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今回は偽出勤はしない。電車で移動するのみ。
ここまでは成功。
またしてもジュンク堂へ。ここでもマンガ読みまくり。
19時現在、下痢継続中。空腹感なし。21時によやくご飯。太るパターンか?
負荷に慣れていかねば。
自分がアフタヌーン連載のマンガ単行本を楽しみにしていることに気が付き、連載誌も読むことにする。目黒聖地(バックナンバー豊富)にて、去年8月号からバックナンバーを読む。ひとまず11月号まで。
アフタヌーンで既に読んでいるもの。
それ以外に読むようになったもの。
[ああっ女神さま]も初めて読んだ。あまりに趣味に合わない。
サザンアイズのひとの新作(9月号から連載)も読む。タイムパラドクスもの。
過去から娘が「お母さん」(つまり妻)の病気を助けに来るが、自分はまだ高校生、恋の1つもしたことがない…。そうこうするうち、時間警察的な機構も現れ、やっかいな生活が始まる。
プロットは良くできているが、なんかいまいち乗り切れない。
そして、[おおきく振りかぶって]。
amazon|アフタヌーン連載2004年〜
(今月頭くらいから気が付いたのだが、amazon、新しい登録の書籍イメージはクリックで拡大されるのだな。)
もともと話題だったので知っていたが、読んでみたら 主人公の独特のナヨナヨ感にイライラしつつも共感する。新宿ジュンク堂で単行本がすべて「オススメ」
として立ち読み公開されていたので、そちらでもすべて確認する。
主人公のピッチャーは、高校1年。あたらしい高校で、新規にできた公式野球部に入る。 このピッチャーくん、自分に自信がなく、どもりで発言も苦手で、引っ込み思案。なぜかと紐解くと、中学の理事長が自分の祖父で、その
「えこひいき」で中学時代は部活のエースピッチャーをやっている…と同級生らにイジメ抜かれたためであった。実際の彼は、球速は遅いものの、正確無比のコントロールを誇る。練習量・努力量は桁外れ。
「えこひいき」は誹謗であった。サブ主人公のキャッチャーくんは、
「自分を信じて投げれば、お前は最高のピッチャーになれる」と励まし、投球を組み立てる。このキャッチャーくんにもトラウマがあった。中学時代に組んでいたピッチャーは圧倒的に実力があるが、キャッチャーからのサインは頑として拒否し、なおかつ1試合80球しか投げない。
「プロに行く前に故障したらどうする」が彼の言い分。キャッチャーくんはいいようのない怒りを感じながら過ごしていた。キャッチャーくんにしてみたら、自分の言うことを聞いてくれるうえに、正確無比なピッチャーを得た。ピッチャーくんにしてみたら、初めて自分を認めてくれて、引っ込み思案の自分を引っ張ってくれるキャッチャーを得た。はじめての相棒。
そんな2人の新生バッテリー。重ねるうちに互いへの信頼や尊敬が増してきて、ついに心の通じ合う《真のバッテリー》になる…かな、もうちょっとで。(まだそこまで話が進んでいない。合宿1回+練習試合1回のみ。)
そのほかにも、監督が美人巨乳のスコポンさんで自分のバイト費をあててチーム育てを楽しんでいるとか、顧問先生が理論家でいろんなウンチクを語りながらも的確に育てるとか、ほかのチームメイトにもいろいろ個性があるのがいるが、このへんは略。
正直なところ、視点が新しいわけでも読んでいて最高に爽快というわけでもない。なのに、不思議と気になってしまうマンガ。コンプレックスは誰にでもあるものだから…かな。
作者個人|amazon エンターブレイン2003年|エマ1巻感想
新宿ジュンク堂で立ち読みさせてもらう。
