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《定時に起きる! 2度寝・昼寝しない! 外に行く!》キャンペーンを1週間続けた。発作は減らないが、出るタイミングが分かってきた。
今日、医者とも相談。「このリハビリは継続すべし」
と。
問題は断続睡眠。わたしはいま2時間以内で確実に目が覚めてしまい(ひどいと30分)、寝ても疲れがあまり取れない。仕事に復帰するには7時起床が望ましいが、その時間にはまだクラクラするほど状態が悪い。9時になれば嘘のようにシャキっとする。
睡眠薬レンドルミンと同時に安定剤レキソタンを追加服薬することになる。つごう、薬は4種類に。「これで長期睡眠が取れるようになったら、7時起きに挑戦して」
と言われる。
医者の診療指導も、これまでの《休憩専念》から《慣らし運転》指導へ。社会復帰への小さな一歩。
だからもうちょっと待っていてください。
パタリロの作者が、マライヒ=三蔵、パタリロ=孫悟空で[パタリロ西遊記!]というマンガを描いている。そんな感じで[パタリロdeath note]だった。エルがマライヒ、自分=ライト=パタリロ。
舞台は学校の体育館。なんかようわからんが、キラを追い詰めるための芝居を打っている。庭を見ると、体長3mはありそうな巨大なネコが、長い体をノビーーーーっとして木によりかかっている。なんだこりゃ。
ミサミサはミサミサのまま。彼女が後者の裏手に回る。
「キャーーッ!」と悲鳴。パタリロたる自分が駆けつけると、そこにはやはり3mはある超長なダックスフンドが…
私の夢にしては珍しく、今日はモノクロ+音あり。絵は完全にマンガ。コマ割もページめくりもあった
カキフライ+ホタテフライ+エビフライの盛り合わせ
ごはん きんぴらごぼう 白菜つけもの 味噌汁
医者の帰りに寄る。900円。期待せずに入ったが、薄味はんなりながらしっかりした味付けで、とくにホタテが最高であった。衣がほとんどなく軽いのが特徴。ただし味噌汁は並。
店名メモらんかったのは失敗。
toy1氏が「“なんじゃこりゃあ”と叫ぶほど旨い」
というので、期待して連れて行ってもらう。
サバ味噌煮・シシャモなどは「立派だなあ」
で済んでいたが、付け合せのゴボウがベラボーに旨くて大感心、盛り合わせサラダの野菜・カニ(足5本!)では涙が出るほど。ワカサギてんぷらの軽くサクっとした歯ざわりのいいこと。イカ塩焼き・ナス焼きの炭焼き加減の香りのいいこと。
そして氏の本命、銀むつの煮付け。たしかにこれは叫びたくなるほど旨い。魚自身の旨味、みりんじょうゆの漬け込みダレの濃厚さ、双方あいまって天上の味。−−なお、金目鯛はあと1段上に行くとのこと。また、今日入ったのは支店のほうで、本店のほうが微妙に旨いとのこと。
最後に赤だしナメコ汁でシメ。濃厚。満足。
(追記:カキフライとホタテバター焼きもあった。ハマグリ酒蒸しも。)
今日も事実上おごってもらう。toy1氏にはお世話になりっぱなしだ。いつか返します。
昼も夜もこんなに旨いものを食べては、きっとバチがあたることだろう。
すみ「働いてもいないのに、こんな贅沢はいけないよね」
toy1「だいじょうぶ、体重増加というバチがあたるだけだから」
あまりに魚が旨く、熱燗が進みすぎ、眠くなり頭ガンガンし、見事にトイレで吐瀉した。途中参加のあと1名の提案でコーヒー屋に移動して酒を中和しようとするが、こっちでも大きく吐瀉。出してしまえば気分いい。自慢だが、ちゃんと便器の中に出した。汚さなかったよママン。
わたしが吐くまで飲むのは実に珍しい。現場で吐いたのは大学生時分の先輩宅飲み会以来だ。それほど気分良く飲みまくってしまった。
なお、酔って吐いても礼儀は忘れないし、記憶も跳ばない。あんまり面白くならないので、そういうのは期待しないでください。
(帰りがけのおじいさんが戸を開けたまま身支度をしているとき。toy1氏「ああいう礼儀しらずの大人が増えて困る」
もう1人のかた「15秒待ってもダメなら閉めに行きましょう」
で、私は15カウントダウンして本当に閉めに行こうとした。その程度の酔っ払い。)
コーヒー屋で気が付いたのだが、酒で私の声が枯れて非常に低い。けっこう渋くてカッコイイんじゃなかろうかと幻想を抱く。惚れて>誰か。
toy1氏に「こんなに生き生きしたすみさんを見るのは、病気になって以来はじめてだ」
