた。頭ギリギリに配置したら、前ボケが膨らんで、顔を隠してしまった。一眼じゃない==こういうとき不便。

「奥が深い」(症候群)ながら、精進するか。わたし程度の目で見ても、B28の描画は別格だ。

07/31●車とネコとneko

*istD+FA77lim

photo

今日1番のお気に入り。車とネコの配置、車の金属感、背景の緑etc。惜しいのは、倫理上ナンバープレートをカットせねばならなかったこと…

07/31●錆びた茶器photo

CONTAX G1+B28+KODAK gold200|*istD+FA77lim

ネコがいるアパートを徘徊していたら、通路の棚にこんなものが。錆びの様子がえらく渋い。

photophoto photo photo photo

(やっぱB28は恐ろしくイイ! FA77も かなりいい。)

07/31●ただ色を撮る:ひまわり・壁の青・緑photo

*istD+FA77lim|CONTAX G1+B28+KODAK 400HD(@200)

青スリッパ青壁ひまわり・青壁くすみ黄色+緑コンテナ赤レンガ・紫青壁黄のれん

photo photo photophoto

この青い壁は、ネコ屋敷の隣と同じタイル。実は散歩中に2箇所で見た。どっかの業者の大量生産アパート??

(ひまわりはS90でも撮ったが、葉ピント… レンジファインダーは辛い。)

07/31●ネガC-41処理とグレー18%photo

CONTAX G1+KODAK 400HD(@200)

photo photo

フィルムを詰めたとき、ガガガっと異音がした(自動巻上げ)。その結果がこれ。2枚無駄にした。

でもなんか楽しい写りだ。

それにしても。高いフィルムを使ったときほど 機械的なトラブルが出る。マーフィーの法則?

(注:グレー18%はカメラ用語。ふつうのひとは知らなくても困らない。→解説

07/31●駐車場画像の補正の例:ネガをアンダーに|デジの緑被りphoto

|CONTAX G1+B28+KODAK 400HD(@200)|*istD+FA77lim

作りたかった絵(補正結果)と撮影ママの絵。

photo photophoto photo

前にも書いたが、現像の仕組み上、ネガは撮影時にアンダー補正してもダメ。 スキャン後にアンダー補正する。色は結構出る。この壁・青アパート・錆び茶器が実例。−−ネガ自体のハイライトの階調のよさと、デジでのアンダーの粘りをmix???(よくわかってない)

デジは…緑被り、すごいのだな。正直なんといったらいいのか分からなくなるくらい。

07/31●蒼で対比 自転車photo

COTAX G1+B28+KODAK gold200|*istD+FA77lim

photophoto

どちらも凄まじく綺麗。画角が違うので対比はアレだけども。広角派なのでB28が好きだけど。色階調や金属感はどちらも凄い。

(壁色の補正を見ると、ネガ(あるいは業者)の実力はすごいなあと思う。これでも自分で補正したのだ>*istD絵。)

07/31●Sonnar90とFA77limの開放付近でのボケの対比photo][neko

*istD+FA77lim|CONTAX G1+S90+KODAK 400HD(@200)

photo photo

どっちも凄い。溶けていく。写真そのものはたいしたことないのだが。

でも。ちゃんと見ると、S90のはピントが腹に…絞らんと。いや売却…

07/31●Sonnar90のピント抜けの例photo

CONTAX G1+S90

photo photo

もっともFA77limでも たまに抜ける。

ファインダーで分からない微細なズレもしょっちゅう。とにかく眠くてあいまいで、鑑賞に堪えない。手ブレとは思えない状況でも起こる(高速シャッターなど)。

ついでに。掲載写真は露出を外しているが、*istDもクロネコはしょっちゅう露出を外す。

(方針として、S90は売却するのが自分のためっぽい。S90のみ「感動」するところまでは行かない。−−ほんとは一式売却が自分のためだが、P45/B28は魅惑的すぎ。)

07/31●*istDの平坦な1枚photo

*istD+FA77lim

photo

どのレンズ、どの距離でも、どの絞り値でも。フィルムと比べると、平坦に感じる。−−なぜだ。階調か。輪郭か。

(なのでデジタル一本にも絞れない。)

07/31●メモ:フィルムの作例とお値段 まとめphoto

仕上がり具合と手ごろさで、gold200が優秀。階調はreala100。…realaを増感度で200にして撮影しても綺麗だろうか??

腕がなければ 高いフィルムでもいい写りにならない。自分の目では、vistaはガスガスだったが、他のは大差なし。


ここまでの経験上、1回のネコ散歩ループで24枚がちょうどいい(デジ併用時)。36枚は持て余す。でも(再掲だが)枚数を気にするのは精神衛生によくない。デジタルの恩恵はハンパじゃない。

07/31●今日の救出回収:TONO@ブクオフ方南町

each150円。

チキタ、前に350円で2〜4が揃っていたので、誰かに3・4を取られたことになる。ま、1.5ヶ月ぶりくらいの来店だし。致し方なし。チェックはこまめにせねば。

[おいしい関係]は、ネコがかわいいのと人間関係がすばらしいので、つい。いちおう1冊くらいは持っておこうという考えもあり。またハンパに手を出してしまった。

[calender]


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