エマ1巻の後に出版されているが、公式Webによると同人誌を含んだ初期作品集とのこと。シャーリー関係4話、別のメイドさんの話が2つ。
シャーリーは13歳、黒髪おかっぱ。やっと見つけた勤務先で、黒のふわふわスカートのメイド服をもらい、嬉しくて個室で1人くるくる回って笑顔になってみせる… てなもので、エマより数段《作者の趣味》が強調されている。
話は同人だからといってヘンなヨレかたはせず、エマ同様 悪くない。でもエマほどドラマチックじゃないし、絵もまだ弱いし(あとがきで作者自身非常に恥ずかしがっている:「ペン先変えることも知らずに1本で書いてました」
だそうな)、買うことはないと判断。
でも好きよ。
[calender]
にゃーにゃーにゃー、ネコの日。ひさびさの晴天。撮影日和。午前と午後にそれぞれ撮影。午前はExilim、午後は*istD。
充電池を2セット使っている。パナソニックとソニー。片方は予備として持ち歩く。
ソニーのほうが、自然放電(時間経過による放電)が激しすぎる。パナソは1ヶ月放置していても80%は使えるのに、ソニーは1週間たつと20%くらいしか残っていない。
で、今日はソニーを予備電池として持ち歩いていた。パナは数日前から連続使用なので、今日は20分くらいで切れた。で、ソニーに入れ替えたら…1分しか持たなかった。予備にならない!
ある程度の自然放電はしょうがないとはいえ、極端すぎる…
[calender]
10時〜16時半にかけて、方南町ブクオフ→阿佐ヶ谷ブクオフ+古本屋→メシ→まんだらけ→ブロードウェイCD屋→新中野ブックオフコース。
カルバニアはレーベルの都合でボーイズラブの棚にあると判明。
(小計 2860円)
今月はマンガ購入もマンガ喫茶もすごい出費。充実。
ブロードウェイのフジヤエービックrecomints。充実していて、安くて、手が出て困る。ナゴムコーナーやYBO2コーナーがあるのには涙もの。もっとも空だったが。
(小計3940円)
Zappaが揃って安かった。かなり魅惑的。でも再度集めだすと数万かかる。稼ぐようになるまで自粛。
そもそも朝おきられない。30分遅刻。
そして、歩いていても電車でも、異様に疲労を感じる。眠いのかと思ったが、目を閉じても眠気はこない。疲労蓄積だと判断。ひさびさにユンケル粉末を飲む。かなり楽になる。でも16時ごろ切れた。ボロボロになる。
胃腸がおかしい。下痢はしてないが、脱水症状がある。ひさびさにミネラルウォーター軟水を買う。飲む。かなり楽になる。−−この対処法を昔に教えてくれたhさんの知恵に感謝。
今日は早く寝よう。
[calender]
今日は午前は日が照っていたが、午後は曇りで気温も8度、風も強く、非常に寒かった。かるーく雨もポツポツしてくる。散歩していて凍える思い。
夕方に訳もにく軽めだが長めの動悸。案の定、20時には立派な雨。
昼は友人からメール。夕は親から電話。ありがたいものだ。みなさまのおかげで生きていられます。
不肖息子は31歳になりました。
原宿の東郷神社に寄ったので、家族安寧のお参りをする。そのほか、いろんな思い出のひとの幸福を祈る。
ケーキの代わりに、下記の散歩途中でフレンチトースト(チョコソースと生クリーム添え)を食べる。たいして美味しくなかったのが残念。それに、ほんとはホットケーキがよかった。ま、それは思い出に取っておく。
ちゃんと朝移動リハビリ継続中。午前に目黒聖地。
午後は原宿ブクオフで3時間、非常に大きな店舗で、少女マンガおよび小説が特に充実していた。が、カルバニアはなし。その後喫茶を経て代々木ブクオフ。代々木は小さくて、なんにもなかった。
しかし、原宿という街、平日の昼間からなぜこんなに子供がいるのか。竹下通りはなぜ黒人の客引きが多いのか。