と言われる。実際良く喋り、飲み、ニコニコする。1月リハビリ後の私は、去年よりだいぶん調子がよいのです。
もう1人のかたは飲むの4度目くらいだが、最初のもんじゃ焼き以外は病後の(パワーダウンした)私しか知らないので、きっと驚いたことだろう。
[calender]
家から下北沢までは歩いて40分たらずだと判明。“駅すぱあと”によると、電車でも40分(いったん新宿に出て小田急線に乗り換えて)。同じだ。
もっとも、夕方で寒いから早歩きで歩いた成果ではある。前に羽根木公園から歩いたときは、街角撮影+ネコ撮影しながら歩いて1時間以上かかっている。
イラストの話、お子さんの話、愛知話、その他雑多雑談。
CLIEの紹介。自分のスケジュール結果メモの細かさを見て、改めてマメだなーと思う。
「フリーのイラストレーター・デザイナー・ライターの女性の配偶者になって、マネージャするといいんじゃないですか」
その手は思いつかなかった。
余談だが、うわさどおり、下北の鳥良は、他店と比べて 味がちょっと薄い。手羽先の旨味も少ない。それが残念。miyaworksさんは気に行ってくれたようだが、薦めた人間としては不満足。
[calender]
新しい睡眠薬、効かない。24時就寝なのに2時・3時・4時と目が覚める。4時に追加でワンセット飲んだら、9時起床したあとも頭がフラフラして、久々に昼寝してしまった。
昼寝も2度寝も、あとで気分鬱屈が強くなる。できるだけ排除せねば。
好きな逸話|TV歌|TV版公式|映画版公式|マンガ版公式|ソフビ人形|ふぉれんと
13 3分ポッキリ オマケカード|12 夕日のカスカベボーイズ|11 栄光のヤキニクロード|10 アッパレ!戦国大合戦|09 オトナ帝国の逆襲|08 嵐を呼ぶジャングル|07 温泉わくわく大決戦|06 ブタのヒヅメ大作戦|05 暗黒タマタマ大追跡|04 ヘンダーランドの大冒険|03 雲黒斎の野望|02 ブリブリ王国の秘宝|01 アクション仮面vsハイグレ魔王
タルかった。原恵一/水島努第1作目なんだが…他の映画では話のジェットコースター的大転回やら驚くほどの話の膨らみが味わえるのに、本作ではいまひとつ。映画というより、春秋のTV長編程度のノリなのかも。−−[ブタのヒヅメ]以降はすべてクオリティ高いのに。差が激しすぎ。
かすかべ防衛隊は登場もしない。野原一家もほとんど活躍しない。流されているだけ。
なお、他の作品で隠し味的に活躍するオカマさんたちが、今回は主役級で集団で出てくる。珍しくてお得かも。
−−タルいんじゃなくて、眠たいまま見ていたのがいけないのか?
好きな逸話|TV歌|TV版公式|映画版公式|マンガ版公式|ソフビ人形|ふぉれんと
13 3分ポッキリ オマケカード|12 夕日のカスカベボーイズ|11 栄光のヤキニクロード|10 アッパレ!戦国大合戦|09 オトナ帝国の逆襲|08 嵐を呼ぶジャングル|07 温泉わくわく大決戦|06 ブタのヒヅメ大作戦|05 暗黒タマタマ大追跡|04 ヘンダーランドの大冒険|03 雲黒斎の野望|02 ブリブリ王国の秘宝|01 アクション仮面vsハイグレ魔王
(映画#1〜4は、本郷みつる監督。原恵一はサブ。また、スクリーンサイズもTV(4:3)。ビスタサイズではない。)(時代的に、まだひまわりが生まれていない。)
見事な魔法ファンタジー。
「ヘンダーランド」と、かすかべ幼稚園が遠足で行く現実の
「ヘンダーランド」が、徐々にクロスしていく
ヘンダーランドの各アトラクションの景色はとても綺麗。園児らの反応も楽しそう。−−チーターくんが映画に出てるのも珍しい。マサオくんのしったかぶりカッコつけ少年ぶりも見事にコミカルに描かれているのが楽しい。
最初にトッペマが救いを求めたとき、しんちゃんが怖気づいて「おら怖いから…」
と逃げ出すのが印象的。5歳児としては当然の姿。とはいえ、一般的にしんちゃんは怖いもの知らずの印象があるから、このシーンはかなり驚き。−−その前に繰り広げられた狼男・魔女とトッペマの戦いは、5歳児にとってはあまりに常軌を逸していて、怖かったのだろう。
最終的には、しんちゃんはトッペマに預けられた魔法のトランプにより、魔女たちと対決していく。とらわれた父母と、ひいてはお姫さま・トッペマを助けるために。魔法でアクション仮面・カンタムロボ・ぶりぶりざえもんを呼び寄せて。−−途中からは野原一家の決断力で、対決していく。
最初にトッペマは からくり人形として登場。「ネジが切れたんだ」
としんちゃんがネジを巻く。するとトッペマは魂を取り戻し、自在に動き出す。−−この一連の場面、実に美しかった。淡い緑が素敵。
余談ながら。
本作と他作の決定的な違いは、しんちゃんが堂々と魔法を使ってしまう点だろう。
原恵一氏監督以降は、しんちゃんはあくまでも現実ファクター。非日常《ありそうで なさそうな》ものごとに巻き込まれながら、しんちゃんらが現実ファクターとしての努力によって奇跡を起こす。それが感動的で、子供映画であると同時に大人映画の要素になっている。
(といいながらも、[温泉わくわく]でも[カスカベボーイズ]でも、オーラスはスーパーマンになるか。)
本作にはそういう制限はない。純粋にドタバタとファンタジーの子供映画。
「どっちがいい悪い」
ではなく。作風の違い。
[calender]
シンセベースがむせ返るほどエロっちい。ときには閉めてリズムを刻み、ときには開けてムギュォオオオオオっとフレーズを入れる。それも定型パターンではなく、曲の展開にあわせて自由自在にフレーズを刻む。歌にカウンターを入れることもあれば、純粋にフィルを入れることも。ブーツィー先生もかくや、だ。上手い。
[she is!]と[L'Amant]があるだけで、このアルバムを聞く価値がある。CDに針を落とした瞬間から、ホーンの轟音とシンセベースで心つかまれる。
岡村靖幸亡き今、堅兄だけが頼りなのに、堅兄ももういないのだよな…残念。
公式|マンガ感想1〜2 3〜7 アニメ版感想 前回 ラスト 再読1〜4 再読5〜7+8 9
TV版を見直している。話のつくり・表現は原作マンガのほうが好きだが、差異含めて上手くアレンジしているなーと感心する。
で、思い出したので追記。
マンガは9巻で はじめてイシュヴァール内戦の様子が描かれる。肉体の少佐(アームストロング)の「鋼の少年をあの地獄のような戦場に行かせるというのですか!」
という悲痛な叫びから、回想シーンが始まる。見開きの2p内とはいえ、見事に描かれた悲惨な状況。軍人ゆえの非情な悲しみ。リザ ホークアイ中尉の「銃は好きです、ひとが死ぬ感触が手に残らないから」
という述懐も酷であった。
TV版はもっとハデに行く。15話にて、マルコーの研究成果の《赤い石》が軍事的に使われる。国家錬金術師の技が増幅され、焔をはじめとする各人のひとふりで町が壊滅する。
マンガ版もTV版も、はがれん面白い。
小学館文庫 1995
何度か書いているが、私には“聖域”として、あえて残しているマンガ・音楽・映画などがたくさんある。タイトルがカッコよすぎるもの、前評判がよすぎるものetc。期待が強すぎて、もし味わって自分が楽しめなかったら、後悔しそうなもの。
その1つが、当該の異色短編集のうちの、(1)[ミノタウルスの皿](3)[イヤなイヤなイヤな奴][カンビュセスの籤(くじ)]だ。
ついに観念して読んだ。結果。読まなきゃよかった。悪いところは1つもないが、趣味に合わない。すごく残念。すごく悔しい。
たぶん、文庫で読んだのも敗因の1つだ。読みにくくてしょうがない。単行本サイズ以上で読むべきだった。
気に入った短編はすべて(1)で、[じじぬき](泣いた・怯えた)[自分会議](凍りついた)。次点もやはり(1)から、[ヒョンヒョロ][わが子スーパーマン]。
角川文庫 昭和58年
ショートショート(1〜3p)ではなく、15〜25p程度のショート作品集。
非常に質がいい。基本設定だけでも新鮮なものが多く、かつどんでん返しの気持ちよさが満載。とくに次のものが秀逸。
「騙された」だけだと思って読んでいるのだが、そのうちにあにが真実なのか分からなくなる。物語の作りかた・語り口が上手すぎる。
「それをするとその後が悪くなる」と予感が。その予感は実は…)
「ブルキさんになってみませんか」と言われる。ブルキさんになって以来、見知らぬ人に恩を受けてばかり…)
[calender]
レキソタンをやめたら、予想どおり朝ふたたび起きられるように。ただ、風邪気味なので昼寝する。ずいぶんひさびさだ。
Mr.インクレディブルを見たくて外出するが、電車中に体力的に無理だと気づく。でも、せっかく外出したので、新宿三丁目駅近くを徘徊。
店内BGMが、初期クリムゾンに大仰にシンセを足した感じのプログレ。
バンド名が「アース&ファイヤー」
。ウィンドはどこへ行った?