連載分、11月〜1月号。ちょうど3巻の続き。
誕生パーティーの逸話、とても良かった。
主人公(三橋=ピッチャーくん)が、誕生日だと言い出せないまま、勉強会のため家にチームメイト10人を呼ぶ。お母さんがポロリと誕生日だとこぼしてしまう。チームメイトは三橋の性格を分かっているので、彼からは言い出せないことをもう飲み込んでいる。そこで1人が
「じゃあ、お祝いの唄を歌おう!」とハッピーバースディを歌う。みなでケーキ+ケンタ+お寿司。いまは5月なのだが、4月生まれも2人いた。三橋の提案で、その2人の分も誕生日を祝うことに。みなで2度目3度目のハッピーバースディ。
お母さんのセリフとシンクロして、「息子はいま、こんないい子たちに囲まれて野球をしているのね」
と感動。
そのあと、キャッチャーくんの提案で、庭にて三橋の9分割投球練習の実際を見ることになる。努力のヒト。それをみて、キャッチャーくんは思う。
“友達になるわけじゃない、俺が俺の野球をやれちゃあいい”…なんてつまんないこと、どうして思ってたんだろう。
こいつの努力、全部活かしてやりたい。
青春だ。いいなあ。
そのあとのトーナメント抽選会のドキドキかげんもよかった。ちょっと時期的な展開が早すぎる気がするが(まだ5月:練習試合1つしかしてない)、実際の甲子園抽選もそれくらい早いのだろうか。
アフタヌーン連載|1〜3感想|3巻キャッチ+ツールドロマンス|マラソン+生徒会長立候補+昔の友達|映画と感受性|4巻|デート|文通|みんなで|結婚式シーン|最終話|作者個人公式
で、読んだ各回の感想。ちょうど3巻の続き。11月号〜1月号。
星野くんがくじけそうになるのをはじめて見た。表情が切ない。
マラソンは苦しい。でも、ネギちゃんの声援で立ち直る。まだ113位だけど、「去年より根岸さんに近づけた」と、一歩一歩充実をかみ締める。
いいはなしだ。
オチが秀逸。
星野くんが、「クラスから1人選ばないといけないから、やってみない?」と生徒会長に立候補させられる。ネギちゃんが応援演説をすることになるのだが、うまくよいところをまとめられない。ぶっつけ本番でいったら、つい“やらかして”しまう。
読んで楽しむひとのために、オチは秘す。
軽い新機軸。
ネギの中学時代の吹奏楽仲間が、ネギに告白しにやってくる。仲間もネギも星野自身も
「星野が彼氏だから」と断るが、昔仲間の彼は「じゃあ、せめて演奏会だけでも見に来てよ」とチケットを渡す。当日。3人でお茶をすることになる。2人は思い出話に花が咲く。星野1人、強い違和感を覚える。重い気持ち。星野、静かに立ち上がる。
(ここで4段ブチヌキの大きな半ページコマで、星野の後姿を書く。)
「すいません、耐えられません。」星野、そのままこの場を去る。
“嫉妬する星野”を初めて見た。でも星野は決して激さず、あくまでも静かだった。
あまりの切なさに、泣いた。自分がこの立場になったら、どういうことをするだろう。昔のことだと笑っていられるだろうか。嫉妬に苦しみながらも、その場で笑っているだろうか。
物語は、このあとネギがすぐ追いかけるが、星野はただ黙って歩く。そして突然「ごはんを食べていきましょう」
とラーメン屋に入る。
星野「自分が情けない、もっとおおらかに皆のことを信じて、うまくやっていきたい。でも自分はこんなに嫉妬してしまって、冷静な判断ができなくて、そんな自分がとても嫌いです。」
根岸「なにをいうの、星野君は立派だよ。私が気が回らなくて ごめんなさい。私は嫉妬してもらって 嬉しかったよ」
繰り返す。彼らが10年後も20年後も幸福でありますように。
エロSPAMで、
壊れかけのレディー! Oh!