演奏、パロディなのかと思うくらいにプログレ定型的。女性コーラスが大仰だったり、大胆なフィルが連発されたり、突然サイケソングになったり。いわいるincludingの部分では、kraftwerk的エレクトロプログレで、トランスしてカッコいい。
今日の購入は、2枚ともお得。
淳久堂 新宿三越の7F・8F(個人的にはカタカナのほうが慣れているが、看板も広告も漢字表記だった)
(toy1氏が「この店はいい」
というので、検分に行く。)
Webに「品揃えだけがとりえの愚直な本屋です」
と書いてあるが、その言葉に偽りないどころか、《書店の本懐》を見せてもらった感じ。広く、綺麗で。品揃えよく。
最大の特徴は、棚陳列方法だろう。半分近くが《面挿し》なのだ。すなわち、商品の《表》が見えるように陳列してある(《背》じゃなくて)。当然、商品の魅力が伝わりやすい。客が本に目を留めやすい。
これをやると在庫点数が減るので、ふつうの店はごく一部のプッシュ商品しかやらない。たいていが棚の一番上の列あるいは左端1冊などに限定している。ところが、この新宿淳久堂は、大半が面挿し。こんな書店初めてだ。
(そのかわり、《平積み》が少ない。冷静に考えると、平積み台は上のスペースが無駄になる。結果として、この面挿し大量方式のほうが本をたくさんアピールできるような気がする。)
直感的に。これはいい本屋だ。本棚の木目も美しいし。お店カラーの濃緑も美しい。しかも座れるコーナーもいっぱいある。行ってないが、8Fにはカフェもある。素晴らしい。
(余談だが、いまならジュンク堂会員になると(入会年会費無料)、2000円分のポイントをもらえるそうだ。いいねー。)
文芸だけじゃなくて、マンガもかなり(しかも新刊が)立ち読みできる。 こりゃ素晴らしい。 正直、三省堂(神保)と紀伊国屋本店(新宿)はもういらないと思った。
(紀伊国屋アドホック(マンガ)は必要。サザンは絵本が強い(というか淳久堂はイマイチだった)ので欲しい。啓文堂やあおい書店など小型・中型店は役割が違うので必要。)
でも、後述のとおり体調悪く、20分おきにトイレ。1時間半ほど居たが、7Fの半分しか覗けなかった。残念。
(1月31日追記:もうカード会員募集してなかった。残念。あと、2度目は1度目のような感動はなかった。)
買ってないが、いずれも面白かった。すべて面挿し。
先月くらいから復刻に気が付いていた。170pもの未収録部分が復刻されているという。うーむ。それだけでは買えないなあ。−−帯をみたら、中島梓がたわごとを書いていた。トマトとしてはもう買えない。
中身は名作。手塚のオトナマンガのうち、珍しくエロとナンセンスの多いもの。わたしは、中学生のころに旧単行本(父所有)で読んだ。
主人公は、精子のシッポが二股という特異体質。これに目をつけ、科学者が培養し、男でも女でもない人間が大量生産される。彼らが悪用され、無尽蔵の軍隊が作られ…
んー さすがにあんまり覚えてないな。手塚はまとめて読みたいものだ。
[上を下へのジレッタ]は前半しか読んでないので、復刻されてたら欲しい。[鉄の戦慄](ズルッズルッ)も欲しいな。
下痢といっても、軟便ではない。
ただ、回数が凄く多い。20分に1度。
CD屋でも本屋でも家でも、何度もトイレに行く。
昔医者に言われた。「それは下痢の1形態だから」
。
本屋にはもっと長居したかったんだけど、1時間半で帰ってきた。
いやな話だが、去年の2月3月に仮面鬱病で出た症状の大半が戻ってきた。目のかゆみ・ショボショボ、鼻のつまり、クシャミ、下痢、頭が重くて思考が止まりがち。
[calender]
下痢+頭痛継続中。映画2度目はガクガクブルブル。なにしてんだ>自分。
あまりによくできた映画なので、2回見てきた。
みなさん見事に“演技”であった。
奥さんの美しいことに感動(イラスティガール:elastic:ゴムのように弾力ある)。結婚式での幸福な笑顔と、浮気を心配しての寂しげな表情、子供を思う真剣な表情、怒る表情、笑う表情、すべてに惚れ惚れ。
ヴァイオレットもいい。驚きに目を見開く表情変化が一番好きだ。スーパースーツを見つけたシーンで陰気に「what's going ohhhh-n?」
とつぶやく。これに惚れる。あと、「ママ、飛行機ではごめんなさい」
での目の動きも好き。
Mr.インクレディブルことボブの失職(スーパーヒーローとしての能力を禁じられること)の悲しみ、そして目の前にチャンスがぶらさげられたことの喜び。これも表情よく出ていた。
ミラージュの、最初のあからさまに怪しげな笑顔と、ラストの(命を救われてからの)微妙な表情変化も素敵。よい演技をさせている。
シンドロームの憎たらしい悪役っぷりも素晴らしい。「あのインクレディブルが助けを求めるとはね! “help me! help me!”」
「遅すぎるよ、15年遅すぎた」
「あんたは言ったものな、“助けは要らない、一人でやる”って」
、などなど、いやみったらしさに圧巻。
フロゾン(frozone:アイスマン)、唯一の黒人。サミュエルLジャクソンが当てているのだが、陽気で強くてカッコよくて。たまらんね。ラストでも大活躍だし。中盤での宝石泥棒に間違われるシーンでの「わかってるよ、フリーズだろ」