というタイトルのが来ます。こんなに笑えるのは初めて。
[僕の時計][MYSELF 風になりたい][さようならの水彩画][風のエオリア][最後の言い訳][恋人][Rainy Bule][輝きながら][壊れかけのラジオ]が名作です。
余裕がないので、音楽の深いところには突っ込み記述入れません。
氏はモヤモヤ病という、病名からは冗談かと思う難病にかかったわけですが、無事に回復して音楽活動再開できてよかったと思いますです。
(脳のレントゲンを撮っても像が結像せずボヤけてモヤモヤするという病気。けして気分がモヤモヤするわけではない。けっこうシャレにならない病気。)
[calender]
五反田ブクオフは「都内最大級」
という触れ込みだが、昨日の原宿のほうがでかいし品揃えもよい。
渋谷まんだらけは、中野より整理されててモノが探しやすいし、品揃えも充実。でも値段設定が高い。コスプレ・同人・ボーイズラブ・ショタは中野より充実。土地柄がこういう差を生むのか。−−あまりに整理されているので、長居しなくても目的の品のある/なしが分かる。30分しかいなかった。
今日の救出品:
合計997円。
ポイント2倍セール。ひさびさにバッハを3枚+eargle eye cherryを買う。
家で聴くと、バッハは全部外したかもしれぬ…5500円がパー。
新宿では武満徹が2枚も試聴機に。楽しめた(買わないけど)。比べると、渋谷の試聴機は軟弱で使い物にならぬ。でも、CD在庫は渋谷のほうが少し豊富。
ウルフルズ【9】を試聴。[歌](曲名)がすごくよかった。
クイケンla petite bandeが1年くらい静かだと思っていたが、ようやく新作が出た。ロ短の新録音。そりゃ時間かかるわな。でもミサ曲と受難曲は私は聴けないので…パス。
秋田書店 少年チャンピオン|7&Y
昨日原宿ブクオフで2時間近くかけて。15巻〜30巻をざざざっと読む。
何度読んでも、15〜18巻のヒメ登場逸話のテンションはたまらない。1〜8巻くらいのヘタレマンガと同じマンガとは思えない。
高村らの悪行が祥にバレ、問い詰められるシーン。何を言われても、高村は「愛してる」
としか答えない。この苦悩と緊迫感。
天野・遊佐も、祥にバレたことを知る。高村はずっと放心。
天野「どうして騙せなかったの?」
高村「ああ、そういう方法もあったっけな」
遊佐「これからどうしたい」
天野「その女(ヒメ)を殺してやりたいわ」
高村、感情もなく「ああ、そうだな…もうそれくらいしかやることが残ってねえな…」
この後も、伊沢との別れ→ガイズとの総対決→伊沢との再会
で一山超えたと思ったら、「許されるまで傷ついてみろ」
の名言…天野の悪知恵によるアキラの犠牲→祥にヒメにまつわる真実が伝わる
など、事件があとを立たない。
ヒメ編が終わった後も、
「暇つぶし」行動、祥に明かされる《先生との事件》、そのあとの失踪、そして死…
「100万人に1人がもうひとり」の関係、《先生》と遊佐の再会、《先生》のヤコブ病(狂牛病)…
よくこれだけネタをぶち込めるものだ。
このマンガ、絵柄も特殊だし、話の持って行きかたや価値観がかなり特殊だし、正直ひとにあまり薦められない。ブクオフで105円で買えるから、15巻から伊沢再会まで買っておいてもいいかな。半端だな。
でも、こんなに面白いマンガはめったいに出会えない。
前にも書いた気がするけど、未来の天気予報だけじゃなくて、せめて過去1週間くらいの天気結果を気象庁はまとめてくれないだろうか。天気の傾向と対策ってもんがあるわけだし。 昨日と比べて明日がどれくらい寒いのか/暑いのかを知りたい。
探してみた。なくはない。
でも、過去と現在はつながらない。未来も別。クロスで便利なのは…やっぱYahoo!だろうな。
[calender]