にはシビレまくり。
名前を忘れたが、球に手足をくっつけた、かの最強メカ。これのプロトタイプ版・完成版ともに動きが気持ちいい。手足が伸縮自在で動きが心地よくて、カメラアイ入力でのAI学習の模様の表現も好き。
特筆。アイマスク。見る前は「これがあると目の表情が死ぬからイヤ」
と書いたが、スクリーンで見たら違った。微妙な黒の濃淡と反射光があり、アイマスクをしていても ちゃんと目に力がある。これはうちの液晶モニタじゃ判別できないことだろう。不当評価でした。
余談だが、保険会社での上司。イッセー尾形そっくりだ。
結婚式は書いたとおり。
奥さんがエドナ(スーパースーツのデザイナー)宅で真実を知るシーン。「どうしたらいいのか分からない」
と泣きじゃくる奥さんに向かって、エドナ怒鳴る。「なにいってんの! あんたは誰? イラスティガールだろう! あんたがやらなきゃ、誰がやるってんだ。」
(セリフはすべてうろ覚え)。かっこいいー(エドナも奥さんも)。
島で子供たちに。
「土曜の朝にヒーローものをやってるでしょ。(ここでダッシュくん嬉しそうな顔)あれとは違うの。(ダッシュくん驚きの顔)現実は、子供だろうと見つけたら見境なく殺してくるわ。一瞬も油断しちゃダメ。」
島にて基地に奥さんが乗り込むシーン。モノレール上の探索機を捕まるのだが、まず「ok, ok ok!」
の単純なセリフに込められた情感に感動。そのあと、伸び縮みジャンプでスパイダーマンのパロディをするのにビックリ(スパイダーポーズまで決める)。
基地潜入後のアクションも、家族終結後のアクションも、どう考えてもイラスティガールは無敵だ。強すぎる。
あ、お気に入りが奥さんばっかりだ。しょうがない、私は彼女に惚れたのだから。
旦那のほうも書いておくと。最初の復活ミッション後、喜んで家族のもとに帰って来て、みなにキスしまくるシーン。これ好きだ。そのあとのトレーニングも。音楽のみセリフなしで進行するのも上手い。
そのトレーニングで腹はだいぶ引っ込んだが、最初のミッション時は筋肉がたるみかけてて腹がはじけてるのが悲哀。わかりやすい笑い処。
(追記2月2日)
謎の指令書が届いたシーン。旦那は、ふわーっとうれしそうな顔で、部屋の壁を見る。その壁一面に、過去の自分の晴れやかな記事の切り抜き写真が貼ってある。セピアにあせたそのポスターに、にぶい光が当たる。いいシーンだ。
余談だが、そこに日本語で「ありがとうインディレディブルさん」
とクレヨン画があったのを見逃さない。
文句なし。細かいところまで行き届いている。森も街もメカも綺麗。
個人的に感心したのは、スーパースーツの質感表現。砂埃を被ったあとはまだしも、濡れた後の独特のヌメリかたも「まさにスーパーヒーローのスーツ!」
と納得してしまうヌメリなのが不思議。
パンフを読んだスジ(先輩2人)によると、今回は髪の毛の表現が技術的な一番のチャレンジだとか。実際、食卓でケンカする兄妹をいさめたあとの奥さんの髪の毛のヨレぐあいを見て、非常に感動した。3人で水没したシーンも圧巻。うわさどおりヴァイオレットは非常にいい。
テーマソング(最後の戦い+スタッフロールで掛かる音楽)が5拍子なのが個人的にツボ。「ファッッラーーシードー|ファッッドーーシーラー」
。007へのオマージュというか。
Monsters,inc.でもそうだったが、ゴージャスなbig band jazzが中心で心地よい。盛り上げるところで強くなり、話の展開でフィルし、必要なくなれば鳴らない。実に抑制の効いた音楽でした。
前半は、トンガリデザイン(キュービックデザイン?)によるthe incredibleたちの活躍にあわせて、重要な地位のスタッフ名がいろんな趣向で並ぶ。たとえば、イラスティガールがサーっと画面を横切ったら、そのあとから名前が浮かび出るとか。敵機械のコンソールが再現され、そこにスタッフ名が浮かびでるとか。こりまくり。
中盤で、簡易レンダリングによる“ダッシュくん森と湖を掛ける”が再現される。わざわざ作ったのか、元データを単純ポリゴンで書き直したのかは私では分からないが、コミカルになっていて楽しい。
後半は、本を見開く形のパースで、すなわち中央が一番奥で左右が手前になる形で、セクションごとにスタッフが流れていく。セクション部分では、凝ったロゴとイラストが付く。
これが左右だけでなく上下にもパースが付けられていて、スクロールしながら角度が変わっていく。しくみはsimpleかもしれないが、視覚的な楽しさは非常に大きい。いつまで見ていても飽きない。
こんな凝ったスタッフロールを見たのは初めて−−といっても、私は映画自体あんまり見ないので、評価はアテにならず。
約1時間半、たゆむことなく次々とイベントが起こり、それが連綿と連なって物語は進む。見事だと思う。
ただしかし。これ、子供が見るには複雑すぎる気がする。 失業、過去への追憶、妻への秘密、子供の恋心、悪の組織の思惑etc、いろんな要素が複数軸で詰まっている。高校生以上なら問題なく飲み込める程度だが、本作は小学生も楽しみに見に来るだろうと思うと、ちょっと心配。