リリースから1年半も気づかなかった。そもそも何年ぶりなんだろうか。
音楽は傑作そろい。サウンドプロダクト・アレンジの質のよさがすごい。楽曲は例によってフォーキーからsimpleなロックまでなのだが、味付けの素晴らしさで幅広い名演奏が詰まっている。たとえば、ギミックを1つ書くと…
アレンジャーの妙。
2小節ループの使いかたが上手かったり、同一メロをオクターブ変更・コーラス変更・演奏変更のみで展開させていく見せかたなど、往年のPrinceを彷彿とさせる技まで駆使してくれる。ツボ押さえまくり。
ところが。《この1曲が目玉》というのがない。たとえば1stなら[fallin' in love again]、2ndなら1曲目の[been here once before]でいきなりハートをつかまれた。そういうのがない。本作は全体にレベルが拮抗していて高いのだが、それを12曲(日本版だと+2曲)聴かされると印象がボヤけてしまう。それが残念−−贅沢な苦言。
すごくいいアルバムなのに。知名度もなし。ファンである私ですら1年半気づかなかった。プロモート費かけてもらえているのだろうか。埋もれちゃうアルバムなのだろうか。世の中的にはデビュー曲[save tonight]だけのひとなのだろうか。残念だ。
感想2005/05/25|行進・体操の進化|ピタ・ゴラの唄|10本アニメ|最近2005/08/26|1本でできること|今日のロボット
【ものが震えて音が出る】の巻にて。
「おもちゃのギターが壊れちゃった」
と、ピタとゴラが辞書おじさんの助けを求めにやってくる。見ると、弦が切れている。
すると、スーの登場。「弦を持ってきたデスー」
。
あまりにタイミングの良いスーの登場に、 辞書おじさんが神妙な顔でつぶやく。
「いつもながら、早耳じゃな」
このつぶやき具合に、個人的に爆笑。
[calender]
ブックオフ新宿靖国通り店→ジュンク堂。今日はカルバニア9を350円とちと高いが購入。
双葉社2004|受賞
朝日新聞書評やら「このマンガを読め!」
系の各地で話題になっている本。薄くて800円。
ジュンク堂で立ち読みできるので、読む。
(この本は[夕凪の街][桜の国1および2]の3つ(というか2つ?)の短編集で、私が言及しているのは[夕凪の街]です。)
「ヒロシマの話」
とカタカナで書かれた時点で、気が付けばよかった。
カバーと 絵のタッチから ほのぼの日常モノだと思い込んでいたので、
格差にものすごいショックを受けた。
物語:原爆投下10年後の広島での、1人のOLの話。彼女はいまは何気ない日常を送っているように見えるが…
繊細に練り上げられた構成のお話なので、これ以上のあらすじは書かない。たった35ppだが、ほんとに練りこまれた構造で、ヘタに部分引用しても雰囲気を壊すだけ。でも一篇だけ引用。
なにぶんこの街は変だ。
誰もあのことに触れようとしない。
実際、何も分かっていないのだ。分かっていることは、わたしたちが“死ねばいい”と
誰かが思ったということ。思われたのに、まだ生きている。
立ち読みだったのだが、鼻水啜り上げて泣いてしまった。
感動で泣くことはよくあれども、悲しくて泣いたのは久しぶり。
最初の「靴が磨り減るから」
エピソードも、こんなふうに巡りめぐってくるとは…
辛いけど、とても心動かされました。
いいものにはお代を払う主義なんですが、 ここまで悲しい話が自分の本棚にあるのがちょっとイヤだったので、 同作者の新作[こっこさん]を購入。これも立ち読み解禁されていたので、 中身は確認済み。
(実は私は[桜の国]のほうは 面白いけど並の話として受け取っています。なので実質35pに800円は高いなあと躊躇してしまうのです。)
(貧乏はイヤですね。あ、ちがう、貧乏はいいけど、貧乏臭いのがイヤなのだ。(C)神林長平)
宙出版2005|amazon
小学生のやよいちゃんと、ニワトリのこっこさんの、 ドタバタとした楽しい日常のお話。かわいい。 スクリーントーンをほとんど使わず、ベタ塗りとアミカケで丁寧に書かれている。 ドタバタタッチで心温まる。
画像引用。(1)カバー。(2)「飼いたい」
と申し出るシーン。(3)脈絡なく襲われるシーン。ニワトリだから、ほんとにわけもなにもなく暴れて、それが面白い。
お気に入り:
「というわけで こっこさん、まずは身なりを整えましょう」とお風呂に入れるシーン。自分から好き好んでタライに入るのがかわいい。
「翌朝…」脈絡なくこっこさんに襲われるやよいちゃんのシーン(画像引用)。これがベスト。
いま画像を見て気が付いた。やよいちゃんの胸に鈴が。これ、真ん中へんのエピソードで、こっこさんが土を掘り返してやよいちゃんに渡したものではないか。やよいちゃん、大事に身に着けてるんだ。ちょっと感動。
(エピソードの中で、こっこさんがやよいちゃんの後を追って学校まで来てしまうものがある。これを読んで、出勤する私に追ってニャーッちがどこまでも歩いてこようとしたのを思い出し、胸が詰まった。)
ポップコミック。けっこう印象的な目の表情を描く。カワイくてイジワルで、なかなかよかったが、1300円なので買わず。
魔女の話と、学級委員のルーシーちゃん(名前うろ覚え)の逸話2編と、ベジミート(vegitable meat)の逸話2編がお気に入り。
僕はパプワくんがいちばん好きだから、パプワくんがいちばん大切な島に行って欲しい。
そのためだったら 僕はなんだってガマンできるよ…
きゃあ。またセリフを再利用された。うますぎる。
その後、まさかの真・心戦組の登場。一波乱。山南コースケと近藤らとの対立の史実をこういうふうにキャラに反映させてくるとは…ちょいと感心。でもシリアスにしすぎずに、山南をマジック(シンタロー・コタローの父)の熱烈信奉者にするあたりが、さすが柴田氏。−−また、ずーっと役に立ってなかった沖田ソージを、こういう役回りで活かしてくるとは。これも感心。
6巻1話目のぬいぐるみの逸話、美しすぎて泣いた。卑怯だ。コタローが置いていった(忘れていった)ぬいぐるみに、子供のぬいぐるみをパプワくんがプレゼントして曰く。
今日からふたりは いつでもいっしょだぞー。
コタローはもう 泣いてばかりじゃない強いやつになったんだ。だから君はこの子を守ってくれ。
今までずっと コタローの傍にいてくれて ありがとな。
それはそれとして。悪乗りとも思える青玉異次元移動はいつまで続くのだろう。
PAPUWAでは随所でいろんなマンガのパロディが出てくる。逐一記述するのがバカらしいくらい、頻繁に出てくる。いままでのところのベストは、3巻か4巻でのウマ子・コージの「美しさは罪ー!」
。個人的にこの唄大好きなもので。
6巻はそれを超えた。山南がキバヤシになって「そうかー! わきゃったぞっ」
っとノストラダムスの予言書を取り出す。これよく許可出たなあ…
安野モヨコ[監督不行届]を少し立ち読み。ダンナの庵野氏とのオタ夫婦っぷりをレポートするもの。
そのなかで、この唄が歌われる。
かーみさま おーさぼり ばーかりで 困りますぅ
かーみさま おーねがい おーしごと して! して!
私が幼少のころ見た神話ベースのコミカルアニメのエンディングテーマだ。ちゃんと作品名書いてあったのだが、メモるの忘れた。ググっても出てこない。残念。
これなんだっけ?
某所でYOUさんがすぐ教えてくれた。【おちゃめ神物語コロコロポロン】で、なんと吾妻ひでお先生原作。すげー。
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