Monsters.inc.も、やはり隙間なく見事なほどにイベントがあった。でも、物語は単純に「ブーが来てしまった、元の世界に返してあげなきゃ」
に始終していて、子供でも分かる。
(そんな話をこのあいだtoy1氏にしたら、応えて曰く「これは大人映画だからいいの」
。そりゃそうかもしれんが、私は気になる。)
あと。つかみがバッチリかといえば、ちょっと違う。真のスタートは結婚式および直後のどんでんがえしの不幸(ネタバレなのであえて秘す)だと思うのだが、そこまでが長すぎる。必要な複線を貼っているのは分かるが、もうちょいとイベントを減らせないものか。
イントロのTVインタビューでのイラスティガール。「男たちだけに任せておけって? そんなのイヤよ!」
的な感情のある表現になっている。でも実際は「I don't think so......」
と悲しげに2回つぶやく。ここはそのまま「そうじゃないと思うわ…」
のほうがよかろうて。
結婚式のシーン。旦那「心配? 僕たちはスーパーヒーローだよ。何も起こらないさ。」
原文は「what's happen to us?」
「いったいなにが起こるって言うんだ(心配いらないよ)」
でないと意味が通じない。あげくにこのセリフ、ラストで戦いに望むとき、奥さんが旦那に言い直すのだ。そのシーンでも「何も起こらないわよ」
になっていた(と思う)。
上記した、フロズンの「分かってるよ、フリーズだろ」
のシーン。翻訳では「“動くな”だろ」
になってる。それではまったく意味を成さない!(いちおうネタバレなのでここまで)
3人が海に落ちたシーン。怯える子供たちに向かって、奥さん「いいからママを信用しなさい!」
。原文は「I respect you. Trust me.」
。訳文のような押さえつけるニュアンスではない。実際、この海からの脱出は、ダッシュ君の能力に負うところが大きい。まさにI respect youなわけで、それを抜かしてはいかんなあと思う。
ヴァイオレットに向かって。力の使いかたを指導するとき。「Don't think. IT is in your blood.」
これが「DNAを信じて」
。そりゃ あまりにも酷い。日本こそ“血のつながり”という感覚が分かる国じゃないのかな。
とまあ、細かいところばかり。−−なお、戸田奈津子ではない。
200人キャパの、そこそこ大きなスクリーン。 平日だけに、40人くらい。 客はカップルが数組いるだけ。スカスカ。 いい席に座れた。
1人、カップルの片割れが、“胸90%丸見えです”っていう 黒の“見せる下着”系の服を来ていた。 新宿たあヘンな街だな。
アレキサンダー。クソだろうとは思っていたが、予想をはるかに上回るショボさ(こういうときは下回るというのか?)。
アメリの作家の新作ロングエンゲージ。アメリみてないが、この半戦争映画半恋愛映画のカメラワークは立派だった。
日本映画で、妖怪大戦争。ひょっとしたら面白いかも。ひょっとしたらすんげえつまらないかも。
ヒノキオはダメだと思う…
雲など白い映像を見るとき、スクリーンの一部が赤・青など原色に染まった。どういう仕組みの誤認識だろう?
bluenote1957/1580
カルテット。ピアノはsonny clark。リラックスしたゆったりのbe-bop。聞きやすい。
[a blowing' session]はけっこうハードなbopなのだが、今作はゆったり。で、気になって前作クレジットを見ると。ドラムがアートブレイキー先生なのは分かっていたが、リーモーガンとジョンコルトレーンも参加しておるのだな。そっちと張り合って、あちらでは元気まんたんプレイなのだろうか。
…いまあっちを聞いている。同じ人の同じ年代の録音とは思えない。あっちは歴史に残るハイテンション作、こっちはただの小作という気がしてきた。悪いアルバムじゃないのだが、ちと格が違う。
あー。単体としては好きなのに。比べたら物足りなくてしょうがない。もったいない聞きかたをしてしまった。
[calender]
1月28日(金曜日)を持ってニイハオが閉店するという情報がtoy1氏から回ってきた。
いつ潰れても不思議はなかったのに、いざその日が来ると 信じられなくて まいります。水餃子。豚腸詰。麻婆豆腐。ピータンおかゆ。台湾ちまき。焼きビーフン。あれが幻と消えるのか…
ぼんやり目を覚ます。ふすまの向こうでTVが光っている。場所は実家。父が帰って来て、TVを見ているのだろう。自分はたぶん小学生くらい。朝5時くらいのことだろう。なつかしきパターン(実際よくあった)。
「とーさん? なにみてるの?」
「NHK野生の証明をやってたから。健太郎も見るか?」
「んー、ビデオ録ってあるんでしょ。あとで見るよ。」
モニタを見ると、野生平原にプレーリードッグ。その眼球映像を直結撮影に成功したそうな。プレーリードッグの見る画像はモノクロだが、赤外線情報も含まれており、熱位置が分かる。それによって生命体の行動を判別する。その模様を人間の目に分かるように加工して放映している。
てなところで目が覚めた。
(注:うちの父は酒場のピアニスト(元)。帰宅するのは週に1度か2度で、朝5時くらい。NHKのこういう番組が大好き。地球進化論だっけ、喜んで見ている。)
好きな逸話|TV歌|TV版公式|映画版公式|マンガ版公式|ソフビ人形|ふぉれんと
13 3分ポッキリ オマケカード|12 夕日のカスカベボーイズ|11 栄光のヤキニクロード|10 アッパレ!戦国大合戦|09 オトナ帝国の逆襲|08 嵐を呼ぶジャングル|07 温泉わくわく大決戦|06 ブタのヒヅメ大作戦|05 暗黒タマタマ大追跡|04 ヘンダーランドの大冒険|03 雲黒斎の野望|02 ブリブリ王国の秘宝|01 アクション仮面vsハイグレ魔王
つかみが素晴らしい。
たった15分でこれだけのシークエンスを詰め込み、しかも無理がない。素敵。
この吹雪丸の立ち振る舞いもセリフまわしも、戦国時代の武将の子としてふさわしき凛としたもので、見ていて実に敬服。[10 アッパレ戦国]を待たなくても、クレしん映画には時代劇があったのだな。
敵も、名前は雲黒斎とふざけているが、声優の低音の魅力でミステリアスにカッコいい。取り巻きの3人(狂剣人・爆弾魔・妖術使い女)ともどもキャラが立っている。
物語はまっすぐに、雲黒斎城への敵討ちへ進む。定期的にイベント(戦ったり、茶屋で休んだり)を交え、見るものをダレさせない。吹雪丸の秘密が少しずつ明かされていくのもカッコいい。剣術のぶつかり合いも、妖術の気味の悪さも、実によくできている。
雲黒斎との決戦前に吹雪丸は倒れ、対決はしんちゃん1人に任される。正体を明かした雲黒斎は、うってかわって高音オカマオネエキャラの、マッドサイエンティスト的キャラに(でもKABA.ちゃん的振り付け師っぽい)。ここから先のゴッタ煮ドタバタ感は娯楽映画の醍醐味だと思う。
吹雪丸関係の不思議もすべて解決し、現代に戻り、めでたしめでたし…
と思いきや、意外などんでん返しが待っている。正直これには驚いた。残り時間を見て、「はたして話は決着つくのか?」
と心配になってしまうほどの大きなどんでん返し。でも、みさえ曰く「だからSFなんて嫌いなのよ!」
ヒロシ曰く「ここまでご都合主義でいいのか?」
な展開で、苦労しつつも決着は付く。すばらしき野原一家の活躍。
よき娯楽映画でございました。日本が誇るクレしん映画、旧作であろうとthe incredibleに負けてない。
(1つ。吹雪丸姉妹とタイムパトロールの子の血縁関係、匂わせておいて、明確にされない。それだけ残念。)
「ファイヤー!」は?
余談だけど、映画ではかすかべ防衛隊は[08 嵐を呼ぶジャングル]まで映画では活躍しないのだな。TV/原作ではもっとはやくから活躍してるのに。当然「ファイヤー!」
もない。本作だって「野原一家ファイヤー!」
していいシーンがいっぱいあるのだが、出てこない。ちょっと寂しい。
[06 ブタのヒヅメ]ではどうだったかなーといまざっと見直したが、出てこない模様。…それはそれとして、ぶりぶりざえもんの勇姿にまた涙してしまった。これも名作。
保護という観念は当時世間にはまったく理解されず、冷たい目を浴びせかけられるならまだいいほうで、非難まであったそうな。それを圧しての保護作業。立派なり。
昼は意図的におもいっきりTVを見るようにしてるんだが、ひさびさに本当にいい話が聞けた。
[ツバサ]のCLAMPは嫌いだが、こっちのひとは好き。スクリーントーンを極力使わず、ベタ黒多様による意図的な雰囲気作りがうまくいっていると思う(灰部分は線たくさん)。
(注:CLAMPは4人のペンネーム)
話は。主人公の少年が怪奇現象に巻き込まれる体質なのを、《魔女》たる侑子が「払ってあげるから、対価が貯まるまでバイトしなさい」
と強引に誘うもの。コミカルでいい。
モロと(あと1人名前思い出せない)の2人が、侑子のセリフ語尾をリピートするのが可愛い。萌え戦略にハメられている。「癇癪持ちっ子だー」
には笑った。はい、わたしも癇癪持ちで、ちょうど癇癪出しながらコレ読みました。
「対価を払う覚悟はあるの?」
「対象が何であれ、誰であれ 何かをスル、もしくはシナイって決めるのは、自分と約束するってことなの。誰も自分の約束を肩代わりはしてくれない」
フツーのマンガとしてフツーに楽しめる。たまに出てくる別のマンガのパロディが、作者自身も楽しんでいるんだなーと分かるので、あざといけれどお気に入り。
徳間Chara1995〜|1巻前半|1巻後半〜2巻|3・4巻|5巻|6・7巻|8・9巻|10巻
目黒まんがランドで偶然発見。これは面白い。丸っこい少女マンガの画風で、ファンタジーもの。1話完結だが、基本的には次の2人を中心に、毎回特別キャラを軸にして話が進む。
ほんわりと気持ちよく読める、新しいお伽噺。アタゴオルのような夢・不条理的なものではなくて、正統派コメディファンタジー。楽しい話も、切ない話も、身分にまつわるちょっと悲しい話も。実にうまい。
いいマンガに出会った。
大混雑。50人以上入っていた。おかげで大将らと積もる話などは無理で、ちょい寂しい。料理の味も乱れがちで、辛過ぎたりしょっぱすぎたり。それも思い出。
9時に中座、11時半に一群に戻る。お母さん・大将と最後には少し話せた。よかった。
追記:最後に、初めて食べた揚げパン(花巻?)が非常においしかった。
久々に暖かい晴天(最近は晴れると寒い)。自宅窓から外を見たらネコがいたので、いてもたてもおられずネコ散歩。で、歩き回るうちに美人サバに遭遇。
今日は最初は倉庫(?)の上にいたんだけど、 わざわざ降りてきてコテンコテンしてマッサージを要求。あられもない。
やがて飽きたのか、シッポを振りながらノビして奥へ去る。
階段に乗って毛づくろい。マッサージしてやりながら撮影。手を止めると不機嫌になるので、撮ってはマッサージ、マッサージしては撮り。
とてとてと高く上がり、上を見つめてジーーーっとする。なにがあるかと思いきや…
驚いたことに、窓の中に彼がいた。
このアパートのこの部屋の住民が、前に美人サバに餌をやっていたのは知っている。が、ネコを飼っているとは知らなかった。わたしは日本ネコ短毛派だが、やはりたまに見る長毛はいいものだ。−−美人サバのライバルでんな。
2匹の緊張の中、交互に撮影。ちょっと休憩。
サバさん数枚。
前にクリスマス飾りをしていた家。 1年中いろんな飾りを置くのだろうか。 だとしたら いいひとだ。
[calender]
今日は鬱屈day。
上野国立博物館[酉特集]へ行きたくて出かけるが、電車に乗るなり鬱が重たくなり、本来なら赤坂見附で乗り換えのところ、そこで引き返してくる。その間。憎悪やら自己嫌悪やら愚念がグルグル廻る。
不思議なことに、方南町に戻ってきたら、直った。ホームグランドの持つ力はすごいのだな。
で、いま(記述中)に冷静に考えれば、電車でデパス飲んでそのまま博物館行けばよかったのかもしれない。
私が今しているのは、《定時に起きる》《できるだけ常に何かする》《出かける》《起きている》というリハビリであり、トピックこそ仕事でないものの、ただ楽しんでいるわけではない。いつも、出かける前に気分鬱屈を振り払い、強い決意をして、重たい気持ちを騙しながら、えっちらおっちら“何か”している。
だからといって、はたから見れば、サボったり遊んだり怠けたりしているのと変わらない。
もっと打たれ強く!
脳内に昔の恨み・つらみがグルグル。
前に私に「あなたのネコ写真はネコが死んでいる」
って
言ってきたひとがいる。
このひとは、こんなことも言った。
「私の知り合いの鬱病患者は、入院して身動きも取れない。 家にいても引きこもっている。 あなたは写真を撮りに外に出られるんだから、 鬱病なんていっても苦しくないだろう。」
これも腹立った。 こちとら苦しいのをガマンして外出てんだし、 日記にいちいち苦しいだのブチブチ書きたくないから 楽しいことだけ書いてんだい!
…と返事したけど、ぜんぜん通じなかった。徒労。
今日は電車で引き返しながら、そんなことを思い出してた。
いつまでも古いことをブチブチを気にしない>自分。それに捕らわれるだけ損だ。 それに、事実として、そのひとの知人よりは 私は症状が軽いのだ。
[calender]
小学館petite comiccs
ブクオフで105円だったので、救出保護。
今回はどちらも表題作しか読んでないが、変わらぬ名作。凄みを感じたければ半神を、タッチやわらかみだけど実は深いものを感じたければイグアナをお勧め。
今日はいっしょに天野こずえ[ARIA]5巻も購入、こちらは350円。1巻も昔かったが、いまだに読んでない。カバーがあまりにも綺麗で、それだけで気に入っている。
読んでないマンガたくさんだ。エマ、竹本泉、PAPUWA…
酉特集は常設展の2階2ブロックのみ。でも、ひさびさに若冲の本物を見られた。嬉しい。そのほか、力強い酉が多くてラッキー。
常設も、今回はかなりよかった。撮影しまくり。ブレてるんで使える写真が少ないが…
15:30に付いたのだが、2Fだけ見ているうちに16:30で「もうすぐ閉館です」
アナウンス。しまった、ひさびさの来訪なので、常設の広さをナメていた。
みやげものは、2chねら証明たる鳥獣戯画をはじめ、若冲・黒田清輝など絵葉書9枚+国芳の金魚ネコ一筆箋。
以下、写真コーナー。まずは かはく のシロナガスクジラ。
垂れ幕は鶴。
拵えも刃紋も、ほれぼれ。それぞれ味を感じたもののみ撮影。
握りの鮫肌がすごくいい。
最後のは寄木の説明セット。このほかにも、版画の重ね塗りの説明キットや、焼き物の多色焼付け工程の説明キットなどがある。さすが博物館。
印籠。埴輪。仏像。蓮台。
焼き物。
屏風絵の鴨。これ誰だったかな… 大作の1部。いろいろ撮影したが、ここしか綺麗にならず。
これが金蒔絵地の巻物。蒔絵とはいわないかもしれんが。
衣類もいろいろ美麗なり。
油絵。黒田清輝!
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入院も知らなかったので、寝耳に水。
ファンではなかったけど、元ナゴムギャルということもあり(リリースもしてる)、サンレコで1pマンガを連載していたこともあり、なんとなく知っていた。そうかオヤジギャルって氏の造語だったのか。
冥福をお祈りいたします。
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